モヤシ・カイワレづくりのポイント

モヤシ・かいわれダイコンづくりのポイント

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いつでも栽培できます





播種時期
収穫時期



























品種と性質
モヤシは適当な温度と水分と空気があって、光を遮ってやれば1年中作ることができます。原料は一般的には緑豆などが使われます。カイワレ大根も同様で、原料に大根の種子を使います。

準備するもの
容器として、ビンや鉢、プラスチックの箱を使います。
容器の下に敷くマットに、ウレタンマットや脱脂綿、スポンジなどを使います。
原料に使う種子(豆、大根など)

種まき

まず種子を水洗いして、ゴミや汚れを洗い落とし、水に浮く不良種子を取り除きます。洗った種子を水に浸して、水を吸わせます。
十分に水を含ませたマットを容器に敷き、そこに水を吸わせた種子を播きます。
もやしの種子は重なってもいいが、カイワレダイコンのように茎を伸ばすものは一層にぎっしりと並べます。

管理
容器に入れたら暗い所に置きます。黒い布をかぶせたり箱や戸棚に入れるのもいいでしょう。
モヤシはずっと暗いところで育てます。
カイワレダイコンは5~6cm伸びたところで光に当てて緑化します。
急に強い光を当てると日焼けをおこすので、最初は新聞紙などを被せて徐々に光に慣らしてください 。
温度は20~25℃が適温です。

すすぎ

水分の補給と腐るのを防ぐために、通常朝夕2回すすぎます。水を入れて数回軽くゆすいでから、水 を切ります。発芽するまでは種子がこぼれないように気を付けてください。

収穫
マメ類(モヤシ)の多くはそのままで食べられます。しかし、大きくなりすぎると硬くなるので柔ら かいうちに収穫してください。
カイワレダイコンは株際で切ります。
 

食べ方

(1)栄養
カイワレ大根はビタミンCが多く、カルシウム、ビタミンAも含まれています。
食べ方としては、サラダ、手巻き寿司など生で食べるのが主流ですが、炒め物やおひたしなど、火を通してもおいしく食べることができます。
モヤシは、ビタミンC、B1、B2、カルシウム、タンパク質などが含まれており、栄養を逃がさないようにすばやく料理するのがコツです。
(2)料理「モヤシと鶏肉のゴマ酢和え」
1、材料(4人分)
モヤシ200g、鶏肉100g、炒りゴマ大さじ1.5、シソの葉3枚、酢大さじ3、
砂糖小さじ2、塩小さじ1/2、醤油少々
2、つくり方
・モヤシはさっと湯がいて水を切る。
・鶏肉は蒸し煮して冷まし、細かくほぐす。
・ゴマをすり、酢、砂糖、塩、醤油を加え、モヤシ、鶏肉を入れて和える。
・器に盛り、千切りしたシソをのせて食べる。ゴマ酢は好みでカラシ酢でもよい。

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