奈良県立登美学園の概要

 奈良県立登美学園(ならけんりつとみがくえん)は児童福祉法第42条に基づく「福祉型障害児入所施設」です。同条では、「知的障害がある児童を主に入所させて、保護し、日常生活の指導を行い、生活に必要な知識や技能を育てるよう支援すること」が施設の目的と規定されています。


 1.奈良県立登美学園の理念



 児童一人ひとりの個性を尊重し、それぞれの豊かな生活を実現することを期して、創立30周年を迎えた平成6年に、奈良県立登美学園の施設理念を定めました。

<施設の基本理念> 

 登美学園は、ノーマライゼーションの理念に基づき、

 (1)一人ひとりの人権を尊重します。

 (2)一人ひとりの発達への働きかけをします。

 (3)地域社会に開かれた施設として歩みます。



2.倫理綱領


 創立50周年を迎えるにあたって、平成25年3月に奈良県立登美学園職員の倫理綱領を定めました。

<職員の倫理綱領>

 すべての児童は人間としての尊厳が守られ、愛情と理解のある環境のもとで「育ち」が支援されなければなりません。そして、子どもたちが豊かな人間性と思いやりの心を育み成長できるよう支援することが私たちの責務です。そのために、私たちはゆるぎない倫理観をもって、専門性の向上に努め、支援者としての使命や役割を果たします。
 ここに倫理綱領を定め、私たちの規範とします。

(1)尊厳と権利擁護
 私たちは、子ども一人ひとりの生命を守り、かけがえのない存在として大切にし、その権利を擁護します。

(2)尊重と支援
 私たちは、子どもの主体性を尊重するとともに、成長や発達における課題や真のニーズを捉  え、その解決に向けて全力で取り組みます。

(3)専門性と協働
 私たちは、専門的役割を自覚するとともに、家族や地域などの立場を越えて協働し、子どもたちへの支援に取り 組みます。



3.施設の設置者、所在地、規模等



 設置者  奈良県
 所在地  奈良市菅野台2番地43号
      電話番号  0742-45-0691
      FAX番号 0742-45-0692
      
 入所定員 65人
 敷地面積 12,693平方メートル
 床延面積  2,758平方メートル

 

 


4.入所定員の内訳と職員 


 

 児童は、障害の程度や年齢等によって、3つの寮に分かれて生活しています。
 各寮には、11~12名の保育士、児童指導員が配置され、児童を指導・支援しています。
 管理・事務部門には、看護師、心理指導担当職員、栄養士、運転手や嘱託の医師等の職員がいます。

 

名称

大和寮
(中軽度)

太平寮
(重度年長)

若葉寮
(重度年少)

 

定員

25人

20人

20人


 

5.入所児童が通学する主な学校等

 奈良県立奈良西養護学校(小学部・中学部・高等部) スクールバス利用
 奈良県立奈良東養護学校(高等養護部・高等部)   スクールバス利用
 奈良県立高等養護学校
 奈良市立富雄南中学校
 奈良市立富雄南小学校
 奈良市立富雄南こども園

 
 


6.在宅支援
 

 夜間を含めた短期間、施設での生活を支援する「短期入所」と、1日のうち数時間程度の施設利用の支援である「日中一時支援」を行っています。