開館40周年記念名品展

上村松園、富本憲吉、田中一光…美の世界~近現代美術の100年~

2014年1月25日(土)~3月9日(日)

  このたび奈良県立美術館では、「開館40周年記念名品展 上村松園、富本憲吉、田中一光・・・美の世界~近現代美術の100年~」を開催いたします。開館以来40年にわたり収集されてきた館蔵品約4,150件の中から、近現代の日本画、洋画、彫刻、工芸・デザインなど各分野の名品約130点を展示し、近現代美術100年の歩みを振り返ります。
 展覧会は5章からなり、第Ⅰ章では日本の伝統美を象徴するものとして近代以降模索と創造が繰り返されてきた日本画の変遷をたどり、第Ⅱ章では日本人の美意識に大きな影響を及ぼしてきた西洋との出会いを洋画の受容と展開を通して概観します。第Ⅲ章とⅣ章では、戦後の社会変化の中で、美のあり方を問い直し、既存の価値観や枠組みにとらわれない活動を展開した画家たちの作品や、多様化する今日の美の様相を奈良ゆかりの作家たちの作品によってご紹介いたします。そして最終章では、日本古来の技と美を受け継ぐ日本美術の精華ともいうべき工芸・デザインの名品をご覧頂きます。
 本展を通じて、多種多彩な美の世界をご覧頂くとともに、「美とは何か」、その本質に改めて触れる機会となれば幸いです。 

 


展示構成と主な出品作品: 
Ⅰ 伝統の美~日本画の誕生~
上村松園《春宵》 平山郁夫《長安の残輝》 徳岡神泉《鯉図》
Ⅱ 西洋の美~洋画の受容~
久米桂一郎《清水秋景図(山径晩暉)》 普門暁《鹿・青春・光り・交叉》 桂ゆき《大きな木》
Ⅲ 美の変貌~絵画の展開~
白髪一雄《十界の内、天・人間界》  
Ⅳ 多様化する美~現代美術の諸相~
田中敦子《作品》 絹谷幸二《チェスキーニ氏の肖像》 柳原義達《風の中の鴉》
Ⅴ 美の真髄~工芸・デザインの精華~
富本憲吉《磁器 赤地金銀彩羊歯模様 蓋付飾壺》 北村昭斎《玳瑁螺鈿花形盤》
田中一光《蒸発のピラミッド》 


主催:奈良県立美術館
後援:NHK奈良放送局 奈良テレビ放送 奈良新聞社

【関連事業】
◎同時開催 「ポスターで振り返る 奈良県美の40年」
過去40年間に開催された展覧会のポスターを展示し、奈良県立美術館の歩みを振り返ります。 
会場:当館1F ギャラリーにて ※観覧無料

○ミュージアム・コンサート 3月2日(日)
演奏:toi toi toi (トイ・トイ・トイ)(ヴァイオリン、ピアノ、フルート)
○ミュージアム・トーク
毎週土曜日(1月25日、2月1、8、15、22、3月1、8日)
講師:当館学芸員
○ボランティアによる展示解説
日時:毎週木・日曜日