「もったいない」で奈良をキレイにする人たち

 

不用になったガラスや陶磁器でできた食器はどうしていますか?
燃えないゴミの日に出すか、なかなか捨てられずにたまっていたりしていませんか??

生駒市内で、ある団体が月に3回、公共施設やスーパーでイベントを開催し、ご家庭で不用になった食器の回収したり、回収した食器を再利用やリサイクルに取り組んでいます。

今回のせんとくんマガジンでは、その活動をおこなっている団体を詳しくご紹介します(^^)



生駒市で大人気の催し!「もったいない食器市」

北コミュニティセンターISTA(イスタ)はばたき

2016年5月19日(木曜日)、生駒市上町の「北コミュニティセンターISTA(イスタ)はばたき」で、陶磁器製・ガラス製食器の再利用とリサイクルのためのイベント「もったいない食器市」がおこなわれました。


会場の様子



このイベントは、地域のママ友が集まってできた、NPO法人「関西ワンディッシュエイド協会」のみなさんが開催されています。
一体どのようにして食器の回収や再利用、リサイクルに取り組んでいるのでしょうか??




関西ワンディッシュエイド協会 副理事長 中井早苗さんにお話をお聴きしました。

関西ワンディッシュエイド協会 副理事長 中井早苗さん

いろんな食器がならんでいますね!可愛いものもありますし。1つあたりだいたいおいくらなんですか?
中井:無料です!
ここにある食器は全部無料なんです。


え、無料なんですか? 
中井:不用になって持ち込まれた食器を必要な人にもらっていただいています。
それが「もったいない食器市」です。




「もったいない食器市」の仕組み

持ち込まれた食器の検品作業

このように、不用になった食器を持ち込まれると、その食器を「関西ワンディッシュエイド協会」の会員が割れていないかなど素早く検品します。


重さを量る作業

再利用される食器

市場に並べる作業

市場に並べる作業

市場に並ぶ食器

市場に並ぶ食器

市場に並ぶ食器

検品に合格したものが、このように随時市場に並び、それを必要な人が持ち帰って再利用されます。
また、割れたり欠けたりしている食器は、再生工場に送り、スイーツショップなどで使われる陶磁器の菓子容器に再生されたり、グレーチングなどの建築資材にリサイクルされます。 



岐阜県土岐市再生工場の作業の様子





スイーツショップなどで使われる陶磁器の菓子容器


グレーチング写真(提供:藤野興業株式会社)

グレーチング写真


中井さん、この活動はどうやって始まったんですか??
中井:理事長の樽井が食べ歩きの仕事をしていたんです。
その時に陶器でできたプリンカップが使われた後どうなるんだろう?って思っていろいろ調べていると、ゴミとして埋め立てられていることがわかったんですね。

樽井が「もったいないなぁ、何かできないかなぁ」と熱い思いを持っていて…それを毎日聞いてたので「それなら一緒に活動を始めようか」ということで始めたんです。
最初はママ友3人と、ご近所の仲間2名しかいませんでした。



月3回開催されているとのことですが、開催日と場所を教えていただけますか?

中井:第1木曜日に南コミュニティセンター、毎月10日にディアーズコープいこま、第3木曜日にこの北コミュニティーセンターISTA(イスタ)はばたきで開催しています。
開催時間は、いずれも午前10時から午後1時です。

持ち込みをされる方は、生駒市民に限ります。また、持ち込み時間は午後0時30分までにお願いします。
南コミュニティセンター・北コミュニティセンターが、休館日のときは、「もったいない食器市」は開催しません。

生駒市以外の開催場所について詳しくは協会のホームページをご覧ください。
http://www.kansai-onedish.net/mottainai/


 

「もったいない」という気持ちが原点なんですね。食器が無料だと、活動する費用などはどうされているんですか?
中井:活動当初は会員の自費と、「もったいない食器市」でいただいた募金を主な活動費にしていました。

募金箱
 
中井:今では生駒市役所が協力してくれるようになって、協働事業としてに活動をおこなっています。
あと、10年の活動を紹介する記念行事を昨年に開催したんですけど、その行事は奈良県庁の「奈良県地域貢献活動助成事業」という制度があったので、応募したところ支援していただけましたね。

 


奈良県地域貢献活動助成事業とは…

NPOなどと市町村が連携・協働して行う地域の課題解決に取り組む活動を支援する事業です。

今年度も事業募集をおこなっていて、締め切りは2016年6月10日(金曜日)です。

問い合わせ先
青少年・社会活動推進課
電話番号  0742-27-8713





参加者の声 

もったいない食器市の良いところはどんなところですか?
  • やっぱり捨てるともったいないので、ここに持ってきて、誰かにもらってもらえてまた使ってもらえるのはすごく良いなと思います。
  • 中には掘り出し物もあって驚くこともあります。

 

 

生駒市役所 環境保全課の鳴川さんにお話をお聴きしました。

もったいない食器市を含めて関西ワンディッシュエイド協会の取り組みについてどう思われますか?

鳴川:生駒市内でこの「もったいない食器市」を月に3回開催していただいているんですが、2015年度にはこの食器市で約24トンの食器を再利用・リサイクルできました。
これを埋め立て処分しようとすると約84万円かかるので、市としても大変ありがたいと感謝しています。

関西ワンディッシュエイド協会のみなさんは、ホントに行動力があるので圧倒されてしまいます。
やっぱり主婦の方は食器が好きなので、みなさん非常にイベントに興味を持たれていますね。


鳴川さんと中井さん




関西ワンディッシュエイド協会の会員のみなさんは楽しみながら活動されています

協会で活動していてどのように感じておられますか?
  • 来ていただくみなさんとコミュニケーションをとることができて、顔見知りになれます。
  • あいさつしながらいろんな話ができるので楽しく活動させていただいています。
  • 陶器は重たいんですが、その分の価値や喜びを感じています。

 

副理事長の中井さん

中井:コンテナ1箱15kgほどになることもあります。
重い場合は2人で持つようにしていたりするんですけど、私も何回かギックリ腰になってしまったことがあります(笑)
それでも、会員みんな楽しいって言いながら活動してくれてて、すごく嬉しいです。
来て下さるお客さんにも感謝の気持ちを持ちながら活動しています。




今後の活動について

今日は取材対応いただきありがとうございました。今後の目標やこの記事を見ている方へメッセージがあればお願いします!

中井:この活動がいろんな地域に広がってきてはいるんですが、全国的に見てみるとまだまだです。
県内をはじめいろんな地域でこの「もったいない食器市」がおこなわれていくようにお手伝いをしていきたいなと思っています。

ボランティアも募集しています!
「もったいない食器市」来てくださいねー!!!



NPO法人 関西ワンディッシュエイド協会

生駒市の主婦が集まり、2006年に設立。
「ワンディッシュエイド」の意味は、ひとりひとりの優しい心の豊かさ=「器」ができること。
現在の会員数は92名。
奈良県内では、生駒市、奈良市、斑鳩町、大和高田市、県外では京都市、河内長野市などで「もったいない食器市」をおこなっている。
計11の自治体で活動中。

ホームページアドレス
http://www.kansai-onedish.net/

Facebookページ
https://www.facebook.com/onedishaid/




(記事投稿者)
奈良県庁広報広聴課 
放送制作係 辻本
電話番号 0742-27-8056

「もったいない食器市」の内容は動画でもご覧いただけます

せんとくん通信ロゴ画像 奈良県内で、おいしい食、健康づくり、まちづくり、環境・景観、文化・歴史などの分野で活動されている人や地域のみなさんを紹介しています!

動画のリンク先
せんとくん通信ロゴ画像
奈良県内で、おいしい食、健康づくり、まちづくり、環境・景観、文化・歴史などの分野で活動されている人や地域のみなさんを紹介しています!

動画のリンク先


この記事を読んで「いいね!」と思ったらお友達にシェアしてね!



このエントリーをはてなブックマークに追加

こちらで更新情報をお届けするよ!

Facebookページ まるごと奈良県リンク先(Facebookサイトへ移動します) Twitter せんとくんのつぶやき(twitterサイトへ移動します)

Facebook・Twitterのタイムライン

お問い合わせ

広報広聴課
〒 630-8501 奈良市登大路町30
報道係 TEL : 0742-27-8325
広報紙係 TEL : 0742-27-8326 / 
FAX : 0742-22-6904
放送制作係 TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係 TEL : 0742-27-8327
相談ならダイヤル TEL : 0742-27-1100

Facebookページ まるごと奈良県へのリンク(Facebookサイトへ移動します) Twitterアカウント せんとくんのつびやきへのリンク(Twitterサイトへ移動します)

地域情報テレビコーナー せんとくん通信へのリンク
奈良県フォトニュース
奈良県フォトニュース