キラリと輝く挑戦者たち



梅雨の時期の奈良の観光を盛り上げるため、2012年から奈良県内の寺や神社、ホールやまちなかのカフェなど、県内各地の奈良らしい会場で開催している音楽祭「ムジークフェストなら」

今年も6月11日(土曜日)から26日(日曜日)の期間、毎日どこかでコンサートが開かれています。

今回のせんとくんマガジンでは、この「ムジークフェストなら」の運営にボランティアとして参加している特別支援学校の生徒と、その子ども達をサポートする団体を紹介します!




今回紹介するコンサートの舞台は、生駒市宝山寺

宝山寺の鳥居

コンサートの会場入り口

生駒の聖天(しょうてん)さんとして親しまれている宝山寺。




2016年6月17日(金曜日)の午前11時頃のコンサートの会場の入口では、この日、受付を担当する県立奈良西養護学校・高等部の生徒ふたりと、ボランティア3名が自己紹介とあいさつをおこなっています。
                   
「ムジークフェストなら」には、第1回から県立特別支援学校の生徒たちが 参加していて、今年は21会場で、およそ60名の生徒が受付などの仕事を担当されています。

そして、この会場で生徒2人をサポートしているのは、「NPO法人ならチャレンジド」の赤川さんです。

赤川さんが率いるNPO法人「ならチャレンジド」は、特別支援学校や福祉施設、また事業所や自治体などと連携し、「チャレンジド」と呼ばれる、いわゆる障がいを持つ人の社会参加および就労の支援をおこなっています。




NPO法人ならチャレンジド 理事長の赤川 義之さんにお話をお聴きしました

NPO法人ならチャレンジド 理事長の赤川 義之さん

「ならチャレンジド」では、どのような想いを持って、特別支援学校の生徒達などの皆さんを応援されているんでしょうか?

赤川:私たちは、チャレンジド(障がいを持つ人)が地域社会の中でいろんなことに挑戦して、社会の主役として豊かに生きていってくれたないいなと、そんな想いを持って応援させてもらっています。

子どもたちは、本当に純朴で一途な想いにあふれていますので、「個性輝く挑戦者」であると私たちは思っています。

人と触れ合い、『よくやった(出来た)』と認められることで、自信を持ち、確実に成長し、たくましく育っていることが本当に嬉しくおもっています。人と接することが多いイベントの受付に参加できるよう、積極的に働きかけています。





配布する資料を仕分ける生徒とボランティアのみなさん


募金箱
熊本地震の義援金のための募金箱も設置完了です





来場者のみなさんのために会場の準備もすすめていきます。




コンサートの受付30分前になるとすでに行列ができています

 入場30分前の状況

受付開始
来場者に準備した資料をてきぱきと配布していきます





靴を入れるビニール袋も丁寧に配布していきます







この日、ここで行うのは、ジャズのコンサート

みゅーずカルテットのみなさん

結成6年目、奈良在住の「みゅーずカルテット」のみなさん。
クラシックをジャズで演奏されています。

「エリーゼのために」などみんなが知っている曲をジャズで演奏することで、敷居を高くすることなく、気軽にジャズを楽しんでもらえるようにされています。

県内の実力派ミュージシャンによる音色は、会場をムードたっぷりの空間に変えます。
訪れた人は、そのライブ演奏の世界に、身も心も委ねているようでした。
 


コンサート開始前にサックス担当の水谷さんにお話をお聴きしました

サックス担当の水谷さん

今日は特別支援学校の生徒がコンサートのためにボランティア活動をされていますが、どのように感じておられますか?

水谷:大変ありがたいです。「ムジークフェストなら」はいろんな人に支えられている音楽祭ですね。
「1音1音大切に来場者のみなさんにお届けしたい」そう思って演奏します!



演奏者側から見た「ムジークフェストなら」の良いところはどんなところですか?

水谷:実は、私は今日初めて生駒の宝山寺にきたんです。すごく見晴らしの良いところですよね。


眺望

水谷:普段はライブハウスで演奏したりするんですけど、「ムジークフェストなら」はお寺や神社、駅前などで演奏できるので、出会える人も変わってきますね。
例えば小さなお子さんがいるお母さんにも来てもらえて、楽しんでもらえますから。

奈良で生まれた方でも、まだ知らない場所がたくさんあると思います。その場所と景色、自然といっしょに音楽をゆったりと感じていただける音楽祭だと思います。



コンサート終了後は、アンケートの回収もおこないました

今日、受付のお手伝いをしてみて、どうでしたか?

生徒:楽しかったです。そんなに難しくなかったです。


お客さんといっしょに触れ合って楽しかったですか?

生徒:楽しかったです。


機会があれば、またこういう活動をしてみたいですか?

生徒:はい、してみたいです。




県立奈良西養護学校の進路支援部長 工藤奈穂美先生にお話をお聴きしました。

生徒さんが活躍されてた姿を見てどのように思われましたか?

工藤:普段学校では、やっぱり学校の外の方と触れ合う機会が少ないので、こうやって学校の外に出てボランティア活動を実践してみることで、本人たちも頑張れますし、また課題も見つかるので、次の頑張るきっかけにもなって、やり終えた達成感もすごいです。

活動してきたことを学校でも報告してくれるのでとても良い機会になっています。




最後に、赤川理事長に今日の感想をお聴きしました。

NPO法人ならチャレンジド 理事長の赤川 義之さんにお

お2人とも頑張っていましたね!

赤川:緊張するというのは良い経験だったと思うんです。人の役に立てるという実感は本当に大きな財産だと思います。



「ならチャレンジド」としては、今後どのように取り組んで行きたいですか?

赤川:今回は奈良県主催のイベントだったんですけど、今後は市町村あるいは民間企業、地域のいろんなイベントのところにボランティア、受付係として参加できればと思っています。

子どもたちは文化・芸術においても非常に長けているので表現活動への挑戦、企業での職場実習を通して「働く」ことへの挑戦を応援して行きたいです。



これからこの輪がどんどん広がっていったらいいですね

赤川:そうですね。実際にお互いが出会って、ふれあって一緒に活動する中でお互いの良さを感じ取り、そこから新しい関係性、新しい価値観が生まれて来るのではないかと信じています。




NPO法人 ならチャレンジド

2010年2月1日設立。
県立特別支援学校・福祉施設・事業所・ハローワーク・障害者職業センター・県市町村等と連携し、地域で暮らすチャレンジド(いわゆる障害を持つ人)に対して、生活相談、福祉サービス(就労支援を含む)および社会参加等に関する事業を行い、チャレンジドがあらゆることに挑戦し、“誇り”をもって豊かに生きる「共生社会」の推進に寄与することを目的として活動をおこなっている。




(記事投稿者)
奈良県庁広報広聴課
放送制作係 辻本
電話番号 0742-27-8056

この記事を読んで「いいね!」と思ったらお友達にシェアしてね!



このエントリーをはてなブックマークに追加

この内容は動画でもご覧いただけます

せんとくん通信ロゴ画像 奈良県内で、おいしい食、健康づくり、まちづくり、文化・歴史などの分野で活動されている人や地域のみなさんを紹介しています!

今回の記事の動画のリンク先
せんとくん通信ロゴ画像
 奈良県内で、おいしい食、健康づくり、まちづくり、文化・歴史などの分野で活動されている人や地域のみなさんを紹介しています!

今回の記事の動画のリンク先

こちらで更新情報をお届けするよ!

Facebookページ まるごと奈良県リンク先(Facebookサイトへ移動します) Twitter せんとくんのつぶやき(twitterサイトへ移動します)

Facebook・Twitterのタイムライン

お問い合わせ

広報広聴課
〒 630-8501 奈良市登大路町30
報道係 TEL : 0742-27-8325
広報紙係 TEL : 0742-27-8326 / 
FAX : 0742-22-6904
放送制作係 TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係 TEL : 0742-27-8327
相談ならダイヤル TEL : 0742-27-1100

Facebookページ まるごと奈良県へのリンク(Facebookサイトへ移動します) Twitterアカウント せんとくんのつびやきへのリンク(Twitterサイトへ移動します)

地域情報テレビコーナー せんとくん通信へのリンク
奈良県フォトニュース
奈良県フォトニュース