歴史ある奈良の景観を守る人たち

西ノ京さくら保育園の園児たち

西ノ京さくら保育園の園児たちと緑友会の会員
サツマイモや花の苗を植えているのは、 西ノ京さくら保育園の園児たちおよそ45人


垂仁天皇陵(すいにんてんのうりょう)とされる古墳を望む場所
この催しが行なわれたのは、垂仁天皇陵(すいにんてんのうりょう)とされる古墳を望む、緑友会(りょくゆうかい)が管理する場所で、里地里山の景観づくりを行なっています




緑友会 会長の柴田宗明さんにお話をお聴きしました

緑友会 会長の柴田宗明さん 

緑友会とはどのような会なんですか?
柴田:「何かみなさんのお役にたてないだろうか」ということをキーワードにして活動しています。

緑友会には、いろんな知識を持った会員がいますので、お互いが知らないことを学んだりもできます。
非常に有意義な会であると思います。
 


緑友会

緑友会は、奈良県立高等技術専門校の造園技術科を卒業した 柴田さんをはじめとする104人の同窓生が結成しました。


平城宮跡東院庭園でボランティア

専門校で学んだ剪定の技術を活かそうと、2008年に平城宮跡東院庭園でボランティアの剪定を行なったことがきっかけとなり、県内各地で自然環境の保護や管理、放棄された農園の再生などに取り組んでいます。


県内各地で自然環境の保護や管理

こうした活動をとおして今ではメンバーも260人に増え奈良の景観保全を中心としたボランティア活動を行なっています。
今回の保育園児によるサツマイモや花の苗を植える体験もボランティア活動の一環として行なっています。




引率の保育所の担任の先生にお話をお聴きしました

引率の保育所の担任の先生

こういった苗植えをする行事について、担任の先生としてはどう思われますか?

先生:地域の方とも触れ合えますし、子どもたちも喜んでいます。
なかなかイモの苗植えって体験できないことなのですごく良い機会だなと思います。




緑友会 会長の柴田宗明さん 

どうして子どもたちに教えているんですか?

柴田:昨年の秋に、この場所でイモ掘り会をおこなったんですが、非常に子どもたちが喜んでくれて、こういう経験から自然環境の保護を考えてくれる子どもたちが育ってくれるんじゃないかなと思っています。

水やりをする子どもたち

先ほども作業していたらカブトムシが出てきましてね。「これがカブトムシなんだ!」って興味を示してくれました。
こういう経験もいいところですね。



今では整備されたこの土地、数年前までは草木がうっそうと生い茂る荒地でした。

剪定作業をする緑友会会員

近鉄電車

そこで緑友会が草刈を行い、土地の歴史にちなんだ植物などを 植樹し管理を始めると、近隣の住民や隣を走る近鉄電車からも喜ばれる場所に変わりました。

そんな場所の管理で中心的な役割を担い、会の創設メンバーでもある長谷川さんにお話をお聴きしました。 




長谷川さん

すごくキレイですがここまでくるのに大変だったのでは?

長谷川:管理放棄されていた土地で、ジャングルのようになっていました。

今のこの状態にするのに約1年半ぐらいかかっているんです。
まだ完全には剪定できてないんですが、これからもっとキレイにしていきたいです。


ここの管理をしていてうれしいことは?

長谷川:周りのみなさんに「わー!キレイになった!」といっていただけることが私たちの今の生きがいです。



こうした取り組みは、県内企業の関心をひき、今では支援を行なうところも現れました。

 支援企業



そして、地域に元気や感動を与えた個人や団体に贈られる「第6回あしたのなら表彰」にも選ばれました。 

あしたのなら表彰時の写真

柴田:県庁から「あしたのなら表彰」を受賞したことを会員みんな喜んでいます。
これをきっかけにさらにみんなで頑張っていきたいなと思っています。


今後の夢は?

ヤマトタチバナ

柴田:垂仁天皇伝承のヤマトタチバナを植えたんですが、ここを通る観光客が立ち止まって見てくれています。
これからは歴史的なこともアピールして、観光客やここを通る方に奈良の歴史を感じてもらいたいと思っています。



最後に

緑友会のみなさん、奈良のために活動いただきありがとうございます。
子どもたちに農作業を教え、景観の保全にも一役買うこうした取り組みが「あしたのなら」をつくるのかもしれませんね!



緑友会

奈良県立高等技術専門校造園技術科の卒業生により設立された団体で、現在会員数は260名。
歴史ある奈良の景観保全に貢献することを目的に、ボランティアで公共施設等の剪定及び公園の花植えなどを行うほか、平成25年からは、管理放棄された農園の再生、里地里山の景観形成にも取り組んでいる。


 

緑友会が2015年に受賞した第6回「あしたのなら表彰」 現在、第7回の候補者を募集しています。

あしたのなら表彰 候補者募集

奈良のPRや魅力向上に寄与する活動や地域での社会貢献、また元気や感動を与えてくれるような活動を行なっている個人や団体を顕彰するもので、自薦他薦は問いません。
あなたの近くにいる「あしたのなら表彰」にふさわしい人、また自分の活動を知ってもらいたいなど、ドシドシご応募ください!




(記事投稿者)
奈良県庁広報広聴課
放送制作係 辻本
電話番号 0742-27-8056


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