「E-夢 はっしん!」
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発行:奈良県教育委員会事務局企画管理室
「命懸け」
奈良県教育委員会事務局
生徒指導支援室 室長 春田 晋司
私が教員になってからの最初の10年間を振り返ると、自分の仕事がうまく運ぶことだけを気にかける、今の私が考える最低の教員であったと思う。あるとき、生徒が私に向かって「先生は自分が偉くなることだけ考えてんねやろ」とつぶやいた。このときの私に、この生徒の本当の気持ちは届いていなかったように思う。
教員生活10年目の秋に、長男が誕生した。長男は1,622グラムの未熟児であったため、特別な保育器の中で何度も生死の境をさまよった。そんな時、あと1週間この子が生きてくれるのなら、私は今死んでもいい、と心の底から思った。同時に、保護者は皆、このような気持ちで日々子どもを育てておられるのだと、恥ずかしながらこのとき初めて実感した。それまで「指導」という名のもとに、生徒に心ない言葉をかけていただろう自分がとても恥ずかしく、情けなく感じた。保護者は皆、「命懸け」で子どもを育てておられるのだ、そして、自分の命よりも大切な子どもの命と未来を私たち教員に預けてくださっているのだ、ということに気付いた。
私は今、「命懸け」で大切な子どもたちと向き合い、教育に全力で取り組まねばならないと考えている。そして、全ての教員が、教育に携わる者として保護者の「命懸け」を受けとめ、子どもたちに向き合って欲しいと心から願う。
【1】~キラリと輝く!特別支援学校アート展2016~を開催しました
<学校教育課>
奈良県文化会館において、平成28年8月5日(金曜日)~16日(火曜日)に、~キラリと輝く!特別支援学校アート展2016~(特別支援学校の児童生徒等が作成したアート作品の展示)を開催しました。
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「第32回国民文化祭・なら2017」「第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会」のプレイベントである今回も、素晴らしい作品が多数展示されました。
特別支援学校推薦のアート展示を通して、特別支援学校の児童生徒のもつ「力」を発信し、共感と感動を分かち合うことができました。
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※お問い合わせ先
学校教育課 特別支援教育係
TEL 0742-27-9856
【2】デジタルブック「楽しく学べる ならの文化財」作成事業の実施が決定しました
<文化財保存課>
奈良県が実施するクラウドファンディングを活用した寄付事業を6月1日から7月31日まで行った結果、寄付金の総額が事業成立額を上回り、下記のとおり事業を実施することになりました。
多くのご支援に心から感謝申し上げます。 |
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1 寄付総額 630,000円
2 事業内容 平成22年3月発行「奈良の遺跡&史跡案内」を改訂し、デジタルブック「楽しく学べるならの文化財」
を作成し、平成29年3月末までに公開します。
○デジタルブックの活用例
・県立高等学校「奈良TIME」~郷土奈良の伝統、文化等に関する学習~等で活用
・中学校や高等学校での校外学習やフィールド・ワーク等で活用
・奈良に関心をおもちの方々に、県内の文化財の魅力を伝えるガイドブックとして活用
3 活動報告 今後の事業の進捗状況は、下記URLより御覧いただけます。
http://japangiving.jp/p/4138#report
※お問い合わせ先
文化財保存課 総務企画係
TEL 0742-27-9864
【3】平成28年度「第59回奈良県学童水泳記録会」を開催しました
<保健体育課>
「奈良県学童水泳記録会」は県内の小学生が一堂に会して水泳に親しみ、児童の体力向上や生涯にわたって運動・スポーツに親しむ資質や能力を育成し、水泳競技を普及する目的で実施されています。今年は8月9日(火曜日)に、天理プール(公認50メートル)で開催されました。公認のプールで、4年生から6年生の子どもたちが、日頃の成果を思い切り発揮して、いきいきと泳ぐ姿を見ることができました。
※お問い合わせ先
保健体育課 体力向上推進係・学校体育係
TEL 0742-27-9861
【4】県内高校生が「災害ボランティア活動」を行いました
<生徒指導支援室>
奈良県高等学校生徒会連絡会では、平成23年以降毎年、高校生が社会の一員であるということの自覚を深め、人間尊重の精神に立って社会の中で共に生きる豊かな人間性や、自己実現に向かって人生を切り拓く力を身に付けることを目的として、災害ボランティア活動を続けています。
本年度は8月20日(土曜日)に、県内10校に在籍する25名の高校生が、「平成23年紀伊半島大水害」の被災地である野迫川村水ケ峰付近において、小辺路の道普請等を行いました。
<道普請の様子> |
<道普請の様子> |
<アマゴ養殖場での餌やり作業の様子> |
<参加者全員での記念撮影> |
※お問い合わせ先
生徒指導支援室 生徒指導第一係
TEL 0742-27-5435
県立畝傍高等学校は、スーパーグローバルハイスクール(SGH)事業指定校として、多様な取組を進めています。
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「未来創造会議」~グローバル・リーダーの育成に向けて~
県立畝傍高等学校
本校では平成26年度から文部科学省の指定を受けて、スーパーグローバルハイスクール(SGH)の取組を行っています。SGHとは、急速なグローバル化に対応するため、社会課題に対する関心や深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の素養を身に付け、将来のグローバル・リーダーを育成するという事業です。平成28年度現在、全国で123校が指定されています。本校では「奈良発!“未来”を“創造”するグローバル・リーダー育成プログラム」を掲げ、使命感・実行力をもつリーダー育成をめざし、カリキュラム開発や大学、企業、国際機関等との連携を図った実践活動に取り組んでいます。
このプログラムの実施にあたっては、いくつかの学校設定科目を設置しています。第1学年の「グローバル国語」及び第1~3学年の「グローバル英語」では、インタビューやディベート、ディスカッションなどを通してコミュケーション能力の充実を図っています。また、第1学年の「現代へのあゆみ」及び第2学年の「現代の課題」では、近現代史を学ぶとともに、グローバルな社会課題について生徒が課題研究に取り組み、その内容を発表し、討論することによって研究を深めています。この課題研究は、第3学年の学校設定科目である「未来創造」でさらに深化させることになっています。
SGHの指定を受けて3年目にあたる本年度の7月30日(土曜日)に、生徒の課題研究の成果を発表する場として、「未来創造会議」を実施しました。この会議では、第3学年の生徒の代表として、3つのグループが「観光」「教育と国際協力」「環境」というテーマで課題研究の発表とその解決のための提言を英語で行い、県内外の大学に在学するアジア、アフリカ、ヨーロッパの9か国の留学生とその提言について討論しました。また、9つのグループが「林業」や「伝統産業」などのテーマで進めてきた課題研究の内容と提言をポスターセッション形式で発表しました。
この取組における3年間の成果と課題を整理するとともに、未来を創造するグローバル・リーダーの育成に向け、今後もこの取組を進化させていきたいと考えています。
<発表の様子> |
<討論の様子> |
<ポスターセッションの様子> |
JA全中(全国農業協同組合中央会)の主催する「第40回『ごはん・お米とわたし』作文・図画コンクール」において、奈良県の小学生が作文部門と図画部門で内閣総理大臣賞を受賞しました。(作文・図画コンクールホームページはこちら)図画部門で受賞された宇陀市立榛原中学校(受賞当時宇陀市立榛原西小学校6年生)の德永聖弥さんと、作文部門で受賞された広陵町立真美ケ丘第二小学校(受賞当時3年生)の植田真帆さんに、受賞の喜びと、「夢」について語ってもらいました。
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つきたてのおもちは最高
宇陀市立榛原中学校
1年 德永 聖弥
<内閣総理大臣賞受賞作品>
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この絵は、毎年恒例の祖父母の家で行う年末のもちつきの様子を描いたものです。祖父母の家では杵と臼でもちつきをします。ぼくと兄が交代でつき、祖父がもちを返します。つきたてのもちを家族みんなで丸めながら、1年の思い出を振り返り、にぎやかに過ごすこの日がぼくは大好きなので、もちつきの絵を描くことにしました。
内閣総理大臣賞受賞の連絡をいただいたとき、夢か現実がわからないくらいの驚きでした。東京での授賞式に一緒に行ってくれた祖母が涙を流して喜んでくれているのを見て、とても大きな賞をいただいたのだと改めて実感しました。
ぼくは、絵を描くことが大好きで、小学校から絵を習っています。これからも絵を描くことを続けていきたいので、将来は空間デザインからプロダクトデザインまでできるデザイナーになりたいと思っています。時代を先取りした未来的な空間や、手に取ると心がおどるようなモノ、機能的で洗練されたモノを作り、デザインで人を幸せにできたらいいなと思っています。そのためにも、絵画やデザインについて今まで以上に勉強し、夢を実現できるように努力を続けて行こうと思います。 |
うれしい気持ち
広陵町立真美ケ丘第二小学校
4年 植田 真帆
内閣総理大臣賞の受賞を一番よろこんでくれたのは、おばあちゃんでした。おばあちゃんは、賞じょうに手を合わせて、なみだを出して喜んでくれました。そして、顔をくしゃくしゃにして、何度も私の頭をなでてくれました。私はそれがすごくうれしかったです。
本当の事を言うと、最初はこんな賞がある事も、これほどすごい賞という事も知りませんでした。でも、みんなに、おめでとう、と言われるので、うれしさと何とも言えない良い気持ちが、頭の先から足の先までいっぱいになりました。これから、私がおばあちゃんになるまでに、色いろな事があると思います。でも、この気持ちを思い出せば、どんな時でも元気になれるし、何にでもちょうせんできる気がします。
しょう来、やりたい事や、なりたいものがたくさんありすぎて、今はひとつに決められないけれど、人に喜んでもらえる事がしたいです。だれかのうれしそうにわらう顔を見ると、自分もうれしくなるからです。今、私のできる事は、友達や周りの人を大切にする事。そして、学校や家で勉強やお手伝いをがんばることです。しょう来に向かって一歩ずつ進んで行きたいと思います。
内閣総理大臣賞受賞作文はこちら
<学校教育課>
平成29年度県立高校入学者選抜については、各中学校に「平成29年度奈良県立高等学校入学者選抜概要」冊子を配布するとともに、学校教育課のWebページに掲載しています。
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今回は、来年3月に実施します一般選抜について説明します。また、大和中央高校の選抜についても併せて説明します。
なお、「平成29年度奈良県立高等学校入学者選抜実施要項」は、9月下旬に学校教育課のWebページに掲載します。
○ 一般選抜
1 実施校
次のア、イの学校、学科において実施します。
ア 全日制課程の普通科24校と特色選抜実施校のうち合格者数が定員に満たなかった学科(コース)
イ 定時制課程の高校(大和中央高校を除きます。)の5校7学科
2 学力検査等実施日
平成29年3月10日(金曜日)
3 検査
国語、社会、数学、理科及び英語(聞き取り検査を含みます。)の学力検査を実施します。また、面接を榛生昇
陽高校の福祉科と十津川高校の普通科(工芸コースを含みます。)、定時制課程の学校、学科において実施しま
す。この面接は点数化はしません。
4 選抜資料
次のア~ウを選抜資料とします。また、面接実施校ではエを選抜資料に加えます。
ア 調査書の「各教科の学習成績」
イ 各学力検査の得点
ウ 調査書のその他の記載事項
(調査書の「学習活動の記録」「特別活動の記録」「行動の記録」「スポーツ・文化活動等の記録」)
エ 面接の結果
5 合否の判定
調査書成績と学力検査成績との合計点の多い者から順に合格者とすることを原則とし、調査書のその他の記載事
項を資料として総合的に合否を判定します。
ただし、各高校は、調査書のその他の記載事項において重視する事項を公表し、特別に取り扱うことができま
す。この場合、当該事項を評価して調査書成績に加算し、各学科(コース)の一般選抜の募集人員の1割を上限と
して合否を判定します。
※ 調査書成績は、調査書の「各教科の学習成績」の合計点(各教科15点満点で9教科合計135点満点)、又は
加重配点した後の「各教科の学習成績」の合計点。
学力検査成績は、学力検査の各教科の合計点(各教科50点満点で5教科合計250点満点)、又は学力検査の
合計点に加重配点した点。
※ 各高等学校における選抜資料の取扱いの詳細については「平成29年度奈良県立高等学校入学者選抜概要」
をご覧ください。
○ 大和中央高校の選抜
〔定時制課程〕
Ⅰ部(午前の学習時間帯を主とします。)、Ⅱ部(昼前後の学習時間帯を主とします。)、Ⅲ部(夜間の学習時間帯を主とします。)とも、A選抜及びB選抜の枠組みで実施します。
【A選抜】
1 実施の部
Ⅰ部及びⅡ部は、A選抜で定員の100%を募集します。
Ⅲ部は、20人を募集します。
2 学力検査等実施日
平成29年2月20日(月曜日)
3 検査
国語、数学、英語の学力検査(各教科40点満点で合計120点満点)及び面接(50点満点)を実施します。選抜
には、調査書を用いません。
4 その他
A選抜で合格した場合、必ず入学するものとします。
【B選抜】
1 実施の部
Ⅲ部は、定員からA選抜の合格者数を差し引いた人数を募集します。
Ⅰ部、Ⅱ部は、A選抜による合格者数が定員に満たなかった場合に実施します。
2 学力検査等実施日
平成29年3月23日(木曜日)
3 検査
国語、数学、英語の学力検査(各教科40点満点で合計120点満点)及び面接(50点満点)を実施します。選抜
には、調査書を用いません。
〔通信制課程〕
通信制課程選抜及び通信制課程二次募集の枠組みで実施します。
通信制課程選抜は一般選抜と同時期に、通信制課程二次募集は3月下旬に実施します。
検査は、面接(50点満点)を実施します。選抜には、調査書は用いません。
通信制課程二次募集は、通信制課程選抜による合格者数が定員に満たなかった場合に実施します。
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※お問い合わせ先
学校教育課 学事係
TEL 0742-27-9851
*高校入試に関する情報は、こちらのページをご覧ください。
今年度は、奈良県内の地域の産物や行事食、旬の食材を取り入れるなどの工夫をした学校給食の献立をご紹介します。献立画像をクリックしていただくと、分量や調理の方法を見ることができます。ご家庭でも、ぜひお試しください。
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★今月の献立★
*とびうおの甘酢かけ
*七色おあえ
*もずくのみそ汁
*わかめごはん
*牛乳
★レシピ★
画像をクリック→
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〔献立紹介〕
七色おあえは、お盆のお供え料理のひとつで、旬の7つの野菜をごまとみそで和えます。大和では和え物を「お和え(おあえ)」といい、ごま和えやみそ和え、白和えなどにします。各家庭によって、7種類の材料にそれぞれ違いがあります。
【1】第38回「少年の主張」奈良県大会~わたしの主張2016~開催
<くらし創造部 青少年・社会活動推進課>
「少年の主張」奈良県大会は、中学生による主張発表大会です。今年は、4,205作品の応募がありました。大会では、原稿審査で選ばれた13名の中学生がそれぞれの「主張」を発表します。
中学生の皆さんが日頃感じ、思い、考えていること、同年代の皆さんや大人の皆さんへのメッセージなど、様々な「声」に是非耳を傾けてください。
高田中学校の生徒による司会、片塩中学校吹奏楽部による演奏も大会を盛り上げます。是非、会場にお越しください。
日 時:平成28年9月11日(日曜日)13時30分~16時20分(13時00分開場)
会 場:大和高田市文化会館さざんかホール 小ホール
発表者:入選者13名
※ 入場無料・申込不要
○ 詳細については、こちら をご覧ください。
*お問い合わせ先
青少年・社会活動推進課 活動支援係
TEL 0742-27-8615
FAX 0742-27-9574
【2】「なら教育リポート ~まなびだより~」今後の放送予定
<県立教育研究所>
奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(午後6時~午後7時)の中で、午後6時35分~40分頃に放送します。
○9月14日(水曜日) 『訪問研修講座』
県立教育研究所
○9月28日(水曜日) 『天体観測指導力向上研修』
県立教育研究所
■過去の放送分は こちらの Webページでご覧いただけます。
※お問い合わせ先
県立教育研究所 研究開発部 ICT教育係
TEL 0744-33-8907 FAX 0744-33-8909
2016年08月31日
2016年08月31日
2016年08月30日
2016年08月26日
2016年08月24日
2016年08月24日
2016年08月23日
2016年08月23日
2016年08月17日
2016年08月15日
2016年08月12日
2016年08月08日
2016年08月03日
2016年08月01日
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