件名 県の観光事業におけるホテル建設のあり方

みなさまから寄せら

 はっきり言って、県の観光事業の進め方には首肯できかねる。ホテル建設について


れたご意見の概要 言えば、奈良市庁前のホテルや高畑裁判所跡地に建設されるであろうホテルはいずれ

も高級志向であるが、現状は客室数が10室20室の高級ホテルは必要なく、より多くの

人に奈良へ来てもらい、宿泊してもらうことを優先すべきだ。

受付年月日: 2017年1月13日

回答

 奈良県は、これまで国内有数の観光資源を有しながら、日帰り観光客が多く、地元


での消費や雇用を十分に生み出せていない現状がございました。

 日帰り通過型観光から宿泊滞在型観光へ転換するためには、様々なニーズに応え


ることができる質の高いバラエティに富んだ宿泊施設や、美味しい料理を充実させるな


どの取組が必要です。


 奈良には現在、世界の富裕層に宿泊していただけるような国際ブランドホテルがな


く、奈良を訪れた富裕層は奈良では宿泊せずに、大阪や京都で宿泊しているのが現


状です。こうした状況を変えるため、国際ブランドホテルを誘致することにより奈良のブ


ランド力を向上させ、国際観光都市を目指したいと考えています。


 また、ビジネスホテル、ゲストハウスなどの小規模宿泊施設、農家民宿など、バラエ


ティ豊かな宿泊施設の充実に向け、今後とも継続して誘致活動や開業支援に取り組


みます。


 奈良には様々なタイプの宿泊施設、美味しい料理、また、世界遺産や自然環境など


奥深い魅力的な観光資源が豊富にあります。これらのことを広く知っていただき、奈良


で宿泊・滞在していただけるよう、観光振興施策を進めてまいります。


 奈良市庁前のホテルにつきましては、奈良公園や平城宮跡の中間に位置する立地


特性を活かし、これまでの奈良にはなかったタイプの国際ブランドホテルをはじめて誘


致したものです。このホテルを核として整備する新たな賑わいと交流の拠点を観光産


業や雇用の創出につなげ、奈良の観光地としての格やブランド力も向上させたいと考


えています。


 また、高畑裁判所跡地のホテルについては、国指定名勝奈良公園の環境を維持・向


上するための事業であり、宿泊施設の整備を主目的にしておりません。法を遵守し、


整備内容や方法について、多くの関係者に広く意見を伺い、尚且つ、有識者や文化庁


に深く意見を伺いながら検討を進めている事業です。


 奈良公園は、明治期、住民有志が興福寺旧境内の環境を守るため花樹を植えたこ


とを契機に誕生した公園です。この精神を引き継ぎ、県は、世界遺産と一体となった公


園の環境を守るとともに、十分に利活用することを目的に「奈良公園基本戦略」を策定


し、世界に誇れる公園となるよう取組を進めています。


 計画地は、公園(約500ha)の南端(約1.3ha)に位置し、竹林の繁茂や塀の倒壊によ


り環境が損なわれているだけでなく、倒木による人身事故が発生するなど、十分に管


理が行き届いていない状況にあります。


 このため、計画地内の公園を代表する大正期作庭の庭園を復元し、一般の方々に


開放するとともに、敷地内の一部に興福寺子院があった往時を偲ばせる宿泊施設を


整備することが、環境の質を高めると考えています。


担当課
104観光局

1310ならの観光力向上課

113まちづくり推進局

2320大宮通り新ホテル・交流拠点事業室

113まちづくり推進局

2340奈良公園室

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