件名 奈良公園内へのホテルの建設

みなさまから寄せら

 新聞やテレビの報道によれば、観光客のための宿泊施設不足に悩む奈良県が、国


れたご意見の概要 の名勝・奈良公園に高級ホテルを誘致する事業に乗り出すとのことでした。

 開発が制限されている「一等地」を都市公園に編入し、ホテル建設が可能になるよう

検討されているようですが、反対されている地元住民と話し合いのうえ、開発計画を再

検討され、歴史的景観の保全を図るようご検討をお願いします。

 観光客誘致も重要ですが、歴史環境の保全再生の方がより重要です。また、貴重な

歴史建築の再評価を要望します。

 重要な案件ですので、地元住民、県議会、市議会でも審議されますようお願いしま

す。ご回答をお願いします。

 歴史景観保全の研究している立場から、地元の開発計画に反対、慎重な声を応援を

させていただきます。

受付年月日: 2017年1月23日

回答

 ご指摘の事業は、国指定名勝奈良公園の環境を維持・向上するための事業であり、


宿泊施設の整備を主目的にしておりません。法を遵守し、整備内容や方法について、

多くの関係者に広く意見を伺い、尚且つ、有識者や文化庁に深く意見を伺いながら検


討を進めている事業です。一部報道、特定の団体が指摘するような、リゾートホテル


開発、閑散な環境を壊す整備には決してなりません。


 奈良公園は、明治期、住民有志が興福寺旧境内の歴史的景観を守るため花樹を植


えたことを契機に誕生した公園です。この精神を引き継ぎ、県は、世界遺産と一体と


なった名勝奈良公園を保存管理・活用するため、保存管理・活用計画(平成23年3月


策定)、奈良公園基本戦略(平成24年2月策定)に基づき、地元住民、県議会に説明


し、ご理解も頂きながら、取組を進めてきました。


 計画地は、公園(約500ha)の南端(約1.3ha)に位置し、竹林の繁茂や塀の倒壊等に


より名勝としての本質的価値を損なっているだけでなく、倒木による人身事故も発生


している箇所です。また、名勝指定当時(大正期)に作庭された庭園が現存しています


が、園池への土砂の堆積、護岸の毀損等により、近代を代表する歴史的景観を十分


に感じることができない状況となっています。


 このため、計画地内の公園を代表する大正期作庭の庭園を復元し、一般の方々に


開放するとともに、敷地内の一部に興福寺子院があった往時を偲ばせる宿泊施設を


整備することが、名勝としての本質的価値を取り戻し、高め、活用することになると考


えています。


担当課
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2340奈良公園室

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