森林環境税の取り組み

森林環境税の取り組み

 森林には、県土の保全、災害の防止、自然環境の保全、水源のかん養等の多くの公益的機能があります。奈良県では、この重要な役割を果たす森林を県民全体で守り育てていくため、平成18年度から森林環境税を導入し、従来からの林業振興施策に加え、新たな施策を展開しています。

森林環境教育

 森林環境教育とは、森林内での体験活動等を通じて、森林を守り育てる意識の熟成を図るものです。橿原市昆虫館で行われる『むし祭り』、県文化会館で行われる『エコフェスタinまほろば』に森の学校を出展しています。また、奈良県『山と川の月間』に合わせ、葛城市二上山ふるさと公園において、自然素材のクラフトづくりや森林観察会を実施しています。
 
 むし祭りの写真  二上山ふるさと公園

むし祭り

二上山ふるさと公園

 エコフェスタinまほろばの写真  二上山ふるさと公園

 エコフェスタinまほろば

二上山ふるさと公園

 

里山の整備

 平成18年度から、『里山林機能回復事業』、平成23年度からは『地域で育む里山づくり推進事業・獣害につよい里山づくり事業』を実施しています。橿原市、桜井市、明日香村の各市村で、ボランティア団体が熱心に里山の緑を守る活動を実施しています。また橿原市、桜井市、葛城市の各市において、獣害対策の森林整備を実施しています。
 このような、里山林整備活動に興味をお持ちの方や、所有する竹林や雑木林をボランティア活動で整備してもらいたいと希望する森林所有者は、それぞれの市町村の農林担当部局又は、中部農林振興事務所農林普及課林業振興係にお気軽にお尋ね下さい。
 
 実施前の写真  実施後

実施前 

実施後 

活動状況の写真  活動状況の写真

活動状況

 活動状況

 

施業放置林の整備

 豊かな森林は、環境資源として大きな価値を有し、人々の生活に貢献しています。 しかし、近年の林業経営を巡る厳しい状況の下、森林整備が十分に行われなくなり、管理の不十分な森林が増加しています。 整備のされていない森林は、林内が暗く下草が育たないため、土砂が流出しやすく、保水力も低下しています。
 このような森林を整備するため施業放置林解消活動推進事業、施業放置林整備事業を行っています。
施業放置林解消活動推進事業(旧名称奈良の元気な森林(もり)づくり推進事業)
森林整備の普及啓発を行う施業放置林整備マネージャーを任命し、森林所有者に対して、森林の持つ多面的機能の重要性の説明や、森林整備を支援する為の各種事業を紹介しています。橿原市、桜井市、御所市、葛城市、香芝市、明日香村の各市村で活動しています。
施業放置林整備事業(旧名称森林環境保全緊急間伐事業)
 本事業は、10年以上間伐されてないスギ・ヒノキの放置人工林に対して、森林所有者と県と市町村が三者協定を締結し、強度の間伐(早期の針広混交林化が困難な状況にある箇所については、強度間伐に併せて、広葉樹の植栽を実施)をすることで、針広混交林への誘導を図ります。「奈良県森林づくり並びに木材産業振興指針」に基づき「環境保全林」に区分されてた森林(施業放置解消林)を対象としています。また、従来の景観保全上重要な自然歩道等や自然公園区域に加え、「安全・安心」の観点から人家周辺の山地災害危険箇所や集落水源の集水区域などの区域も対象とています。中部農林管内では、橿原市、桜井市、御所市、葛城市、明日香村の各市村で実施しています。
 
実施前の写真1   実施後の写真1
 実施前(例)  実施後(例)