件名 奈良のシカの保護と管理

みなさまから寄せら

 インターネットで、奈良公園などに生息している鹿を場所によっては捕獲し、頭数管


れたご意見の概要 理を行うというニュースを拝見しました。

 具体的にどのような方法で対策をされるかは未定かと存じますが、奈良県がこれまで

鹿を保護してきた歴史的意義と動物の命について十分ご考慮の上、対策を進めていた

だきたいです。率直に言えば、殺処分に反対です。

  実際に暮らす方々の不便や被害が身に沁みていないのは承知ですが、何卒、よくご

検討くださいますようお願いします。

 今後の頭数管理の対策の具体的な方法もぜひ公表していただきたいです。

受付年月日: 2017年3月30日

回答

 奈良市一円に生息するニホンジカは、古来より春日大社の神鹿として崇められ、昭


和32年には、国の天然記念物に指定されました。また、奈良公園のシンボルとして多く

の方に親しまれ、奈良観光の重要な柱となっています。

 一方で、奈良公園中心域での人身事故、交通事故の増加や奈良市外縁部での農林

業被害、生態系被害の激増など多くの課題を抱えています。これらの課題を解決し、

100年後も人とシカとがよりよい関係で共生できるよう、平成25年12月に「奈良のシカ保

護管理計画検討委員会」を設立し、地域に応じた「保護」及び「管理」の施策を検討して

います。

 このうち、奈良公園は全て「重点保護地区(A地区)」もしくは「準重点保護地区(B地

区)」に指定し、保護を重視した施策を行う予定であり、当然のことながら捕獲や頭数管

理は行いません。さらに、奈良公園に行き来すると予想される地区を「保護管理地区(C

地区)」とし、A地区・B地区同様に捕獲等は行いません。なお、奈良公園の面積は奈良

市域のうち、およそ3%となります。

 一方、「管理地区(D地区)」は、奈良公園内に生息するシカが行き来しないと明らかに

推定される地域であり、この地区において農林業被害が多く、防鹿柵を設置しても効果

が得られない場合に限り、この度策定した鳥獣保護管理法に基づく「奈良市ニホンジカ 

第二種特定鳥獣管理計画」に基づき、人と共生できる頭数に管理します。

 また、本件については、平成28年度よりシンポジウムの開催やパブリックコメントの実

施を経て広く意見を求めており、今後も当室ホームページにおいて委員会の議事概要

や計画等を提示し、広く公開していけるよう努めてまいります。

担当課
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2340奈良公園室

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