第269号 H29/11/1

   
 

「E-夢 はっしん!」


しか 奈良県教育委員会メールマガジン しか

奈良県教育の日E-夢 はっしん!家族イラスト

平成29年11月1日(水曜日)
≪第269号≫


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発行:奈良県教育委員会事務局 企画管理室

ああだ、こうだという時間


                                   奈良県教育委員会事務局
                                   生徒指導支援室長 相知 美佐
    
 「僕はね、同僚性が大切だといつも思っているんですよ。」

 ある日の夕方、そういうひとりの室員の言葉に、みんながさりげなく耳を傾けていました。彼はその年齢と高い能力に似合わないあどけなさと笑顔で、些細な日常の話題も、真剣な議論も、率直にコミュニケーションを取ることができる魅力の持ち主です。彼が口を開くと、(今日の彼の話の展開はどうなるのだろう。)と、楽しみになるのは私だけではないことは、みんなの顔を見れば一目瞭然です。職場でそんな空気が流れる瞬間がみずみずしいと感じます。

 「生徒指導の大家の森田洋司先生がよく言ってたんです。同僚間の協力関係が大切だと。いろんな意見を交換して、互いに支え合って、高め合っていくそんな環境が大事だと。」
と、この日の彼は、真面目な話。その後、後輩の指導主事へのペップトークに至りました。

 「よく、言いますよね、それ。」「自分も読みました。」と、この日は「同僚性」がちょっとしたテーマ。森田先生のご講演の記録によると、同僚性とは、【職場で互いに気楽に相談し・される、助ける・助けられる、励まし・励まされることのできる場と人間関係をつくりだし、モチベーションを高めていくこと。】と表現されています。

 改めて同僚とは何か、ふと考えてみたくなりました。英語の辞書の定義では【共通の目的のもとに一つになり、その目標に向かって仕事をするお互いの能力を、認め尊重し合う人々】だそうです。こうなると、同僚ってとても魅力的な集団です。「respect」という単語で説明されている定義自体にも心が惹かれます。

 普段、室内は、膨大な量の業務の処理に、ともすれば殺伐とした空気が流れてしまいそうな時もあります。途切れない電話の呼び出し音や深刻な相談に、即座に親身に対応する緊張感もあります。一人一人が高い責任感と倫理観で一隅を照らす仕事をしています。狙いどおりにいかないこともあります。

 そんな合間を縫って、「この対応はこれで良いだろうか。」に始まり、「こういう配慮が欠けているのでは。」「以前にはあんなことがあったから、今度は…。」「いや、視点が違うのでは。」「すぐ調べます。」「連携先は…」と続いていく同僚たちの姿を目の当たりにする時は、密かに衝動的な高揚感さえ覚えます。

 「カメレオンのように、片方の目で対象物を捉えながら、もう片方の目で周囲を広く見渡すことができているか。」「他者の感情や抱えている課題を理解し、理屈や理性を超えて繋がることができる能力を養っているか。」「組織を作っているか。」そんな大切にしておきたいことがみんな、ああだ、こうだと言う時間に作られていっている気がするからです。

 情報共有や分析をしても、ペップトークをしても、そして、何ら重要なことでなく、単に好きなラーメン屋の話をしても、きっとこうしたああだ、こうだという会話の中で、複数視点からの状況把握や共感能力や同僚性が養われていくのでしょう。

 一人で成長するのは難しいです。インフォーマルなミーティングや雑談が大切だと感じています。
                        

【 教育委員会の動き 】 目次に戻る

【1】平成29年度地方教育行政功労者表彰について

      

<教職員課> 
  
 地方教育行政功労者表彰は、地方教育行政においてその功労が特に顕著な教育委員会の委員または教育長が文部科学大臣によって表彰されるものです。今年度、県内からは次の3名の方々が表彰されました。
                        (年齢と主要職歴は平成29年8月1日現在のものです)
     
 橿原市教育委員会教育長     吉本 重男(よしもと しげお)さん
                (68歳 大阪市平野区在住)
 豊富な行政経験と高い識見に基づいた指導力を発揮し、幼保一体化施設の整備、就学前保育・教育統一カリキュラムの導入など、就学前の子供の育ちを一貫して支える保育・教育を実践されています。また、橿原市子ども総合支援センターを開所し、子供の成長段階に対応する一貫した支援を行い、子供の成長発達を支援する体制づくりに貢献されています。
   
 元 王寺町教育委員会教育委員  尻懸 智(しっかけ さとし)さん 
                (74歳 奈良県王寺町在住)  
 地域社会での多彩な活動や保護司としての経験を生かしながら、教育、文化、スポーツ振興等に日々精力的に寄与されました。特に学校教育においては、学校長をはじめ教職員への提言を意欲的に行い、子供たちが力強く、また、国際人として生き抜いていけるよう、「自ら学び、考え、行動する力」を育むための教育活動を推進されました。 
       
 十津川村教育委員会教育委員   松實 豊繁(まつみ とよしげ)さん
                (76歳 奈良県十津川村在住)
 教職経験を生かし、幅広い見識と熱意をもって、十津川村の教育の発展に貢献されています。十津川村の文化を教育の中に取り入れ、郷土に誇りを持てる人材の育成を推進されています。教員研修の促進や、村費によるALT導入など、十津川村の教育の発展に務め、教育に対する強い思いとその手腕は、教育関係者や地域住民からも厚い信頼と多くの支持を得ておられます。
      
                            ※ お問い合わせ先
                              教職員課 定数管理係
                              TEL 0742-27-9805 
 

【2】「みんなあつまれ! いのち かがやき フェスティバル」を開催しました

 

<教育振興大綱推進課>
 
 10月21日(土曜日)に、奈良県営うだ・アニマルパークにおいて「みんなあつまれ! いのち かがやき フェスティバル」を開催いたしました。
 このイベントは世代を超え、子どもたちや保護者・地域の方々、県内の学校・教育関係者が、うだ・アニマルパークに結集し、いのちの大切さをテーマにした様々な体験や心の交流を通して、「いのち」「絆」「ぬくもり」の大切さが実感できる機会を提供し、子どもたちをはじめとする県民の思いやりの心を育み、規範意識や社会性を高めることを目的としたものです。
 台風21号の影響により1日のみの開催となりましたが、雨の中にもかかわらず約350人の方々にご来場いただきました。
 

フェスティバルの様子 フェスティバルの様子    フェスティバルの様子 フェスティバルの様子       
                            ※ お問い合わせ先
        
                      教育振興大綱推進課 教育振興大綱推進係
                              TEL 0742-27-9830
  


【3】「Challenge!スマリデー ~スマホの休日~」に県内高校生が挑戦します

      
<生徒指導支援室>          生徒会連絡会の様子

奈良県高等学校生徒会連絡会が、11月7日(火曜日)を「スマリデー ~スマホの休日~」と設定し、県内の高校生が一斉に、スマートフォンや携帯電話等を丸1日利用せずに過ごすことを呼びかけます。高校生が自分自身のスマートフォン等の利用の実態を認識するとともに、利用のメリット、デメリットや代替手段等について考え、適切な利用方法を実践することを目的としています。                <生徒会連絡会の様子>

スマホリデー啓発ポスター 生徒会連絡会役員会の様子     <スマホリデー啓発ポスター>          <生徒会連絡会役員会の様子>     

                          ※ お問い合わせ先
        
                    生徒指導支援室 生徒指導第一係
                            TEL 0742-27-5435


 

【今、学校では・・・】目次に戻る

 
  『外国人観光客向け観光・防災マップ』の作成  ~ 畝傍高校の生徒と橿原市のコラボ ~ 

 奈良から文化や言語が異なる人々と協働できるグローバル・リーダーの育成を目指し、本校では、平成26年度よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)として、グローバル教育を行っています。そのうち1年生では、外国人観光客に地元の歴史や観光資源をどのようにPRするか等を発表する「現代へのあゆみ」を、2年生では、奈良県などが抱える様々な課題について、グループごとに仮説と検証を繰り返しながら解決策の提案等を行う「現代の課題」という授業を行っています。

 その取組の中で、昨年11月に高知県黒潮町で開催された「『世界津波の日』高校生サミットin黒潮町」に本校生徒が参加しました。彼らは、外国人観光客が災害に遭った際でも、適切に身を守り、避難できるための情報が必要であると考え、観光マップで防災情報を発信すべきとの提言を行い、中国や韓国などの高校生とのディスカッションを行いました。また「現代の課題」の授業で、観光マップの改善について課題研究を行ったグループが、本年2月に本校で開催した「SGH発表会」で、観光マップに防災情報を記載することなどを提案しました。
 
 それらの内容をもとに、外国人観光客向けに防災情報も含めたマップの作成を橿原市に提案し、橿原市と協同で『外国人観光客向け観光・防災マップ』を作成しました。本年3月・5月・6月に3回の検討会に参加し、提案内容のプレゼンや実際の地図に掲載する建物等の写真を撮影するなど、検討や試作マップへの反映を重ね、7月20日についに完成しました。橿原市役所にて記者発表を行い、テレビ・新聞でも報道されました。現在、マップは市内主要観光施設、観光案内所等で配布中です。
 
 このマップの主な特徴は、外国人観光客に必要と思われる防災情報や(地震発生時の対応、避難所の図示など)、Wi-Fiスポット、ハッシュタグ、橿原のフラワースポットなどを掲載したことです。
 生徒たちは、多くの方に活用してもらえるものを作成するということで、授業と違い、細かなところまで外国人の立場で考え、大変苦労しましたが、その分、地元橿原の魅力を知ることができ、また完成したときの感動もひとしおだったようです。

 このマップで、外国人観光客の方々によりよい橿原の旅をしていただきたいと思っています。一度、マップを手に取っていただければ幸いです。

畝傍高校マップ作成  新聞社の取材 
     <マップ作成の様子>               <新聞社の取材の様子>
                                   

【 スクープ 奈良TIME!郷土学習! 】 目次に戻る    

 

 「奈良県教育振興大綱」の施策の方向性の一つである「地域への誇りと愛着を抱き、地域と協働し、地域・社会に貢献する人材の育成」を推進するための取組に「郷土教育の充実」があります。小・中学校で実施されている郷土学習や、県立高等学校で実施されている奈良TIME(郷土奈良の伝統、文化等に関する学習)の取組の様子を本コーナーで紹介します。
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吉野林業の歴史と現状を学ぶ」~ 本校「奈良TIME」の取組 ~

                                       県立王寺工業高等学校
                                        校長 和田 俊廣

 本校では「奈良TIME」の取組として、「吉野林業の歴史と現状を学ぶ」というテーマで、林業と環境問題の関係について考えさせる授業を、第1学年現代社会において1学期に約3時間程度実施しています。

 工業科ということもあり、「ものづくり」という視点から、人が産業を、産業が人や地域を支えて郷土が成り立っていることを理解させるとともに、郷土の歴史を理解し、伝統産業を残すことを考えさせるのがねらいです。また、経済の国際化と地球環境問題の関連性を調べ、産業の振興と環境保護は必ずしも相反するものではなく、両立可能であることも理解させたいと考えています。ディスカッションを通じて自分の考えを述べ、他の生徒の意見を聞く力を養成することは、アクティブ・ラーニングを推進する上でも要請されていると認識しています。

 主な内容等は、以下に示すとおりです。
○ 吉野林業の歴史と現状について
・吉野林業は、先人の力と工夫により育てられてきたこと、吉野杉の優れた特徴を理解させる
・輸入木材におされて需要が激減し収益性が低下していること、林業従事者の高齢化が進んでいる現状について問題意識をもたせる

○ 割り箸について
・「割り箸が森林破壊につながるのか?」という問題を切り口に林業再生のためにできることをグループ討論させる

○ 使用教材
 DVD 「たのしい奈良の歴史 吉野林業(県教育委員会制作)」
 資料 日本の林業の現状と県中南部の林業界の活況について(プリント)
 吉野杉の割り箸、輸入材の割り箸(実物見本)

 時間的制約もあり、必ずしも十分なディスカッションをおこなうことができないのが現状です。実際の割り箸の見本を見せることで、生徒の興味・関心がより高まり、深みのある授業になったと思います。

【参考】活用した資料(抜粋)

   「林業従事者の移り変わり」
林業従事者の移り変わり


   「林業従事者の年齢層の変化」
林業従事者の年齢層の変化




   

【高校入試インフォメーション】ー第5回ー 目次に戻る

高校入試Q&A(その2)

 

<学校教育課>

 
 【高校入試インフォメーション】のコーナーでは、中学生の皆さんや保護者の方々に、平成30年度入試についての情報を紹介していきます。
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 今回は、平成30年度高校入試に関する情報をQ&A形式でお届けします。

【Q1】 
 平成30年度県立高校の募集人員は、昨年度と変更になっていますか。


→A 
 県立高校入学者募集人員は、県内中学校の卒業予定者数を基にして算出しています。
 平成30年度の県立高校入学者募集人員については、平成29年度に比べて全日制課程では、4学級、160人の減となっています。
 4学級の減については、奈良高校普通科、奈良情報商業高校流通ビジネス科、西和清陵高校普通科、大和広陵高校普通科において、それぞれ1学級減とします。
 定時制課程、通信制課程については、平成29年度の募集人員と変更はありません。
 各校の募集人員については、こちらをご覧ください。
        
【Q2】 
 一般選抜や二次募集の募集人員は、いつ発表されますか。


→A
 平成30年度の一般選抜の募集人員については、特色選抜の合格発表が行われる平成30年2月26日(月曜日)に発表します。当日の午後6時ごろに、学校教育課のWebページ「公立高校入試出願・実施状況等」に掲載しますので、ご覧ください。
 また、二次募集については、一般選抜の合格発表が行われる平成30年3月16日(金曜日)に発表します。当日の午後6時ごろに、学校教育課のWebページ「公立高校入試出願・実施状況等」に掲載しますので、ご覧ください。
                   
【Q3】 
 各校の昨年度(平成29年度)の出願の状況は、どうすれば分かりますか。


→A 
 昨年度(平成29年度)の特色選抜や一般選抜などの出願者数は、学校教育課のWebページ「公立高校入試出願・実施状況等」に掲載しておりますので、ご覧ください。
 
 平成30年度入学者選抜の日程、入学者選抜実施要項及び入学者選抜概要は、学校教育課のWebページ「高校入試」に掲載しています。そのほかに、高校進学に関して次のような情報も掲載していますので、活用してください。
                      
公立高等学校・特別支援学校紹介
 学校別に掲載してあります。学校の所在地や特色、行事、部活動、進路状況、制服など、写真入りで様々な情報が紹介されています。

                            ※担当
                             学校教育課 学事係
                             
TEL 0742-27-9851
                                      

【県立中学校インフォメーション】ー第4回ー 目次に戻る

平成29年度青翔中学校第2回学校見学会「青翔科学のひろば」の実施について 


<学校教育課>

 青翔中学校では、小学生の進路決定に役立つよう、本校の特色や入学者選抜について説明するとともに、模擬授業や体験、施設見学などをとおして本校への理解を深めていただくため、学校見学会「青翔科学のひろば」を開催します。
 今回の見学会では、中学2年生の授業をご覧いただきます。タブレットや電子黒板などのICTを活用した数学の授業やALTとのティームティーチングで進める英語の授業の様子をご覧ください。
 また、施設見学後には、科学部による公開実験「科学お楽しみ広場」を行います。前回も「おもしろい」「びっくりした」と大好評でした。どうぞご期待ください。

◇ 学校見学会について
(1) 対象  小学校5、6年生の児童とその保護者、小学校教員及びその他教育関係者

(2) 会場  奈良県立青翔中学校

(3) 日程  平成29年11月18日(土曜日) 9時00分 ~ 12時20分 [受付8時40分~9時00分]
      9時00分~10時15分   全体説明(学校紹介、入学者選抜等)
      10時20分~10時55分 ものづくり・観察コーナー
      10時55分~11時35分 施設見学・授業見学
      11時35分~11時55分 科学お楽しみ広場(公開実験)
      12時00分~12時20分 部活動見学(希望者のみ)

学校紹介の様子 授業紹介の様子
       <学校紹介の様子>                <授業体験の様子>

ものづくり・観察コーナーの様子 科学お楽しみ広場の様子
   <ものづくり・観察コーナーの様子>           <科学お楽しみ広場の様子>

(4) 参加申込  青翔中学校のホームページに記載されている方法(Web、FAX、はがき)でお申し込みください。
       「オープンスクールの案内」はこちら
       申込締切:11月16日(木曜日)

(5)その他
○ 児童のみの参加も可能ですが、「学校紹介」、「入学者選抜」の各説明は保護者向けとなっています。
○ 安全面から、できるだけ保護者等も一緒にご参加ください。児童のみの参加の場合は、参加申込書に連絡先電話番号の記入をお願いします。
○ 当日は上履きと靴袋をご持参ください。
○ お越しの際、お車の利用は大変混雑が予想されますので、公共の交通機関をご利用ください。
○ 当日の午前6時30分現在で奈良県北西部地域内の市町村において何らかの気象警報発表中の場合は中止しますのでご注意ください。

  青翔中学校に関する情報は、次のWebページからご覧いただけます。
  青翔中学校Webページはこちら  
  学校教育課県立中学校Webページはこちら  

                            ※お問合せ先 
                             奈良県立青翔中学校
                             〒639-2200 奈良県御所市525番地
                             TEL  0745-62-3951
          
 

【奈良県の先生になろう】 目次に戻る

奈良県ディア・ティーチャー・プログラムのワークショップを開催しました

 奈良県ディア・ティーチャー・プログラム第10期の第2回ワークショップが9月16日土曜日に、県立教育研究所で行われました。
 リクルーターの下北山中学校 家本絢子先生が、ワークショップの活動を報告します。   
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                           第2回ワークショップを振り返って
 
 朝の学びタイムでは、「今、夢中になっていること」をテーマに1分間のスピーチをしました。1分間という限られた時間の中で話を相手に伝えることは難しいですが、ほぼ全員が時間通りに内容を上手くまとめられていました。まだ2回目のワークショップのため、前に出て話をすることに緊張した様子でしたが、実際に教員になってからは生徒の前で話をすることになるので少しずつ慣れていってほしいと思います。

 校種別ワークショップでは、国語と小学校の理科または英語のモデル授業を受講しました。国語は詩、理科は水溶液の単元で、英語は「夢の時間割を作ろう」というテーマの授業でした。授業をする上でのポイントや授業計画時に気をつけた点などの説明を交えながら授業を行っていただきました。質疑応答の場では様々な質問が出ましたが、授業者の先生は一つ一つ丁寧に答えてくださいました。このモデル授業から学んだことを今度は班別ワークショップで討論し、まとめました。班のメンバーは、生徒から意見を引き出す、生徒に考えさせる授業づくりの大切さや授業前に1時間の学習計画の提示をする必要性など、多くのことを学んだようです。
 
   また、私たちリクルーターから授業づくりについて、日頃から工夫していること、失敗した授業例や上手くいった授業例を話しました。私が話をした内容は、学年が進むにつれ生徒の様子や雰囲気が異なるので、学年に応じた授業づくりを心掛けているということです。例えば、1年生は数学を好きになるために、視覚的に学ぶことを意識してICTを多く取り入れた授業、2年生は自分の意見や考え方を発表する授業等です。その他にも普段の授業の様子を伝えました。次回からは実際に学習指導案を作成し、模擬授業を行っていきます。学んだことを踏まえながら、模擬授業に向けて取り組んでもらえたらと思います。

 プログラムの活動は始まったばかりですが、回を重ねるごとに授業力や教員としての力量を身に付けてほしいと思います。また私たちも多くのサポートをするとともに、自身の資質向上につなげていきたいものです。
  
                        J班リクルーター 下北山中学校 教諭 家本 絢子

 モデル授業の様子  班別ワークショップの様子 

     <モデル授業の様子>      <班別ワークショップの様子「授業づくりに向けて」>
                                       

【 すくすく給食!おすすめレシピ 】-その8- 目次に戻る

 
 今年度は、奈良県内の地域の産物や行事食、旬の食材を取り入れるなどの工夫をした学校給食の献立をご紹介します。献立画像をクリックしていただくと、分量や調理の方法を見ることができます。ご家庭でも、ぜひお試しください。 
              
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 ★今月の献立★
*大和肉鶏の三輪そうめんフライ
*大和まなと柿の白和え 
*里いも入りかきたま汁   
*黒豆いり奈良茶飯
*牛乳
*みかん  
 
★レシピ★
画像をクリック→ 
 
11月給食写真
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〔献立紹介〕
   
 大和の伝統野菜 “大和まな” や特産品の柿・大和肉鶏・大和太ねぎ・宇陀市の黒豆・桜井市の三輪そうめんなど、地元の食材をふんだんに使った献立です。「奈良茶飯」は奈良県の郷土料理で、米に炒った大豆を入れてほうじ茶で炊いたごはんですが、今回は宇陀市の黒豆を使いました。「大和肉鶏の三輪そうめんフライ」は、短く折ったそうめんを衣にして油で揚げます。隠し味のカレーの風味とパリパリとした食感が楽しめます。
          

【 お知らせ 】 目次に戻る 

【1】「なら教育リポート ~まなびだより~」今後の放送予定

        
<県立教育研究所>

 奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(午後5時58分~6時55分)の中で、午後6時40分~45分頃に放送します。

○11月1日(水曜日)   「スマホ安全教室」
             奈良県高等学校生徒会連絡会

○11月8日(水曜日)  みんなあつまれ! いのち かがやき フェスティバル
            「みんなあつまれ! いのち かがやき フェスティバル」実行委員会

○11月22日(水曜日)   ICTが学校のまなびを変える! ~3~ 
         
■過去の放送分は、こちらの Webページでご覧いただけます。
                   
                            ※お問い合わせ先
                             県立教育研究所 研究開発部 ICT教育係
                             TEL0744-33-8907
                             FAX0744-33-8909 
        

【2】平成29年度「奈良県教育の日」及び「奈良県教育週間」について


<教育振興大綱推進課>

 県教育委員会では、教育に対する県民の意識や関心を高めるとともに、家庭、地域社会及び学校が一層連携を深め、奈良県教育の充実と発展を図ることを目的に、毎年11月1日を「奈良県教育の日」と定め、その日からの1週間を「奈良県教育週間」としています。
 この期間中、県教育委員会、各市町村教育委員会、各学校及び教育関連団体が「奈良県教育の日」の趣旨を踏まえて、関連行事や授業公開等の取組を行います。
 取組の詳細は、こちらのWebページでご覧いただけます。

                            ※お問い合わせ先
                             教育振興大綱推進課 教育振興大綱推進係
                             TEL 0742-27-9830

                          

 【 報道発表資料 】 10月1日~10月31日  目次に戻る

 
 2017年10月30日 郷土学習講座「岡本教授の大和まだある記」第3回講座受講者を募集します
 2017年10月30日 平成29年度学校基本数一覧(校種別)
 2017年10月27日 郷土学習講座「岡本教授の大和まだある記」第2回講座当日参加受付について
 2017年10月26日 平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調 
          査」(速報値)結果について
 2017年10月24日 平成29年度 授業公開・関連行事(取組予定)
 2017年10月23日 「奈良県文化財の日」及び「文化財功労者」への感謝状贈呈について 
 2017年10月18日 近畿ブロック文化財愛護ポスターの制作・配布について
   2017年10月12日 平成30年度奈良県公立高等学校入学者募集人員
   2017年10月10日 【公募型プロポーザル】沢城跡航空レーザ測量及び遺跡解説用CG動画作成業務
   2017年10月06日 平成29年度地方教育行政功労者表彰について  
   2017年10月03日 「文化財4K映像等撮影・活用事業業務委託」質問に対する回答について  
   2017年10月03日 教育委員会会議臨時会の開催について

 

【 お願い 】 目次に戻る

 
 
取り上げてほしい記事や、紹介してほしい学校の取組等がありましたら、本メールマガジンの下部にあります発行先までご連絡ください。

 

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