第6回定例会議(平成30年7月26日開催)

開催概要

報告事項

1

 平成30年6月定例県議会の概要(pdf 2579KB)           <企画管理室>

その他報告事項

1

 平成30年度奈良県高等学校等奨学金の採用状況について(pdf 141KB) <学校支援課>

2

 平成31年度奈良県立高等学校入学者選抜実施要項について(pdf 108KB) <学校教育課>

3

 元気なならっ子約束運動について(pdf 576KB) <教育研究所>
 
   
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平成30年度第6回(定例)教育委員会議事録(テキスト版)

概要

<開会>
平成30年7月26日
15時45分

<閉会>
平成30年7月26日
16時00分

 
<会議場所> 
教育委員室

<委員出欠>
花山院弘匡(出席)
佐藤進(出席)
森本哲次(出席)
高本恭子(出席)
上野周真(出席)

議案及び議事内容

<議案>
報告事項1
平成30年6月定例県議会の概要(承認)


<議事内容>

○吉田教育長「ただ今から、平成30年度第6回定例教育委員会を開催いたします。本日は委員全員出席で、委員会は成立しております。」

 

○吉田教育長 「それでは報告事項1『平成30年6月定例県議会の概要』について、ご報告をお願いします。」

○塩見次長 「

平成30年6月県議会の概要についてご報告いたします。
 議会の日程を報告します。6月県議会は、6月18日に開会し、7月3日に閉会いたしました。会期中は6月22日、25日に本会議代表質問、26日、27日に本会議一般質問、6月28日に文教くらし委員会が開催されました。
 教育委員会関係の提出議案についてご説明いたします。提出議案として、県立高等学校適正化実施計画の策定について、平成29年度奈良県一般会計予算繰越計算書の報告についてを上程いたしました。
 議案ですが、資料7ページ以降に記載しています。
 議案の概要を簡単に説明いたします。資料7ページ、県立高等学校適正化実施計画の策定についてです。内容につきましては、臨時教育委員会でご説明させていただきましたので割愛いたします。次に資料16ページをご覧ください。平成29年度奈良県一般会計予算繰越計算書の報告です。高等学校費の高等学校耐震化事業、高等学校施設整備事業、奈良高校災害復旧事業、特別支援学校費の大淀養護学校災害復旧事業、文化財保存費の文化財保存事業補助、史跡高取城跡災害復旧事業について報告をしております。
 次に、6月22日から27日に行われました、本会議の代表質問と一般質問の概要です。臨時教育委員会において、適正化関連の質問についての報告があったところですが、他の教育委員会関連の質問も含めて、改めて概要をご報告いたします。1ページに記載のとおり、代表質問は5人の議員により14項目、一般質問は5人の議員により8項目について質問がありました。
 18ページからは、代表質問の概要です。自由民主党の安井議員より、県立高等学校の適正化について質問がありました。時代の変化に対応した新しい高校づくりの推進や、教育の質や専門性の向上などについて、教育長より答弁いたしました。
 19ページ、自民党奈良の中村議員より、県立高等学校の適正化について2項目の質問がありました。1項目目は国際高校について質問があり、国際バカロレア機構の認定や国際的な教育プログラムの実施について、教育長より答弁いたしました。2項目目は実学教育の推進について質問があり、産業界等との連携や、工業、商業教育の充実について、教育長より答弁いたしました。
 20ページ、日本共産党の宮本議員より、小中学校の普通教室へのエアコン設置について質問がありました。地方消費税の増収分を財源とした取組みや、県からの財政支援などについて、知事より答弁いたしました。
 22ページ、日本共産党の宮本議員より、県立高校再編成を巡る問題について6項目の質問がありました。1項目目は意見公募(パブリックコメント)について質問があり、実施計画案は推進方針を具体化したものである旨、教育長より答弁いたしました。2項目目は23ページですが、平城高校跡地への奈良高校の移転について質問があり、今後の生徒数の減少と高校再編成による空き校舎の活用について、教育長より答弁いたしました。3項目目は27ページですが、校名について質問があり、教育内容や地域を大きく捉えた学校名の検討について、教育長より答弁いたしました。4項目目は28ページですが、学校数削減について質問があり、国際高校や県大附属などこれまでにない高校の設置や、既存の学科の充実について教育長より答弁いたしました。5項目目は28ページですが、教育内容の改編について質問があり、公教育の果たすべき役割の1つである人材育成について、教育長より答弁いたしました。6項目目は29ページですが、高校再編成の見直しについて質問があり、今回の計画案が様々な議論や手続きを経たものであることや、今後もより丁寧な説明に努めることについて、教育長より答弁いたしました。
  29ページ、日本維新の会の清水議員より、県立高等学校再編に伴う教育財産の活用等について2項目の質問がありました。1項目目は奈良高校の移転について質問があり、県立高校耐震化の早期完了や学校運営面でのメリットについて、教育長より答弁いたしました。2項目目は廃校地の活用について質問があり、県民の利便性向上や県政発展の観点から、関係機関とも調整しながら進めていくことについて、教育長より答弁いたしました。
 32ページ、国民民主党の森山議員より、県立高等学校適正化実施計画について2項目の質問がありました。1項目目は南部東部地域における課題について質問があり、定員割れが続く学校の統合と、魅力と活力あるこれからの高校づくりについて、教育長より答弁いたしました。2項目目は33ページですが、県立大学附属高校を設置する意義について質問があり、高度な高大連携による新しい高校づくりについて、教育長より答弁いたしました。以上が、代表質問の概要でございます。
 次に一般質問の概要についてです。34ページ、奈良県が平和のためにできることについて他8つの質問があり、その答弁を添付しております。
 次に6月28日に開催されました会期中の文教くらし委員会についてです。3ページ、県立高等学校適正化実施計画(案)の議決の延期と説明を求める請願について他、記載のとおりの質問がありました。詳細は44ページから57ページに添付してあります。
 議会閉会日の7月3日には、まず川田議員より、適正化実施計画案の議案提出に関する法令等違反による瑕疵について緊急質問があり、手続きに違法性がないことについて教育長より答弁いたしました。
 その後、文教くらし委員長報告が行われ、教育委員会の関連議案が採決された結果、請願(県立高等学校実施計画案の議決の延期と説明を求める請願書)は不採択、適正化実施計画は可決となりました。なお、委員長報告は59ページに添付しております。
 以上です。」

○吉田教育長 「このことについて、何かご意見、ご質問はございませんか。」

○吉田教育長 「ご意見、ご質問が無いようですので、承認してよろしいか。」

(各委員一致で承認)

○吉田教育長 「報告事項1については承認いたします。」

○吉田教育長 「それでは、その他報告事項について、ご報告をお願いします。」

○中西学校支援課長 「平成30年度奈良県高等学校等奨学金の採用状況について、ご報告します。
 資料をご覧ください。
 奈良県の高等学校等奨学金制度は、勉学する意欲がありながら経済的な理由により修学が困難な生徒に、奨学金を無利息で貸与するものです。貸与額や制度は資料裏をご覧ください。
 平成30年度の状況についてご説明いたします。4月の新規募集に係る採用状況は、申請167人のうち161人について貸与決定させていただきました。中学3年生の時点で内定をしております17人を合わせると、178人。全てに採用させていただく予定でございます。
 さらに、継続の貸与者は473人。全て合わせると651人になります。
 昨年度に比べて193名の減となり、昨年度より減少傾向にあります。これは修学給付金制度に生徒がシフトし、貸与型の奨学金が減少したためと考えられます。
 以上です。」

○深田学校教育課長 「平成31年度奈良県立高等学校入学者選抜実施要項について、ご報告します。
 変更点をご説明いたします。まず、資料の『3 特色選抜』をご覧ください。前回までは、5教科の中から教科を選ぶというものでございましたが、今回からは、国数英の3教科で学力検査をおこなってまいります。大きな変更点は、『9 追検査』です。今回新たに設定したものです。インフルエンザに罹患する等、やむを得ない理由で特色選抜や一般選抜などの検査を欠席した者の中で、追検査を希望する者を対象として、実施するものでございます。国数英の3教科の学力検査を実施し、調査票その他の記載事項を資料としてを総合的に判断を行います。なお、追検査は、一般選抜の合格発表の後に実施いたします。募集人員とは関係なく、外数で合否を決定いたします。その他、詳しい点は、資料をご覧ください。
 以上です。」

○石井教育研究所副所長 「元気なならっ子約束運動の実施について、ご報告します。
 変更点をご説明させていただきます。従来は3才児から小学校1年生を対象としておりましたが、今年度新たに小学校2年生まで拡大実施をさせていただいております。
 おやくそくシート、シールを用い、こどもたちに約束を決めていただき、できたところは色を塗ったり、シールを貼ったりして、親子で取り組むことで、結果として基本的生活習慣の定着や自己有用感を育むことができるよう、事業をすすめてまいりたいと考えております。
 以上です。」

○吉田教育長 「このことについて、何かご意見、ご質問はございませんか。」

○吉田教育長 「他にご意見、ご質問が無いようですので、原案どおり承認してよろしいか。」

(各委員一致で承認)

○吉田教育長 「その他報告事項については承認いたします。」

○吉田教育長 「それではこれをもちまして、本日の委員会を終了します。」