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里中満智子さんの『天上の虹』の原稿を多数展示!

マンガで語る古代大和1

【ナラプラス現地リポート】

奈良県立万葉文化館で、特別展「マンガで語る古代大和―学術と創造の融合―『天上の虹』にみる創造の世界」が開催中です(2018年7月14日~9月30日)。

『天上の虹』は、漫画家・里中満智子さんが鸕野讃良皇女(後の持統天皇)を主人公に描き、2015年についに完結(全23巻)した作品です。今回は、冒頭の「大化の改新」から、古代最大の内乱とされる「壬申の乱」までを描いた1巻~7巻を中心とした貴重な原稿と、古典資料など約160点が展示されています。

単なる原稿展にとどまらず、“史実”と、それをベースにした“創作”のおもしろさが存分に感じられる内容となっています。

【展示構成】
●第一章 大化の改新─『天上の虹』にみる主人公・鸕野讃良皇女
●第二章 白村江の戦いから天智天皇即位─女として、戦友として
●第三章 長槍事件から壬申の乱─わが国古代最大の内乱をめぐって


“史実”に忠実に、“創作”の面白さをプラス

マンガで語る古代大和2
会場の入口では、幼い頃の鸕野讃良皇女(後の持統天皇)とその姉・大田皇女を描いた『天上の虹』第1巻の表紙絵、そして騎馬した中大兄皇子(後の天智天皇)を描いた4巻の表紙絵が出迎えてくれます。

マンガで語る古代大和3
会場内の様子。広々としたスペースに、貴重な原稿など約160点もの資料が展示されています。

マンガで語る古代大和4
中大兄皇子(後の天智天皇)が蘇我入鹿を討った、「大化の改新」の重要なシーンを描いた原稿と並んで、その出来事が記された『日本書紀』の写真パネルと、その場面を描いた「多武峰縁起絵巻」が展示されています。単なる原稿展ではなく、より深く歴史に親しむきっかけになるでしょう。

マンガで語る古代大和5
謀反の罪によって捉えられた有間皇子が辞世の句を詠んでいるシーン。記録にはありませんが、『天上の虹』の作中では有間皇子と鸕野讃良皇女が恋していたとして描かれます。里中先生の創造の世界の賜物です。

マンガで語る古代大和6
「白村江の戦い」へと向かう船上で、額田王(ぬかたのおおきみ)が出航の歌を詠む場面。作中には『万葉集』に収められた歌が詠まれたシーンも数多く描かれており、万葉歌がより具体的にイメージできます。

マンガで語る古代大和7
出家した大海人皇子が、都を離れて吉野へと移動しているシーンなど。書き込みが細かく美しく、間近でじっくり鑑賞して驚きました!

マンガで語る古代大和8
大海人皇子が吉野へ逃れたことで、都の人々は「虎に翼をつけて放てり」と言い合いました。それを表現した1コマと、『万葉集』に収められた歌、そして『日本書紀』の記述などがあわせて展示されています。とてもわかりやすいですね。

マンガで語る古代大和9
即位した大海人皇子と、皇后として立った鸕野讃良皇女それぞれを描いた印象的なページも。手書きでページ数が書かれているのもリアルですし、描き込みも細やかで、その迫力に圧倒されます!

マンガで語る古代大和10
見どころたっぷりの内容でした。漫画『天上の虹』のファンが楽しめるのはもちろん、歴史好きな方にもとても興味深いでしょう。ぜひお出かけください!


里中満智子さん特別講演会「歴史漫画を描く醍醐味」

マンガで語る古代大和11
この日(7月29日)は、『天上の虹』作者である、漫画家・里中満智子さんの特別講演会「歴史漫画を描く醍醐味」が開催されました。早い時間からファンの方たちの行列ができて、定員250名の会場は満席に。90分間の講演中、ずっと立ったままお話されていました!

マンガで語る古代大和12
・‪万葉集の歌では、男性でも恋にうつつを抜かしていたりする。「男はこうあるべきだ」がなくて、なんて素直で素敵なんだろう。大人になったらこういう世界を描きたいなと思ったきっかけになった。
‬ ・みんな「歴史上の人物は、いい人は早くして不幸な死を遂げる」と思いがち。
‬ ・川島皇子のように、一方的に悪く言われている人は名誉回復をしたい。『天上の虹』で持統天皇への酷いイメージを変えることができた。それが物語を描く醍醐味。
‬ ・次回作は‪大伴家持を描く予定。‪その次は中大兄皇子。「きっと『ガラスの仮面』の最終回よりは先にでると思います(笑)」
など、この日はたくさんの興味深いお話を聞かせていただきました。

マンガで語る古代大和13
ミュージアムショップでは、里中先生のサイン本(30冊限定)も販売され、抽選になるほどの人気ぶりでした。ご著書と関連書がずらりと並んでいます。

マンガで語る古代大和14
さらに、里中先生の絵が描かれたポスターやクリアファイル、そして新発売の缶ペンケースなどのグッズも多数販売されています。

マンガで語る古代大和15
この日は『天上の虹』のシーンを使った「ぬりえスペース」も設けられ、小さなお子さんも集中して取り組んでいました。


夏休みは『にぎわいフェスタ万葉 夏』も開催中!

マンガで語る古代大和16
万葉文化館では夏休み期間中、『にぎわいフェスタ万葉 夏』と題し、さまざまな体験ができる「万葉こども教室」や「匠の聚ワークショップ」が開催されています(7月21日~9月2日)。

マンガで語る古代大和17
この日は、家の形の木のブロックに色をぬり、試験管をはめて作る「くっつく!ちいさな一輪ざしづくり」が開催されました。上手にできた作品を手に、ポーズをとってもらいました!まだいろんなイベントが企画されていますので、ぜひご参加ください。


特別展「マンガで語る古代大和―学術と創造の融合―『天上の虹』にみる創造の世界」

●会期:2018年7月14日(土曜日)~9月30日(日曜日)
●時間:10時から17時30分まで(入館は17時まで)
●会場:奈良県立万葉文化館 日本画展示室
●休館日:月曜日(祝日の場合はその翌平日休)
●観覧料:一般 1,000円、高校・大学生 500円、小・中学生 無料
※特別展の会場内での撮影は禁止されています。

■特別講演会「歴史漫画を描く醍醐味」(※すでに終了)
・開催日:7月29日(日曜日)14時から
・講師:里中満智子さん
・先着250名、申込不要・参加無料


交通案内

「奈良県立万葉文化館」(高市郡明日香村飛鳥10)は、近鉄橿原線「橿原神宮前駅」より、飛鳥駅行きバス(明日香周遊バス:赤かめ)に乗車(約20分)


(リポート・写真 / ナラプラスライター N)


(記事投稿者)
奈良県庁広報広聴課 髙塚・金田
電話番号 0742-27-8325

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