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お子さんから大人まで楽しめる「なら民博」

くらしから読み解く&古民家朗読会

【ナラプラス現地リポート】

大和郡山市の「奈良県立民俗博物館」は、大和に暮らす人々が風土の中で育み、改良工夫をかさねてきた生活用具など民具の数々を収集・保存し、展示公開する施設です。

博物館を中心に広がる「大和民俗公園」は、四季折々の草花や森林浴が楽しめます。江戸時代の民家15棟が「町屋」「国中(奈良盆地)」「宇陀・東山」「吉野」に分かれて移築復原されているのも見どころです。


今回は、以下の展示・イベントについてレポートします。いずれもお子さんからご年配の方まで、幅広い年齢の方々が楽しめる内容でした!

・明治150年記念特別展「くらしから読み解く明治150年」
・昔のくらし関連展「子どものくらし-あそびとまなび-」
・夜の古民家で朗読を聴く「昔のあかり&秋の夜のおはなし会」(※終了しました)。


初出資料も多数!特別展「くらしから読み解く明治150年」

くらしから読み解く&古民家朗読会1
明治元年(1868)から満150年の節目となる2018年にちなみ、特別展「くらしから読み解く明治150年」が開催中です(10月6日~12月16日)。歴史の一大転換点となった明治維新は、人々のくらしや意識にどのような変化をもたらしたのかを、郷土の生産・生活用具を通して考える内容です。

くらしから読み解く&古民家朗読会2
会場では「幕末から明治へ」「くらしの中の変化」「産業」の3つのコーナーから、明治維新を庶民生活の視点から紹介しています。写真の「時と暦」では和時計やオルゴール時計、当時の暦などが展示されています。さらに灯りや通信、近代教育制度、衣服などの変遷なども見られます。

くらしから読み解く&古民家朗読会3
大和の「産業」についても興味深い内容でした。写真は、奈良の特産品「大和絣(やまとがすり)」に関連したものも。反物や見本の布綴、割り込み帳(デザイン帳)など、いずれも素朴な美しさが感じられます。

くらしから読み解く&古民家朗読会4
こちらは、大和郡山の金魚養殖についての品々を集めたコーナーです。法被やさまざまな記録帳、金魚を運ぶ桶などが見られます。金魚を運ぶ際に使った、何層にも重ねられて隙間から空気も通る「重ね桶」など面白いですね。今回が初出となる資料も多いとのことで、楽しく拝見しました!


明治150年記念特別展「くらしから読み解く明治150年」

●会期:2018年10月6日(土曜日)~12月16日(日曜日)
●時間:9時から17時まで(入館受付は16時30分まで)
●場所:奈良県立民俗博物館 企画展示室
●観覧料:一般 200円、大学生等 150円、高校生以下および65歳以上は無料
●休館日 :月曜日(祝日・振替休日の時は次の平日休)
※11月10日(土曜日)、11日(日曜日)は「関西文化の日」のため無料で入館できます。
●展示内容:幕末から明治へ(鯰絵、慶応4年高札、太政官日記、日新記聞など)、くらしの変化(伊勢暦、和時計、行灯、無尽灯、人力車、磁石式電話、寺子屋用具、赤紙、大礼服、山高帽 など)、産業(大和郡山の金魚、養蚕、大和絣関連)

http://www.pref.nara.jp/item/202824.htm#moduleid39775


昔のくらし関連展「子どものくらし-あそびとまなび-」も開催中

くらしから読み解く&古民家朗読会5
昔のくらし関連展「子どものくらし-あそびとまなび-」は、昭和20年代の教科書や勉強道具、おもちゃ、昔話や現代の教科書にも登場する道具などを中心に、“ちょっぴり昔”の子どものくらしを垣間見れる内容です。小さな木製の学校机と椅子を見ただけで懐かしくなりますね!

くらしから読み解く&古民家朗読会6
ブリキ玩具や竹ぽっくり、駅員ごっこにポンチ活動写真など、年代物のおもちゃがずらり!角型のメンコの絵柄が国内外の政治家や兵隊さんだったりと、時代を感じさせます。お隣には昔の雑誌『野球少年』や『明星』(高倉健さんや南田洋子さんが登場!)などの展示もあります。

くらしから読み解く&古民家朗読会7
昔の道具やおもちゃに実際に触れるコーナーも。「炭火アイロン」や「回転ごたつ」はともかく、ここに「黒電話(ダイヤル式)」が展示されていて、使い方の説明が書いてあるあたりが隔世の感があります。小さなお子さんからご年配まで楽しめる内容でしょう。

くらしから読み解く&古民家朗読会8
常設展「大和のくらし」では、奈良盆地の稲作、大和高原の茶業、吉野山地の林業について、1970年代頃に機械化が進む以前に使われた用具を展示し、当時の衣食住について紹介しています。こちらもあわせてお楽しみください。


昔のくらし関連展「子どものくらし-あそびとまなび-」

●会期:2018年9月22日(土曜日)~2019年1月27日(日曜日)
●場所:奈良県立民俗博物館 展示室
※開館時間・休館日・観覧料などは、特別展と同様です。
●展示内容:昭和20年代の教科書、勉強道具(机、ハーモニカ、ランドセル など)、雑誌(『野球少年』『明星』など)、おもちゃ(けんだま、めんこ、こま など)

http://www.pref.nara.jp/item/202471.htm#moduleid39775


古民家の夜を体験!「昔のあかり&秋の夜のおはなし会」

くらしから読み解く&古民家朗読会9
この日(10月20日)は、暗い古民家のなかでちょっぴり不思議な物語を朗読する、昔のくらし体験「昔のあかり&秋の夜のおはなし会」が開催されました。会場は奈良県立大和民俗公園の「旧臼井家住宅」。夕暮れ時の17時から始まります。

くらしから読み解く&古民家朗読会10
昨年も大好評だったイベントということで、この日は定員を超える25名が参加しました。雨戸も締め切っていますが、電気の明かりが灯されていてまだまだ明るいですね。

くらしから読み解く&古民家朗読会11
この日に使用した灯りたち。全方位を照らせる「丸型行灯(あんどん)」、向きを変えることで明るさが調節できる「有明行灯」、ろうそくを乗せる「燭台(しょくだい)」など。電気がついた明るい室内では、かすかな光量に過ぎません。

くらしから読み解く&古民家朗読会12
朗読会が始まりました。朗読されたのは『だいふくもち』『ざしき童子(ぼっこ)のはなし』『くらがり峠』の3本で、どの物語にも古い民家や暗がりが登場する、ちょっと不思議なお話です。お子さんたちは真剣に聞き入っています。

くらしから読み解く&古民家朗読会13
文字を追う必要があるため、読み手の手元は電気の灯りで照らされていますが、それ以外のところはかなり薄暗いです。和ろうそくの灯りは時に大きく揺らめき、語りの声だけが静かに響きます。

くらしから読み解く&古民家朗読会14
朗読会が終わり、電気の灯りを消してみたところ。これだけ行灯や燭台がありながらも、部屋の隅が見えないほどの暗さです。電気が普及する以前は、夜は早く寝るものだったのでしょう。体験してみて初めて実感できました。

くらしから読み解く&古民家朗読会15
イベントの終了後には、雨戸を開け放って、手燭(手持ちの燭台)を体験したりしました。この日は大きなお月さまが出て明るい夜でした。昔の人たちは月明かりに感謝していたのでしょうね。


昔のくらし体験「昔のあかり&秋の夜のおはなし会」(※終了しました)

●日程:2018年10月20日(土曜日)17時から18時
●場所:奈良県立大和民俗公園 旧臼井家住宅
●定員:20名
●参加費:無料

http://www.pref.nara.jp/item/202735.htm#moduleid39775


関連したイベント、その他の展示など

●明治150年記念特別講演会「明治維新と奈良の祭り-おん祭・村落祭祀の近代-」
・講師:幡鎌一弘氏(天理大学文学部教授)
・日時:11月11日(日曜日)13時30分から
・定員:50名(※先着順。要事前申込)
・申込:10月12日(金曜日)から電話または博物館窓口で申込受付

http://www.pref.nara.jp/item/202824.htm#moduleid39775


●第5回 なら民博ふるさとフェスタ
・日時:11月10日(土曜日)・11日(日曜日)10時から16時
・場所:大和民俗公園、奈良県立民俗博物館
・内容:手作りソーセージやクラフトビールの飲食屋台、ハンドクラフトや金魚すくいなどのコーナー、各種イベント、園内セグウェイ体験(1回500円)、かまどでごはん体験など

http://www.pref.nara.jp/item/203916.htm#moduleid39775


●玄関ホール写真展「私がとらえた大和の民俗-火-」
・会期:10月27日(土曜日)~12月16日(日曜日)
・内容:8名の写真家が奈良の民俗行事・風景を写真作品にする競作展。今回は「火」をテーマとした計27作品が展示されます。

●写真家座談会―火に関する奈良の民俗―
・日時:12月9日(日曜日)13時30分から
・場所:大和民俗公園 旧臼井家住宅
・参加費:無料(※申込不要です。直接会場へお越しください)
・内容:玄関ホール写真展「私がとらえた大和の民俗-火-」の関連イベントです。

http://www.pref.nara.jp/item/203899.htm#moduleid39775


交通案内

「奈良県立民俗博物館」(大和郡山市矢田町545番地)は、近鉄郡山駅、またはJR大和小泉駅を下車。奈良交通バスターミナル1番のりばより、バス停「矢田東山」下車、北へ徒歩10分です。


(リポート・写真 / ナラプラスライター N)


(記事投稿者)
奈良県庁広報広聴課 髙塚・金田
電話番号 0742-27-8325

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