2018 | 奈良の刀剣 -匠の美と伝統-

特別展

奈良の刀剣 -匠の美と伝統-

平成30年(2018)4月21日(土)~平成30年(2018)6月24日(日)

案内ちらし(pdf 429KB)
出品リスト (pdf 256KB)


[概要]   

 現在、「日本刀」と呼称される刀剣類は、古くは「かたな」「けん」と呼ばれていました。その原型は古代に遡りますが、平安時代中期頃には、現在の反りのある片刃、いわゆる日本刀の形態が整い、その後も時代の変化を受けながら変化し、現代では美術品として日本のみならず、世界中で広く愛好されています。

 刀剣類は本来の用途として、武器の性格を持っていますが、その一方では古代から実用としての性能を超 えて、持つ者の権威や武力、あるいは霊威や神聖性を示す象徴、そして技巧を凝らした工芸の粋としての性格も帯びていました。副葬品として、あるいは社寺に宝剣として奉納された刀剣類はその代表ともいえるものですが、広く刀剣には所有者の守護を祈る象徴としての性質と、更には精神的な素養と芸術性をたたえた、美術品としての歴史と文化がともなっています。

 本展は、近年特に幅広い世代に関心を集めている刀剣の魅力を取り上げ、奈良ゆかりの刀剣を主として、古代から現代まで続く刀の文化とその芸術性、併せて現代に活躍する奈良ゆかりの刀匠の活動を紹介することで、多彩な角度から刀剣の魅力への入り口とするものです。

 

主催:奈良県立美術館

後援:NHK奈良放送局、奈良テレビ放送株式会社、株式会社奈良新聞社、西日本旅客鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、阪神電気鉄道株式会社、奈良交通株式会社、奈良県商工会議所連合会、奈良県商工会連合会、奈良県中小企業団体中央会、株式会社南都銀行、(一社)日本旅行業協会、(一社)全国旅行業協会奈良県支部、(一社)国際観光日本レストラン協会、(一財)奈良県ビジターズビューロー、(公社)奈良市観光協会、奈良県旅館・ホテル生活衛生同業組合


 

[関連事業]

⑴講演会「日本刀の魅力」4月29日(日・祝)    
講師:河内國平氏(刀匠・奈良県指定無形文化財保持者)
⑵講演会「刀工月山鍛冶を受け継いで」5月6日(日)       
講師:月山貞利氏(刀匠・奈良県指定無形文化財保持者)

対談 講師:金田國真氏(刀匠)聞き手:当館学芸員 6月10日(日)

  対談 講師:月山貞伸氏(刀匠)聞き手:当館学芸員 6月17日(日)

⑸研師・関山和道(かずみち)氏による日本刀研磨実演 4月30日(月・振休)

学芸員によるギャラリー・トーク 4月28日(土)、5月19日(土)、6月2日(土)
  ミュージアムコンサート レクチャールームなど


[同時開催]
天理市による連携展示 当館ギャラリー 観覧無料

「古代史の鍵を握る刀剣 -国宝 中平銘鉄刀と七支刀-そして、春から初夏にかけての山の辺の道 ~めぐみ めぐる てんり~」