【レポート】『地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会なら・かしはら』が開催されました

全国の伝統芸能が橿原に集結!大迫力のステージが!

【ナラプラス現地リポート】(令和元年9月)

橿原市で、第27回地域伝統芸能全国大会『地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会なら・かしはら』が開催されました(9月28日、29日)。
この催しは、地域で受け継がれる伝統芸能を表彰し、まちの活性化につなげようとする全国大会で、県内では初開催となります。
メイン会場の奈良県橿原文化会館では、初日に高円宮妃・久子さまをお迎えし、故・高円宮さまを記念した地域伝統芸能賞が、春日大社で平安時代から続く「春日若宮おん祭」の保存会に贈られたほか、5つの団体と個人が表彰を受けました。続いて、ステージにて伝統芸能のパフォーマンスが繰り広げられました。
サブ会場のジェイテクトアリーナ奈良では、奈良県出身のタレントで、元NMB48メンバーの渡辺美優紀さんをスペシャルゲストに迎え、若者の目線からこれまで伝統芸能に馴染みのなかった方にも、その魅力や担い手の姿についてわかりやすく伝えました。
サブ会場の2日目の模様をレポートします。

 

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この日のオープニングは、鹿児島県奄美市のあらしゃげ会の皆さんによる「八月踊り」でした。男女が大きな輪になって、交互に掛け合いの唄を出しながら踊ります。大きなハト(指笛)の音が鳴り響き、次第にテンポが速くなっていきます。南国の雰囲気が感じられる、陽気で華やかなステージでした。

 

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イベントの司会は、テレビ版県民だより奈良「ならいいね!」などでお馴染みのやのぱんさんです。紋付きはかま姿のせんとくんも登場し、スペシャルゲストの渡辺美優紀さんのファンも多数来場した客席から大きな歓声が上がりました。

 

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長崎県平戸市の平戸神楽振興会の皆さんによる「平戸神楽」は、古来から伝わる平戸の神楽を基礎に、元禄時代に完成しました。披露された「ニ剣の舞」は、神武天皇の東征の一幕を演じたものです。口にくわえた太刀も両手の小刀も、すべて真剣。ピンと張り詰めた空気の中、日本刀との神聖な舞が繰り広げられました。

 

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こちらは、静岡県静岡市の清澤神楽保存会の皆さんによる「清沢の神楽」で、静岡県中部地方で広く受け継がれている駿河神楽のひとつです。真剣を手にした4名が近い位置で舞っていて、ものすごい緊張感でした!

 

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東京都杉並区「東京高円寺阿波おどり」の皆さんは、舞台全体を使った圧巻のパフォーマンスを披露してくれました。「狭く坂のある商店街でも、踊りながら練り歩く阿波踊りならできる」と、昭和32年に商店街の町おこしとして導入され、延べ100万人の観客が集まる規模に成長しているそうです。


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ステージ狭しと繰り広げられる阿波おどりは大迫力!秩序だった美しさもあり、踊り手の皆さんからほとばしるエネルギーが感じられました。

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兵庫県神戸市の神戸市立神港橘高等学校龍獅團の皆さんによる「南獅獅子舞・福州龍舞」も、その華やかさで観客の目を釘付けにしました。
1988年に前身の兵庫商業高等学校の生徒会が、「神戸らしい取り組みを」と南京町の春節祭に着目し、文化祭で披露したのがきっかけで始まりました。現在では世界大会でも何度も入賞し、全国高校総合文化祭の郷土芸能部門で二度の「文化庁長官賞」に輝いています。

 

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鳴り物の音もリズムも、まさに中華圏の華やかさです。うねる龍を長縄跳びのように飛び越えたり、組体操のような複雑な動きがあったり。素晴らしいパフォーマンスに会場から大歓声が上がりました!

 

「小鼓体験コーナー」や「だんじり曳行体験」なども

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会場2Fのホワイエでは、月ヶ瀬誠謡会の皆さんによる「小鼓体験コーナー」も開催されました。触れる機会の少ない楽器ですので、いい音を鳴らすのは簡単ではありません。また、古代衣装を着て記念撮影できるスポットも来場者から好評でした。

 

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会場前では、地元・橿原市の十市と今井の「だんじり曳行」も披露されました。来場者が体験できる企画も開催され、大人から子どもまでたくさんの参加者で盛り上がりました!

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地元橿原市を始めとした県内の特産品や食を楽しめるブースも多数出店しました。会場ではフリーマーケットが行われたり、ふわふわスライダーなどの「子ども遊び広場」も登場しました。

 

奈良県内で受け継がれる伝統芸能も披露されました

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奈良県内の伝統芸能も多数披露されました。こちらは、奈良市月ヶ瀬の八幡神社の秋祭りで演じられる「桃香野の能楽」です。かつては村の神主が勤めたと推察される「添翁(そえおきな)」が登場するのが特徴なのだとか。まさに幽玄というのに相応しい、神聖な雰囲気でした。

 

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奈良市の「春日若宮おん祭の神事芸能」。春日若宮おん祭は、春日大社の摂社・若宮神社の祭礼として、保延2年(1136)関白・藤原忠通によって斎行されたのが始まりとされています。ステージでは、平坦なようで心地よい抑揚がある節回しとともに、踊りとも所作ともいえる独特の動きが、粛々と演じられました。

 

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宇陀市の室生神楽保存会の皆さんによる「室生の獅子神楽」。室生寺や龍穴神社でも舞われるもので、獅子の動きがダイナミックで迫力があります。大きく頭を振って歯を噛み鳴らすくだりなど、まさに大きな獅子が力を込めているかのようでした。前後のお二人の息もぴったりと合っていて、本当に美しい舞でした!

 

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フィナーレを飾ったのが、五條市の「阪本踊り」です。扇踊りと手踊りがあり、それぞれ男女掛け合いで歌いながら踊るものもあります。所作が優雅でとても美しく、思わず見惚れてしまいました。

 

地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会なら・かしはら(※終了しました)

●日程:2019年9月28日(土曜日)、29日(日曜日)
●会場:【メイン会場】橿原文化会館、【サブ会場】ジェイテクトアリーナ奈良

(リポート・写真 / ナラプラスライター N)

(記事投稿者)
奈良県庁広報広聴課 森田・山田
電話番号 0742-27-8325

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