指導農業士 退任式・就任式
令和2年7月21日(火曜日)、指導農業士の退任式・就任式を県庁で行いました。
指導農業士10名の方が退任され、新たに6名の方が就任されました。
奈良県では、将来の地域産業を担う青年農業者の育成・確保、並びに活力ある農村社会の形成に深い理解と情熱を持ち、近代的な農業経営及び農村環境づくり等に意欲的に取り組んでいる農業者を「奈良県指導農業士」として認定しています。


荒井知事から、退任される方へ感謝状を、就任される方へ認定証が贈呈されました。

退任された方々との記念撮影

就任された方々との記念撮影

式典の後、指導農業士の方々とそれぞれの方々が育てている作物や作られている商品、奈良県の農業に関して懇談しました。

最後に、新たに就任された方々から荒井知事に自宅で育てられているバラの花束が送られました。
荒井知事コメント
退任される方々、長年ありがとうございました。
以前スイスに視察に行って頂いた方もいますが、違う地域の農業を見ることは楽しく、勉強になります。視察後の報告では、日本の農業は手を入れすぎとありました。外国はあまり手を入れず、農業生活を楽しむことを大切にしています。
農業生活はそれを楽しむことと良い物作りのバランスが大切です。農業者の所得を上げて、農業生活を楽しむこと。スイスが一つの手本と思います。こういう国と交流し、見学することで、色々学ぶことができます。それを日本で教えて頂ければと思います。農業を若い人にうまく継いでもらうことも大切です。生活との両立を考える必要があります。農業が楽しくなるような仕組みが必要と考えています。
最後に、今回退任される方、ありがとうございました。今回新たに就任される方、よろしくお願いいたします。