「約20品種・15万本」のヒマワリが咲き揃いました
奈良県中部に位置する「奈良県営馬見丘陵公園」で、第6回目となる『馬見ひまわりウィーク』が開催されました(2020年7月23日~8月2日)。
広大な園内全域に「約20品種・15万本(!)」ものヒマワリが植えられ、中央エリア・カリヨンの丘では、今年から新たに一面のコキアが楽しめました。
今年は新型コロナウイルス感染防止対策のため、イベント規模を縮小しての開催となりました。さらに、梅雨が長引いて日照時間が不足しヒマワリの開花が遅れるなどもしましたが、来園者は美しい花に癒やされていました。

イベント初日(7月23日)は曇り空で、気温も高すぎず散策にちょうどいい日でした。花の道エリアでは「マリーゴールド」などが美しく咲いていましたが、主役となるヒマワリはまだほとんど開花していませんでした。

ダリア園前のヒマワリはまだ咲き始めでした。「スマイルラッシュ」という品種で、大人の膝くらいの高さまでしか成長しないため、お子さんたちも鑑賞しやすくなっています。

ヒマワリを小さくしたような「ルドベキア」の花は見頃でした。鮮やかなレモン色とシックな赤色の花が、美しいグラデーションを見せてくれます。

集いの丘の大型テント北側では、「サンフィニティ」という品種のヒマワリが満開でした。

人気の撮影スポットになっており、みなカメラを片手に楽しんでいらっしゃいました。

そのすぐ近くで「ベゴニア・センパフローレンス」が開花していました。美しいカーブを描いていて、インスタ映えします!
一面の「コキア」!愛らしい姿を見られます

園内の南側に位置するカリヨンの丘では、一面の「コキア」が見られます。こんもりと丸い姿が愛らしいですね。

コキアがこれだけ植えられていると迫力があります。秋になると全体が赤く紅葉しますので、そちらも楽しみですね!
無料アプリを使ったイベントなども登場

恒例の「大道芸パフォーマンス」は今年も開催されました。華やかな音楽を奏でながら、元気いっぱいに園内を練り歩きます。来年はフェイスシールド無しで演じられるといいですね。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、花見茶屋エリアの出店も少なめでしたが、冷たいかき氷や奈良県産の野菜マルシェなどが販売されました。
また、無料アプリを使って楽しめるイベントも登場しました。「アプリ de 季節の馬見」は、園内に設置されたARマーカーを読み込むと、季節ごとの美しい花風景が楽しめます。「アプリ de 緑道スタンプラリー」というお楽しみ企画も開催されました。

また、このイベント期間から、園内移動支援のための「電動カート」2台の運行が始まりました(※今回は高齢者・お身体の不自由な方・小さなお子さま連れの方限定)。イベント期間以降も土日祝とイベント開催時に運行されます。
開花が遅れたヒマワリたち、数日後に満開に!
こちらは後日の様子です(7月31日撮影)。わずか1週間後ですが、見事に満開となっていました!

集いの丘エリアの斜面を覆い尽くすかのように植えられたヒマワリは、まだ5分咲きくらいでした。

春まちの丘エリアでは、広い花畑がヒマワリ(品種:サンフィニティ)の黄色に覆い尽くされる、美しい光景が見られました(8月1日撮影)。ヒマワリに囲まれて写真撮影も楽しめました。
■第6回 馬見ひまわりウィーク(※終了しました)
●日程:2020年7月23日(木曜日)~8月2日(日曜日)
●時間:10時~16時
●場所:奈良県営馬見丘陵公園
●入園料:無料
●主なイベント内容:
・真夏のフードマルシェ(※土日開催)
・真夏の野菜マルシェ(※土日開催)
・大道芸パフォーマンス(※土日開催)
・アプリ de 緑道スタンプラリー
・アプリ de 季節の馬見 など
※イベント期間外もヒマワリなどの花々はご覧いただけます。
※ペットを連れてのご入園はできません。
■馬見丘陵公園のイベントや花の開花状況は、以下のページでもご紹介しています。
・馬見花だより
馬見丘陵公園公式インスタグラム
■交通案内
「奈良県営馬見丘陵公園」(北葛城郡河合町佐味田2202)へは、近鉄「池部駅」下車、緑道北口(緑道エリア)まで徒歩2分。または近鉄「五位堂駅」より奈良交通バス33系統「馬見丘陵公園」下車すぐです。
(リポート・写真 / ナラプラスライター N)
(記事投稿者)
奈良県庁広報広聴課 中路・林野
電話番号 0742-27-8325