【レポート】「なら記紀・万葉プロジェクト」2020集大成シンボルイベント『ならの次代へ』

「なら記紀・万葉プロジェクト」集大成の年

【ナラプラス現地リポート】(令和2年12月)

『古事記』完成1300年(2012年)から、『日本書紀』完成1300年(2020年)の9年間にわたり、奈良県が進めてきた「なら記紀・万葉プロジェクト」。古代の歴史に大きな足跡を残した藤原不比等の没後1300年ともなる今年は、集大成の年となります。
そのシンボル的なイベントとして、『ならの次代へ』と題した催しが桜井市民会館で開催されました。
MCに俳優・辰巳琢郎さんを迎え、女優・羽田美智子さん、アーティスト・篠原ともえさんらのトークセッション、船引神楽(ふなひきかぐら)や古事記・万葉集の朗唱披露などを通じて、記紀・万葉を中心とする奈良県の歴史的魅力をさまざまな観点から考える1日となりました。


ナラプラス現地リポート

オープニングを飾ったのは、宮崎県・船引神社へ奉納される「船引神楽」です。天照大御神(あまてらすおおみかみ)がお隠れになった天岩戸神話をもとに、神様を集める「注連鬼神(しめきじん)」と、力自慢の天手力男神(あめのたぢからおのかみ)が岩戸を開ける「戸開鬼神(とひらききじん)」が厳かに演じられました。

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会場のMCは、関西のご出身で地域おこし活動にも熱心に取り組まれている俳優・辰巳琢郎さんと、フリーアナウンサーでかつて橿原市にお住まいだったという久保美智代さんが務められました。


園児たちによる古事記・万葉集の朗唱

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続いては、古事記・万葉集の朗唱の披露です。
まずは西大和保育園の園児たちによる「古事記(因幡の白兎)」の朗唱です。愛らしい身振りも交えながら、有名な神話の一節を元気いっぱいに語ってくれました。


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飛鳥学院保育所の園児たちは、「万葉集」の朗唱を披露してくれました。故・犬養孝先生の「犬養節」を取り入れ、万葉歌を楽しく歌い上げました。後半はメロディもラップ調になり、踊りも加わるなど、現代的で斬新なアレンジで楽しませてくれました!

市町村長が熱弁!「わが町自慢」コーナー

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「わが町自慢」コーナーでは、記紀・万葉とゆかりの深い10の市町村長が、古代衣装を身にまとって登場。1分間という短い持ち時間の中でわが町自慢を披露し、ゴングが鳴ったら強制終了するというルールでした。

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まずは、山の辺磯城エリア(天理市、川西町、三宅町、田原本町、桜井市)です。それぞれ石上神宮(いそのかみじんぐう)や島の山古墳、太子道(たいしみち)などを熱心にアピール。開催地でもあった桜井市の松井市長は大和王権発祥の地であり“日本の国の始まり”であることをPRし、大きな喝采を浴びました。

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続いては、飛鳥・藤原・宇陀エリア(橿原市、宇陀市、曽爾村、御杖村、明日香村)です。橿原神宮や天香具山など、「飛鳥・藤原の宮都(きゅうと)とその関連資産群」として世界遺産への登録を目指す地域だけに、魅力的なわが町自慢が続きました。
“日本人の心の故郷”とアピールした明日香村・森川村長は、オンライン開催となったハーフマラソンを積極的に告知されました。

奈良への愛が溢れたトークセッション「ならの次代へ」

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トークセッション「ならの次代へ」では、パネリストとして、女優の羽田美智子さん、デザイナー/アーティストの篠原ともえさん、そしてモデレーターとして雑誌「サライ」編集長の三浦一夫さんが登場しました。

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篠原さんは、2013年から3年間、彫刻家・籔内佐斗司先生と全国を巡礼したNHK Eテレの番組「仏像拝観手引」をきっかけに奈良の魅力にはまり、それ以降も心の拠り所が欲しくて奈良に通っているとのこと。5年前には東大寺の御朱印帳のデザインも手掛けています。
このイベント前日には東大寺や聖林寺を、当日朝には大神神社(おおみわじんじゃ)へ参拝してきたそうで、舞台上で御朱印コレクションを披露してくれました。

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羽田さんは熱烈な“仏像好き”で、長谷寺の観音さまが大好きだとか。奈良にはまったのは、今から10年ほど前のこと。お母さんとの二人旅で、法隆寺の回廊で風がフワーッと吹いてきた時に「私、この風知ってる!」と感じたことから、「聖徳太子に恋してます」というほどのファンになったのだそうです。

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奈良を愛する方たちのトークセッションだけに、熱い思いが語られました。
●羽田さん「奈良に入ると空気が変わるのがわかってホッとします。奈良はあまり変わって欲しくない。変わらないことに価値があるんだと思います。」
●篠原さん「奈良は“帰ってくる場所”。奈良のトーン、奈良のフィルターがあって、インスピレーションの源です。」
●三浦さん「奈良には想像する楽しみがあります。京都などは上に建物が建っているので想像しづらいですが、奈良は手付かずのままに残されているので、想像が広がります。」


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最後は、MCの辰巳さんらも加わってトークが続きました。 出演者の方たちが、奈良のどんな点に魅力を感じているのかが伝わってくる、素敵なお話が伺えました。



■「なら記紀・万葉プロジェクト」2020集大成シンボルイベント『ならの次代へ』(※終了しました)

●日時:2020年11月29日(日曜日)13時~16時30分
●場所:桜井市民会館 大ホール
●入場料:無料
●定員:800名(※要事前申込)
※詳しくはこちらをご覧ください。

(リポート・写真 / ナラプラスライター N)


(記事投稿者)
奈良県庁広報広聴課 中路・林野
電話番号 0742-27-8325

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