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ならで学ぶ 地域づくり実践ゼミ 開催報告
 平成22年度ならで学ぶ 地域づくり実践ゼミ
       〜ご存じですか?お能は奈良が発祥地〜  開催しました!

 
本県が有する地域資源を活かして奈良の魅力を全国に発信するために、また、奈良県内外の地域づくり関係者の交流や地域づくり活動のさらなる活性化を促すため、「ならで学ぶ地域づくり実践ゼミ〜ご存じですか?お能は奈良が発祥地〜」を、 開催しました。



日   時:2月5日(土)〜6日(日)
場   所:大淀町文化会館、大淀町及び吉野町

事業主体:奈良県地域づくり団体協議会
実施主管:奈良インターカルチャー

協   力:吉野町、大淀町



詳細チラシはこちらから

プログラム


◆◇2月5日(土)◇◆


 10時に近鉄大和八木駅に集合。
 事務局が改札前でお出迎えいたしました。

            
【10:30〜12:00 談山神社】


  


 





 マイクロバスに乗り込み、一路談山神社へ。
 道中、車内から明日香村の石舞台もほんの少しだけ見えました!
 
 お車でご参加の方々と現地で合流し、簡単に事務局をご紹介した後、さあ談山神社へ!!・・・と思いきや、早速おみやげ店のいい香りに(串こんにゃくや奈良漬けなど、おいしそうなものがたくさん・・・)足を止められてしまいます(笑)





談山神社  長岡 千尋 宮司

  
 談山神社では、改修中の権殿にて、特別に宮司さんからお話しをうかがうことができました。
  
 談山神社とお能との関わりについてお話しいただき、みなさん真剣な面持ちで聞いておられました。

 談山神社に伝わる能面「摩陀羅神」のお話しも聞かせていただきました。

 今年5月には、完成した権殿でお能が奉納されるそうですよ!

 権殿の拝観やゼミ参加者への講話を快く引き受けてくださり、昼食会場まで提供してくださった長岡宮司、本当にありがとうございました。


 ← おまけ

   昼食時にいただいたお弁当です。みなさん、
   おいしそうに召し上がっておられました(^-^)









            



 昼食後、談山神社を後にし、バスは次の会場「大淀町文化会館」へと向かいます。
 バスの中も和やかな雰囲気です☆



【13:30〜17:00 実践ゼミ   於:大淀町文化会館】


 さて、本行程のメインである「実践ゼミ」。
 受付前から多くの人にお集まりいただきました。




佐野 純子 会長
 開会は、本日の主催、奈良県地域づくり団体協議会
会長である、佐野純子さんにご挨拶いただきました。
 


<第1部>
 
 地元の地域づくり団体による活動発表




愛炭塾




NPO法人 関西青少年自立支援センター
NOLA



ましが丘推進委員会




“夢”町づくり大淀




 吉野町、大淀町、それぞれ2団体ずつ発表いただきました。


 活動発表@ 「愛炭塾」(吉野町)

 過疎化・高齢化の進む吉野町香束において、かつて「捨谷」と揶揄された「シテ谷」を再生しようと数人で始められました。炭焼き、ミツバチの巣箱づくり、シイタケの菌入れ、遊歩道の整備など多くの事業に取り組んでおられます。会員も増え連帯感も強くなった今、UターンのみならずIターン者を受け入れるべく、活動を続けていきたいとのことです。
 当日お越しいただいていた会員のみなさんはイキイキとしておられ、愛炭塾としての活動を楽しんでおられるのだな、という印象を受けました。


 活動発表A 「ましが丘推進委員会」(大淀町)

 いきいきした村づくりをしようと平成13年に立ち上げられて、今年で10年目に入ります。
 立ち上げ当時から毎年続けている活動として、「茶つみ体験フェスティバル」があります。例年100人以上、多いときで250人もの人が集まる一大人気イベントですが、一時的に人が集まっても真の活性化とは言えない、と事務局長はおっしゃいます。人手がなく、中断中の事業もあるそうです。
 少子化等で若者が減少する中、活性化の中心となる人材を育てつつ、活動を盛り上げていくことは、簡単にはできないのですね。


 活動発表B 「NPO法人 関西青少年自立支援センターNOLA」(吉野町)

 不登校やひきこもり、ニート等、社会参加が困難な青少年を、寮での共同生活を通してサポートしている団体です。毎日の規則正しい生活のほか、定期的に行われるスポーツイベントや和太鼓教室、就労体験なども実施しておられます。
 核家族化が進み、地域における子どもたちとのつながりが希薄になりつつある現代、地域ぐるみで子どもを育て、積極的に交流を図ることは、高齢化した地域の活性化にもつながるのではないかと思いました。


 活動発表C 「“夢”町づくり大淀」(大淀町)

 2000年に発足し、大淀町を知ることから始められた本団体。2003年から始めた「昔ながらの米作り体験」
では、2010年までに、のべ233家族、855人が参加されるという大好評の企画となっています。
 また、2008年から着手した里山の公園化は、今年2月、ついに完成し、シンボルとしてツリーハウスも建設されました。
 地域資源を活用した地域活性化は、根気よく続けることが不可欠だと思います。その結果、目に見える形で成果が現れると、自信も付き、次への活力へとつながることでしょうね。


 今回活動発表をしていただきました4団体のみなさん、本当にありがとうございました。



<第2部>
 
 ちびっ子桧垣本座によるお囃子



 2部では、大淀町教育委員会生涯学習課 種田さんの司会進行で、大淀町が取り組む桧垣本猿楽とちびっ子桧垣本座について発表いただきました。

 ちびっ子桧垣本座は平成14年6月に創座され、今回発表にご参加いただいたのは、第9期生の子どもたちです。

 本日は、能楽協会大阪支部より

  観世流シテ方:立花香寿子先生
  森田流笛方:斎藤敦先生
  大倉流小鼓方:荒木建作先生

 の3名の能楽師にお越しいただきました。
 

 能楽とはなにかをお話いただき、それぞれ、謡や楽器の説明もしてくださいました。







衣装は、装道礼法きもの学院
奈良県認可教室連盟のみなさんが
ボランティアで着付けてくださいます。





「高砂」を連吟
連吟とはみんなで謡うことを言います。



笛の練習風景





小鼓の練習風景

  
 能楽師によるご説明の後は、子どもたちの練習風景を見せていただきました。

 揃いの衣装で、能楽に真剣に取り組む姿は、小学生とは思えない貫禄!!
 ついさっきまで友だち同士でおしゃべりしていた顔から、一気に“プロ”の顔へと変わります。

子どもたちの練習風景を拝見した後、実践ゼミ参加者のみなさまにも
能楽を体験していただきました。




小鼓の持ち方、意外と難しいですね。



笛はちゃんと音が出ましたか?



声の出し方も普段とは違います。

 
 子どもたちにもお手伝いいただき、それぞれ体験させていただきました。

 子どもができるんだから・・・なんて高をくくっていたら、とんでもない!さすが、厳しい練習をこなしてきているだけのことはあります。
 初体験ではなかなかうまくいかないものですね。
 
 それでも、能楽に対する「難しそう」「とっつきにくそう」と言ったイメージは払拭できたのではないでしょうか?


 参加者のみなさんにも少し能楽に触れていただいたところで、
 ちびっ子桧垣本座による「吉野天人」を見せていただきました。




「吉野天人」
桜が満開の吉野山に降り立ち舞う妖精のお話です。



そして最後は袴の片付け。
これも練習の内です。




 1部、2部終了後、奈良県地域振興部地域づくり支援課の野 一樹課長に閉会のご挨拶をいただきました。
 「ならで学ぶ地域づくり実践ゼミ」は今年で4回目。
 来年も、奈良県の地域づくりについてみなさまにじっくり体験していただけるプログラムにしたいと思います。

 今回ご協力いただきました能楽師の先生方、ちびっ子桧垣本座のみなさん、ボランティアの方々、また、様々な調整に当たってくださった大淀町教区委員会生涯学習課の種田さん、本当にありがとうございました。



 活動発表、ちびっ子桧垣本座と内容盛りだくさんの実践ゼミを終え、向かうは交流会会場!
 もっと団体の話も聞きたかったし、能楽の体験もしたかったですね。



【17:30〜19:00 交流会   於:吉野町中央公民館】



             
各テーブルに用意されたオードブルとお酒。
ビールは開始15分で、柿の葉寿司は開始40分で完売しました(笑)


 場所を移して、みなさんお楽しみの交流会です。
 テーブルに着くなり、各々自己紹介などを始め、開催の挨拶の前に、既に同じテーブルのみなさんでワイワイしておられました。

 あちらこちらで名刺交換をしている姿を見かけ、また、お酒の差し入れをしてくださった参加者の方もおられ、交流会は大いに盛り上がりました!


【20:00〜21:00 夜なべ談義   於:太鼓判 花夢・花夢】
 交流会ですっかりうち解けられたみなさま。
 場所を移して夜なべ談義の開始です。

 お酒が入っていることもあって、みなさん次第に声が大きくなっていきます(笑)

 たくさん用意したはずの食べ物もお酒もほぼ完売!残されたのは大量のいなり寿司だけでした・・・



 


 21時の終了時間に、後ろ髪を引かれる思いで帰って行かれた方々を見送り、
宿に戻って第2ラウンドの始まりです(笑)
 遅くまで語っておられたお部屋もいくつかあったとか・・・
 事務局は早々に休ませていただきました(-_-)zzz




◆◇2月6日(日)◇◆


【7:00〜8:00 金峯山寺勤行体験


 本日は朝から金峯山寺にて勤行体験をさせていただきました。
 まだ暗い内に起き出し、寒さの厳しい中、バスにて金峯山寺に向かいます。

 蔵王堂に正座した瞬間、何故か無意識に背筋が伸びてしまったのは私だけでしょうか?
 日常生活で、こんなに無心で正座をする時間は滅多にありません。

 




 30分程のお勤めの後、堂内をぐるっと1周しました。

 その後、住職の五條 良知さんに、金峯山寺の歴史と、お能との関わりについてお話しいただき、約1時間の体験は終了しました。

 そして帰りには記念品までいただきました!ありがとうございました。

 興味深いお話を聞かせてくださった五條さん、勤行体験にご協力くださった僧侶のみなさん、本当にありがとうございました。


 ※堂内撮影禁止のため、勤行体験の写真は
  ありません。



 宿に戻ると温かい朝食が用意されていました。
 一仕事(!?)終えた後のご飯は格別においしいですね!
 さて、満腹になったところで太鼓判を後にします。
 


【9:30〜10:30 吉野町まち歩き


 大和上市駅では、既に地元のボランティアガイドの方にお待ちいただいておりました。
 吉野町の歴史やこれから歩くまち並みについて、地図を使ってご説明いただき、いざ出発です。


 

まち歩きボランティアによる説明


実際のまち歩きでは
普段あまり通らない裏通りへも行きました

 


 まち歩きの流れで「北岡本店」に到着。
 さあ、みなさんお待ちかねの酒蔵見学ですよ!

 吉野町の古い町なみのご説明をしつつ、北岡本店までご案内くださった吉野町ボランティアガイドの島田 豊さん、本当にありがとうございました。


【10:30〜12:00 酒蔵見学   於:北岡本店


 店に着くなり、帽子を着用し、長靴に履き替えいざ、蔵へ!
 お酒のできる過程について、順を追ってわかりやすく教えていただきました。


  
新酒の試飲に舌鼓。・・・誰ですか!?
ここぞとばかりにガブガブ飲んでいるのは!(笑)



 
 酒蔵見学終了後、お土産に酒粕をいただきました!ありがとうございました。
 ゼミ参加者からのご質問にもわかりやすく答えてくださり、お酒造りの手間や工夫についてもお話しくださった北岡本店の杜氏さん、本当にありがとうございました。


 さて、今年度の「ならで学ぶ地域づくり実践ゼミ」はこれにて終了です。
 全行程にご参加いただいたみなさまは、本当にお疲れ様でした。

 みなさんにとって、充実した、得るもののあった2日間となっておりましたら幸いです。

 また、開催に当たりご協力くださった談山神社、活動発表団体のみなさま、能楽師の先生方、ちびっ子桧垣本座のみなさま、金峯山寺、吉野町観光ボランティアの会、北岡本店、吉野町、大淀町のみなさまに改めてお礼申し上げます。
 本当にありがとうございました。


 
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