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奈良県ホーム知事室知事定例記者会見 > 平成20年2月12日

平成20年2月12日(火)
あいさつ
司会:
 ただいまから、「奈良県営プールの撤去及び跡地へのホテル誘致について」の知事会見を始めさせていただきます。
 まず、案件につきまして荒井知事から発表いたします。その後、記者の皆様からご質問をいただきたいと思います。
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「奈良県営プールの撤去及び跡地へのホテル誘致について」 【資料】(新しいウィンドウが開きます)
知事:
 「奈良県営プールの撤去及び跡地へのホテル誘致について」ですけれども、予算
案に入れています。来年度予算の発表がもう少し後になりますが、この事案については全体の予算発表前にできるだけ早く発表した方がいいと思って発表させていただいたものです。
 内容は、奈良市役所と奈良警察署の周辺に、県有施設として県営プールがあります。敷地面積約1.9ヘクタールで、県内では数少ない水連公認プールということですが、一つの事情として、建設から30年余りが経過したということで老朽化が進み、改修するのかどうかということが課題になってきていました。
 一方、場所柄とすれば、平城宮跡やその他の施設からのアクセスが良く、ホテルの立地にすぐれた条件があります。いろいろと検討する中でここをホテルにしたらどうかということを考えまして、平成20年度において公募型プロポーザル方式により、できるだけ大型で良質なホテルを誘致し、早ければ平城遷都1300年記念事業期間中、特にハイライトとなります平成22年の秋にホテルの営業が開始できる可能性もありますので、ホテル用地に転換をするということを決めたわけです。そのように間に合うならばということで、多少早く発表させていただくものです。
 現プールのことですが、予定といたしまして、9月末の夏が過ぎた段階で営業を終えて、10月から撤去工事を行うこととします。プールにつきましては、代わる施設を建てるということを考えています。どこにどのように建てるかということは、20年度中に奈良県スポーツ振興計画というものを検討して詰めていきますが、その中でプールの施設も年度内で確定していきたいと考えています。21年度予算にはプールの建設計画の予算がつくようにしていきたいと考えています。
 公式競技があった場合には、天理大学などが公認プールの施設になっていますので、そこをお借りして県内の競技大会を開催することとしており、天理大学等には承諾を得ているところです。
 この土地は売る場合と貸す場合があろうかと思いますが、どちらにしてもその収益金を原資としてスポーツ施設整備を目的とする基金の設置をしたいと思っています。プールを建設する資金に充てたいと思っています。
 そのようなスキーム(枠組み)ですので、20年度当初予算においてプール撤去関連予算とホテル誘致関連予算を計上するということにしています。予算の発表のときには、きちんと話をしますが、少しでも前倒しで発表をして、早く対応したいということです。
 後のスケジュールですが、予算が通りましたら4月からすぐさま応募要項を配布して説明会を開催し、提案書を6月に受け付けて、事業主体の決定を外部委員も含めた審査委員会を設置して7月にも決めて、8月に協定の締結まで進めていきたいと考えています。そのような段取りでいきますと、平成22年の秋には新しいホテルの建設が可能であろうかと思いますので、ちょっと急いで発表させていただく次第です。
 発表の内容は以上です。
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質疑応答
司会:
 ありがとうございました。
 それでは、ご質問をお受けしたいと思います。
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プールの撤去とホテル誘致について
記者:
 新プール建設後の撤去ということと、それから急いで撤去して、そしてホテル誘致していくということで、部内で2つの議論が多分あったと思います。ホテル建設で急いでいくということで固まった理由というか、大体わかるのですけれども、あえてちょっとわかりやすく説明していただいた方がいいのかなと思います。
知事:
 1つは、県民プールとして施設が古くなって、ここ1、2年利用は増えているのですけれども、奈良市の場合は、周りに結構プールがあるんですね。
 そういう事情もありますし、県民プールを改修するにしても改修の期間休館になりますしね。改修、休館もできないという、プールがここしかないという状況ではないというのが事情としてありますが、それよりも大きいのは、奈良市内には、やはりホテルが少なくて平城遷都1300年記念事業を開催しても、泊まれる人が他県に泊まられるというのはせつないことです。
 現在は、大きなイベントやコンベンションをするにしても、海外の要人が来られても、なかなか奈良で泊まっていただくところが数少ないのではないかという状況です。観光地の基本的な条件を整えるためにも、良質なホテルの整備というのは不可欠だと思います。それを早期に取りかかりたいということです。 
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誘致するホテルの規模等について
記者:
 誘致するホテルでも、良質なホテルということですけど、例えばどのぐらいの規模であるかとか、あるいは国賓級の人が泊まれるようなものであるとか、外資系というようなことなど、そのあたりのお考えは今のところどうでしょうか?
知事:
 そうですね。300室ぐらいになりますね。グレードは国賓とかVIPでも泊まれるようなホテルということです。外資系でなくてもいいのですが、外資系の方が歓迎ですね。より広く世界的なブランドの方が歓迎いたしますけど、より多く、広くお客さんが来てもらえるという意味で外資ブランドがいいと思いますが、それに限るわけでもありません。 
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土地の利用について
記者:
 この土地、売るか貸すかどちらかとおっしゃいましたけれど、まだ決まっていないのですか?
知事:
 多分、ホテルの投資は「買ってつくる」という人と「借りてつくる」という人と両方あると思いますので、両方受け付けたいと思っています。
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誘致するホテルの条件やホテル誘致の場所について
記者:
 先ほどホテル、グレードなんかのお話があったんですが、プロポーザル方式でやるときに何らかの条件をつける考えというのがあるのかというのが1つと、あと以前、ホテル誘致を言われたときは、なるべく平城宮跡を見おろせるような、僕が受けたイメージは、もっとかなり近い場所で建つというイメージがあったと思うのですが、それとの今回との関連をちょっとお聞きします。
知事:
 ビジネスホテルではない、スイートがあるホテルが欲しいということですので、どういう表現になるのかわかりませんが、五つ星級が望ましいと思っています。
 それと、あと平城宮跡を見おろすと言った覚えはないのですが、遠くに見える場所も可能かと思ったことはあります。前を見渡せば、朱雀門があり、その後ろに大極殿が見えるような場所も可能かと思ったこともありますが、それはその場所によりますし、絶対的条件ではありません。
 奈良市には、ホテル立地に適したところというのはあまりないですよね。高級になると駅前がいいかというと、そうでもないですね。マーケティングの多少のリサーチはしたのですけれど、ちょっと離れた方がいいみたいな感じですね。
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応募の話について
記者:
 この場所だったら応募してもよいとか、応募したいというような話は内々にでもありますか?
知事:
 リサーチでは、十分ここだとあり得るというぐらいの結果は得ています。
記者:
 具体的にどこがというようなとこが?
知事:
 そこまでは承知してません。
記者:
 ないのですか?
知事:
 ええ。リサーチの中では、こういうところは十分立地が良いという結果は出ています。
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土地売却等、詳細について
記者:
 この土地を売却する場合の大体幾らになるかという見積もりと、あとこの地域の高さ制限は何メートルでしょうか?
担当:
 売却の価格は、今後、鑑定を実施する予定です。その鑑定に基づき価格を設定しますので、現段階では確たることは申し上げられません。高さ制限は25メートルです。
知事:
 25メートルといったら、どのくらいの階数?
担当:
 6階から7階ぐらいの高さになります。
記者:
 それは奈良市の条例にかかるのでしょうか?
担当:
 そうですね、奈良市の規制です。
知事:
 25メートル。それを変更をするお願いをするつもりはないですね。その規制の中でのホテル誘致ということになります。
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ホテル誘致について
記者:
 土地の裏づけのある誘致としてはこれが第一弾と見ていて、まださらにいろいろほかもやっていく考えを持っていらっしゃるのかどうか伺います。
知事:
 リサーチで奈良のホテルは、まだ立地できますよというようなマーケットの方向だと思います。いい土地があればホテルをもっと誘致したいと思います。それと、ホテルを誘致するといろんなコンベンションができます。奈良県は、冬がオフシーズンですけれども、オフシーズンのコンベンションになるとなかなか味わいがあるので、そのようなことを一生懸命したいと思っています。
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コンベンション施設について
記者:
 今、コンベンションのお話が出ましたけれども、以前知事からコンベンション付きの施設のホテルが欲しいというお話伺っていて、今回もそちらは条件に入ってくるんでしょうか?
知事:
 はい。コンベンションの施設も中にできると思います。すごく大きなものをここにつくらないといけないかどうかというのは、またちょっと考えものでですね。
 新公会堂のようなコンベンション施設とうまく連携できるように、大宮通りをどのように新公会堂まで楽に行けるか、これもアクセスということになると思います。常時アクセスができれば、市内のこのような場所もとってもいいホテルになると思います。
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公募に至った経緯等について
記者:
 公募をそもそもすることに至った経緯とですね、あと公募を始めてからも例えば個別に声かけたり誘ったりとか、そういう探し方もしていくのかというところを聞かせてください。
知事:
 選定は、やはり公募型プロポーザル(技術力や経験,プロジェクトにのぞむ体制などを含めたプロポーザル(提案書)を提出してもらい,公正に評価して設計者を選ぶ方式)というのは公平だと思いますし、その公募の後、評価についても専門家の方に集まってもらって審査基準を設けて総合的に評価するといった、外部識者の目を通したいと思っています。その契約の条件などもそういうような客観的な数値に基づいた契約にしたいと思っています。
記者:
 これまで公募以前に、個別に交渉だとか誘致だという動きを進めてきておられなかったのですか?
知事:
 リサーチということになろうかと思います。公有地ですので、いずれにしてもどのような提案があっても、最後は公募ということになると思います。民有地のあっせんということならば、むしろ誘致ということを直接的にして、この場所でどうですかということは言えたと思いますが、県有地への誘致ということであればやはり公募ということになると思います。


司会:
 ほかにご質問は、ございませんか?
 それでは幹事社さん、よろしいでしょうか?
 これをもちまして知事会見を終わらせていただきます。
知事:
 ありがとうございました。
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(発言内容については、読みやすくするために、広報広聴課で編集しています。)