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朝市・直売所

 二月堂のお水取りも終わり、例年になく厳しかった今年の冬の寒さも一段落といったところでしょうか。皆様の中には暖かな日差しに誘われて観光地に、また野山などへ出かけようかと計画を立てられているのではないでしょうか。
 皆様は季節の変化を何で感じられますか。たとえば春は?柔らかい風や、優しい雨音、暖かい光、それともふくらみ始めた桜の花でしょうか。食卓に並ぶ食材で季節を感じる方はいらっしゃいませんか。農業の技術が高度になり、季節の先取りや周年栽培が増えて、旬がわからなくなってきたという声も聞こえてきます。
 皆様は毎日のお買い物は、スーパー・コンビニ、それとも八百屋さんや果物屋さんでしょうか。朝市や直売所に足を運ばれたことはありませんか。県内には、農家の方々が作った農産物を持ち寄って農家が自ら運営する朝市・直売所が100カ所近くあります。そこには、朝早くから元気なお年寄りやお母ちゃんたちが、丹精込めて作った野菜や花、果物、またそれらを使った加工品を持って、集まってこられます。朝市・直売所には、四季を感じ、地域独特の食材に出会える楽しみがあります。各地の朝市・直売所を巡ると、それぞれに特徴があり楽しいものです。生産者は新鮮で安全・安心な農産物を消費者に届けたい、また「新しいね」「美味しかった」「昔の味に出会えた」などの声を励みに、日々精を出しておられます。朝市・直売所の情報は、農業技術センターのホームページに掲載しています。http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-9077.htm
 このたび、県内の農産物をより身近に、より美味しく食卓にのせていただきたいと「大和の農産物&レシピ集」を作成いたしました。34種類の農産物について、旬の時期、栄養と特性・上手な選び方・調理のコツ・おすすめの食べ方などのミニ知識と、15種類の農産物にはレシピもつけました。
 冊子をぜひ手に取っていただいて、朝市・直売所で県内の農産物の「いいとこ」を発見する手引きにしていただければと思います。「大和の農産物&レシピ集」は、県政情報コーナーや各農林振興事務所農業(林)普及課、農業技術センター(農業情報・相談センター)に備えていますので、ご活用下さい。

      「大和の農産物&レシピ集」

2005年4月
農業技術センター
専門技術員 角山 美穂