平成16年度第3回審議会


平成16年度 第3回奈良県男女共同参画審議会の概要

・日 時
平成17年3月23日(水) 10時~11時35分

・場 所 奈良県庁舎 5階 第1会議室(奈良市登大路町30)

・出席者 11名(4名欠席)

・傍聴者
なし

・会議の概要
 次期奈良県男女共同参画計画について、前回に引き続き、計画の体系、施策の方向について検討いただくとともに、具体的施策の事務局素案に対してご意見をいただきました。

[計画策定に対する主なご意見]
・育児・介護休業の取得の促進について、男性の取得も大事なので「男女ともに」等、男女が対象であることが分かるよう加筆した方がよい。
・男女共同参画の推進に向けた就業環境の整備について、中小企業などでも取組が一層進むよう、前向きな表現を工夫していただきたい。
・就業環境の整備において、若者の就業対策を記載していく必要があるのではないか。
・子育てを支援する環境整備の具体的施策として、「育児支援・家庭訪問事業実施の推進」をあげていただきたい。
・生涯を通じた健康づくりの具体的施策に、「更年期における保健対策の充実」をあげていただきたい。
・児童虐待防止法の改正を踏まえて、夫・パートナー等からの暴力など家庭における暴力に子どもが日々さらされることが、心理的虐待となることを明記していただきたい。
・世界的な観点からすれば、性暴力の被害者は女児だけでなく、男児もたくさん被害を受けているので十分留意いただきたい。
・「ノーマライゼーション」「エンパワーメント」等について、県民に分かりやすい表現を心がけていただきたい。巻末に用語解説をつけるだけでなく、読み進む上で分かりやすい工夫が必要。
・具体的施策について、具体的な表現、抽象的な表現が入り混ざっているので取組の内容が具体的に伝わるような記載をしていただきたい。
・「女性のチャレンジ支援策」は、意思決定の場への女性の参画や、女性の再就職支援など多岐にわたる内容が含まれるので、計画における位置づけの整理が必要ではないか。
・これまでのわが国の男女共同参画の取組が、国際的な協調のもとで進められてきた経緯についての内容は、一般県民にも理解できるような、わかりやすい文章表現にしていただきたい。