11月27日 国際文化観光・学研都市・平城遷都1300年記念事業推進対策特別委員会

国際文化観光・学研都市・平城遷都1300年記念事業推進対策特別委員会記録
開催日時  平成21年11月27日(金)  13時03分~14時24分
開催場所  第1委員会室
出席委員  8名
        小林 茂樹 委員長
        田中美智子 副委員長
        大国 正博 委員
        中野 雅史 委員
        神田加津代 委員
        粒谷 友示 委員
        岩城  明 委員
        梶川 虔二 委員
欠席委員  1名
        中村  昭 委員
出席理事者   中野地域振興部長、
          一柳文化観光局長兼平城遷都1300年記念事業推進局長、
          仲谷まちづくり推進局長、山口交通部長、その他関係次長、課長
参考人     田中(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長(経営企画部長、平城宮跡事業部長事務取扱)、
          秋里(社)平城遷都1300年記念事業協会会場運営部長
傍聴者  1名
議  事
(1)11月定例県議会提出予定議案について
(2)その他
 
<質疑応答>
 
○小林委員長 ありがとうございました。
 本日は、補正予算と学研都市高山第2工区、平城遷都1300年祭、そしてただいまの吉野熊野観光開発株式会社、そういったことのご説明、報告がございましたが、このことに関して、またはそのこと以外でも結構ですので、それを含めてご質問、ご意見等あればご発言願います。いかがでしょうか。
 
○大国委員 では、大きくは3点にわたって質問をさせていただきたいと思います。 1点目は、皆さんもうご承知のように、先般第61回の正倉院展、約30万人の入館者があったそうでございます。ことしは天皇陛下即位20年を記念して例年よりも3日間期間が延長されたということもありまして、また天候の状況も良好であったということであって、過去最高の入館者が記録されたということでございます。また、同時期に開催された興福寺の特別公開、お堂で見る阿修羅展もこの38日間の来場者は25万6,000人余り、昨年の特別公開の約10万9,000人を大幅に上回った方々がお越しでございました。議会の控室から見てみましても長蛇の列、連日もう何をやっているんだというぐらいのそういった人、人、人でございました。加えて大変多くの方々が車でもお越しになっていたのが、その後の今の状況を見ると非常にスムーズに走れる状況になっております。そんな大変反響を呼んだ2つの大きな公開、展示等もございました。その模様を見て、何でこんなに多くの方がこの奈良に来られるのだろうかと、阿修羅展といっても通常あるものでございますし、正倉院展は毎年、当然多くの方々もいらっしゃるわけでございますけれども、やはり奈良にはどこにもない本物があるという、この1点をどう県内外の方に知っていただくかということを、やはり見せ方、工夫、アピールをどうするかということも含めて非常に知恵がこれからは必要になってくるんじゃないかと、あの長蛇の列を見ながら、毎日見ながらそう思ったわけでございます。また、この阿修羅展につきましては、首都圏でことしの3月から6月、東京の国立博物館で展示が行われまして約95万人、その後行われた九州展でも71万人、阿修羅像を見に追っかけまで出たという状況でもございました。
 そういった意味では、奈良に非常に今チャンスが来ているのではないか。平城遷都1300年祭を前に、本当により一層、いかに多くの方々に来ていただいて喜んで帰っていただき、しかも地元の方の経済も潤うという、そういった方策をより一層力を入れていかなければならないと考えている次第でございます。
 先ほど申し上げました阿修羅展につきましては、東京の日本橋で特に、この4月に情報発信拠点として奈良まほろば館がオープンをされたところでございますが、ここをどう活用するかというのも非常に一つの大きなポイントがあるのかなと、阿修羅展の盛況を見た中で広さとかいう問題ではなくて、いかにこの奈良に来たいなという仕掛けができるかということをより一層考えていかなければならないのではないかなと考えているところでございます。聞くところによりますと、展示イベントとか県産品の物産コーナー、またあるいはカフェなどを備えているということでございます。もちろん観光情報等も発信をされているようでございますけれども、特にお尋ねしたいのは、奈良まほろば館のオープン以来の約半年間の活動状況についてと、これからどういう点に重点を置いて取り組まれるかということを1点目にお伺いをしたいと思います。
 次に、これも前回の当委員会でも質問をさせていただき答弁をいただきましたけれども、今ご説明をいただきましたもてなしボランティアという取り組みでございます。ポスター、PR等も目に飛び込んできているところでございまして、このボランティアというのも非常に重要な役割を担うのではないかなと、来場される方に加えて県内外の多くの方々が実際にこの奈良の地でボランティアに参加していただくということも非常に重要ではないかなと、このように考えておるところでございます。そのもてなしボランティアの現在の状況につきまして、2点目をお尋ねしたいと思います。
 3点目は、これも前回お聞きをさせていただきましたけれども、特にこの平城遷都1300年祭、34日になりましたか、カウントダウン、もう間近というところまで来ましたけれども、特に繰り返しお尋ねをしている平城宮跡、メイン会場を中心とするアクセスの駅である近鉄大和西大寺駅、特に南口周辺の雰囲気づくりにつきまして、もうそろそろ何か動きがあってもいいのかなと、朝、駅で立っていましても何と寂しいなと思いながら、せんとくんの絵もないなという気がいたしておりまして、そのことにつきまして3点目にお尋ねしたいと思います。お願いします。
 
○岡橋観光振興課長 東京の奈良まほろば館の運営等につきましてご質問がございました。
 奈良まほろば館、ことしの4月4日にオープンいたしました。今までを振り返って検証してみますと、やはり非常に入館者の多い、人気の高いイベント、展示といいますのは、まず第一に奈良の歴史文化、あるいは伝統を学ぶ講座とか展示会でございます。各種のアンケート調査を首都圏でとりましても、奈良で一番魅力を感じるのは歴史文化遺産であると、その次に自然というような感じで来ておるわけで、それを立証していると考えております。また、春に東京の国立博物館で開催しました興福寺の阿修羅展につきましても、それに連携したイベントを奈良まほろば館でやったところ、やはり大変人気を博しました。多数の入館者に入っていただいております。
 それで、まず数字を申し上げますと、来館者数とか物品販売の販売実績でございますけれども、オープンした4月の1日の平均来館者数は1,156人、それから平均1日売上高42万円で非常に好調でございました。その後、来館者数、売上額とも減少をしておりましたけれども、秋以降回復傾向にありまして、この11月25日時点までの総来館者数が約17万5,000人、1日平均にしますと740人程度でございます。それから売上総額が約6,200万円、1日平均で26万2,000円となっております。私どもといたしましては、こういう来館者数、売上高はともに大事な人気のバロメーターの指標であるとは思いますが、量より質といいますか、首都圏在住の方々に本物の奈良とか、奈良らしい雰囲気を東京の日本橋の奈良まほろば館で感じ取っていただけるような催し、イベント、展示、あるいは物品販売を企画していくことが重要であると考えております。
 それで、今後の運営につきましては、今までの運営の検証を踏まえまして、やはり奈良の歴史文化を感じることのできるイベントを実施するということで、館内におきましても壁面の装飾とか写真、パネル、あるいはオブジェ等を配置いたしまして臨場感を高めるような、そういう企画をしまして、入っていただければ奈良の空間を体験していただけるといったことに心がけてやっていきたいと、また奈良の伝統的な、あるいは創造的な文化産業の展示、販売等につきましても工夫を凝らしてやっていきたいと考えております。このような点に注意しながらイベント、展示と物品販売がうまく機能いたしまして奈良への訪問につながるような仕掛けを行うとともに、特に来年は平城遷都1300年祭でございます。それを中心に積極的に奈良をPRしまして、首都圏の観光戦略の拠点として一層その機能を向上させていきたいと考えておる次第でございます。以上でございます。
 
○小林委員長 先ほどのもてなしボランティアは平城遷都1300年祭のもてなしボランティアということでございますね。
 
○秋里(社)平城遷都1300年記念事業協会会場運営部長 お手元の資料、ボランティア募集と、それから1枚の紙であります。飲酒しているようなせんとくんでございますけれども、働き過ぎて日焼けいたしております。この2枚の資料に基づきましてご説明させていただきます。
 もてなしボランティアは、平城宮跡会場に来られました方に快く過ごしていただき気持ちよく帰っていただくために、案内スタッフ業務のスタッフをサポートする市民参加行事でございます。業務内容といたしましては、案内所でのサービス活動、救護所での補助、さらには外国語での対応の補助というようなものでございます。
 応募状況は、10月の半ばから募集し、12月まで約2カ月間でございますけれども、1人当たり半日単位で5日来ていただくという条件にもかかわらず350人が既に応募していただいております。また、さらに、名前は少し今は伏せさせていただきますけれども、団体応募として1日当たり15人を200日参加させていただきたいという団体もございます。あるいは団体応募の2つ目としまして、16人の皆さんがフェア期間中7週間、49日間参加させてもらいたいということをおっしゃっていただいてる現状でございます。
 年齢構成は、最高齢が昭和2年生まれの御年82歳のヤングボーイ、ハートの方でございます。
 県外はどこから応募されてるかということでございますけども、東京都、埼玉県、群馬県、あるいは宮城県、条件は全く報酬なし、1日当たり1,000円の旅費程度という条件にもかかわらず、こういう応募状況でございます。
 それで、今後の取り組みといたしまして、奈良女子大学やあるいは天理大学への日本語の留学生、日本語はたどたどしいけれども母国語は抜群と、当然でありますけれども、こういう方々に参加していただきたいと。ウッド・ユー・ライク・トゥー・ワーク、書いておりますけども、しませんかと、せえへんかということでございます。たどたどしい日本語ですけれども、新たな交流、平城宮跡での国際文化の交流を目指しておるところでございます。
 以上のように、ボランティアはいろんな考え方でさまざまな方が参加していただきますけれども、基本は自分の夢を実現するというのも一つの考え方かなと思っております。キーワードは夢をつかむということでございます。おかげさまで絶大な盛り上がりを見せております。県会議員の方もぜひともこの機会にご参加いただきますことをお願いいたします。
 
○田中(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長 近鉄大和西大寺駅での歓迎ムードの情勢についてのご質問でございますけれども、ただいま近鉄大和西大寺駅だけではなくて、奈良市内、平城宮跡会場を中心とした会場への最寄りの駅での歓迎ムードの状況についてJRもしくは近畿日本鉄道と協議をしながら現在進めております。ただ、近鉄大和西大寺駅の南口につきましては、バスの操車といいますか、シャトルバスの運行の工事も今現在進行中ですので、その整備の状況に合わせて歓迎の看板とか、せんとくんのフィギュアを設置する方向でただいま検討しております。ただ、近鉄大和西大寺駅の構内につきましては、今まだ具体的に詰めは終わっていないのですが、せんとくんのフィギュアを置いて、そして来られる方への歓迎ムードを醸成すると同時に駅構内で私どものテーマ曲でありますムジカを放送していただくということをほぼご了解をいただいて、年明け早々ぐらいから始めようかなと。と申しますのは、平城宮跡会場が4月24日からオープンということもありまして、その会場への導入といいますのは少し時期的なことも課題であると考えております。ただし、1年間会期でありますので構内での1年間の機運醸成はできるだけ早急にしたいと考えております。以上でございます。
 
○大国委員 ご答弁ありがとうございます。
 1点目の奈良まほろば館の活用につきまして、ご答弁ございましたけれども、奈良を想像できるような取り組みであろうかと思いますけれども、ある意味より一層の工夫がまた何よりも平城遷都1300年祭ということもありますので、情報発信拠点、加えて平城遷都1300年祭の東京会場的な、そんな発想も必要かなと思っております。これからまたいろいろご協議されるかと思いますけれども、奈良の見せ方、また奈良の体温を直接感じていただけるような、そういった雰囲気づくりをぜひともお願いしたいと思います。
 そして2点目、もてなしボランティアの状況につきまして非常にすばらしいご答弁をいただいたわけでございますけれども、大変多くの方々が手を挙げていただいているということもよくわかりましたし、年齢層も大変幅広いということもございます。ただ、やっぱりまだお知りでない方もいらっしゃることも事実でございまして、しっかりとその辺のPRをぜひとも、議員も当然そうですけれども、外に向かって力を入れていただいて、全員が参加者だと、県民全員が参加するんだというようなそんな取り組みが必要ではないかなと思っておりますので、より一層の力を入れていただきまして、話にも力が入っておりましたけれども、その方向にもお願いしたいと思います。
 3つ目の近鉄大和西大寺駅周辺のもてなしの雰囲気づくりということでもございますけれども、やはりそういったことが北側もずっと同じデザインで長期にわたってほとんど変わりなくございますし、南側は先ほど申し上げましたように、立ってても何もないという現状でございます。もう少し今お話ありました駅前広場だけではなくて、でき得る限りPRをしていただいて、ああなるほどなと、奈良だなと、平城遷都1300年祭だなと、乗りかえる方でもわかるようにぜひともお願いしたいと思います。
 先ほどおっしゃいました、構内でのムジカの音楽が流れるというのは非常に楽しみにしております。東京に行くと、別の話になりますけれど、恵比寿の駅に行くとビールが飲みたいなあという雰囲気がございますが、奈良に行くと平城遷都1300年祭だなと思っていただけるような、そういった取り組みが以前から必要だなと東京に行くたびに思っておりましたが、近畿日本鉄道とよくご協議をいただいて、できる限りの歓迎ムードをつくっていただきますようよろしくお願いしたいと思います。以上でございます。ありがとうございました。
 
○梶川委員 では、簡単に述べさせていただきます。
 まず、今、大国委員からいろいろ意見ございましたように、5月の連休に用事があって大宮通りを走っておりますと、とにかく大変なんです。こんなことは言わんでも皆さん承知のとおりなんですが、11月の国立博物館の正倉院展、あるいは興福寺の阿修羅像の公開です。これら含めて市内が大変な渋滞になっておりまして、奈良市の地形から考えてこれもやむを得んのかなと思いながら、来年は平城遷都1300年祭ということで、今質問がありましたように取り組みがあるわけです。県の方としては、そこらを解消するためにパーク・アンド・バスライド、こういった取り組みとかシャトルバスとかを構想されておりますけれども、今計画されているのは中町の駐車場をつくったり、あるいは木津の方も駐車場をつくったりしておられますけれども、こっちへ入ってきて受けるところの駐車場というのは、もう既にきちっと受け入れ体制の構想ができているのか、その点特に交通関係に従事している我々の仲間の皆さんからも、しっかり梶川さん、やっといてやということなので、一度こちらの受ける方は大丈夫なのか、この辺の計画を聞かせてほしいと思います。
 それから、これも同じように渋滞の問題ですが、大宮通りの道路改良、今急ピッチで進めておりますし、三条通りもしておりますけれども、これらが完成した暁には、今バス優先になっているのか知りませんけれど、バス専用レーンにできないものか、そういう点の検討はなされているのか、聞きたいと思います。
 それから、もう一つ道路問題ですが、これは平城遷都1300年祭に限らず、最近BバイC、いわゆるコスト対行政効果、こういった効果の数字が我々に示されて、今計画されてる新しい道路は1.1とか1.2とか1.5とか非常に行政効果があるんだという数字を見せられているわけです。特に関心を持って見たのは、斑鳩バイパスがどうなっているのかなと思って聞きましたら、県の資料には斑鳩バイパスは載っていません。これは直轄事業であるために国の資料ということで、パソコンで引っ張り出して見ましたら、1.2になっていた。これはこれで今着々と進んでおりますけれども、しかし必ずしも沿線の計画の白紙撤回の住民とは合意ができないまま進められて、この辺は非常に残念なわけですが、その辺県も留意しておいてほしい。それに加えて、きのうもある方と話をしていたのですが、現道の国道25号はほったらかしなんです。結局、例えば国道25号の斑鳩区域の中を見ても40センチメートルぐらいの歩道部分があるとか、あるいは全く歩道がないという部分があって、バイパスはつくらなければいけないと言っている人たちでも、今住んでる我々が利用している道路を何とかしてくれという場合に、結局今の現道をいらえないからバイパスをつくるんですという考え方があって、国へ歩道をつくってくれと言ってもいい返事をしてくれない。あるいは市町村や県もそうかも知れないけれども、上位団体に対してはものを言うのがどうも苦手なのか知れないけれどもあまり言わない。そしたら国道25号の歩道はだれも構うものがいなくて、今の危険な状態のままであるということで、かつて県に対して住みよい福祉のまちづくり条例に基づいた委員会に、奈良県内の国道直轄であれ何であれ、国道は福祉のやさしいまちづくりに適合した道路づくりをするんだということで国道事務所の職員にもこの委員会に入ってもらいなさいということを言ったことがあって入ってもらった。入ってもらったけれども、具体的にそういう国道の歩道をどうしようとしているのか動きはあまり見えてこないわけですけれども、奈良県が現道の国道24号、25号の直轄区間の歩道をきちっとするという方針を出してほしいと思います。そして、国も県も今我々議員も協力して歩道を設置するというのがないと、今のままだったらだれも構うものがおらんから危険な国道のままなので、斑鳩でいえばバイパスの方ばかり目が向いていってしまうということがあるのですけれども、この点を道路建設課長はどのようにお考えなのか、基本的な考え方を聞かせてほしいと思うのです。そういうことで考えがあれば聞かせてください。
 それから、もう一つ最後に文化財関係で聞きたいのですが、要綱によりますと、史跡を市町村が買い取って公有化する場合に、その買い取り費用について現在5分の4は国が持ってくれる、あと5分の1は県と市町村が持つことになっているようです。5分の1のうちの0.5ずつを市町村と県が持っていたようですが、平成18年から県が2分の1持っていたのを3分の1にして、結局6.7%ぐらい県が持って、そのかわり市町村が13.3%と一方的に変わってきたようですが、文化財というのは大切なものですから、市町村と県が一緒に守っていくべきだと思うのですが、県が一方的に6.7%にする理由、権限というのか、市町村の意見は全然聞いてないことはないのかもしれないけれども、とにかく県が一方的にこういう形で決める権限があるのか、市町村だって半分だという権限もあると思うのですけれども、なぜ県が一方的にこういう形で市町村負担をふやして自分たちの負担を減らすということができるのか、この辺の考え方を聞かせてほしいと思います。
 
○秋里(社)平城遷都1300年記念事業協会会場運営部長 平城宮跡会場周辺の駐車場をどのようにする考えかということでございます。交通渋滞に関しましては、土木部、奈良市、そして平城遷都1300年記念事業協会が密接に役割分担を決めながら進めているところでございます。私は協会の立場からご説明申し上げます。
 基本的にはこのパンフレットに書いておりますように、交通誘導の基本のコンセプトは、まずは公共交通機関でお越しください、2点目は駅から無料シャトルでお越しください、3点目はパーク・アンド・バスライドをご利用ください、こういう共通のコンセプトを持ちながら市内に流入する交通量を減らしていこうという思いでございます。さらに、協会といたしましては、会場内にここにこういう絵柄がかいておりますけども、従来からご説明しておりますような600台から800台規模の駐車場を整備いたしております。現在近鉄線から見えておりますが、造成の模様でございます。この駐車場につきましては、フェア期間中は先ほどのコンセプトのもと、基本的にはこの中には入れないと、あくまでもこれは交通弱者の方に最優先した駐車場として使っていきたいと思っておるところでございます。なお、いろんな要素がございますけれども、今後とも道路管理者、あるいは警察、あるいは交通事業者、バス、電車、さらには協会が一体となりまして連携を深めながら交通対策、渋滞対策を進めてまいりたいと思っておるところでございます。
 
○林道路・交通環境課長 今の協会からのお答えに関連しまして、恒久策としてのシャトルバスでございますけれども、昨年、ことしと秋に交通社会実験をさせていただきました。そのときにシャトルバスにつきましては、県庁前広場に受け入れをいたしました。シャトルバス専用の駐車場というのは必要と思うのですけれども、今すぐにはできないということで社会実験期間中ではございましたけれども、ああいう形で利用いたしました。それと団体バスにつきましては、閉庁時に県庁前広場を開放するという話も進んでいると聞いております。具体的にどこにするという話は別にしましても、シャトルバスを定常的に運行するということになりますと、それ専用のバスターミナルが必要と考えております。
 それから、バス専用レーンでございますけれども、市内の観光渋滞対策としまして委員お述べのようないろんなことを考えているわけですけれども、基本的には奈良公園、平城宮跡、西の京を含むこの広いエリアにはできるだけ車でお越しいただかないようにしようということで、委員のお述べの中町駐車場をこの目的で整備を進めてるわけでございますけれども、そこからのシャトルバスの運行が円滑にいきませんとなかなか転換していただけないということがございます。非常にバス専用レーンは有効だと考えておりますけれども、先ほど申しました受け入れ先側のシャトルバスの発着場の整備、中町はございますけれども、受け入れ側がまだそういうことになっていない、それから今それを目指して道路の改良をやっておりますので、これが終わりますと非常にその交通の流動が変わると考えておりまして、これを見きわめた上でバス専用レーンの検討が可能になっていくと考えております。以上でございます。
 
○池田道路建設課長 それでは国道25号の歩道の設置、考え方について答弁させていただきます。
 国道25号の斑鳩町内については、歩道がない、あるいはあってもものすごく狭いといった区間が多く残されているということは認識しております。ここについて県は何も言わなくて国任せなのかというと、そういうことでは決してございません。こういった交通安全事業については、歩道が狭い、ないところというのは、こういう県道、県管理道路も含めてたくさんあるわけでして、直轄も含めてここを全部歩道をつけるというのは予算的に到底無理な話であります。歩道整備、対策をやるところを選択して集中投資をするということを国でも県でも実施しようとしているところであります。交通安全対策については、ただいま道路・交通環境課で策定中ですけれども、事故対策のプランを今つくっている。この中でまずデータ上事故が多く起こっているところを抽出しまして、そこを対策箇所の候補として検討する。これに加えまして先月これを公表しましてアンケートを実施しておりまして、県民の方からここはデータ上あらわれていないということになっているけれど危ないよという意見をいただいておりまして、それも含めてデータプラス県民の指摘で危ないところを選ぶ。このやり方を直轄国道についても当てはめまして、国管理の道路についてもそうした事故が多く起こっているところ、あるいは指摘の多いところというのをまずやらなければならない。それを国と調整していくということにしております。国道25号、斑鳩町内についても、そういった事故が多いところ、あるいは指摘を受けているところ、この観点にプラスして小学校の通学路に指定されているといったようなところについては、歩道のない区間の中でも優先的にやっていただくようにお願いしているところであります。ただ、国道25号、斑鳩町内大変密集したところでございまして、道路のすぐ際まで民間の家や建物が建てられているというところでして、危ないからとすぐに歩道がつくれるかというとなかなか難しいのではないか。2.5メートルぐらいの歩道だけだったらすぐできるんじゃないかということをよく言われるんですが、ただ2メートルや2.5メートルの歩道をつけるだけでも、やはり沿道の家が立ち退いてもらわないとできないというものになると、なかなかある程度効果を発現するための一定の長さの歩道をつくるというのはすぐにできないのではないかと思っておるところです。以上です。
 
○石川文化財保存課長 史跡等の購入補助金について答えさせていただきます。
 国が指定しております史跡、名勝等の保存のために市町村が土地を買い上げられる際に、県といたしまして市町村の負担の軽減を目的に補助金を交付しているところでございます。現行の補助率につきましては、先ほど委員のお述べのとおりでございます。なお、この制度につきましては昭和55年に制定されまして、直近では平成18年4月1日に改定をいたしたところでございます。その際に現行の補助率になっているわけですけども、平成17年以前から既に計画的に事業を進めておられるものにつきましては、旧の補助率を適用するという形の経過措置を設けさせていただきまして、本要綱改正、規則改正後の新たに計画を持たれる分につきましては、従前までは補助側の2分の1を県が負担しておったわけですけども、改正後につきましては補助側の負担4分の1のご負担でお願いいたしたいということで現在の補助を実施させていただいてるところでございます。以上です。
 
○梶川委員 平城遷都1300年祭のシャトルバスや観光バスの対策は一応理解しました。これから、もう少しだけ時間がありますけれども、車の乗り入れ規制などは協力を求めるというだけに終わっているけれども、規制というのは例えばよくある、きょうはナンバープレートが偶数の車だけ、きょうは奇数の車だけというような規制というのはやっぱり難しいのでしょうか。どこかの府県でやっているところがあるとかいうようなことが、ちょうどイベントがあるのは最近では奈良県だけかわかりませんけれども、そういう規制というのは全然考えていない、無理ということなのでしょうか。その点、それ警察になるのかどこになるのか、そういう規制はできませんか。
 それから国道25号の歩道、国道25号、斑鳩町と言っているけれども、斑鳩町だけではない、全部含めて言っているわけですが、例えば国道168号は県管理の国道で結構進んでいる。平群町などを見て、ああここは歩道をちゃんとやってくれているなと思って見ているのですが、いかんせん国道直轄というのは結局国もそんなにしょっちゅう見ていないし、県はまして構わないし、費用だけは45%負担させられるけれどもなかなか構もうてくれないので、一々それは国会議員をつかまえてここやってくださいと小さな事業を言えないし、結局だれが構うのかなと思ったら、議員には議員の限界がありますし、やっぱり行政の側で歩道を整備するという一つの柱を出してもらって、それで用地を協力してくれる人があったら歩道整備しますよというぐらいの何かアドバルーンを上げてやっていったら少しは進んでいくのではないか。断片的には、梶川さん、うちが用地を提供するからここを歩道にしてくれとこの前も斑鳩町竜田の派出所のところでそういう方があった。120メートルほどですけれども歩道を整備することができましたが、そういう形で呼びかけがあったら協力しようという気もあると思います。今そんなことになってないからなかなか進みませんが、そういうアドバルーンを上げてほしいと思います。同じ答弁も何回も要らんから要望にしておきますけれど、ぜひ考えてください。
 文化財の件も一応説明を聞きましたが、ぜひもとの10%と10%という負担にかえしてもらうように、これも強く要望をしておきます。
 それから最後に、学研都市のことも意見が出ていないから言っときますけれども、これも今いろいろ検討中ですけれども、この前奈良県立医科大学を高山第2工区へ持っていくという話が出て、厚生委員会でも、あるいは議会の中でも大きな話題というか、それは許されないという話が出ているわけです。それはもう先刻承知のとおりだと思うけれども、部署が縦割りだからここへそういうことが具体的に報告されませんけれども、学研都市というのは民の力でやろうと進めてきたわけですが、なかなかそうもいかないので、今度の高山第2工区はこの前からずっと計画が出されておりますけれども、それの一種つじつま合わせ的な形で奈良県立医科大学を持っていって学研高山第2工区へ事業着手していこうというような思惑が見え隠れした。しかし実際にはこれを奈良県立医科大学をそこに持っていくというのは、議会という一つの山を越えるのでも大変だと思うのです。よくその点を考えてもらわないと、奈良県立医科大学がそこへ簡単に移転できる、それでこの事業にそれを踏まえて着手するというのは簡単にいかないと思うのですが、その点はどのように認識しているのか、報告だけではおもしろくないと思うので聞かせてください。以上です。
 
○丸田交通規制課長 梶川委員のご質問の交通規制のことに関してお答えをいたします。
 例えば上高地あたりは交通規制ということで、マイカーの乗り入れ規制はかなり有名になっております。例えば大台ヶ原、こういうところでマイカーの乗り入れ規制、入れるか入れないかという判断は非常に技術的にしやすいと思います。あとは社会的なコンセンサス、道路の利用者であるとか地域住民、ここらの理解の話になろうかと思います。この平城遷都1300年祭という事業に関しましては、ただ道路が広範にわたります。そこで乗り入れを規制をするもの、しないもの、こういった選別に関しては非常に技術的に困難が伴うと考えられます。警察がもつ交通規制権ということでやるとすれば、かなり難しい話かと思っております。以上です。
 
○森藤地域づくり支援課長 梶川委員のご質問にお答えします。
 奈良県立医科大学につきましては高山第2工区での立地の検討対象として内部検討を進めてまいったところでございます。この移転につきましては、健康安全局が中心になって検討を進められているところでございますが、まだ構想案の段階でございます。構想案の前進、あるいは実現可能性を勘案しながら今後鋭意検討してまいりたいと思っております。以上でございます。
 
○梶川委員 結構です。高山はこれからまたいろいろと、橿原市議会からも反対の意見書も出てきており、今後議論になっていくものと思っております。以上で終わります。
 
○小林委員長 ほかにいかがでしょうか。
 特に平城遷都1300年祭については目前に迫っているということもありますし、次回の当委員会は順当にいけば来年ということでもう始まっているわけですので、そのあたり各方面からご意見などいただけたらと思います。よろしいでしょうか。
 その他の項目でも結構でございますが、よろしいでしょうか。ないですか。
 
○田中(美)副委員長 大きく2点、質問をさせていただきたいと思うのですが、1つは纒向遺跡のことに関してです。11月初めに新しい纒向遺跡の発見がありまして、卑弥呼の館の跡ではないかということも言われたりしております。それで、現地の説明会のときに桜井市長からそういうようなことで本当に期待しているといううれしいごあいさつがあったとか、またインターネットのブログなど見ていますと、現地の説明会に行って大変興奮した、みんなすごいね、すごいねと目を輝かせてその説明を聞いたと。今後また新たな調査によって発見があるんじゃないかと本当に楽しみにしているということがたくさん書かれております。そこで幾つか質問なんですけれども、この今注目の纒向遺跡について、遺跡の概要と性格、それから遺跡全体のうちどの程度調査がされているのか、今回はどんな技術がわかったのか、県教育委員会がつかんでいることを報告していただきたいと思います。
 それから2つ目なんですが、1971年から発掘調査が始まって今回で166回目だということですが、小規模な発掘が多くて全体像がわかっていないということです。桜井市の教育委員会の説明会の資料を見ましても、これからさらに関係機関の協力も得て、そして周辺の状況ももう少し調査をして、卑弥呼の館なのかどうかも含めて大きな居館跡が見つかったわけで、その広がりについてももっと調査をしていきたいと言っております。そういう点でいいますと、県はこの纒向遺跡にどのようにかかわっているのかということをお聞きしたいと思います。
 それから、纒向遺跡についてはそんなところなんですが、もう一つ先ほど出ました学研都市高山第2工区の開発の見直し状況についてですけれども、中間取りまとめがことしの2月に出されましたときに、6つのリスクがあるとか、また事業実現のための主な課題というものも述べられておりまして、例えば自然環境への配慮、高い減歩率、誘致施設の円滑な立地など地権者や周辺住民の事業に対する理解と協力、この点でいいますと、誘致施設というものは具体的に立地のめどは幾つか立っているでしょうか。もちろん具体的にここを開発しますよとなっての具体化だろうと思いますけど、めどがつくかということも検討してのことだと思いますので、その点めどが立っているようなものはあったのかということをお聞きしたいと思います。
 それから、土地利用計画上、重要な役割を果たすこととなる大学誘致の方向性ということですけれども、先ほど県立医科大学のこちらへの移転という問題については、いろいろ急な話じゃないかとか、あるいは橿原市議会からも見直しの意見書が出ているということでございます。それ以外にほかの、奈良県以外の大学を誘致するという話もありました。その点はどういう動きでしょうか。
 それから、事業実施に伴う経済波及効果の算定と、そのことしの2月の段階でありますけれど、それは経済波及効果というのは出ているのでしょうか。その点お聞きしたいと思います。
 それから、きょういただきました資料1で、今後の予定ということで三者の役割分担、費用負担ということが書かれておりますが、例えば国でいいますと、新しい開発ということについて、新しい政府になって、それを強力に進めていくとかいうような状況じゃないと思います。40億円を国に負担してもらうという考えで決めていくということですけれども、そういう見通しというのは政権がかわって全く変化がないと思っていらっしゃるのか、その点についてはどう考えているのかもお聞きしたいと思います。以上です。
 
○森藤地域づくり支援課長 田中(美)副委員長のご質問にお答えしたいと思います。大きく4点あったように思います。
 まず1点目でございますが、誘致施設について、目途が立つものはあるのかというのが1点あったかと思います。県立2大学以外に新たな大学の誘致についてどのような状況になっているのかというのが2点目で、3点目につきましては、経済波及効果についてのお尋ねでございます。4点目が今後の予定、特に国の補助等についてと、その4点が大きな質問内容だったと思います。
 まず、1点目でございますけれども、特に誘致施設について決まったものはあるのかということで、具体に現時点でこれからまだする、しないの段階、今はこのプロジェクトチームと申し上げますのは、特に採算可能性を中心とした事業の実現可能性について検討をしているものでございます。まだ事業をやると決まったわけでもございません。次のステップというのはそういった土地区画整理事業の進むための調査を3年かけてやろうというものでございます。また、その後も10年程度造成にかかります、やるとなっても。ということでございますので、明らかにはっきりここに立地が決まったというものは現在のところございません。
 次に、2点目のご質問でございますけれども、新たな大学の誘致ということでございますけれども、昨年来から特に首都圏を中心に学長と大学関係者から立地の意向や可能性について感触を探るとともに我が国の教育、文化、学術研究を先導する新たな大学像のあり方について有識者等へのヒアリングを行い、内部検討を進めてるところでございます。委員もご承知のとおり、新たな大学の誘致につきましては、昨今の少子化や社会経済情勢から厳しい状況にあるものの、高山地区にふさわしい大学誘致のための基本的な考え方をできるだけ速やかに整理をいたしまして大学誘致につなげるよう努力してまいりたいと、2点目につきましては考えております。
 次に、経済波及効果についてでございますが、本年度予算をちょうだいいたしまして経済波及効果につきましては、専門の業者に委託をいたしまして試算作業は完了いたしまして、現在は公表に向けて関係者において数値の精査を行っているところでございます。なお、結果につきましては、高山第2工区のまちづくりの取りまとめと密接に関係いたしますことから、今後できるだけ早期に両者同時期に公表したいと考えております。
 次に、最後の4点目ですけれども、今後の予定と申しますか、国の補助制度等につきましては、まだ不透明と申しますか、どうなるかわかりにくい点がございます。特に政権もかわっておりますので、その辺については今後早期に情報等を収集して検討してまいりたいと思っております。以上でございます。
 
○石川文化財保存課長 纒向遺跡のことにつきまして、その概要、性格でありますとか、規模、また今回わかったことというご質問がございました。
 ご存じのように、纒向遺跡につきましては昭和46年に橿原考古学研究所が県営住宅と小学校を建設する工事に先行いたしまして、発掘調査をした際に発見された遺跡であります。現在は桜井市が中心となって発掘調査を続けてくれているわけですけれども、委員お述べのように166次ということで広規模の調査が今まで続けられてきております。
 これまで本遺跡につきましては、3世紀初め奈良盆地西南部に大規模な集落が形成されていたということ、また前方後円墳が近くに多数存在するということ、土木工事に関する出土品が多く単なる農村集落ではどうもなさそうだというようなことでありますとか、九州また関東の方から出土するような土器が出土品全体の3割程度を占めておるというようなこともございまして、当時の物や人の流通、交流の中心地であったのではなかろうかというようなことも思われるところであります。
 また、昭和53年でありますが、そのときの調査で今回の第166次調査のちょうど西側に当たりますが、柵を巡らせる計画的な建物群が存在するのではないかというようなことが、その際にわかっております。ただ、纒向遺跡の規模そのものにつきましては、現在まだ範囲確認中ということで、学術的にもまた記録確認の調査の面においても調査を続けさせていただいておる最中でありまして、規模全体というのはまだわかっておりません。今回、166次の調査でわかったことということでありますが、先ほど申し上げました昭和53年の発見でありますが、柵を巡らせる計画的な建物が発見された。その東側の調査で3世紀では最大級の規模の掘立柱の建造物が見つかったということ、それとこれまでにわかっている4棟の建物はすべて中軸線を整えて左右対称に整然と複数の建物が配置されておるというようなことから、3世紀の王宮に関するものである可能性が大変高まったのではないかと感じております。
 それともう1点、県は纒向遺跡にどのようにかかわっておるのかということであります。その点につきましては、現在、先ほども申し上げましたように桜井市が年次的な計画を持って調査を進めております。現在の調査箇所は近隣周辺で平成25年までの計画でありますが、発掘を進めていくということで伺っております。また、発掘に要する費用ということにつきまして国が50%補助しておるわけですけれども、県もそれに随伴させていただいて25%を桜井市に補助させていただいている状況にございます。何分近隣にはJR桜井線や住宅また耕作中の田畑がありますので、住民の同意また所有者の皆さんの同意を得ながらこれから発掘調査が逐次進められていくものと考えております。県といたしましては、桜井市と十分連絡をとりながら発掘調査の状況に応じまして随時対応させていただきたいと考えております。以上でございます。
 
○田中(美)副委員長 今の纒向遺跡の調査の件ですけれども、ある新聞によると全体のうちの5%程度しかまだ調査が進んでいないということを読みまして、ということはこれから調査が進めばもっとどんどん新しい事実がわかってくる、これはもう奈良に行ってみたいなと皆さん本当に思われるだろうと、奈良の人たちも先ほどの地元説明会で、本当にすごいと皆さん目を輝かせてたと言われましたけれども、こういった調査には、国もそうですけど、国や県が桜井市と相談して全容がもっとわかっていくというようなことに思い切って支援が要るんじゃないかと思います。桜井市が決めてぼちぼちとやっていくというようなことも、それはそれで大切ですけれども、国民的な関心にしたいというようなことからいってもっと強力な思い切った支援が必要かと思いますので、その辺についてはぜひ力を入れて取り組んでいただきたいということを要望しておきたいと思います。
 それから学研都市高山第2工区ですけれども、先ほどの誘致施設の円滑な立地、これはもちろん先ほど言いましたように、決まっていなかったら具体的にいきますよというようなことになりませんけど、先ほど大学については首都圏の大学のヒアリングを行ったということですので、ほかの施設についてもヒアリングが行えたかと思うんです。そういう意味のことを伺いました。誘致施設の、福祉の施設とかのありましたよね。そんなのはどういう状況だったのか。それからいろいろ例えば県立医科大学につきましても、今後検討していくということであると言われましたけれども、この高山第2工区の今回の開発をしていくかどうかということについて、今検討してることについての結論については、今後できるだけ早期に合意形成がされて結論を出していくということなんだろうと思うんですけれども、やる、やらないも含めて結論を出すのはいつですか。お聞きしたいと思います。
 
○森藤地域づくり支援課長 田中(美)副委員長のご質問にお答えさせていただきます。
 他の施設にヒアリングを行ったのかということでございますけれども、やはりこの地区は、どちらをとりましても住宅中心から大学とか福祉施設とかそういう形での計画の見直しを進めるという形で検討をいたしております。大学等につきましても首都圏という話をさせていただきましたけども、県内の関係者と申しますか、しかるべき大学等につきましてもお話はさせていただきました。ほかの施設、福祉施設はどうかということでございますが、それについては今のところ特にこの施設とかと、そういうことをさせていただいたということはございません。
 次に、事業実施、合意形成に向けて努力するとなっているがいつまでにとか、あと事業実施を前提に考えているのではないかというご質問だったかと思いますけれども、時期的にはやはり我々は年度年度で仕事をさせていただいております。できるだけ早期にと、そこに書かせていただきました。そういうことでご理解いただければ時期的にはもう遠くない将来、将来というか、できるだけ早期に次のステップに行くかどうかについては判断してまいりたいと思っております。以上でございます。
 
○田中(美)副委員長 年度というと、今年度で明らかにするということだろうと思うのですが、そうしましたら例えば県立医科大学の移転などということについては、先ほどの梶川委員の話ではないですけども、とてもそこまでに結論を出すというようなことにもならないでしょうし、先ほどからいろいろ聞かせていただいた中で、これはうまくいっているというのは一つもなかったように思うんです。そういう点ではいたずらにどこかから施設が、あるいは大学が来るだろうみたいな、だろう、だろうではなくて、現実をしっかり見据えてもうこの計画については白紙に戻していくべきではないかと思います。それは主張しておきたいと思います。以上です。
 
○小林委員長 ほかにございませんか。よろしいでしょうか。
 それでは、質問は以上とさせていただきます。
 それでは、これをもって本日の委員会を終了いたします。
 ありがとうございました。