9月14日 国際文化観光・学研都市・平城遷都1300年記念事業推進対策特別委員会

国際文化観光・学研都市・平城遷都1300年記念事業推進対策特別委員会記録
開催日時  平成21年9月14日(月)  10時05分~11時45分
開催場所  第1委員会室
出席委員  9名
        小林 茂樹 委員長
        田中美智子 副委員長
        大国 正博 委員
        中野 雅史 委員
        神田加津代 委員
        粒谷 友示 委員
        岩城  明 委員
        中村  昭 委員
        梶川 虔二 委員
欠席委員  なし
出席理事者   中野地域振興部長、
          一柳文化観光局長兼平城遷都1300年記念事業推進局長、
          仲谷まちづくり推進局長、山口交通部長、その他関係次長、課長
参考人     田中(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長(経営企画部長、平城宮跡事業部長事務取扱)、
      中山(社)平城遷都1300年記念事業協会県内・広域事業部長、
          秋里(社)平城遷都1300年記念事業協会会場運営部長
議  事
(1)9月定例県議会提出予定議案等について
(2)その他

<質疑応答>
 
○小林委員長 それでは、ただいまの説明、報告、及びその他の事項も含めて質疑があればご発言願います。委員の皆様、よろしくお願いします。
 
○梶川委員 平城遷都1300年祭の事業が順次進んでいるわけですが、民間からの寄付は今整備中ということですのであえて質問いたしませんが、公的な資金の部分で、今度政権がかわりました。第1党の自由民主党から第1党民主党という形で政権がかわりまして、ここへおいでの岩城委員らは今は与党の、私らも端の方ですけど与党の一角におって、あえてこういう質問するのはおかしいかと思うんですが、金の使い方について今度の新しい与党はかなり踏み込んだ使い方をする。したがって今までむだだと思えるようなものは切っていくというスタンスで政権が運営されるのではないかと思うわけですが、この平城遷都1300年祭は自民・公明時代、政府与党の方で国家的プロジェクト的な扱いで、この資料を見ましても最後のところに自民党議員団が協力するという書き方をされているのですが、新しい与党になっても、去年東京で平城遷都1300年記念事業推進委員会等いろんなプロジェクトを立ち上げたときに、自由民主党はちょうどトップの人がお越しになってなかったのでメッセージをお読みになり、また鳩山次期首相がお越しになってあいさつをされた。そのときに鳩山さんは奈良県もなかなか先見の明がありますなあと言って冗談も交えながらあいさつされたのを記憶しているんですが、まさに民主党が政権につきまして、そういう意味ではこの事業を前政権と同じ扱いで進めていくのか、今時点でどういう解釈を持っておられるのか。自由民主党時代に一つの国家的プロジェクトといった扱いの中で、例えば特別交付金とか公的資金の政府援助があったのかなかったのか。なければないで今度新政権になってつくられるということも、もともとないからないと思うのですが、そこらの運営は新政権との間でうまくいくように考えているのか。例えばこの冊子一つ見ても、最後の方に自由民主党と書いてあるのを、例えば民主党に書きかえないといけないというふうに、一からつくり直す、そんなむだなことはしないと思いますけど、そこらもちょっと聞かせておいてほしい。できるだけ、やっぱり、もしあえてつくり直すというか、名前を入れないといけないというならシールで対応するとか、もともと金がないわけですから、あまりむだなことをしないように要望も兼ねて質問しておきます。以上です。
 
○田中(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長(経営企画部長、平城宮跡事業部長事務取扱) 梶川委員のご質問にお答えいたします。2006年に自由民主党議員を中心に国会議員連盟を設置していただきまして、その後各省庁の連絡会等を設置していただいております。ですから、この記念事業にはご理解をいただいて、各省庁とも優先的に予算措置であるとか、そのような協力体制をとっていただいております。
 それから、ご質問のところにもありましたけれども、ことしの1月15日に超党派の国会議員の皆様方、それから日本経済団体連合会の御手洗会長を中心に推進体制を確立したところでございます。その推進体制のもとに、先ほど来の補正予算の中で各部局からも説明いたしましたが、平城遷都1300年祭の関連事業でありますとか、そういうようなものを順調に推進していただいております。
 今後政府の政権がかわりましても、このような記念事業の意義とか、そういうようなものを説明をして理解をしていただけるよう頑張ってまいりたいと思っております。皆様方のご協力、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。
 
○梶川委員 よろしくお願いいたします。特にございませんので。
 
○小林委員長 ほかにございませんか。
 
○大国委員 おはようございます。私の方から何点か質問させていただきたいと思います。私からは、日ごろ県民の皆様からいただいておりますお声をもとに質問させていただきたいと思います。
 最初に平城遷都1300年祭に絡む質問でございますけれども、これまでたびたびこの場でも質問をさせていただいてまいりましたけれども、きょうは平城宮跡メイン会場内での質問をさせていただきたいと思います。
 1点は、この夏特に日本各地で災害、集中的に短時間に大雨が降るとか、また雷とか竜巻とか、地震も含めてさまざまな災害が起こりました。本当に多くの方々が被災をされたということもございます。来年、いよいよこの平城遷都1300年祭、もうあと109日に迫りましたけれども、非常に県民の皆さんも広いところで、いざ何かあったときの対応は考えてもらっているのでしょうかというお話もございます。急に雨雲が接近して、いろんな天候を危惧される部分もあるでしょうし、また朝晴れておっても、この奈良に来て天候が変わるという状況も想定しなくてはなりませんし、そういったことも含めて、まずご来場していただいた方に対するアナウンスであるとか、いろんな情報発信についてどのようにお考えになっているのか、また来られる前の方に対する、そういう奈良の気象状況も含めた情報発信はお考えになってるのかどうかということをお尋ねをさせていただきたいと思います。加えて、平城宮跡内というのはご承知のとおり県立奈良病院に近いということもあって、ことしの5月から大阪府と共同運航されているドクターヘリの発着場にもなっておりますので、この絡みはどうなっていくのかということも含めて平城遷都1300年祭の視点でできる範囲でのご答弁をお願いしたいと思います。
 もう1点は、土木部からご説明がございましたけれども、パーク&バスライド利用促進事業イメージを見ておりますと、自宅でパソコンを使って事前に会員登録と、絵ではなっておりますけど、恐らく携帯電話でもできると思うのですが携帯電話でできるかということと、それから3番目の観光情報をメールで配信と書いていますが、これは会員登録するとすぐにメール等で配信されるのか、それ以降いったん登録すると定期的にこの情報が入ってくるのかどうかということも含めてお尋ねをしたいと思います。よろしくお願いします。
 
○秋里(社)平城遷都1300年記念事業協会会場運営部長 平城宮跡会場での天然異常気象に伴う異常にどういう対応をするのかというご質問でございます。
 平城遷都1300年祭におきましては、来場者に対する安全、安心、快適、特に安全に対するものを最優先してまいりたいと思っております。特に委員お述べの風水害、落雷、特に落雷、ことしの夏は非常に多うございました。それに対してどのように考えているのか、また異常体制をどのように考えているかということでございますけれども、まずこういう気象情報に関しましては、ベースとしましては気象庁の予報に、さらにローカル、タイムリーな民間情報をゲットしながらその管理に努めていきたいと思っております。特に落雷に関しましては、ぴかっと光った瞬間にはもう危ないと、20キロメートルから30キロメートル向こうから走ってくるとも言われております。138ヘクタールの広大な敷地の中でどのようにしていくのかということでございますけれども、このような情報の速やかな、適切な情報の収集、さらに伝達でございますけれども、こうした情報を分析しながら会場内におきます放送設備の充実、さらに放送車両、警備員、あるいは協会委員並びにボランティアを含めて、速やかな情報の伝達に努めていきたい、さらに避難誘導を適切かつ迅速に行ってまいりたいと思っております。と言いながらも、現在まだまだ具体的に課題もございます。これについては今後専門家の皆さんの助言も得ながら具体的な対策を構築してまいりたいと思っておるのが現状でございます。
 それから医療体制の問題でございますけれども、ドクターヘリの基地でございます。これ7カ所ある奈良市内のうちの1つでございます。この箇所、7カ所のうちの1つなんですけれども、ちょうど資料館の前のグラウンド、最低でも1万5,000人来られるところに対して使うことは非常に適切でないということで、奈良市消防局に対してその旨を通知させていただいて、今後は、例えば鴻池球技場、駐輪場、さらには自衛隊奈良基地を代替基地に使っていただくことを考えています。さらに質問外でございますけど、現実かつ具体的に危険なのは熱中症と考えております。これは温度と湿度、ここに持ち出しましたのは携帯の熱中症計で、こういうものがございます。気象庁のこういう情報もございます。熱中症が具体的に一番確率の高い危険な問題で、これに対しましてはハード整備としまして、水分の補給ポイント、あるいは日陰、さらにはミストポイントの設置、そういうものをあちらこちらにできる限り設置しまして熱中症を予防してまいりたいと思っています。いずれにしましても迅速な情報収集、さらに速やかな伝達、そして誘導、こういうことに努めて安全対策には万全を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。
 
○池田道路建設課長 パーク&バスライド利用促進事業における登録のやり方、メール配信の仕方について答弁させていただきます。
 まず登録ですが、事前の会員登録は携帯電話でできるようにしたいと思っております。もちろんパソコンでもできるというものであります。この観光情報のメールでの配信の仕方ですが、資料にありますのは駐車場に入ったときに、例えば今平城遷都1300年祭でこういうことをやっているということを配信するイメージで書いているのですが、それ以外のメールの配信の仕方についてはこれからの検討となります。ただ技術的には登録したときすぐにメールを送ることもできますし、定期的な情報提供もできるものであります。ただし、定期的な情報提供などについては余りにも頻繁に送るとかえってうっとうしがられるということもありますので、適切な情報提供のあり方といいましょうか、頻度といいましょうか、それについてもこれから考えていきたいと思っております。以上です。
 
○大国委員 最初に質問しました会場内の安全対策でございますけれども、今ご説明をいただき理解をさせていただきましたが、避難所がないのではないかというのが多くの皆さんの声でございます。あってもかなり遠くまで行かなければいけない、そこにおさまるキャパシティはあるのかどうかということも含めて検討をしていただかなくてはならないと思いますし、また考えておられると思いますが、AEDの設置ももちろんされると思いますし、事前に小規模でも結構ですので、そういうことも想定して訓練的なものも必要ではないかなと思っております。奈良県はご来場していただいた方に万全を期してお迎えをする、そういうことをしっかりと目に見える形でお願いしたいと思います。
 もう一つは、土木部からもご説明がございましたように、携帯電話で当然登録ができると、あと情報提供についてということでございましたが、いろんな形があると思いますけれども、当然会場周辺の道路状況であったり、質問しました災害、そしてまた天候、いろんな情報提供も必要になってくると思います。繰り返し質問させていただいておりますが、せっかく平城遷都1300年祭の事業協会の皆さんがホームページを立ち上げていただいておりますので、メールマガジン等も含めていろんな形で情報を発信できるようにやっていただければどうかなと思っております。やはりなかなか場内のこともわからないし、例えばそこには少しユーモアのある、きょうはせんとくんはどこにおりますよとかいうようなことも含めて発信をしていただければ子供さんたちにも大いに喜んでいただけるかなと思っております。非常にこの情報というのは大事だと思いますので、繰り返し検討をしていただいて、本当に安全が第一だと思いますので、繰り返し万全の体制をよろしくお願いします。以上でございます。ありがとうございました。
 
○中村委員 経済対策、奈良県は200億円を超える補正予算を9月議会に計上されております。それぞれ非常に必要なものばかりだとは思うんですけども、項目についてご質問したいんですが、まず2ページの自動車旅行者向け情報提供サービス事業に9,800万円という予算が計上されているわけです。今の説明、それじゃあ一体具体的に9,800万円を使って何をするのか、道の駅と携帯電話ということが書いてあるんですけども、旅行者が携帯電話で奈良の観光の情報を得られるようにするのか、道の駅でどういうことをやって旅行者向けの事業をするのかというのがぴんとこないので、わかる範囲で教えていただきたいのが第1点です。
 それから第2点目は、風致保全課の5ページの補償の問題なんですね。今回633万円で示談が成立したというわけでございますけども、きょうここにお見えの部長さんいらっしゃいますが、県が管理をするこういうもろもろの買い上げ地とかいろんなところがございますね、こういう危険箇所というのはどれぐらい把握されておるのか、そしてまたこの危険箇所について今回の場合は1週間に1回パトロールをするという対応になっているわけですけども、現実に危険箇所と思われるところの捕捉と、それに対する対応ですね、このようなことは実際に行われているのか、あるいはそういう計画があるのか、部長さんいらっしゃいますので、そういう恐れのあるところを管理しておる部長さんのご見解をお聞きをしたいのが第2点。
 第3点目は、6ページの交通安全対策検討事業として3,000万円。これもいつも交通安全、当然あるわけでございますけど、具体的にこの交通安全、何を検討してどうしようとするのか。これは11ページの県警本部長が交通規則標識調査事業で6,248万円あるわけです。これも緊急雇用創出事業で出てきた分だと思うのですけれども、交通規制標識も我々が奈良県下通っておっても今にも倒れそうになってくる物とか、そう市民に直接危害を加える老朽化した物とかいう標識というのは余り見つけられないわけなんですけども、6,200万円かけて一体どういうことをして、何かまた新しい標識を設置するとか、そういうふうなことを考えているのか、これは一時的な雇用創出で出てきて、お金が政府から出てきたのでお使いになるとは思うのですけれども、緊急を要するそういう交通の標識、一体ありやなしや、それでそうして6,200万円も使って一体何しようかなと、この点についてわかる範囲で教えてもらいますか。
 
○村上ならの魅力創造課長 自動車旅行者向け情報提供サービス事業でございますけれども、これは本県を自動車で訪れる観光客の皆さんで希望される方に携帯電話のメール機能を活用したり、おっしゃいましたように道の駅に電子掲示板を設置するなどして、地域の観光情報のみならず道路情報をリアルタイムで発信していくことにより、中南和、東部地域への広域的な周遊観光を促進していこうとするものでございます。これにつきましては総務省の地域情報通信技術利活用推進交付金を活用しようとするものでございます。ちなみに、希望登録された方に対しまして、例えば道の駅の駐車場に入られたということを電波でキャッチいたしましてその方に有効な情報を送っていきたいと考えております。以上でございます。
 
○清水風致景観課長 風致景観課で所管しておりますのは、いわゆる古都保存法に伴います買い入れ地の管理でございまして、委員は多分全体的なお話をされてるのかとは思いますが、私の方では全体までは把握しておりませんので、とりあえず古都の買い入れ地の分だけご説明させていただきたいと思います。古都の特別保存地区が買い入れの対象になるのですが、現在4,892ヘクタールございます。そのうち買い上げして県で管理しておりますのが、375ヘクタールございます。それにつきまして、何分面積も広うございますし、職員も限られておるというところで週1回定期的なパトロールと、これは場所もやはり重点的に行う。と申しますのは、人通りの多い道路の沿道ですとか、人家のそばというのがパトロールの重点的な場所になるかと思います。それで昨年、事故を受けまして調査いたしました資料によりますと、調査箇所が約230カ所で、そのうち危険と思われるのが約70カ所ございました。それについて既に対策は終わっておるという状況です。危険な木を伐採いたしまして、倒れることのないように対策を取ったところでございます。以上でございます。
 
○林道路・交通環境課長 土木部の交通安全対策検討事業の内容でございます。土木部では県警と一緒になりまして、奈良県みんなでつくる交通安全対策プラン。これはアンケートを大々的にしまして、6,000部配付しまして、回答が658件返っております。さきに公表いたしました38カ所の非常に危険であるという箇所と含めまして場所を抽出しているところですけれども、抜本的な対策を待っておれば時間がかかるということがございますけれども、非常に危ないという意見が多いところについては緊急に措置を行わなければいけないということで、簡単にラインの引きかえとか注意喚起の看板などを設置することによりまして、至急に対応できる方法は何かということで今考えておりまして、そのために対応するための予算でございます。以上でございます。
 
○丸田交通規制課長 中村委員のご質問にお答えします。本事業につきましては緊急雇用創出事業特別基金に基づいて行うものでございまして、県下に交通の路側標識と呼んでいるものが約7万3,000本ございます。ことしの2月、生駒市で路側標識が腐食していて子供がもたれて倒れたという事案もありました。他県においても老朽化によってそういう事故というのがございますので、この緊急雇用創出事業に乗っかって老朽化している路側標識を県下一斉に調査しようとするものでございます。調査の委託期間は本年11月から5カ月間の予定で、スタッフは現地調査員、オペレーターを含めて38名、これを緊急雇用ということでお願いしようとするものでございます。以上です。
 
○中村委員 1点目の自動車旅行者ですけども、道の駅全部に電子掲示板をつけるんですか。それから携帯電話の希望者だけだと、そしたら希望者をどういう形で募集をするか、そういう絵図面というのは書かれているんですか。電子掲示板が例えば1台500万円するとか、それが30カ所だとか。それで携帯電話の希望者はどれぐらいが応募されて、そういう全体の絵図面いうか、こういうのを知りたかったわけです。9,800万円も使ってやるわけですからそこら辺の概要が、例えば道の駅の10カ所だったら10カ所で、携帯電話50万人だったら50万人の人を対象に入れてどういうふうなことをやるんだという絵図面がありやなしやということでわかる範囲で答弁をお願いします。
 それから2点目の風致保全課の件ですけども、事故が起こった段階で調査しているわけです。そしたら危険な箇所があったわけです。それに対して1週間に1回全部回っているんですか、全箇所に。それと、230カ所あるわけですから、1週間に1回じゃ当然無理です、私の感覚では。そこら辺のことをきちっとやっていかないと、ここでこう答弁しているけれども、受け取る方としては何か心配だなということでもう一度ご答弁を願いたいと思います。
 それと、警察の交通安全対策の方針もそうなんですけども、今調査をしているという、調査は結構です。雇用対策は、これにできた一時的なものです。そうしたら調査した後、危険箇所とかこういう老朽化した交通標識を設置をするフローシートはあるのかどうか。来年度はどこに何基、再来年はどこどこに何基かとかいうフローシートが、調査だけだったらいかんわけで、調査プラス事業費がどうなっていくのか、そこら辺の先行きの計画、これがありやなしや。そうすると池田道路建設課長の答弁もそうなんですけど、対策を検討しているんだと、検討するのは自分だけです。これは今までからもこんなのはあるわけなんです。たまたま今回政権の節目で経済対策の一環も含めて補正でどんと来たわけです。そうしたら、来たんだから実際にどことどこにこれからどうするんだということをやはりマニフェストじゃないですけれども、年次計画的に公表するというか、きちっと県民に知らしめることが大事だと思うのです。そこら辺で実際にこの3,000万円のお金一体どういう使い方しているのかという、簡単に1行で検討事業と書いているけれども、何をどう検討してどこをどう検討しているのか、皆目我々には発信、伝わってこないわけです。そこはわかる範囲で再度ご回答をお願いします。
 
○村上ならの魅力創造課長 先ほどは失礼いたしました。9,800万円の主なものにつきましては、まず新規で行いますことからシステムの開発費と、それから道の駅に、何カ所と決まったわけでございませんけれども複数箇所に設置する電子掲示板、いわゆるデジタルサインといわれるものの購入費でございます。秋以降に本県と三重県と岐阜県とが連携しましてドライブキャンペーンを別途事業で行いますけれども、そういうものを通じまして名古屋等を一番の中心にいたしまして情報発信することにより、会員を3県共同で連携してふやしていきたいと、そういう中で希望者を募っていきたいと考えております。ちなみに、針テラス等道の駅については現在いろいろ調整、交渉中でございまして、複数箇所に設置して極力名古屋、岐阜から来られたドライブのお客様を中南和の方に送客していきたいと考えております。以上でございます。
 
○清水風致景観課長 委員ご心配されるのはごもっともだと考えております。現在、週1回、場所も広うございますから7ブロックに分けまして3名体制で丸1日かけまして点検しておるところです。その際、我々職員で切れるものにつきましては切ります。ただ、切れない大きな木もございますので、それにつきましては業者に来ていただくということで対応しております。それと、年2回業者に委託しまして木の伐採も行っておるところでございます。今後はこういうことのないように、委員ご心配されておりますし、皆さんご心配されておると思いますので、このようなことが二度と起こらないように再発防止に向けて努力してまいりたいと考えております。以上です。
 
○林道路・交通環境課長 交通安全対策検討事業の具体的な中身ですけれども、先ほど答弁のときに触れさせていただいたんですけれども、抜本的なといいますと交差点改良といたしまして用地買収とか、そういうのが発生しますけれども、緊急で簡易的にやる形で交通事故を防げるという事例がたくさん出ています。具体的に言いますと交差点のところで起こっている事故に対しましては、交差点のところの舗装の色を変えるとか、ずっと手前のところから交差点の表示をもっと明確にするとか、そういうことを具体的にやりますと、短期でありますけれども効果が見られるということがございますので、こういうことを1カ所ずつ検討していきまして必要な処置を講じたいと考えております。
 
○丸田交通規制課長 先ほど申し上げました7万3,000本の路側標識についてでございますが、当然警察官が常時点検等を行っておるところでございますが、ただ本数上なかなか一斉にというわけにはいきません。それで、今回11月にもしこの事業が認められれば、一斉に点検の上それをデータ管理する。特に老朽化の著しいものにつきましては緊急で補修していくということになります。現在、平成21年度、ここで予算に占める更新、古い施設を新たにしていく、これが予算の約80%を占めてございます。当然老朽化が著しいものについてはすぐに更新をしてまいりますので、予算の中でそれをやってまいる所存でございます。以上です。
 
○中村委員 これで終わります。
 
○神田委員 簡単に4つでございます。まず、資料の10ページの民俗文化財の件ですけれども、今までに奈良県で民俗文化財として認定しているようなものがあるかどうか。というのは、過日8月6日からユネスコ東アジア子ども芸術祭2009がありましたけれども、本当に向こうの国の人たちはすごい小さいころから民俗芸能というのをしっかりと身につけて、奈良の会場でも堂々と発表していた姿を見ていますと、奈良県にも必ずやあると思って見てましたので、その辺、もう認定してるのがどれぐらいあって、これから掘り起こそうとしてる部分がどうなのかということをお聞きしたい。
 もう一つは奈良の燈花会、多分毎年盛大になっていきますので、ことしもたくさんの来訪者があったと思うんです。この委員会も県内調査のときに委員長のご配慮で猿沢池の前でいろいろと交流会っていうんですか、会食を会場にしていただいて、猿沢池の周りの燈花会を楽しませていただいたんですけれども、これはすばらしく、きちんと浸透していってると思うんですけれども、このごろは何どき雨が降るかわからない。きょうもそういう目に遭ったんですけれども。県内、近くの人ならともかく、わざわざ京阪神の方から来ておられる人が、奈良駅まで来たけれどもそこでえらい雨に降られて中止になったというときに、もう帰るしか方法ないというときに何か奈良の中で、例えば美術館など夜あいていれば見て帰れるのにということをよく聞きましたので、こういうときの県の対応を考えたことがあるでしょうか。そういうことで、それは議会が開放されてるというのもその一つかもわかりませんけれども、何か突然中止になった場合にその人たちが、雨でもよかったな、こういうの見れてというような、満足して帰ってもらえる方法を一遍考えてほしいと思うんですけど、そういうことを考えられたことがあるかどうか。
 それと、橿原と飛鳥を結ぶ橿原神宮東口停車場線の進捗状況を教えてほしいと思うんです。もう本当は供用開始の時期ではないのかと思っております。平城遷都1300年祭に来られた方はなるべく中南和にも来てほしいと思う中で、あの道路ができたら国道169号から飛鳥の方へも行けますので、今ある前からの道路は大変狭くて渋滞が起こると思っていますので、それをお聞きしたい。
 それと、今高松塚古墳かキトラ古墳か、古墳の山の部分で整備してるのはどっちだったかなと思いながら、竹やぶを伐採した方は高松塚でしょうか。というのは、その周りに田んぼを持っておられる人がすごい日陰になるらしいんです。今まで竹やぶとクヌギのすごく背の高い木で、ことしのように日照時間が少ないときはなおさらで、この後竹やぶを全部切ってもらって、それはありがたいけれども後はどんなふうになるのか、また同じようなそういう高い木を植えられるのか、地元の人は、できるだけそういう日照というのか、田でお米づくりをされているので考慮してほしいということを要望されておりますけれども、その辺もお答えいただきたいと思います。その4点です。
 
○石川文化財保存課長 お尋ねの件でございますけれども、県内の無形民俗文化財につきまして国が指定いたしておりますのは5件ございます。例えば奈良豆比古神社の翁舞でありますとか、奈良市の上深川の八柱神社で行われます題目立などが代表的なものでございます。同時に県の方で指定させていただいておりますのが34件ございます。例えば大柳生の夏祭りのときに納められます大柳生の太鼓踊りなどでございます。以上です。
 
○村上ならの魅力創造課長 燈花会はことしも残念ながら去年に引き続き一日雨で中止になったのはご存じのところでございますけれども、夏の風物詩として定着いたしまして約80万人の来客の方をお迎えしたわけでございます。これは実行委員会方式でやっておりますので、県で独断で決めるわけにはいきませんけれども、ことしの中止のときにも午後1時にはテレドームで中止の発信をするとともに、JR天王寺駅などで中止という看板を出させていただきました。これにつきましては、来られる方以外にもボランティアで1日に数百人の方が来られますことから、早目に中止を決めておるところでございますけれども、ことしにつきましては結果として燈花会はできたじゃないかという、中止決定が早過ぎたのではないかという意見が多数寄せられまして、それを受けまして来年度以降、少々の雨でもろうそくが消えない程度であれば、台風等は別ですけれども極力やる方向でやっていきたいと実行委員会の役員の方とはお話ししたところでございます。
 したがいまして、中止する場合は極力早く公共交通機関に看板を出すとか、公共交通機関で放送をしていただくとか、テレドームで情報発信するとか、実行委員会並びに県庁に電話いただいてもそのような連絡はさせていただくということを念頭に、極力実施をしていくという方向で検討いたしておりまして、現在のところ中止のときにどういうことをするかということは考えてございません。ちなみに、ことしは結果としてできたのですけれども、台風が接近しておるという情報もございましたことから早く中止を決定させていただいたという状況でございました。以上でございます。
 
○池田道路建設課長 それでは橿原神宮東口停車場線の進捗についてご説明させていただきます。これは約1.6キロの区間ですけども、平成21年7月の段階で用地取得が約84%というところであります。残る用地の中には高額要求されているもの、あるいは代替地を要求されておってそこの代替地が見つかってないというものがありまして、用地取得などをしておるところであります。また文化財については、この路線全線にわたって文化財発掘調査が必要なところでありますが、用地買収完了した箇所から順次発掘調査を実施しております。また、当該路線の西側、国道169号とぶつかって交差点になるわけですが、この協議については既に平成20年に完了しているところであります。今後残る未買収地について引き続き用地交渉を行ってまいる所存であります。以上です。
 
○神田委員 キトラ古墳か高松塚古墳かというのわかりますか。わかる人、国土交通省かなどこか。竹やぶを切った。そういうのつかんでないですか。
 
○石川文化財保存課長 現在、高松塚古墳で陵墓の仮整備という形でございますが、国営の公園内でございますけど進められております。予定については、11月に仮整備が終わるように聞いておりますけども、確認をさせていただきたいと思います。
 
○神田委員 そしたらそれは確認してください。地域の人が農業に専念しておられて、米づくり、貴重ですので、その辺また要望も聞いてあげていただいて、いろいろ調整してほしいと思います。
 民俗芸能、これは一遍34件というのを教えてほしいと思います。どれぐらいあるのか、今1件だけ聞いただけなので、急に言ったからわからないと思いますので、子供たちにしっかりと受け継がれるような形をとっていってほしいなと思いますので、それを教えてください。
 それから橿原神宮東口停車場線、84%。これ軒数にしたら、個人的で難航してるのか。84%といったら、もう後ちょっとなのにと思うのですけれども、その辺はどうなのか、とにかく来年に間に合うように頑張ってほしいなと思ってます。
 それから燈花会、わかりました。中止のときの何かは考えていないということですけれども、奈良は観光に来ても、泊まっても夜がおもしろくないとか、夜が何もないのでと言われるような中では、夜の観光ということも、そういうのをとらまえてうまく考えていってもらった方がいいのではないかと私は思います。燈花会だけのことを思えば早く中止を知らせて、みんなの文句を聞かなくてもいいようにという形をとるようになるとは思いますけれども、それが奈良の夜の観光もこんなのがあるというところにつながっていけばいいと思いますので、またそういうことは今後考えていってほしいと思います。
橿原神宮東口停車場線は、これは個人的なものなんですか。それとも地元の人に聞くと、公の土地と個人の土地がどうのこうのというのがありますけど、その1件だけが今もめてるのか、難航してるのかどうか、そんなことは言えないのかな。
 
○池田道路建設課長 橿原神宮東口停車場線の地権者との状況を詳細にここでどういう問題があるというのは言うべきものではないかと思うのですが、状況としては公の土地ではなく個人の持っている土地について用地が難航してるところが何か所かあります。これが何筆かという詳細な情報を今手持ちでは持っておりませんので、よろしければ申しわけありませんが別途、後で説明させていただければと思います。
 
○神田委員 じゃあ、そういうことで、とにかく平城遷都1300年祭が始まるまでに解決できるように、供用できるように頑張ってください。以上です。
 
○岩城委員 平城遷都1300年祭の問題で1つだけ聞かせていただきたいんですが、今さまざまな補正予算の関係、説明や報告を聞かせていただいてて、感じたことだけ申し上げときたいと思うんですが、交通標識等、設備の総点検や、あるいは説明資料の6ページでも段差の解消とかいう取り組みをしていただくように説明が載ってますが、国道369号といったら大宮道路ですね。ばらばらな取り組みだけはぜひ控えていただきたいと。警察は警察のお仕事なさっても、これは道路の問題だと、土木部の課題だとなれば、お互いに見つけた課題を相互にやりとりができるようにお願いしたいと思ってます。大宮道路、あるいは三条通りの工事が相当長くかかっていることについて、理由は聞いてますけど、どうしても道路を利用してる市民の感情としてはなじまないですね。イチローが200本安打打ったらしいですね。地球の裏側で起こったことがすぐ伝わるこの時代に、どうもなじまないんですね。走れるところはぜひ、広げたんですから走らせてほしいと思いますし、それから段差解消、それから平城遷都1300年祭でお客様を迎えるのにゲートつくるという報告がありましたけれども、例えば皆さん近鉄奈良駅をおりて県庁まで歩いてこられるでしょう。ほとんどがそうだと思うんですけども、来られるまでにここ直さなければいけないというところ目に入りませんか。前の登大路の商店街幾つか並んでますけども、お店の方から、街路樹を植えてますけどその街路樹が大きくなり過ぎて街路樹植わってるところの縁石を持ち上げているんですね。平城遷都1300年祭で歩道をきれいにされたでしょう。でもこれはそのままかという指摘を受けるんです。ぜひそういう意味では、どんな方法がいいんでしょうか。私は、県民の皆さんにいつでもここへ連絡してきてくださいと、県庁の仕事であればどうぞここへと、いや、それが市町村役場の仕事でもどうぞここへ連絡してくださいと私どもの方で、それぞれの担当で仕事させてもらいますからと。ぜひそういう仕事のやり方を早く体制を整えていただくようにお願いをしておきたい。
 平城遷都1300年祭の問題で、将棋の名人戦を奈良でやろうかという話、きのう聞きました。いいですよね、いろんな取り組みをこの際奈良に集めていただく、絶好の機会かと思いますので、そういう企画もどんどん進めていただいていることかと思いますけれども、聞かせていただきたいんですけど、ここにきょうも資料を配っていただいた中にせんとくんのマークが載っていますけど、これ以前にもたしか何回かこの場所でご説明いただいて、これ許可さえあればどなたも利用していただくことができるということでした。観光に関する民間団体の方が印刷物でせんとくんのマークを入れたら、それ何かつくり直せと言われたという話があるんですけど、私の理解がおかしいんですか。事前に許可があったら使えるんですよね。
 もう一つは、本会議でお尋ねするようなことなので答弁は詳しくは結構ですが、そろそろ気になっているのは、きょうも資料に一部ありましたが、平城遷都1300年祭で4つの国際会議なさいますよね。きょうも基本計画の設計などという予算が1つ上がってましたけれども、議題はいつごろ決まるんですか。ただ集まるだけではないですよね。これ国際会議と銘打ってますので大変心配しているんですが、この4つの国際会議の議題が決まるのはいつごろですか、それだけで結構ですので。以上です。
 
○田中(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長(経営企画部長、平城宮跡事業部長事務取扱) いろんな団体とか、今先ほど将棋の名人戦等もありましたけれども、例えば全国大会が来年あるので奈良でやりたいとかいう申し出たくさんありまして、2010年がそういうようなところで盛り上がればいいなと思っております。
 それから1点、せんとくんの使用ですけれども、例えば営利を目的でありますとか、商品にするとか、そういうような場合はライセンスオフィスにご相談をいただいて、一定のサブライセンス費用を払っていただくということになっております。ただし、観光情報の発信でありますとか、そういうようなものにつきましては無料で使っていただくシステムになっております。それは事前にご相談をいただいて利用していただくと、そういうシステムになっております。以上でございます。
 
○中山(社)平城遷都1300年記念事業協会県内・広域事業部長 今ご質問いただきました国際会議ですが、4つの国際会議の中で平城遷都1300年協会が所管、協力支援している会議は、世界宗教者平和会議40周年記念事業、それと、第12回世界歴史都市会議です。これにつきましては、実施主体というのは平城遷都1300年協会ではないわけですが、その内容については今議題がいつ決まるのかということですが、開催に向けて両会議とも有識者も含めました企画運営委員会というのはもう設置しております。それで、会議の内容を今しっかり検討をしているということで、世界宗教者平和会議の方は来年の9月25日から27日ということでもう開催決定しておりまして、講演会、シンポジウム、コンサート等も予定しております。それと世界歴史都市会議ですが、これは奈良市がホストになりまして、企画委員会を設置しております。テーマ、日程等を決めておりますが、ことしの10月14日、15日に、奈良市内で世界歴史都市会議の理事会があり、そちらで決定し発表する予定です。この両会議とも実施主体がしっかりした体制で進めておりますので、立派な、平城遷都1300年祭にふさわしい国際会議が実施できると思います。参考までですが、世界宗教者平和会議は今度は40周年事業ですが、過去10周年のときにはマザー・テレサ、20周年のときにはジミー・カーター元米国大統領、30周年にはシュミット西ドイツ首相が参加されまして、それに匹敵するような方が招聘されるということで今実施主体の方からは聞いております。以上、進捗状況です。
 
○奈良国際観光課長 4つの国際会議の一つでございますAPECの観光大臣会合でございますけれども、こちらにつきましては今のところ議題は未定でございます。議題につきましては主催者である国土交通省の官公庁と、あとAPEC事務局の方で協議をすることとされておりまして、現在のところその議題が決まる時期も未定ということでございます。
 
○稲村文化課長 東アジア比較文化国際会議についてご説明させていただきます。東アジアという観点から日・中・韓に共通する文化事業を比較研究することを目的に関連諸分野の研究者で構成された組織で、いわゆる学会組織でございます。2010年の平城遷都1300年祭にあわせ開催誘致をいたしました。同国際会議2010年日本大会の主催者は東アジア比較国際会議日本本部でございまして、及び日本大会実行委員会、これ万葉文化館の中西館長がされております。この国際会議は過去には2008年韓国、それから2006年中国で開催されております。開催テーマも決まっておりまして、東アジア世界における新たな文化共同体の構築、日・中・韓の文化における普遍性と固有性をめぐってということで、開催時期は平成22年10月23日から25日となっております。中身は基調講演、分科会、県内視察でございます。開催場所につきましては万葉文化館、それから橿原ロイヤルホテルということになっておりまして、参集者数は500名という計画でございます。なお、2010年日本大会におきましては、これまでの研究を総括する国際会議でもあるということをお聞きしております。
 
○岩城委員 この際本当に勉強させてほしいなと思っているんですが、今の4つの国際会議、1つは宗教、1つは歴史都市、1つは観光、1つは文化、これが4つのテーマですね。実施の主体は、基本的には奈良県だと思ってるんです。その団体に企画や運営をお願いするにしても、お招きするのは奈良県です。ぜひ主体というんですか、しっかりしておいていただかないと国際会議ですので、例えば文化とは何ですかと本会議で尋ねますので、一般質問でお尋ねします。この間子供と話をしていますと、ユダヤ教とキリスト教とイスラム教というのは一つの宗教やなという話をしたら、うそやと言うので、何を言うてん、旧約聖書と新約聖書の違いを知らんのかと、改めてそんな話を家族でしてたんですけど知らないんですね。普通知らないですよ、そんなもん知りませんよ。でも、知らん者が宗教や歴史都市や観光や文化、観光って何ですか言って尋ねますんでね、本会議で。人はなぜ観光するのですかとお尋ねしますので。ちゃんと主体を持っておくべきだと思いましてそんな質問をさせてもらいました。ごめんなさい、ぜひそういう仕事を進めていただきますようお願いしたいと思います。
 さて、せんとくんのマークの話なんですけど、今申し上げたのは奈良市の観光協会の印刷物ですよ。奈良市の観光協会がつくった印刷物、そのことにクレームがついたという話を聞いたんですよ。何か感想あればどうぞ。
 
○田中(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長(経営企画部長、平城宮跡事業部長事務取扱) 奈良市の刊行物で、せんとくんのポーズが自由にポーズ一応定めておるんですけれども、それに若干編集を加えたような色使いがありまして、その点について私どもからはここを修正してくださいということでお話をしたということは私の耳にも入っております。
 
○岩城委員 大変興味深いお話聞かせていただきました。デザインというのはそういうものです。そういうもんですから、その話詳しく教えてください。事前に説明しておくべき事柄で、事前に説明はされておると思うのですが、奈良市の観光協会がつくった印刷物を平城遷都1300年事業協会がとめたと聞きました。ただ、今デザインに関することだとお聞きしましたので、それはプロがやっておられる仕事ですから理解していただけるんでしょう、両方が。わかりました。答弁を了とさせといていただきます。ありがとうございました。
 
○田中(美)副委員長 1問だけさせていただきます。ご説明いただきました平城京ウェルカムゲート・プロジェクト事業について伺いたいと思います。この事業に2億1,000万円をかけるということでございます。それで、先日送ってきていただきました9月の補正予算案の主なプロジェクトの20ページにその説明がございます。この事業は目的は平成22年から開催される平城遷都1300年祭及び県への来訪者が奈良平城京に到達したことを実感できるような、他では味わえないおもてなしの心、これをあらわすものだとなってます。そして次に、ウェルカムゲートのイメージということでイメージ図が載っています。そこで、このウェルカムゲートのデザインとか内容などはあくまでイメージであり実際とは異なりますと書いてあるんです。そこで、実際はどんなイメージ、内容を考えておられるのかということをお聞きしたいと思います。
 
○池田道路建設課長 ウェルカムゲートの事業について答弁させていただきます。このデザインについては、イメージでありと書いてありますのは詳細なデザインについて現在詳細設計をやっているところ、つまりこれから決めることになるので、こうなりますということを今即答することはできませんが、今のところこの平城宮跡を守る四神を設置するイメージ、すなわち東に青龍、西に白虎、北の玄武、南の朱雀、これをイメージしたものをそれぞれこの平城宮の東西南北に設置できないかというようなデザインイメージで考えておるところであります。以上です。
 
○田中(美)副委員長 そういうデザイン、奈良にお越しになった人たちが、あ、奈良へ来たと思われるのかどうか。よく奈良のことで言いますとイメージ景観という言葉が使われます。それぞれ、奈良というのはこんなところやなというイメージを持っているというんですよね。そのイメージ景観、これが壊されるということがあってはならないなと思うんです。これは、平城遷都1300年祭の時期だけではなく、ずっと設置されているものだと思うんです。そういうことを考えますと、果たして景観上もこういうものを2億円もかけて設置することが実際ふさわしいのかどうかということについては、さらに検討が要るのではないかと思います。これを実際に事業として進めていこうとなっていく過程ではどんな話し合いがされたんでしょうか。また、こうしたイメージ景観というものに対する景観でもいいですけれど、そういう景観上どういうことになるかということで専門的な検討というのも加えられたのでしょうか。その点もお聞きしたいと思います。
 
○池田道路建設課長 こういったゲートをつくることによって景観がかえって壊されてはいけないというご指摘、ごもっともだと思っております。こういった既にある景観を新しくつくる、これも景観をよくするという目的でつくるものが既にあるいい景観を壊さないよう、先ほど詳細設計はこれからと言いましたが、この設計の中で検討し、まだ具体の方法は決めてませんが、専門的な意見も踏まえられるよう方策を考えたいと思います。以上です。
 
○田中(美)副委員長 そういう面で言いますと、今2億円かけてこれを急いでつくる必要があるかということについては大変疑問に思っています。奈良に来たな、平城京の時代に思いをはせるということで言うと、道路ということであったり場所的な問題であれば、これまでも意見申し上げてきましたけれども、例えばここは平城京、右京、五条、二坊という地であるとか、それぞれが通っているときに、あ、平城京の時代で言えばここでこういう位置にあるんだなということが表示されていたとしたら、その当時のことに思いをはせるというようなこともできるかと思うんです。そういう表示板みたいなものについては、それは工夫してつくってもらったらいいと、今まで意見も聞かせていただいて申し上げてきたところです。そういう点で言えば、私はもっとじっくり検討して、どうせ2億円というお金をかけていくのであれば、もっと奈良にとってどういうやり方がふさわしいのかということを考えて、それが生かされていくということでなければ、かえってマイナスになったりするようなことだってありますので、その辺は意見として申し上げて、このまますっとつくっていくということはしていくべきではないのではないかなと思いますので申し上げておきたいと思います。
 
○小林委員長 ほかにございませんか。
 では、本日の質疑は以上とさせていただきます。案件は以上です。
 それでは、これをもって本日の委員会を終わります。