3月16日 予算審査特別員会(地域振興部、文化観光局、平城遷都1300年記念事業推進局)

予 算 審 査 特 別 委 員 会 記 録
<地域振興部・文化観光局・平城遷都1300年記念事業推進局>
開催日時  平成21年3月16日(月)  10時34分~14時28分
開催場所  第1委員会室
出席委員  12名
        安井 宏一 委員長
        森川 喜之 副委員長
        藤井  守 委員
        浅川 清仁 委員
        岡  史朗 委員
        松尾 勇臣 委員
        山本 進章 委員
        森山 賀文 委員
        奥山 博康 委員
        岩城  明 委員
        今井 光子 委員
        小泉 米造 委員
欠席委員  なし
議  長   川口 正志 議員
出席理事者  橋本 副知事
          窪田 総務部長
          中野 地域振興部長
          上野 文化観光局長兼平城遷都1300年記念事業推進局長  ほか、関係職員
参考人     社団法人平城遷都1300年記念事業協会
           一柳 事務局次長兼経営企画部長
           田中 平城宮跡事業部長
           中山 県内・広域事業部長
           秋里 会場運営部長
傍聴者    なし                 
議  事  2月定例県議会提出議案について

会議の経過
 
○安井委員長 それでは、ただいまから本日の会議を開きます。
 本日は、社団法人平城遷都1300年記念事業協会の一柳事務局次長兼経営企画部長、田中平城宮跡事業部長、中山県内・広域事業部長、秋里会場運営部長に参考人として出席していただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 本日の傍聴はございません。
 それでは、日程に従いまして、地域振興部、文化観光局、平城遷都1300年記念事業推進局の審査を行います。
 議案について地域振興部長、文化観光局長兼平城遷都1300年記念事業推進局長の順に説明を願います。
 
○中野地域振興部長 それでは、「平成21年度予算案の概要、平成20年度一般会計2月補正予算案の概要」により、ご説明をいたします。
 新規事業を中心に説明をさせていただきます。35ページ、5市町村の支援(1)市町村支援のあり方検討につきましては、平成19年度より開始いたしました県市町村の役割分担検討協議会におきまして、奈良県という地域に最適な県と市町村の役割分担、また市町村に対する支援のあり方を模索してまいります。
 次の36ページ、(2)市町村への具体的な支援につきましては、市町村行政経営力向上支援事業は、知事と市町村長が定期的に意見交換会や研究会を実施するほか、記載の各事業により市町村の行政財政、税制の各分野において厳しい状況にある県内市町村を支援してまいります。また、市町村財政健全化貸付事業では、法に基づく財政の早期健全化が必要となり積極的に改善に取り組む市町村に対し、県の地域振興基金を活用し緊急的な支援を行います。また活力あふれる市町村応援補助金につきましては、市町村の創意あふれる発案事業等に対し新たに補助をすることとしましたが、一般施設整備につきましては一部国の2次補正を活用し、前倒しで2月補正計上しております。
 次の37ページ、6地域主体の活力ある地域づくりの推進(1)中南和・東部地域の活性化の推進でございますが、奈良県の過疎地域における集落実態調査事業につきましては、各過疎地域における集落機能等の実態を把握してこれらの地域における課題を整理するとともに、県内の2集落程度を対象に集落対策推進モデル事業を実施をいたしまして過疎対策の活性化等の方策を検討してまいります。
 次の38ページ、(3)関西文化学術研究都市建設の推進でございますが、高山地区経済波及効果測定事業につきましては、高山第2工区における町づくりの可能性を検討するため、大学等の立地及び周辺整備による経済波及効果を測定してまいります。(4)大学との連携事業でございますが、早稲田大学との連携事業につきましては早稲田大学の知的資源を活用し県政の諸課題に対応してまいります。以上で、地域振興部の平成21年度一般会計予算案の概要についての説明を終わらせていただきます。
 引き続きまして、平成20年度補正予算案、追加提案分に係る繰越明許費について説明をさせていただきます。
 「平成20年度補正予算案その他(追加提案分)」の7ページ、繰越明許費補正といたしまして、款3地域振興費をごらんください。明許繰り越しをさせていただくため市町村振興費の地域活性化事業総合補助を4,500万円上げさせていただいております。これは市町村が創意と工夫を凝らして活力ある地域づくりを促進するための地域活性化事業総合補助金、全体では2億4,000万円でございますが、そのうちの4,500万円を繰り越すものでございます。繰り越しの理由は国の2次補正を受け、市町村が前倒しで実施する地域の活性化に資する事業に対し、県としても支援するため追加募集を行ったところでございます。当該市町村事業が翌年度にわたって実施されることから、これに対応するため県としても繰り越しするものでございます。地域振興部の予算に関する説明は以上でございます。
 続きまして、「条例その他予算外議案」の126ページ、議第34号、第四次奈良県国土利用計画の策定についてでございます。後ほど別冊により説明をさせていただきますが、本日お配りをしております「第4次奈良県国土利用計画の策定について」で全体概要を説明させていただきます。
 まず計画の策定趣旨でございますが、国土利用計画は中長期の県土利用の基本方向を示すものでございます。県土利用につきましては県土が限られた資源、諸活動の基盤であることから、県民の健康で文化的な生活環境の確保と県土の均衡ある発展を基本理念として、総合的、計画的に行っていく必要がございます。このため県計画は昭和52年の第1次計画策定以来、おおむね10年ごとに改定を行ってまいりました。昨年7月に第四次国土利用計画(全国計画)が策定されたところでございます。これを踏まえまして人口減少社会の到来、地球温暖化の進行など、社会経済情勢の変化に対応した新たな県土利用の方向を示す必要があり、このたび次期計画となる第四次計画を策定することといたしました。
 次に計画の概要でございますが、目標年次は平成30年、想定人口は131万8,000人、想定世帯数は53万2,000世帯としております。この人口、世帯数は国立社会保障・人口問題研究所の推計値により想定をしております。計画の特徴といたしましては、自然と歴史が調和する本県の地域特性を生かし、安全で安心できる県土利用を図っていくことを基本に、これまでの住宅地増加を抑え、雇用機会の確保と創出、県内消費の拡大につながる工業系、商業系用地への土地利用を積極的に推進することとしております。
 それでは、「奈良県国土利用計画ー第四次ー」により説明をさせていただきます。3ページ、まず初めに県土利用の(3)課題といたしまして、第1点目が県土のさらなる有効利用を図ること。2点目が県民の安全、環境、景観などの意識の高まりや要請にこたえ、人の営みと自然が調和した県土利用の質的向上を図ること。3点目がよりよい状態で次世代に引き継げるよう、持続可能な県土利用を行うことでございます。
 次に3ページから5ページ、これらの課題に対応するため2県土利用の基本方針を掲げております。(1)自然と調和する県土利用。4ページ、(2)安全で安心できる県土利用、(3)経済活性化につながる県土利用、(4)利便性と快適性のあるまちづくりでございます。詳細は記載のとおりでございます。
 次に5ページ、3利用区分別の県土利用の基本方向でございます。(1)農用地、(2)森林、(3)水面、河川、水路で、6ページ、(4)道路、(5)住宅地、(6)工業用地、(7)商業用地を含むその他の宅地、(8)文教施設、公園緑地などの公用・公共用施設の用地。7ページ、(9)レクリエーション施設の用地、(10)空き地、耕作放棄地などの低未利用地につきまして、それぞれの土地の利用形態ごとに基本方向を示しております。詳細は記載のとおりでございます。
 次に8ページ、4地域別の県土利用の基本方向でございます。県内を大和平野地域、大和高原地域、五條・吉野地域の3地域に区分し、それぞれの方向性を示しております。詳細は記載のとおりでございます。
 次に14ページ、県土の利用目的に応じた区分ごとの規模の目標を掲げております。農用地のほかに7つに区分して平成17年度の実績と平成30年度の目標を対比しております。主なものをご説明をさせていただきます。
 1農用地につきましては、優良農地を確保しつつ地域活性化のための公共事業や企業立地など他の用途への有効利用を図り、地域農業と地域振興のバランスのとれた土地利用を推進することから、1,728ヘクタール減少の2万1,688ヘクタールとしております。その主な転換先は工業地、道路、住宅地でございます。
 次の県土の77%を占める2森林でございますが、これにつきましては生産林と保存林を区別してそれぞれの目的に応じた適切な保全整備を図り、極力減少面積を抑えて332ヘクタール減少の28万3,692ヘクタールとしております。
 5道路でございますが、特に一般道路につきましては奈良の今後5カ年の道づくり重点戦略に沿って京奈和自動車道やそのアクセス道路など、道づくりを効果的、効率的に進めてまいります。農道、林道を含め道路全体で694ヘクタール増加し、1万707ヘクタールとしております。
 次の6宅地でございますが、住宅地につきましては既に事業化された住宅地を重点供給地域とするほかは増加を抑制し、低未利用地の活用、古くなった住宅団地等の再生などを図ります。当面増加が見込まれる世帯数を考慮し、418ヘクタール増の1万1,581ヘクタールとしております。また工業団地につきましては企業立地年間25件を目標とし、産業集積を考慮した企業立地拠点の形成や立地環境の整備など、企業が立地しやすい環境づくりを進めまして積極的な企業立地の推進を図っていくことから、363ヘクタール増加の1,022ヘクタールとしております。
 次に、18ページの3、1及び2に掲げる事項を達成するために必要な措置の概要でございます。先ほど説明いたしました基本方針や規模の目標を達成するための具体の取り組みでございます。詳細は記載のとおりでございますが、今後都市計画の線引きの見直しや幹線道路の整備など、市町村、関係団体などとも協力して実行してまいる所存でございます。また、この計画の実効性を確保するため、利用区分ごとの実績数の把握や検証、分析などのフォローアップを行い、この計画に掲げる目標が達成できるよう努めてまいる考えでございます。地域振興部の説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
 
○上野文化観光局長兼平城遷都1300年記念事業推進局長 引き続きまして、文化観光局及び平城遷都1300年記念事業推進局関係の予算案の概要につきまして、新規事業を中心にご説明いたします。
 「平成21年度予算案の概要、平成20年度一般会計2月補正予算案の概要」の28ページ、まず1平城遷都1300年祭の実施準備と関連イベントの開催・準備についてであります。(1)平城遷都1300年祭の実施準備ということで、32億5,000万円余を計上しております。内容についてでございますけども、4つの個別事業ごとに申し上げますと、まず平城宮跡事業につきましては記念祝典などの行催事の開催、会場施設等につきまして実施計画の策定や本格的な工事を進めてまいります。県内各地事業につきましては国宝周遊パスポートの開発や、奈良をめぐる多彩なウォーキングイベント及び奈良マラソン2010などの開催準備を進めてまいります。関連広域事業につきましては、東アジア未来会議奈良2010をはじめとする各種コンベンションの開催に向け具体的な調整準備を進めてまいります。また事前展開事業につきましては、ユネスコ東アジア子ども芸術祭、250日前イベントなどのプレイベント、あるいはメディアと連携した効果的なPRを実施しまして一層の機運の盛り上がりを図ってまいります。
 次の29ページ、(2)平城遷都1300年記念事業の推進でございます。日本や東アジアが目指すべき将来ビジョンを、奈良から国の内外に発信する弥勒プロジェクトを記載のとおり展開するとともに、2010年の東アジア地方政府会合の開催に向けまして、その準備会合を本年秋に開催してまいります。
 (3)平城遷都1300年祭関連事業の実施につきましてでございますけども、平城遷都1300年情報発信交流連携事業で、私の大和路紀行と題しまして身近な感覚で奈良の観光や楽しみ方を紹介するエッセーを一般公募の上選定するものでございます。そのほか平城遷都1300年祭を盛り上げるための記載のような関連の記念展の準備等を進めてまいります。
 30ページ、2誘客の推進(1)戦略的な観光振興でございます。2010年に向けた奈良の観光力の強化の一環としまして、奈良県観光連盟と奈良コンベンションビューローを解散して、新たに観光振興とコンベンション誘致を一体的に行う(仮称)財団法人奈良県ビジターズビューローを4月に設立する予定でございます。この新法人への出捐等の予算を計上しております。また、このビジターズビューロー活動強化事業は、この新法人の設立目的でもあります旅行商品の企画造成及びコンベンション誘致を強化することを主眼として、新法人の活動を記載のとおり助成してまいります。また現在あります観光情報サイト、大和路アーカイブをより見やすく探しやすくするとともに、宿泊施設の情報あるいはアンケート結果や著名人推薦のグルメの情報を盛り込んだものに内容も一新いたします。
 次の(2)魅力の創出・発掘についてでございます。奈良への観光客誘致、特に宿泊観光の推進のため、奈良の観光の弱点対策と魅力ある観光地づくりを進める施策を実施してまいります。特に観光シーズン時の誘客と県庁周辺も含めた奈良公園の魅力向上を図ってまいります。具体的な事業といたしまして県庁周辺にぎわい創出事業と、奈良公園光とあかりのイベント事業を記載のとおり実施いたします。特に奈良公園光とあかり事業と冬花火の祭典事業につきましては、冬のオフシーズン対策として冬の奈良の新たな魅力的なイベントとなるよう、地元関係者とも連携して取り組んでまいります。
 31ページ、新公会堂・シルクロード交流館整備事業でございます。この両施設を一体活用してコンベンション機能の強化と活性化を図るため、レストラン等の施設設備を改修するものであります。吉城園修繕事業は奈良公園のエントランスエリアに位置します吉城園のさらなる活用を図るため、茶室の屋根を改修するものであります。双方とも奈良公園の魅力向上のためのハード整備事業を行うものでございます。なお、30ページにありました新ライトアップ事業を含め、この2つの事業につきましては、国の2次補正を活用して平成20年度の2月補正で対応をさせていただきます。
 次に、国際会議開催支援・誘致事業でございます。記載の国際会議の開催を支援するとともに、それに続く国際コンベンション誘致に積極的に取り組んでまいります。
 次に、特に中南和をターゲットにしました観光振興のための事業でございますけども、まず中南和宿泊魅力創出事業でございます。温泉などの地元の観光資源を活用して宿泊観光につながるような方策を、ワークショップ形式でひざを突き合わせて考えるといった取り組みを十津川村等をモデルとして行うものでございます。また、バスを利用した周遊観光支援事業は、御所市、五條市と連携しながら臨時路線バスを利用して地元の観光名所を自由に回ってもらおうという事業をモデル的に実施してまいります。
 次の、ひろげよう!歩く奈良推進事業でございますけども、今年度からじっくりと奈良を楽しんでもらえるウォークルートの検証、設定に着手いたしました。この成果を生かしまして、歩く奈良の魅力を記載のようにいろんな形で伝えたいと考えております。
 32ページ、(3)観光情報の発信についてでございます。大型観光キャンペーン開催事業でございます。JRグループとタイアップして観光キャンペーンを大々的に実施していくものでございます。平城遷都1300年祭を中心に奈良の魅力をJRの広報力を使って全国に発信していくものでございます。また、全国主要都市キャラバンキャンペーン展開事業もこの大型キャンペーンの関連事業として、東京など記載の都市で奈良の魅力を発信していくものでございます。
 首都圏における情報発信事業でございますけども、奈良まほろば館と命名いたしました東京日本橋の新しい情報発信拠点を4月4日からオープンいたします。イベント等の企画展示を実施して奈良の魅力を首都圏に対して大いに発信してまいります。同様に大都市における情報発信ということで、阪神なんば線の開通に合わせた奈良の魅力の情報発信ですとか、特に中南和の観光情報を首都圏向けの宿泊観光雑誌に掲載することにより情報発信する事業を掲載しております。あと県内における、いわゆる着地における観光情報の発信機能につきましても、記載のとおり万葉文化館等におきまして強化してまいります。
 33ページ、(4)外国人観光客の誘客につきまして、外国人観光客の誘致及び総合交流促進のため、知事トップセールスの成果を活用して引き続き東アジアの国々を訪問し、現地の主要旅行会社、メディアなどを対象に観光プロモーションを行います。
 次の上海国際博覧会出展事業でございます。平城遷都1300年祭と同時期に開催されます上海国際博覧会に出展し、外国人観光客の誘致を促進いたします。
 次の中国・韓国とのゆかり発信事業でございます。奈良と中国・韓国とのつながり、ゆかりに関する情報を発信して、奈良への来訪の動機づけや新たな旅行商品造成を促進するとともに、県内のもてなし環境の充実を図るものでございます。また、中国陝西省とは友好提携に向け相互訪問など具体的な取り組みを進めていくとともに、韓国忠清南道とは文化観光交流を推進してまいります。
 次、3文化の振興でございます。34ページ、文化芸術活動の展開につきましては、奈良県文化会館において奈良国立博物館との連携事業を行うほか、県立美術館では記載の特別展等を開催いたします。万葉文化館及び県立図書情報館におきましても記載のような事業を実施してまいります。
 次の35ページ、4国際文化交流の推進につきましては、財団法人奈良シルクロード博記念国際交流財団が平城遷都1300年記念事業協会と共催でユネスコ東アジア子ども芸術祭を開催いたします。
 次に37ページ、(1)中南和・東部地域の活性化の推進の世界遺産登録推進事業につきましてでございます。飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群の世界遺産登録に向けましてDVDを制作するなど記載の事業を実施し、国の内外へ飛鳥・藤原の価値を積極的に発信するとともに、地元の機運醸成に努めてまいります。以上が文化観光局及び平城遷都1300年記念事業推進局の予算案の概要でございます。
 引き続きまして平成20年度補正予算案についての説明でございます。「平成20年度補正予算に関する説明書(追加提案分)」の8ページ、第3款地域振興費でございますけども、その中で平城遷都1300年祭の実施準備費につきまして2億8,200万円の減額補正をさせていただきます。減額の理由でございますけども、平城宮跡事業の会場整備や展示催事の制作委託の一部につきまして平成20年度中の発注予定であったものが来年度当初の発注見込みとなったこと等により、今年度の協会への負担金のうち不用と見込まれる分につきまして減額をするものでございます。私からの説明は以上でございます。よろしくご審議をお願いいたします。
 
○安井委員長 ただいまの説明、またはその他の事項も含めまして、質疑等があればご発言をいただきたいと思います。
 なお、理事者の皆さんには委員の質問に対しまして明確かつ簡潔に答弁をお願い申し上げる次第であります。
 それでは質問のございます方、ご意見のあります方、ご発言をいただきたいと思いますが、ありませんか。
 
○森山委員 2点にわたりまして質問させていただきます。1つは「平成21年度予算案の概要、平成20年度一般会計2月補正予算案の概要」の35ページにあります国際文化交流の推進の中で、外国青年招致事業についてですけれども、先週の金曜日にこの奈良県の協働推進について質問させていただきました。この外国青年招致事業をしたときに、その外国の方々、しばらくどこの施設に宿泊をしてもらうのかということが上がってくるんですけれども、その施設というものも現在県が補助を出して運営を行っている、そういう留学生の宿泊施設を兼ねた施設を運営されてるところもあるんですけれども、どうもそういうところには協働という観点からいけば声がかかるはずなんですけれども声がかからなくて、民間のアパートを借りてこの留学生たちが住んでいると聞いたことがありましたけれども、このあたりの協働というのはどのようになっているのかをお尋ねしたいのが1点でございます。
 それともう1点は奈良県立大学のことについて質問をさせていただきたいんですけれども、先ほども説明ありました中で来年平城遷都1300年祭が行われますけれども、その前年に当たることしは県でもいろんな催しがある中で、ことしは高校総体が注目をされていますけれども、県立大学がかかわって行う大きな催しというものも幾つかあるんですけれども、そういうのはなかなか注目の対象にならないというところがあるんです。一つは地域創造学部を持っているこの大学で地域創造についての全国大会が行われるということもありますし、秋の11月にはインターカレッジ西日本軟式野球選抜大会というのが奈良県で開催されます。これは県立大学の軟式野球部を中心に県内の連盟関係者で実行委員会を立ち上げて、大会を盛り上げて成功に導くために現在頑張っているところなんですけれども、このインターカレッジの大会というのは単に大学野球の年中行事がたまたまこの奈良県でことしは開催されるというだけの野球大会ではありませんでして、県外からもたくさん来ていただけますから奈良の魅力を知ってもらって、また奈良の活性化につなげようと考えている大会でもございます。大会関係者もいろいろ知恵を絞って、そういう大会を通じてどのように活性化させようと今実行委員会を中心に汗をかいていただいていますけれども、ぜひ県としても惜しまずにご協力をいただけたらありがたいと思いますけれども、そのあたりのところどのようにお受けとめなのか、一言いただけたらありがたいと思います。
 
○三宅文化観光局次長 1点目の留学生宿舎のご質問についてお答えをいたします。
 委員ご指摘の外国青年招致事業ですけれども、委員ご提案なのは社団法人まちづくり国際交流センターの留学生宿舎のことであろうかと思います。こちらの外国青年招致事業の方は留学生ではありませんので、そちらの留学生宿舎を使うことはできないと思っています。在伯奈良県人会等支援事業というのがございまして、ここで県費留学生、毎年1名を受け入れているところでございます。予算の範囲内で家賃を含む生活費を補助しているところでございます。この県費留学生の住居につきましては留学生本人の選択によっているところでございまして、ここ数年は民間の賃貸アパートに居住している状況でございます。委員ご提案のまちづくり国際交流センターの留学生宿舎についても空室状況を確認しつつ、住居として選択ができるように留学生の来県時に情報提供を行ってまいりたいと考えております。おっしゃるように行政とNPO等との、パートナーシップは非常に重要でございまして、そういった県費留学生への宿舎の情報提供等も含めてより一層連携を心がけてまいりたいと考えております。以上です。
 
○森藤地域づくり支援課長 森山委員から県立大学にかかわって行われる大きな催しについてのご質問ないしはご要望がございました。まず、ことしの8月に奈良県立大学では奈良から全国に地域創造メッセージを発信するとともに、全国大学地域貢献ネットワークを構築することを目的に、全国地域貢献学生大会を開催することといたしております。また、委員お述べのとおり本年の11月15日から19日までの5日間、奈良市の鴻池球場を会場にいたしまして、8大学参加のもとに西日本学生軟式野球選抜大会が開催されることとなっており、奈良県立大学野球部が大会事務局を務めると聞いております。現在県立大学においては野球部の部室とは別に、2月以降クラブ室2室の使用を承認し、大会事務局の便宜を図っているところでございます。なお、従来から大会運営に必要な経費につきましては、学生軟式野球連盟の中で対応することになってございます。したがいまして県といたしましては県立大学を中心に必要な便宜、先ほど申し上げましたがクラブ室2室の使用に加えまして、雨天の際の開会式の講堂での開催等の便宜供与や学生ボランティア、今参加を募っているところでございますが、県立大学生約50名ほどボランティアの参加等により大会を積極的に支援してまいりたい所存でございます。
 なお、先ほどの本年8月にも開催されます全国地域貢献学生大会でありますとか、この西日本学生軟式野球選抜大会には多くの学生が全国から参加されますことから、平城遷都1300年祭のPRもあわせて行いたいと考えてございます。以上でございます。
 
○森山委員 ご答弁ありがとうございました。それぞれ要望にさせていただきますけれども、最初の国際文化交流の県費留学生の受け入れの件につきましては、先ほど答弁の中で留学生の選択とおっしゃっていただきましたけれども、留学生自身がいろんな複数提案されている中で選択しようということだと思うんですけれども、その選択できる判断材料というのも案外少ないのかなと思いますので、それはもう非常に連携のとれるようなところもありますから、その辺は選択というのをサジェストするように、こういうところが留学生用としてありますのでということを言ってあげる方が親切ではないかなと思いますので、ぜひまたそういうことも参考にしながら今後進めていただいたらありがたいと思いますので、これらも要望で結構です。
 もう一つ大学のインターカレッジの大会のことですけれども、聞いてるところでは先ほど雨天の開会式のことをおっしゃっていただきましたけれども、晴れた場合に開会式をどういう形で行うのかというと、普通野球大会はグラウンドで入場行進した開会式ですけれども、これをせっかく奈良で平城遷都1300年祭の前に行うということも大きく含めて入場行進を、一つの案ですけれども、JR奈良駅からこの三条通りを入場行進するようなパレードに近い形のそういう注目を引くようなことも案の一つに入れているということも聞いているんです。地域の商店街の方とも連携をとって進めていくということですけれども、いずれにしましてもぜひにことし行われる前年のいろんな催しがまた平城遷都1300年祭を盛り上げた形でバトンタッチできるようにすることを願ってますので、ぜひ今後も惜しまずご協力の方、よろしくお願い申し上げます。これはもう要望で結構です。以上です。
 
○安井委員長 では要望ということでお願いいたします。
 
○今井委員 何点か質問させていただきたいと思います。
 1つは平城遷都1300年祭の問題です。いろいろと新たな事業が出ておりますけれども、これまで平城遷都1300年祭に関係いたしまして幾らのお金が使われてきたのか。また今後の見通しも含めまして大体どれぐらいなのか、その点をお尋ねをしたいと思います。
 それから、予算の中では奈良市から20億円、寄附金が20億円、県が60億円ということで100億円の予定と聞いているわけですけれども、奈良市の20億円はいつお金が入るようになるのか、もう入っているのか、そのあたりをお尋ねしたいと思います。
 それから寄附金の20億円は、これはだれが責任を持って集めることになるのか、今のところどれぐらい集まっているのか、そのあたりをお尋ねをしたいと思います。
 それから、この平城遷都1300年祭で年間を通して新たな雇用の見込みがもし出ているようでしたらそのあたりもお尋ねしたいと思います。
 それから、平城遷都1300年記念事業推進委員会というのが、1月15日に東京赤坂プリンスホテルでつくられております。3つの委員会、推進委員会と日本と東アジアの未来を考える委員会、東アジア地方政府会合実行委員会と3つの委員会が設立をされたということですけれども、この設立にどれぐらいのお金が使われて、それぞれの委員さんへのお礼というのはどんなふうになっているのか、そのあたりをお尋ねをしたいと思います。
 それから、県民の方からファクスをいただいております。全部紹介いたしますと長くなりますのでかいつまんで紹介いたしますけれども、観光のオフシーズン対策、奈良公園の冬の灯りイベントで800万円というようなものを新聞でごらんになったそうです。奈良市の事業として奈良市が予算化するなら理解できると。県下一円に使うべき県費を奈良市のような大きな世帯に使うというのは高いところに土盛りをするようなものではないかというようにこの方は思われておりまして、宇陀郡の本当に過疎の大変なところの状況、山村では今大変な状況だと。人が減って高齢化が進んで限界集落になっている。具体的には地域にある集会場の管理もしかねると、地域に年1~2回の草刈りもこれもできかねていると。家の近くでつくっている野菜はイノシシやシカの食べ残しをとって食べているようなありさまだと。そして奈良交通のバスも採算がとれないので1日置きしかバスが回ってこない。しかも土日、祝日は来ていない。来る日でも朝7時、それから9時、3時、1日3回だけ。福祉バスは診療所に行くバスが水曜日の午前中に1回、木曜日の午後に1回だけというようなことで、地域の大変な状況だというのを訴えておられます。東アジアに100年先のことを探るよりも、この現状を何とかしてほしいというようなことを訴えておられますけれども、今年度過疎の実態調査というのが予算化をされておりますが、今瀕死の重病人で緊急の対策、緊急手術が必要な人に今から問診をしますというような、そんなような雰囲気を感じるわけですけれども、この過疎の実態調査、モデル集落2つということですけれども、限界集落って今どんな状態になっているのか、そのあたりのことをお尋ねをしたいと思います。
 それから新公会堂・シルクロード交流館整備事業というので、新公会堂・シルクロード交流館を一体的に活用すると。レストランの整備などを行うということで4億4,100万円が出ているわけですけれども、このシルクロード交流館といいますのは奈良公園館の機能のあり方ということで、今後どんなふうに整備するかという報告書がまとめられていると思います。この報告書と今回県が進めようとしております今回のレストランの構想との間の整合性というのは一体どんなものなのか、それからこのシルクロード交流館というのは地味ながらこれまでのいろんな世界的な調査とかそうしたもので一定の役割を果たしてきたと思うんですけれども、その機能というのは今後どんなふうになさろうと考えておられるのか。
 それからこのレストランの募集を2回やって応募がなかったということを聞いてますけれども、このレストランの整備に莫大なお金をかけまして果たしてだれか来ていただけるような見込みがあるのかどうか、そのあたりの見通しについてお尋ねをしたいと思います。
 
○安井委員長 よろしいか。
 それでは答弁の方は。
 
○上野文化観光局長兼平城遷都1300年記念事業推進局長 最初に平城遷都1300年祭にこれまでにかかった事業費は幾らかということについて、説明させていただきます。
 これまでにということで平成11年に2010年委員会といったものが設置されて、そこからいろんなコンセプト等の検討が始まったということで、平成11年度からの予算、事業費を整理しますと、平成11年度から19年度までの決算額については合計24億5,800万円余ということでございます。さらに平成20年度及び21年度の協会への負担金や人件費並びに県が行う関連事業費の予算額を加えますと、88億6,000万円余となる見込みという整理をしております。以上です。
 
○一柳(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長 今井委員のご質問の中で何点かお答えさせていただきたいと思います。少し細かい数字になりますので概数で説明させていただきたいとに思います。
 まず奈良市からの負担金のこれまでの数字でございます。平成17年度に協会の事務局ができまして、平成18年度から奈良市から負担金をいただいておるんですが、平成18、19年度で2億3,500万円の予算を計上していただいております。平成20年度は1億9,900万円、まだこれは決算が終わっておりません。引き続いて平成21、22年度にもお願いしておりまして20億円の負担金をお願いしているということでございます。
 それと民間資金でございます。民間資金につきましてはこれまでに約300万円寄附金、自主的な行為によります厚志をいただいておりますが、この年度末少し大きなものが予定されております。1,250万円ほど3月末ぐらいまでに寄附したいというお申し出をいただいております。また詳細につきましては新聞発表等でご報告をさせていただきますが、合計しますと約1,550万円程度は集まる予定でございます。
 それと見込みということですが、1月15日に経団連の御手洗会長とか、それから下妻関経連の会長、それから奈良県商工会議所連合会の西口会長等、県内それから関西そして全国でそういう金銭的な支援をしましょうというような会合も開かれました。その会合に基づきまして、現在約40の団体もしくは企業に具体的な金額も入れてお願いに上がっているという状況でございます。4月からはその金銭的な受け入れも開始していきたいと思っております。
 それからもう1点、細かい点でございますが赤坂プリンスホテルで1月15日に推進委員会を立ち上げました。そのときの費用でございますが約300万円程度でございますので、会場使用料そして食事、簡単なものをしていただきました。そういう費用とか、あといろんな諸経費、それから資料代等も含めましてその程度でございまして、この会合には、党派を超えた国会議員の方もお集まりいただきましたし、それから県会議員の方、それから市町村長です。各社寺それから企業人、約180名の方が集まっていただきました。こういうものが現在いろんな事業の推進にご協力をいただいているきっかけになりましたので、効果としては非常に大きかったかなと思っております。以上でございます。
 
○森藤地域づくり支援課長 今井委員のご質問にお答えいたします。限界集落の状況及び過疎地域における集落実態調査についてのお尋ねでございます。
 委員ご指摘のとおり、過疎地域につきましては、少子高齢化の進行や若年層の流出による人口の減少、65歳以上の高齢者の占める割合が5割以上の集落、いわゆる限界集落と学術用語では申しますけれども、維持存続が危ぶまれる集落の問題として全国的に取り上げられております。非常に厳しい課題があることも承知いたしております。本県でも南和・東部地域の14市町村が過疎地域の指定を受けておりまして、過疎化、高齢化した集落が広範に散在いたしております。安心・安全な暮らしの確保や集落の維持、活性化など多くの課題を抱えております。そのためこれまでの過疎対策の成果、今後の課題や施策の方向性につきまして、関係市町村へのヒアリングを本年度実施して取りまとめているところでございます。
 一方、委員お尋ねの過疎地域の集落の実態についてでございますが、来年度住民の生の声を把握して課題整理を行うため、県内過疎地域内の439ある集落のうち、統計学的に見て妥当と思われる210カ所を対象に現在の生活の状況、職業でありますとか生活交通の確保、集落維持活動等や将来への不安、行政への期待等の内容につきまして集落の方々から直接聞き取り調査を行うことといたしております。
 またもう1点お尋ねでございましたモデル事業のことでございますけれども、これにつきましては県内2集落程度を対象に集落対策推進モデル事業を実施することといたしております。過疎地域の集落がみずから自立、活性化のために行う取り組みについて支援してまいりたいと思います。県も一緒になって住民と一緒に地域振興を考えていこうと、このように考えております。これらの調査結果を踏まえまして、新たな過疎対策法制定後に策定することとなります県及び市町村の過疎計画に、効果的な施策を盛り込むことを検討していく所存でございます。以上でございます。
 
○村上ならの魅力創造課長 奈良公園冬の灯り事業というものは高いところに土盛りをするものではないかというご指摘というかご質問であろうと思いますけれども、これにつきましてはまず奈良で1月22~23日ごろにやっております若草山の山焼きと、今まさしく終わりました東大寺のお水とりの間を埋める事業として計画いたしております。その奈良市内においても閑散期の時期にそういうイベントをしていくことによって誘客促進に努め、結果として奈良公園の魅力をオフでも十分楽しんでいただけるということを発信していくことが県全体の観光の振興につながるものという認識のもと始めさせていただくものでございます。以上でございます。
 
○稲村文化課長 委員のご質問、シルクロード交流館と新公会堂の一体化につきましてご説明させていただいております。
 この計画におきましては観光振興、また経済活性化の一環として考えているものでございます。奈良公園の魅力向上検討の中で新公会堂とシルクロード交流館を一体的に活用し、コンベンションエリアとしてどういうふうに活性化していくかという観点に立ったものでございます。
 シルクロード交流館につきましてはパルミラ遺跡の発掘成果やシルクロード沿線諸国の遺物等を展示しているところでございますが、常設展示ということもありまして入館者数はここ数年1万人前後で横ばいという低迷状態が続いておりました。このことからシルクロード交流館につきましてはより効率的な活用策ということで、奈良公園全体の整備を行う中で、その施設のあり方につきまして新公会堂と一体的に活用することにより2010年に向けてさらなるコンベンション機能の強化と活性化を図る方向で検討していたところでございます。
 新公会堂レストラン出店者の公募におきまして新公会堂のにぎわい創出に向けた活性化策の提案を求めておりましたところ、今回東京のクイーンアリスという業者からシルクロード交流館への魅力あるレストランの出店の提案もあったところでございます。まず、新公会堂とシルクロード交流館の一体的活用を図るという県の方針にも合致したものであること、それからVIPの出席できるコンベンション対応はもとより、新公会堂の周辺のにぎわいづくりや奈良公園の魅力向上にもつながること。こういうことから両レストランを一体的に運用することを条件に採用することとしたところでございます。あくまでもこの計画は奈良公園活性化対策コンベンション機能強化の第一弾という取り組みでございます。
 新しいレストランにつきましては、シルクロードの趣を残すレストランとして現在の展示遺物を活用し、身近にシルクロードを感じていただく計画でございます。なお、江上コレクションなどの重要な展示遺物につきましては、橿原考古学研究所に移管し研究資料として活用したり、必要に応じて展示いただくなどで今後調整を行っていく考えでございます。なおシルクロード交流館展示ホールを閉鎖するに当たっては、県民の皆さん方にも広報等により周知してまいりたいと考えているところです。
 それから委員のお話にございました奈良公園館のあり方検討会の件につきましてでございますが、この検討会は2001年に学識経験者の方々、専門家の視点から考察して方向を出していただいております。これにつきましては、奈良公園館の展示についてのどういう方向でいくかということを重点的に調査したものであると認識しております。今後この中にやはり飲食するスペースの必要性のようなものも盛り込まれておりまして、現在の遺物を展示する、それから飲食する場所を提供するというところで整合性があるととらえております。以上です。
 
○一柳(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長兼経営企画部長 すみません、先ほど1点お答えするのを忘れてましたので追加させていただきます。
 この前の議会でも発表させていただきました経済波及効果の試算でございます。その中で一定の雇用創出につながるということで数字もあわせて報告させていただいております。年間というんですか、平城遷都1300年記念事業協会事業費等関連事業の支出が約100億円で、経済波及効果を最終的には奈良県内では7.5倍の750億円、国内全体では21倍の2,150億円という報告もさせていただきました。その中であわせて雇用創出といたしまして県内では6,500人、近畿では7,500人、国内全体では12,000人の雇用の創出を生むという試算をさせていただき、報告させていただきます。
 
○今井委員 お答えありがとうございます。平城遷都1300年祭ですけれども、奈良市の方からは平成21年度から22年度にかけて20億円入れていただくというのはそれはもう確実と考えていいわけですか。そこをもう1回確認しておきたいと思います。
 それから、20億円集めるので今1,550万円ということでかなり道のりが遠いんですけども、そのあたりその40団体ですか、具体的に金額も示してお願いをしているということですが、今企業がどこも厳しい状況の中で本当にそれがいけるのかなと思いますけれども、そのあたりもう一度お尋ねしたいと思います。
 それと平城遷都1300年祭の委員会ですね。東京のホテルで立ち上げをした問題ですが、300万円ほどのお金を使っていろいろな方においでいただいたということで、その後の展開で期待できるというお話でしたけれども、見ましたところ、この平城遷都1300年祭の委員会にいろいろな経済界の方中心に名前が上がっているわけですが、どうも金太郎あめではないけれども、どこの委員会にも同じメンバーが出ておられたりという印象を受けております。
 会長の、キャノンの御手洗会長さんですけれども就任をしていただいておりますが、つい先月工場の建設に当たりまして何か30億円の脱税をした社長が逮捕されたとか、そこの社長さんがこの御手洗さんの土地の駐車場の管理していたとかというようなニュースが今出てきているという状況もありますし、今、西松建設の問題で話題になっておりますが、そこからのお金が届いているという二階さんとか森さんとかそういう方もお名前を連ねているということで、イメージをアップするためにこうしたそうそうたるメンバーを並べたんじゃないかと思いますが、今後いろいろ捜査とか進む中でイメージダウンになるんじゃないかということを心配をするわけですけれども、そのあたりにつきましては何かお考えがありましたらお尋ねをしたいと思います。
 奈良公園冬の灯り事業につきまして、それ自身を問題にしているわけではないんです。それはそれとして一つのあり方としては必要な点かなということは思いますけれども、県民の方の思いとして紹介をさせていただいたということです。花火大会がありましたけれども、国宝とかいろいろあって、また冬の乾燥の時期ですので火災にならないように、そのあたりにつきましては十分に注意をしていただきたいと思います。
 それから、このシルクロード交流館の問題です。結局いろいろ話を伺っておりましたら、東京のクイーンアリスというところから提案があって、そういうのがいいんじゃないかということで考えられているということですけれども、それになりましたときにはここの会社が中に入っていただくという、またそれは別なんでしょうか、その辺の関係がよくわからないんですけれども。公募のときの金額を見ましたら公募の面積だけでいいますと1カ月大体100万円ぐらいの賃貸料ですか。何かそんなことになるんじゃないかと思いますが、奈良公園のシルクロード交流館の方もレストランになるとなりますとさらに大きなスペースになって、もっと賃貸料高くなるのかそのあたりがよくわからないんですけれども、その辺のことをもう一度お聞かせいただきたいと思います。
 それから過疎のところの問題につきまして、本当に深刻な状況になっております。ぜひ十分に実態を酌み取っていただきまして、的確な施策を早急に反映していただきたいと。限界集落の数ですが210というのが限界集落なんでしょうか。そこの点もう一度だけ確認したいと思います。
 
○一柳(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長兼経営企画部長 委員から再質問がありまして、奈良市の20億円のめどということでございます。
 当初から県と市の役割分担というものを少し掘り下げて検討もしてまいりました。特に平城宮跡会場が奈良市内にありますものですから、メーン会場でもございますので奈良市に負担をお願いするということでございまして、現在平城宮跡事業の大体2対1、県が2で奈良市が1というような基本的なところから割り出した数字でございますので、市議会の了承も必要かと思いますが引き続いてお願いをしてまいりたいと思います。
 それから民間資金でございまして、現在我々の手元にあります民間からの資金というものは自主的に会社なり団体なりが前もってというのですか、本当に気持ちで寄附したいというような非常に温かい寄附の内容でございます。本格的にお願いに上がっておりますのは1月15日の推進委員会以降、経団連もしくは関経連の事務局を通しまして各業界、そして各大企業等を含めまして、県内の企業にも割り振りをさせていただいてお願いに回るというのがその1月15日以降でございますので、まだお願いに上がっている段階ですのでその現金というんですか、資金については4月以降に振り込みをお願いしたいということでございます。
 我々これまで説明なりお願いに参りますと非常に厳しい経済情勢であるということは確かでございますが、閣議了解までとってきたこの記念事業、それに対する理解というのですか、そういうものについてはかなり浸透してきたなという機運醸成、盛り上がってきたなというところは、全国的にも応援してあげるというこの事業を認めていただいているというとこまでたどり着きました。産業界挙げてこれをバックアップしてあげようというようなとこまで来ましたので、これからも単なる地方イベントでなしに国家的、国民的行事として我々はお願いをしていきたいと思っておりまして、現在企業は苦しい中で話題になってる案件がありますが、やはり我々は個人ということではなしに関経連そして経団連というしっかりした基盤の応援をいただけるということが基本でございます。そういう意味で、団体のトップがこの事業に対して理解を示していただいたというのは非常に我々としてもありがたいなと考えております。以上でございます。
 
○森藤地域づくり支援課長 今井委員からのお尋ねでございますが、いわゆる限界集落の数については何集落あるのかということでございますけれども、当方の調べ、現在つかんでおります数でございますが、過疎地域内の13市町村に115集落あると、この集落につきましては来年度の調査で悉皆調査、いわゆる全数調査を行いたいと思っております。以上でございます。
 
○稲村文化課長 シルクロード交流館、新公会堂のレストラン、クイーンアリスとの契約についてのご質問でございましたが、この現在応募していただいておりますレストラン、クイーンアリスを経営されるINBコーポレーションにつきましては、これは募集してこちらの方と条件というか大体のこちらの思いと一緒になったというところで、現在新出店予定業者という位置づけで交渉を進めております。
 その中の賃貸料、どういうふうにレイアウトしていくか、それから使用面積、そういったものにつきましては今後県と具体的な出店内容について調整を行い契約していく、そういう方向にございます。
 
○今井委員 奈良市の20億円はまだ、議会で決まっていないということなんでしょうか。もう決まってることで、あとお金はもらう時期の話だけなのか、それも決まってないのか、そのあたりが不明確だったと思いますので、もう一度確認をしたいと思います。
 それとこのクイーンアリスとの契約ということですけれども、心配しておりますのは今ホテルの問題などもありますけれども、県の方でいろいろ整備だけして実際のときには入らないみたいなことになってしまったら問題ではないかと思うわけです。あそこのところをレストランにしていいのかどうかというのもよくわかりませんけれども、シルクロード交流館のときにも随分いろいろ議論があったと思うんですが記念館ということだからあの建物が残ったんじゃないかなと思うんですけれども、そこのところは場所的には大変すばらしいとこだと思いますけれども、活用ということでもう一つ理解しがたいという思いがしております。もう一度そこの点で、整備だけしてその後やりっ放しなるとかそんなことないのかどうか、そのあたりだけもう1回確認したいと思います。
 
○一柳(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長兼経営企画部長 議会の承認というのは最終的に決定すると、県の方でも議連をつくっていただきまして全体的な計画は協会としても示させていただいておりまして、全体で100億円という事業の計画は示させていただいておりますので、奈良市でも同様に最終的には議会の承認が年度ごとの予算ということで出させていただいてると思いますが、全体計画の中では基本的な了解は得ていると我々は理解しております。
 
○上野文化観光局長兼平城遷都1300年記念事業推進局長 シルクロード交流館のレストランの関係ですけども、委員もおっしゃっていただきましたように場所としては非常に魅力的なところだと思います。ただそれが現状の使い方といいますか、現況の常設展示でシルクロードにかかわるいろんな展示をしているという中ではなかなか入館者がふえない、低迷してるということでございますので、そういった中で奈良公園全体の魅力づけという検討をして我々の中でいろいろ検討した中の一つの目指すべき方向としてシルクロード交流館を、これはレストランだけじゃなくて新公会堂とあわせて一体的にコンベンション施設として機能強化を図るというのが大きな方向です。その中の当然コンベンションの中にもレストラン機能というんですか、パーティーのためのいろんな厨房関係の設備がいずれ必要となるわけでございますので、そういったものも大きな将来の方向を見据えた先行的な整備ということの位置づけにも今回なるのかなと。石鍋さん側から言われて、それをそのまますべてこちらで受け取ったということじゃなくて、もともと我々そういう形でコンベンション施設ということで大きな方向として検討している中で、そのためにまさに必要なレストラン整備といったことを、しかもそれを今のシルクロードのいろんな情報発信を含めて魅力的なレストランにしていただくという提案もいただいたということで、その方向で必要最小限の施設整備を今回予算でお願いしているということでございますので、そういった観点でよろしくご理解をお願いいたします。
 
○今井委員 お祭りといいますと、子どものころも何かお祭りが近づいてくると笛や鐘の音が聞こえ出して何かわくわくするような、そういうものっていうのがあったと思うんです。この平城遷都1300年祭というお祭りに対して県民の中にそういうような思いがないと、何か上から一方的にいろんなものが決められていって、東京とか名古屋とか行くと、奈良を売り出しているそういう観光キャンペーンとかポスターとかが目につくようになったなという、みんな奈良に行ってみたいなということはよく話を聞きますけれども、何かもう一つそういうような意味では財界の財界による財界のための祭典のような感じがしてしまうんです。だからこの進め方の問題、いろいろ今お話しさせていただきましたけれども、やるんであれば本当に奈良のよきものを生かして、そして地域の人たちがこれをやってよかったなというようなものにするべきではないかと、そういう意見だけ申し上げておきたいと思います。
 
○安井委員長 審査の途中ですけれども、これで午前中の審査は終わります。午後の審査につきましては、午後1時から再開したいと思います。
 しばらく休憩します。
      11時52分 休憩
      13時05分 再開
 
○安井委員長 それでは再開いたします。休憩前に引き続き、会議を開きます。
 それでは、順次発言をお願いしたいと思います。
 
○山本委員 9月の一般質問にも質問項目に入れたんですけれども、明日香村整備計画について再度この予算審査特別委員会で来年度に向かっての県の取り組みなどをお聞きしたいと思います。
 第3次明日香村整備計画が平成21年度末で終期を迎えるわけですけれども、第1次から第3次までの整備計画の成果、そしてまた課題、そういうものを総括した上で第4次整備計画の策定にどう取り組まれていかれるのかお聞きしたいと思います。
 
○中野地域振興部長 ご質問の明日香村整備計画でございますが、これは明日香村特別措置法に基づきまして、歴史的風土の保全と、住民生活の安定と向上を図るために、国の基本方針に基づきまして奈良県知事が策定するものでございます。昭和55年の第1次を皮切りに今日まで3次にわたって整備計画を策定し、さまざまな施策を展開してきたところでございます。
 まず初めに3次にわたる成果でございますが、一つは道路とか下水道、そういった住民環境といいますか生活環境なり基盤整備は大きく改善されたと思っております。また、明日香法等の厳しい規制と村民のご協力によりまして歴史的風土はおおむね良好な形で守られてきたのではないかなと思っております。
 一方課題といたしましては、明日香村は周辺の市町村と違って人口減少とか高齢化が進んでおりまして耕作放棄地が増加をしております。このままでは明日香村の農景観というのが守られないのではないかなと思っております。それ以外に古都保存法の買い入れ地がございまして、年々増加しておりまして現在50ヘクタールを超えるような状況でございます。今後どのように適切に管理をしていくのかというのが新たな課題だと思ってます。また、貴重な文化財が埋蔵されてることもありましてなかなか見えない。そういったこともあるのかわからないですけど、観光客が減少しております。そういったことを含めまして、第3次計画の中にも文化財の創造的活用というのがあるのですが、これが十分に図れていないのではないかというのが引き継ぐ課題だと思っております。
 これらの課題を解決するために対応策につきましては、次期といいますか第4次整備計画におきまして今、全庁挙げていろんな検討を行っているところでございまして、当然そういう対応策については盛り込んでいく予定でございますが、同時に明日香村特別措置法の立法精神であります国家発祥の地であり国家国民の財産であるという原点に立ち返って考える必要があるのではないかと思ってます。したがいまして、明日香村に来れば国家形成が回想できるとか、また明日香村に来れば国家の歴史が体感できると、そのような貴重な地域にしたいと思っておるところでございます。
 現在、国の社会資本整備審議会の明日香村小委員会の中で次期の国の明日香村整備基本方針の答申が検討されているところでございます。これにつきましては知事も村長も委員として参画しておりますし、考古学とか歴史学の教授の方も参加をされております。その審議会の各委員には先ほども申しましたが言い方から言うと僭越な部分もあるのかもわかりませんけども、ぜひ明日香村特別措置法の原点に立ち返っていただきまして明日香村の将来像でありますとか、また歴史、展示のあり方みたいなものをご議論いただきたいと思っておりますし、そういったことを答申に反映をしていただきたいと思っております。そういったことを含めて今まで以上に良好に後世に伝えるように精いっぱい取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。
 
○山本委員 具体的な明日香村特別措置法についてはこれからだと思うんですけども、この際ですので改めて今原点に立ち返ってという地域振興部長の話がありましたように、昭和55年に明日香村特別措置法が制定されました。ちょうど僕はそのときに明日香村の議会に出させていただいて約30年近くなるわけですけれども、明日香村はほかから見れば大変お金が裕福だとか、結構国からお金をもらっているとかいう形でよく誤解をされます。この際ですので言っておきますけれども、明日香村にとっては当初30億円の基金によって運営をする。それによって明日香村の風致景観を守っていくと。全村風致地区で全村古都保存法の枠に縛られてる。そしてそのおかげで今日の景観が保たれているわけですけれども、住民にとっては土地の価格が上がらない、そして家は自由に建てられない、風致景観課にも言ってますけれども駐車場もこの当時からもう許可がおりない。現在そういうところであるわけですけれども、何を誤解されるかと言いますと第1次、第2次、第3次整備計画でも事業費です。国の事業、県の事業、村の事業もあわせて、例えば第3次整備計画でしたら350億円ぐらいのいろんな諸事業を推進していくと。今まだ50%にも達してませんけれども、そういう300数十億円が全部明日香村に入るというような誤解を受けられて、ああ300億円も入るねんなという話になっていると、そういうところですので、現在も現実としては大変財政的にも厳しいものがある。その30億円の基金の利息も目減りをいたしました。もう現在では自助能力でその当初の利息2億円がないということで、1億円もないわけですからおおむね10年の経過措置で1億円国から、県の方からはここにもありますように2億2,750万円プラスをしていただいていると。これも記憶に定かでないんですけれども、もうそろそろ10年の措置が切れるんではないかなと。わかれば再確認をして教えていただきたいんですけれども、そういうものも含めて第4次整備計画の方でどういうふうに取り組んでいっていただけるのか。
 また、今言いましたように風致景観課の方に言ってます駐車場の問題。これは最後総括で知事にも一つ所見を伺いたいと思ってるんですけれども、地域づくり支援課でも風致景観課等に協力をしてもらって、その国の方への第4次のその審議会なりいろんな調整をするときに駐車場の問題は風致景観課だけの問題じゃなしに、それこそ全庁挙げての一つの方針というか取り組みの中の一つに入れておいていただきたいと。
 それと、もう一度先ほどの言いました300数十億円という、第3次整備計画までのその進捗状況、もし数字的にわかれば、そして今後地域振興部長の場合全庁挙げてということなんですけれども、そういう第4次の事業計画についてもし答えられる範囲で答えていただけたらと思います。
 
○中野地域振興部長 山本委員からお話がありましたように、明日香村の財政というのは非常に厳しい財政でございまして、自主財源が10%ということでございまして、明日香村特別措置法でいろんな基金であるとか国庫補助金のかさ上げであるとか、それから平成13年度から先ほどご質問ございました明日香村の創造的活用交付金を国、県の交付金によって支援しているという実態もございます。交付金につきましては現在国の方へ増額も含めて要望しておるところでございます。
 それとご質問にございました第1次整備計画からの進捗状況についてご報告をさせていただきたいと思います。第1次計画におきましては全体で62.9%でございます。県事業は56.5%、村事業は67.5%でございます。2次整備計画における進捗状況は、県事業は118.9%で村事業が82.1%、合計で95.1%でございます。それと3次計画でございますが、これは現時点での話でございますが県事業は56.8%、村事業が40.4%で合計が48.2%でございます。以上でございます。
 
○山本委員 昔から言っていたのは、今さっき言いましたように土地の買い上げが50ヘクタールと。その当時から言っていたのは、こういう言い方はどうかと思うんですけどもこのままだったら明日香村は天領になってしまうよと。規制の中で、そして村民は人口は減っていくと。買い上げ買い上げということで買い上げ申請をして、そして休耕地も含めて荒れ地になっていって、そしてその中で残っているものは、今全村丸ごと博物館ということで村長は提唱してますけれども、その一方ではおりの中の猿になってしまうよと、外から見物をされて、ただ、もうおりの中ですごしているだけと。何の自助能力も、今言いました自主財源もない、そして活力もなくなっていく、そういうような現状になってしまうから、それこそ創造的活用ということで、その文化財を生かした、観光なり産業なり、そして農業と連結した形で村おこしをやっていかなくてはこのままでは衰退してしまうと。この大きな規制の中に特別立法があり古都保存法があると、そういうような状態ですので多くは語りませんけれども、地域振興部長が今全庁的にということでまた日本の原点、都の発祥ということでもう一度見ていただいて、何よりも自主財源がない、財政的には厳しいという状況を世間にも知っていただいて、これからの第4次整備計画にひとつ取り組んでいただきたいと。そういうこともまたあわせて、先ほどの風致景観と一緒に知事の所見を伺いたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。
 
○岡委員 まず最初に、今回出てまいりました奈良県国土利用計画でございますが、これ基本的には大きなこれからの社会情勢、また人口減少社会、また環境問題等々考えると基本的にはこういう方向性がいいんかなということで、基本的には私も了としたいとこでございますが、ただ、ここで1点お尋ねしたいことがございます。それは森林のことでございますけども、今盛んに言われてますヒノキとか杉の森林の山が非常に問題になっておりまして、山が荒れてるという問題です。それで最近言われてる里山の復活です。これについて県としてどういう考えで今後具体的にどういうふうに、里山復旧なり確保のために考えていらっしゃるのか、もしお考えがあればお聞きしたいのと、ぜひこれは大事な問題だと思ってますので、環境問題等とも連動する問題でございますので、里山の復活いうことを国土利用計画の中にあればぜひ聞きたいし考えてもらいたい。これが1点でございます。
 それから2点目は、今回地方の市町村財政健全化事業ということで見せてもらいました中で、いよいよ本年4月から始まります公共団体の財政健全化法に基づく計画を平成20年度の決算に基づいてそれぞれ市町村が出さなきゃならないとなるわけでございますが、本県におきましては以前にも報道がありましたように、全国の中でも非常に数多くそれに、ひっかかってくる町村があるかのように報道されております。それにつきまして県として現状、まだ平成20年度決算は出ておりませんけども、本県の町村等の見通しとか、またこれから財政の健全化に取り組む考え方等も含めてお聞きしたいのが2点目でございます。
 それから3点目は、今回新規事業で活力あふれる市町村応援補助金というのが新しく組まれまして、それぞれ基準をここに書いているように設けて各市町村に呼びかけて活性化事業を推進していくということでございますが、これの考え方としてお聞きしたいのは、これは多分単年度だけの問題ではないんだろうと思いますけども、今後これをさらに深く振興していこうとしてるのかどうかです。これは平城遷都1300年記念事業とは直接関係あるのかわかりませんけども、その辺との関連もリンクした形で何かお考えあるんだったら教えていただきたいと思います。
 最後に、これはたいした質問でないって多少怒られるかもしれませんけども、今回早稲田大学と1,000万円予算を組みまして連携事業ということが載っております。基本的には別に早稲田大学がどうのこうのということはもちろん持っていないわけでございますけども、ここで明らかにしてほしいことは、今回この早稲田大学を選ばれた背景と経緯等につきましてもし何か説明できるものがあれば県民にお知らせ願いたい。以上でございます。
 
○西村資源調整課長 岡委員からのご質問でございますが、国土利用計画上における森林についてでございます。
 今回の4次計画におきまして森林については極力減らさない方向でまず検討しております。奈良県におきまして森林の県土に占める割合が77%あるいうことと、これからも環境問題であるとかいうことで非常に森林が大事だと思っております。
 具体の取り組みにつきまして計画上の話でございますが、森林については有効利用を図りたいと考えておりまして、まず1点目といたしまして木材生産等の経済的機能、及び公益的機能を増進するため林道の整備等、木材の生産流通及び加工段階における条件整備、林産業に高価値をつけ、林業の担い手の育成あるいは地域材の利用や、木質バイオマスの利活用等の促進を図るとともに、森林管理への県民の理解と参加、山林における生活環境の向上を図るなど、森林環境を維持可能にするための基礎条件を整備し森林資源の計画的な整備、保全を行いたいと考えております。また、美しい景観や自然との触れ合い、レクリエーションの場として総合的な利用も図りたいと思っております。
 あと、水源地域における森林については保安林の整備や治山事業等を進めることにより、水源涵養、また機能を最大限発揮するように努めてまいりたいと思っております。また原生的な森林や貴重な動植物が生息、生育する森林等についても自然環境の保全を図り、その適正な維持管理に努めてまいりたいと思っています。これにつきましてはまた森林環境税の投入も含めて農林部でも検討されることでございますが、これも全庁的に取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。
 
○長岡市町村振興課長 2つのご質問があったかと思います。
 まず1つ目、財政の健全化の問題でございますが、財政健全化法が平成20年度決算から適用されます。昨年の試算ではラッキーというべきかどうかわかりませんけれども、該当する市町村はございませんでした。
 ただ、例えば経常収支比率2年連続全国ワーストワンという形になっておりますし、昨年の決算ですと全国の23の赤字市町村のうち奈良県が7つということで財政状況は非常に厳しいところでございます。ただ、委員お述べのように、まだ平成20年度決算が出ておりませんので確かなことは言えませんけれども、4つの指標、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債比率、将来負担比率でございますが、このうち実質公債比率につきましては3年平均を使いますので、昨年度4町村が25%に近いところまでいっておりますので、ことしの決算を打ちましてもこの中からもしかすると該当する団体が出てくるかもわかりません。決算を見ておりませんのでわからないという状況でございます。
 こういうことで過去からさまざまなアドバイス、それから知事との研究会等をしながら財政状況の認識を市町村に高めていただきまして取り組みを進めてきていただいたところですけれども、特に平成20年度に地方公共団体財政健全化法を施行いたしまして該当するところが出てまいりました。それで法に基づく健全化計画をつくるところにつきまして地域振興基金に基づいた無利子貸付金を直接的な取り組みという形で入れたところでございます。これにつきましてはできるだけ早期の段階で財政にてこ入れをして早期健全化を図っていただきたいという趣旨でございます。
 2点目といたしまして、活力あふれる市町村応援補助金ですけれども、これは従来地域活性化総合補助金というのがございましたけれども、これにつきまして市町村からご要望等お聞きしながらより使いやすい補助金に変更したいという形でございまして、それぞれ市町村のソフト事業、特にモデルとなるものにつきましては補助率を4分の3以内と高くしたものもつくっております。そういう意味で、一応市町村のご希望をお聞きしながらつくった補助金でございます。
 それから、平城遷都1300年祭との連携という話でございましたですけど、それには直接この補助金と平城遷都1300年祭というのは連携してるわけではございません。以上でございます。
 
○森藤地域づくり支援課長 岡委員から早稲田大学との連携事業について協定締結の経緯等についてのご質問でございますが、この事業の発端はこれからの日本と東アジアの進路について考える弥勒プロジェクト等の関連で、早稲田大学の白井総長と荒井知事とが会談する機会がございまして、その際包括的な連携について白井総長から積極的な姿勢をお示しいただいたことに始まるものでございます。
 また、早稲田大学名誉教授で歌人の会津八一博士が初めて奈良に来られてから昨年が100周年に当たります。この会津八一博士は奈良の仏教美術を深く愛されたことから、今、早稲田大学には伝統的に奈良の仏教美術研究が行われておりまして、大学校内に奈良美術研究所がございまして本県とは少なからずご縁がございます。奈良県といたしましては平城遷都1300年祭を2010年に控え、情報発信、アピールなどのための拠点を東京に確保することができることからも大いにメリットのあるものと考え、昨年の12月22日に包括連携協定を締結するに至ったところでございます。早稲田大学の連携事業につきましては、この締結を契機といたしまして早稲田大学の知的資源を活用し本県の特定の課題に対応していくことを目指す事業でございます。
 本年に入りまして庁内各部局から連携事業のテーマ案を募集いたしまして、30件を超える応募があったところでございます。新年度早々連携事業に着手できますよう、これらのテーマ案の中から連携事業として取り組むべきテーマを選定すべく現在早稲田大学と調整中でございます。本県といたしましては早稲田大学の知的資源と奈良県の特色を結びつけ、例えば県内社寺の保有する仏教美術品等の共同研究やその成果を生かした東京でのシンポジウムの共催でありますとか、門前町の歴史文化的景観を生かした町づくりでありますとか、古典文学から現代小説に至る文学作品に取り上げられた奈良の魅力を観光素材とする研究などでの連携を期待いたしております。
 今回の早稲田大学との包括連携協定の締結を契機に、他の大学との連携協定についても双方の思惑が一致し互いにメリットのあるものであれば前向きに考えてまいりたい所存でございます。以上でございます。
 
○岡委員 どうもありがとうございました。基本的には特に不満はないんですが、再度先ほどの里山の件で一つ例を申し上げますと、私の住んでいる近くに県の農業総合センターの関係の土地がありまして、現在そこをどう活用するかということがまだ具体的に決まっていないところがあるんですけども、地元の自治会の役員さん等からぜひ里山に戻して地域のボランティアグループ等に管理を任せてもらえないかという話も賜っておりまして、担当課の皆さんにもそのことをお伝えしてるんですけども県有財産をどうするかという話が決まってないということで今現在まだ結論をいただいてないんですけど、そういうこともありましたのでお聞きしたんですけども、要はこの里山というのは蛍やトンボが帰ってくるという話もございますけど、私は本当に大事な事業だと思いますので、ぜひ県有地等の今後の活用についてもできる限りこういうものを復活していくという考え方をぜひ行政の方向性の中に入れていただきたいと重ねてお願いしたいと思います。
 それからもう1点は、先ほどの市町村の財政健全化対策でございますが、本当にいよいよ悩ましい状態がこれから本県においても出てくるんだろうと。市町村合併がなかなかうまくいってない、全国でも下から数えた方が早いような状態でございまして、これは県だけの責任ではないにしましてもやはりこれだけの財政的に厳しい市町村を抱えておりながら、市町村合併がなかなかうまくいかなかったということを考えると、これは本当に深刻な私はテーマでないかなとも思っております。ぜひ今もう大きな流れは、やはり道州制であり市町村合併だろうと思っております。いずれにしましてもこれは避けては通れない一つの大きな流れだと思いますので、それらを考えますとやはり市町村が財政健全化をしながら、また場合によっては市町村合併を積極的に導入しながら奈良県の行政があまりばらつきのないように、行政サービスにばらつきがあったんでは県民の皆さんに大変ご迷惑かけますので、そういう意味からもぜひこれは力を入れて今回のことを契機に各市町村にしっかりとご指導をお願いをしたいと要望しておきたいと思います。
 あとは大学の件につきましてはよくわかりました。これは将来私が期待しますのは、早稲田大学の関西校が奈良県にくるんじゃないかという期待もしているんですけども、そういう話はまだもちろんないわけですね。あればうれしいんですけども、多分なければ結構でございますけど。でもこういうすばらしい私立の大学等が奈良県に来てやろうという話につながれば大変うれしいと思いますので、ぜひ頑張ってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。
 
○安井委員長 よろしいか。
 それでは次に。
 
○浅川委員 それでは、2点の質問と1つの要望をさせていただきたいと思います。
 まず1点目は「平成21年度予算案の概要、平成20年度一般会計2月補正予算案の概要」の28ページにあります平城遷都1300年祭の実施準備ということで、その中の一つのイベントであります(仮称)奈良マラソン2010、この件でございます。もう既にいろいろと準備を進められていると思いますが、現在の進捗状況について1点お伺いをしたいと思います。
 2点目はせんとくんの着ぐるみの貸し出しについてであります。このせんとくん、大変有名になってきて、奈良県がとり行おうとしている平城遷都1300年祭に現段階でも非常に大きな貢献をしているこのせんとくん、これからまたせんとくん頼みの部分も随分あろうかと思うんです、これから進めるにおいて。そんな中、着ぐるみが現在貸し出されていると聞いておりますけれども、それの貸し出し基準とか現在どのような状況で貸し出されているのか、一つの成果と思いますけれどもその辺について現在の状況をお聞きしたいと思います。
 1つの要望というのは、先般の総務部所管のときの質問でふるさと納税について質問をさせていただいたんですが、そのときも申しておりましたように、このふるさと納税を充実させるにはやはり首都圏でのPRといいますか、これが非常に有効であり重要であろうと思っております。そんな中、32ページの首都圏における情報発信事業ということで、いよいよ奈良まほろば館が4月4日から12日にかけてオープニングのイベントがされるわけでありますけれども、いよいよ日本橋の地から奈良県がおおいに全国に向かっていろんな情報発信PRをしていただくわけで、その一環としてふるさと納税、私は非常にいいシステムだなと思っておりますし、ただ先般テレビを見ておりましたらなかなか日本人というのはまだ個人の寄附というのは定着していないところがあるんですけれども、その辺はまた国にも要望してできるだけメリットが出るようにということでこれから改良をしていただきたいと、システムというか制度を改良していただきたいとは思っておりますが、一つ東京事務所も含めて関係者の皆さんにご努力いただいて、できる限り集まるように、非常にいいシステムだと思いますのでご努力をしていただきますことをお願い申し上げておきます。質問は以上の2点でございます。
 
○中山(社)平城遷都1300年記念事業協会県内・広域事業部長 平城遷都1300年祭のマラソンの件ですが、現在マラソン実施に向けて奈良陸上競技協会、そういう関係団体との実施に向けて必要な条件等を調整した結果、昨年の11月1日付で奈良陸上競技協会内の奈良マラソン準備事務局へ県の職員2名、奈良市の職員1名を派遣しまして市内に事務局を設けまして、奈良陸上競技協会を中心に精力的に準備を進めております。2010年の秋には奈良県では初めての本格的なフルマラソンを実施するということで、ことしの春ごろ実行委員会の立ち上げを目指しております。今コース等微妙な調整の時期でして、春にはそういうものが発表できるかと思ってますが、その後競技運営の調整を進めることにしております。
 このフルマラソンは多様な団体の皆様のサポート体制を構築するという、これが一番重要なことでありまして、平城遷都1300年記念事業協会としましては平城遷都1300年祭を契機として本県の魅力を県内外にアピールしていきたいと。それとこのマラソンを通じて幅広くスポーツ振興を図りたいという思いでできる限りの努力を図ってまいりたいという思いで進めております。
 
○一柳(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長兼経営企画部長 昨年の500日前イベントでせんとくんの着ぐるみを発表させていただきました。それ以来、せんとくんの出動件数というのですか、ご依頼がたくさん参っております。8月、9月はまだ少なかったんですが10月以降出動件数が月二十数件連続ございました。特に年末年始がかなりテレビからの全国放送の要請がございました。「爆笑問題の証人喚問」、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」それから「さんまのまんま」等、全国放送のテレビ局から要請もありまして、現在142件の出動件数を数えております。そのうちテレビの収録が12件でございまして、主に県内広く各市町村のイベントにも出動をさせていただいておりますが、そのほかにもこれからは例えば阪神なんば線の開通に向けてせんとくんが神戸の方へ通うというふうにもなりまして、結構他府県からの要望もございます。全国的にも非常に知名度が高くなってまいりましたので、我々はこのせんとくんをできるだけ活用していきたいと考えております。
 そのほかグッズも非常に売れ行きもよろしいかと思います。1月29日初日、近鉄百貨店奈良店でライセンスオフィスが立ち上がりましたけれども100万円を超える売り上げが1日であったというような状況でございまして、現在は少し落ちついておりますけども第2号店、3号店、これからもそういう収益を図れるようなせんとくん活用を図っていきたいと思っております。以上です。
 
○安井委員長 貸し出しについてはいかがですか。せんとくんの貸し出しについては。
 
○一柳(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長兼経営企画部長 すみません、貸し出し条件につきましてはある程度幅広くお貸し出しをするようにはしておりますが、今までのところは各市町村の公的なものを中心に貸し出しをしておりまして、できるだけせんとくんのキャラクターというものを変えないように、特に特定の団体、企業のメリットのあるような貸し出しというのは少し控えておるというような状況でございます。もちろん内規等をつくりましてその判断をそれにゆだねております。以上です。
 
○浅川委員 まずマラソンの方でございますけれども、着々と準備が進められているのかと今のお答えで理解していいのかとは思っておりますが、だけどいろいろちまたに聞く話ではコースは春ぐらいに出てくるんですか、なかなかこのコースの選定が非常に難儀されているという話も聞くんです。実際奈良県の道路事情というのは全国的にも有名なぐらい悪い状況の中で、確かにフルマラソンのコースをとるいうことは非常に大変なことなんだと思うんです。だけどもちろん私はこのフルマラソンについては推進派でありますし、何とか成功させていただきたいということでその辺の調整をぜひとも、大変でしょうけれども何とか陸連とか関係者の皆さんと協議しながら警察の方にも協力いただいて、何とかできるようにご努力いただきたいなと思いますけれども、例えば東京マラソン、あれも新聞紙上あるいはテレビで拝見しましたら大変な成功をおさめました。東京マラソンでも実は7年ぐらい準備期間がかかっていると聞きますし、神戸の市民マラソンでもこれから5年間かけてやっていこうと、ちょうど始まったところですけど、それぐらいみんなかけてやっているわけです。だから非常に短い期間の中で多分奈良県は努力していただかないかんという事情になってきたと思うんだけれども、その点非常に、だからなおさら厳しいんだろうなと想像してるんです。だけどそこはやっぱり頑張ってもらわないかんのやろなということで、ぜひともその辺、もう再質問はやめときますけれどもとにかく頑張っていただくということ、それとやはり県の体制としても何とか成功させる体制をやっぱり構築して進めていただきたいと思う次第であります。
 それから、せんとくんの着ぐるみについて、確かにせんとくんグッズも随分売れてるという話も聞きましたし、オープン初日に近鉄百貨店に見に行きましたけれども非常に、たくさんの人、若い人、老若男女が押し寄せていましたし、大変いい傾向だと思っておりましたけれど、そのイベントの中で着ぐるみの貸し出しがあるわけです。これについてはもちろん規定もあってインターネットで拝見いたしましたし、大変いいことだと思っておるわけであります。それで今、一柳(社)平城遷都1300年記念事業協会事務局次長からお話ありましたように、せんとくんのブランドというものをやっぱり大事に守らないかんということももちろん私はよくわかりますし、変なところで着ぐるみが使われるようなことになってはむしろイメージダウンだとも思うんです。思うんだけれども、だけどやはりせんとくん借りたいという、例えば団体でも公共的な団体とか、もちろん1企業とか、いわゆる利益誘導型の余りにもそれが見え見えなところはあかんとか、そういうことになってくるのかとは思うんですけれども、その辺、できるだけ緩やかにできる限り多くの人に貸していただきたいなと。やっぱり借りたいという人はもちろん借りて自分たちのやっている事業を成功させたいという気持ちもあるけれども、平城遷都1300年祭をPRしたいということも思いつつ、奈良に貢献したいなということを思いつつやっぱりそれを貸してほしいというところも僕は随分あるような気がいたしますので、できる限りその辺は規定の枠内でおさまらん判断もせんなんとこも、いろいろ事務局にもあって、その辺が大変なことになってくるのかなともお察しするところでありますけれどもできる限り多くの方々に貸していただけるように、また着ぐるみ今、何個あるんですか、3つあるんですね。それをまたできたらふやしてもらったらより多くの人に貸せるのになと思うので、その辺ひとつ努力をお願いしたいなと思いますので、それも要望としておきます。以上です。
 
○安井委員長 要望でよろしいか。
 
○藤井委員 3点ほどお聞きをいたします。
 まず東アジア地方政府会合というとこでご準備をいただいておりますが、勉強不足ですので地方政府というものに対する定義をお聞きをしたいなと。
 2番目には、この新たに発足します奈良県ビジターズビューローなんですが、これの前身の観光連盟の支部はどのような組織形態になっていたのかということをお聞きをしたいと思います。
 もう1点は、先ほども岡委員の方からご質問がありましたが、早稲田大学との連携事業ということで私はもうちょっと細かいとこでお聞きをしたいんですが、この事業で門前町ということで出ておりますが、奈良県においてはどういった地域を押さえておられるのかなと。とりあえずこの3点についてお聞きをしたいと思います。
 
○中島企画課長 東アジア地方政府会合にかかわりまして地方政府の定義のご質問でございますが、広く中央政府以外の地方政府はすべて一応視野に入れております。ですので我が国でいいますと県及び市町村、それから中国では省とか、それから市。韓国でしたら道とか、あるいは郡、市。こういうものも視野に入れております。以上でございます。
 
○岡橋観光振興課長 現在の観光連盟の支部でございますけども、4つの支部がございます。北和支部、中和支部、東和支部、南和支部でございます。観光連盟の会員として入っていただいておるような状況でございます。以上でございます。
 
○森藤地域づくり支援課長 藤井委員の方から早稲田大学の連携事業のうち、門前町についてどのようなところを想定しているのかというご質問でございます。
 今のところまだ早稲田大学と具体的に調整して決めたわけではございませんが、例えば桜井市の初瀬でありますとか、吉野町の吉野山でありますとか、御所市のごせまち、宇陀市の室生、桜井市の三輪、葛城市の當麻寺参道とか、そういったところを今のところ想定はいたしております。以上でございます。
 
○藤井委員 まず、地方政府ということなんですね。我が国においては中央政府と、その次にあるのは広域自治体、基礎的自治体ということでなっておると思います。この広域自治体というのは都道府県です。その中で役割の方が非常に今言われたような形じゃないんです。ですから都道府県というところの位置づけと、まず市町村という位置づけが随分違うんです。また、中国、韓国との政治状況、これを考えますと若干その辺をやはり理論武装するなり、もう少しきちっとまとめていただかないと、地方という言葉を簡単に使われると。私は常々政府が地方自治、地方分権ということを申し上げてきたときに、あなた方は近畿地方を言っておられるんですか、私たち市町村を言っておられるんですか、都道府県を言っておられるんですか、そのときによって違うんですね。あるときは近畿地方、あるときは市町村、こういう使い方をされております。特に地方分権のときに考えたのは本当にその受け皿として受け入れられるのは、近畿地方じゃないかな、そうとらえておりました。本当に何千名、何百名という町村を相手に分権あるいは自治ということを申し上げられるのは非常に違うのじゃないかと。ですから、この会議におきましても簡単に町村が入りますということには勉強していただきたい。
 もう1点、地方政府会合ということにはもちろん賛成はいたしております。ただ、この中で議会の位置づけはどのようにお考えですか。私たちはこの地方政府の一員ではないんですか。議長はたまたま来ていただいてありがたいな。議長は私に申されたのは、知事も頑張っておられます、議長も中心になって頑張ってこういったことに力を尽くす。先ほど私にも言われました、藤井もっと頑張れとさっきもおしかりをいただきました。そういった意味から申しまして、我々は政務調査費しか使えない、これはどういうことなのかと。これは民間ベースによる交流としかとれないです。ですからもっと理論武装して、もっと実質的に議会の立場もきちっとはめ込んでいただきたい。これはお願いをしたいと。この質問に対しまして何かご答弁があったらお願いしますし、もうこれ以上は申し上げません。議長からも先ほど、藤井もうちょっとしっかりせいとおしかりを受けましたので、しっかりとした質問をさせていただきました。
 門前町の件につきましては非常にありがたいことでありますので、これを協議される相手を十分考えていただきたい。これはもう申し上げましたように、私たちの議会のポジションはどこにあるのか。非常に優秀な県の職員とある一部の人と議論をする、あるいは東京におられる教授とお話をされる。本当に地域に密着した心、気持ちが入るのかな。私は学問だけでなしに本当にその場所その町で生きている、その日その日を生活をしているそんな人たちの気持ちが一番大事と違うかな。私もその場におります。そういった私たちの思いを今後はいくらか聞いていただきたいと。これはお願いをしておきたいと思います。
 またもう1点、先ほどのビジターズビューローなんです。この件につきましては申し上げましたように大きな期待と反面不安と問題を考えております。なぜかと言いますと、1点は非常に大事なホテル誘致が少しおくれている。もう1点は、この組織がどういう形で組み立てられているのか。その点についてきちっと整理をして、やはり県民に説明のできるようにお話をしていかないと、藤井さん、奈良県のお金を私たちのところには使っていただけないのですかと。いや大丈夫ですよ、いずれ皆さんのためにも頑張っていただけます。こう申し上げてますので、よろしくお願いしたいと思います。
 なぜ支部をお聞きしたかと申しますと、自分の観光立県に対する質問の中で随分反省をいたしております。と申しますのは、中南和への誘客の推進ということでお聞きをいたしましたが、これが非常に間違ってたなと。はっきり言いますと奈良市以外の場所についての誘客ということでよかったんじゃないかと。ただ一般質問ですので、そこまで踏み込んだ質問はいかがかなということで控えさせていただきました。こういったことも踏まえまして本当に優秀な皆さんが考えられたこと、これは判断は正しいと。しかし理解が得られなければこれは大変だと。それであれば結果なんです。結果さえよかったらみんな喜んでくれます。ただ一生懸命考えてすばらしいプランを立てられて、お金を使われて、万が一結果が出なかったときに大変だなと。本当にみんなが理解し合ってこれでやろうということであれば結果は、その次についてきますが非常に専行してやられますと結果が悪ければ本当に優秀な知事、本当に頑張っていただいてますが知事の評価にもかかわってくると思いますので、この点についてよくお願いをしたいということと、またこれも何かお返事いただける点があったら教えていただきたい。
 もう1点、あっちこっちするんですが中南和あるいは南部、東部という言葉を使いながら自分自身で非常に苦慮しております。といいますのは、この第4次奈良県国土利用計画はこれは3つの地域に分けて計画されてるんです。であれば3つの地域についていろんな計画を立てていかないと、これと整合性のない計画を進めるということは非常に混乱をします。地元で中南和という言葉を使ってしかられました。私の方は東部ですよと。
 もう1点、このことも申し上げていいかどうか非常に考えたんですけれども、私は桜井市に住まいしております。十津川村と桜井市というのは非常に遠いんですね。ところが先ほど申し上げましたように、奈良と奈良市以外というくくりをしてしまったものですので、非常に文化観光局長にも誤解を招いたと。私自身の反省として思っております。ですからこの辺に地理的なものというのは、実はずっと奈良に住んでいる人間とやっぱり違うとこがあるんですね。十津川村の人というのは非常に立派な人です。私、剣道やっておりましたが彼らは一番強かったです。彼らは実際随分違うんです。言葉も実は標準語に近いんです。それをどうこう言うつもりはないんですけれども、そういったことを踏まえた観光立県ということをもう少し組み立てていただけたらありがたいなと。十津川村で頑張ってるから中南和頑張ってますではなしに、やっぱりもう少しきめ細かに進めていただけたらありがたいなとこういう思いを持っておりますので、もしお答えがいただける点があるならよろしくお願いしたいと思います。
 
○安井委員長 答弁の方。
 
○中島企画課長 東アジア地方政府会合にかかわりまして自治体、地方の参集の範囲などでございますが、2010年の地方政府会合に向けまして2009年、本年の秋でございますが準備会合を開きまして参集範囲、それから取り決め事項あるいは運営のルールなど固めていきたいと考えております。そのために現在内部で類似例、他の事例も勉強しながらその辺の検討をいたしておりまして、来年度早々具体的な基本計画の案をつくっていきたいと考えております。恐らくおっしゃいましたように、議会の皆様方にも委員の皆様方にも多くのご協力をいただくようなお願いをこれからしていくことになると思っております。
 それから自治体の範囲でございますが、おっしゃいましたように広域自治体と基礎自治体というものが置かれている位置づけが違う、役割も違うということは認識しておりますし、日本で言いますと都道府県を超えた関西ですとかあるいは関東とかそういう広域的なところの範囲も必要ではないかということでございますが、一応政府としての形として固まっているところを対象にさせていただいた方が参集を求めやすいのではないかという考え方から、基本的には都道府県を超えた関西ですとかあるいは関東ですとか、そういうところを現在は考えてはおりません。ただ、この地方政府会合のそもそもの趣旨として中央政府の外交、それから民間企業で行われているような国際的な交流、それから個人間の国際交流に加えて、地方政府も継続的な会合的な交流を持つのがこれからの国際的な関係を安定的に発展させる上で重要じゃないかということで、広域自治体であるとか基礎自治体であるとかということにかかわらず、地方の政府はすべて対象に考えていきたいと考えております。以上でございます。
 
○岡橋観光振興課長 4月1日に設立予定いたしております奈良県ビジターズビューローにおきましては、今の観光連盟にはない新たな機能を持たせることにいたしております。つまり商品企画を担当する部署でございまして、これは旅行商品の企画から造成、それからプロモーションセールスを一体として行う部署でございます。これは今の観光連盟にはなかった機能でございます。
 それからコンベンション誘致部につきましては、奈良コンベンションビューローの機能を引き継ぐわけでございますけども、旧来よりも幅を広く、首都圏あるいは大阪圏の主催者に対しても訪問活動を強化してやりたいと。
 それからコンベンションにつきましては、従来奈良市周辺でやっておったものが開催規模に応じては中南和にも誘致をしたい。その場合のアフターコンベンションあるいはエクスカーションについても中南和で旅行商品をつくりたい、そういうふうなことを考えております。その上で商品の造成に当たりましては地元の市町村や、あるいは観光協会など地域の実情に詳しい方との協議の場を設けましていろいろ連携して進めさせていただきたいと思います。
 また情報発信の部門におきましても、大和路アーカイブに新たに県内全域のグルメ情報とか、あるいは宿泊情報も新たに機能としてつけ加える予定でございます。そういうことで中南和という言葉がどうかと思いますけども、全県域的にいろんな事業を起こしていきたいと思っております。以上でございます。
 
○藤井委員 とりあえず今言われた簡単な方からすましていきますと、申し上げていますのは非常に頑張っていただいておりましたあとのコンベンションビューロー。言っておりますのは正しいことを言っておられます。結果なんです。ですから頑張ってくださいと。結果さえ出たらこれはもう何とも言うことはないんですけど、結果を心配しているということを申し上げてるので、何をされるとかどうされるとかということは私はもうそんな細かいことは申し上げません。頑張っていただいて、ああよかったなと、さすが荒井知事の発案あるいは指導力があったということが評価されるようなことを期待しております。
 もう1点、地方政府ということについては非常にこだわってるんです。政府という言葉というのは何ですか。中央政府は議院内閣制を取り入れるんです。県議会も市議会も違うんです。ですから言葉にこだわってるんじゃなくて、もう少し何かとらえてほしいと。全然私が聞いてることと違うというのは、国の成り立ちから言えば中央政府と基礎的自治体があって、私たち広域自治体はその中間にあるはずなんです。その役目が違うわけです本来は。そしたら、だから道州制について以前ちょっと踏み込みました。でもこれはこれで非常に問題があるのでやめたんです。ですから政府と呼べるものは何であるのか。まず外交と防衛なんです、一つは。ですから知事はこういうことに関しては非常になかなか国と国との関係では難しいというのがありますと。ですからそういう部分だけは外してもっと仲よく交流をしようと、もっと得るものがあるように頑張っていこうということを私は知事からお聞きをいたしました。ですからそういうことも理論武装していただきたい。聞かれたときにしっかりと答えていただきたい。こういう思いだけを述べて終わります。
 
○岩城委員 お尋ねしようと思っていたことで幾つも重なった質問がありましたんで、それを除いて端的に質問をさせていただきます。
 まず平城遷都1300年祭です。逆に今まで国が幾ら予算を支出してくれましたかということについて一つ教えていただきたいと思います。民間の寄附という話で今のせんとくんの着ぐるみの話も含めて少し気になったんですけど、やっぱりこの平城遷都1300年祭というのはメーンになるイメージの催しやキャラクターというのは重要なファクターになっていくと思うんです。例えば愛・地球博というのは思い出すのはやっぱりマンモスですね。冷凍マンモスというのを見に行こうという。大阪の万博ではやっぱり太陽の塔というのがあったと思うんです。今回何かお考えであればいいんですが、現時点でやっぱりせんとくんというのはメディアに乗ってこれはやっぱり大々的にもっと前へ押し出していくことが事業の成功につながっていくなと思ってるんですが、普通だったらこれ、せんとくんプロジェクトみたいなのが、多分平城遷都1300年記念事業協会の中にでもできて、これを積極的にというようになると思います。民間企業なんかおそらくそういうことやるんじゃないかなと思うんですけど。
 ウォーリーをさがせという遊びがあります。ウォーリーというキャラクターが絵の中に隠されてて、何個ありますかというように答えるとか、どのページにウォーリーがいましたかとか。せんとくんをさがせというのはいかがですか。毎週日曜日に奈良県内のどこかにせんとくんが着ぐるみであらわれると。いや、奈良県じゃなかってもいいと思うんです。全国の奈良県ゆかりの歴史の場所を、ポイントポイントにあるヒントを協会が出されると。そのヒントを推理をしてここにあらわれるのではないかと。その週、その日に一番最初にせんとくんを見つけた人に、社団法人だからそんなことできるか知りませんが、例えば賞金100万円、52週で5,200万円です。高くないと思います。ないしはこのお金を県も社団法人も出せないとするならば、そういうお金を民間企業から寄附していただいたらどうですか。民間企業のどこかにその企画をお願いしたらどうですか。そういう寄附の形をお願いしに行ったらどうですか。そういう企画はどこかで練られたり検討されたりしてるんですよねと思ってるんです。ですから遣唐使船の再現などという企画が出てきたのも企画を練っていただいてる部門が協会の中にあるんですねと今までもお尋ねしてきたつもりなんです。それを外部に委託したらどうですかと。遊びですからねこれは。奈良県の文化や歴史の内容は深いものがありますので、そんな議論をしてもいいのかなと県会議員の立場で、この委員会でと若干ちゅうちょはあるんですが、しかし平城遷都1300年祭自身は来られる皆さん方は遊びですよ、レジャーですよ。まずそこから入っていただいて奈良を知っていただく、触れていただく。そのことを利用して我々は奈良県の少子高齢化社会をくぐり抜けていくために、観光産業を地域の基幹産業に育てていこうという後段のくだりは県行政はしっかりと検討を重ねていただかなきゃならんところだと思うんですが、平城遷都1300年祭自身はレジャーですよ。遊び心を持ってやっていただかんとだめだと思うんです。今まで思い続けてきたんですが若干のちゅうちょがありましたので、そんなことまで議員の立場で申し上げていいのかとちゅうちょがあったんですが、そろそろ日も迫ってきていますので何かもう一段メーンになるような、奈良に行こうかと思われるようなという思いで。これ別にお答えいただかんで結構ですが、企画しっかりしてくださいと要望だけしておきますが、何かあればお答えください。ただ国の方は財政的な援助どれほどしていただいたかはお答えをください。
 次に、奈良県の情報発信についてということでこれも質問させていただこうかと思ってたんですが、東京に拠点を新たに求められてさまざまな取り組みをしていただくわけですがどうですか、今、森山委員とも話していたんですけど大きな液晶画面のテレビが随分安くなってます。動くポスターというのを全国につくりませんか。どこか設置していただくところをお願いして。これ前から申し上げてるんですが、奈良県の観光地を同時中継する技術というのは、もう皆さんもインターネットを介して動画配信はご存じのとおりです。そんなに費用かかりません。ディスプレーの方も液晶画面で50型で1インチもう5,000円を切ってるんでしょう。設置していただくところを全国に募集をすると。県が助成をするという、そういう企画をする部門が検討していただいたらいかがかなと。奈良県の情報発信について、さまざまいろんな努力しているとお聞かせをいただきました。これもお答え結構です。要望にしておきます。もっと大胆な発想を持って奈良県を売り込んでいこうではありませんか。随分担当の部署に努力していただいてますよ。副知事もご存じやと思いますけど、観光課の課長や課長補佐は、休みの日も返上して自分で観光コースを歩いて、歩く観光コースをつくるんやとか、県庁以外の方から聞いているんです。えらい県庁も頑張っていますなという話で、ありがたいなと思ってます。
 最後に1つだけはお答えください。先ほどから市町村の財政状況についての質問が出てましたが、奈良県内の39市町村の財政状況についてその数字を取りまとめたものがありませんかとお願いしたらこういうものをいただきました。あなたの町の財政状況、去年の11月段階の取りまとめの資料。この冊子があるのを知りませんでした。インターネットには出ているらしいです。ところが最近県のホームページにいろんなことを載せていただく、充実してきましたから逆に全部見ることができないです。不可能に近いです。毎日見ないと。お尋ねしたいのはどうしてこういう資料をつくっていただいたときに、総務部長よく聞いておいてください。どうして議員に配付していただけないんですかと、所管外も。これも毎回ほどこういう会議をやりますと出てくるんです。これ本当に驚きです。経常収支比率で健康状態、重症100%以上とかありました、なかなかわかりやすいんです、これ。ただ、要治療の上の方に橿原市、生駒市、奈良市なんかが来るんです。だから我々がイメージしてるのと財政状況が違うというのが一目瞭然でわかりやすい資料なんです。例えば県内市町村の総収支比率。これも悪化、健全というのがありまして、健全の方には東吉野村や上北山村があって、悪化と健全のすれすれのところに奈良市、生駒市なんかて出てきますので、これえっと思うんです。その数字だけ見てその自治体の全部は語れませんけど、これは前提ですが、思わぬところで思わぬ数字なんです。だからそういう意味でこういう資料をつくられたときには何か工夫ないですか。会派ごとにどっか掲示板みたいなのがあってこんな資料をつくりましたと1冊だけとめといていただいたら、議員の方も欲しいなと思えば担当課にお願いするとか、全部に全部の資料を配れというのはいかがかと議会運営委員会でも歴代総務部長がお答えされてるんです。私もそのとおりだと、それは否定しません。しかしこういうのはテーマになってます、今、議員の中でも。だから何をお願いしておきたいかと言うと、理事者の皆さん方と議会と同じ問題意識に立って奈良県を考えていくと今、藤井委員がおっしゃったとおりでですね、我々も同じ問題意識に立てるように、これは大事だという資料についてはぜひ全議員に周知方、よろしくお願いしたいということでいかがですか、市町村の財政状況。
 
○中野地域振興部長 まことに申しわけございません。昨年つくったときに、これはもともとそれぞれの市町村単位で市町村の広報紙を通じて、それぞれ市町村が財政状況を発表されるんですけどそれを見てなかなかわからないと。県全体が全国レベルで言ってもかなり悪い状況でございますので、その辺を他の市町村とも比較をしながら普通の家計に例えてできるだけわかりやすくしたものをつくらせていただいたところでございます。議員にお配りをさせていただいたらよかったんですけどうっかりをしておりました。これは毎年つくりますので、必ず来年度もよりわかりやすく改善もしていきたいと思ってます。その際に必ずお配りをさせていただきますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 
○上野文化観光局長兼平城遷都1300年記念事業推進局長 平城遷都1300年記念事業に対して国庫のお金がどれぐらい入ってるかということでございますけども、平成20年度までの実績で申しますと2,700万円余でございます。来年度、21年度予算の中の見込み分としては3億4,600万円余という数字でございます。以上です。
 
○岩城委員 財政状況、一緒に悩みも、本当に苦しみもしながら考えていきたいなとそんなことを思ってますので、本当に申しわけなかったですけど、そういう指摘の仕方は大変失礼でしたが今後ともよろしくお願いしておきたいと思います。
 平城遷都1300年祭、おもしろい事業をしていきましょうや。本当に奈良県がここで一皮むけるかどうかの試金石やと思ってますので。終わらせていただきます。ありがとうございました。
 
○安井委員長 ほかにございませんか。
 
○森川副委員長 突然ですけれども一般質問の中で取り入れさせていただいた観光の周遊ルートとかということで質問もさせていただいているので、少しだけ時間をいただいて質問させていただきます。
 常々この観光についていろいろ議論させていただいて、10数年前から猿沢池や奈良公園に電気をつけて、観光客に対してやはり奈良の夜を一番見やすいようにというような形で話をさせてもらったり、今回奈良公園にライトアップをされるということで本当に期待をしております。
 そこで観光という本当の基本的な部分について、平城遷都1300年記念事業が今回されますけれども、それに向けて私どもの近くでは緑化フェアというイベント、また奈良市ではスポーツという形の中で先ほど浅川委員からもおっしゃっておりました奈良マラソン2009といういろんな事業をやられますけども、その全体像で来年1年でほとんど大きな事業がメジロ押しになるわけでありまして、その中で今一番足りないのが奈良県内の中の観光をどうつないでいくのか。平城遷都1300年祭の記念事業の会場に行かれた方をどう奈良のほかの地域にも見物に行ってもらうかということがやっぱり一番肝心な形になろうかと思いますし、今質問させていただきたいのは奈良全体の掲示板、仮に私どもであれば西名阪自動車道の大阪側から入って来られる方、名古屋から入って来られる方、そういう方々が奈良公園はどっち向いてると。仮に法隆寺行きたかったら法隆寺どこ向いて行くと、どこの道を通ってどこでおりて、どの道を通ってその目的地に行けるかという部分については県全体の、道路標識、道路案内が全く整備されていないと思うんですけども、やはり明日香村に行けば本当に明日香村の中だけしか、周辺しか明日香村の道でもわかりづらいぐらいの標識しかないと。やはり奈良県に入ってこられたときにそういう道路標識なりルートを何とかわかりやすいような形で案内をされるとか、パーク・アンド・ライドですか、第二阪奈有料道路から入って来られたら生駒でおりると。そこでバスに乗りかえればいいんですけども、そうしたら大阪の松原方面から来られたり名古屋方面から来られた方はどこで車をとめて入っていけばいいのか。やはり一番奈良に入っていく道路が本当に渋滞すると思うんですけども、そういうときに観光客が1カ所から入ってくるんじゃなしに複数箇所から入ってこられるんで、できればその周辺の駐車場整備とかパーク・アンド・ライドですか、そういう大きな駐車場をやはり確保してそこから何カ所からでも入ってこられるようにしなければ、1箇所だけで対応し切れるのかどうかということも一つ今後の課題になると思います。
 西名阪自動車道の法隆寺インターチェンジからもっともっと観光客が入れるように、料金所を撤廃してほしい。また地域の発展につながるようにという質問させていただきました。できることであればその大きな周辺、奈良県全体の標識なり、また駐車場の総合的な整備をしなければならないんじゃないかなと。本当にマラソンをされたときに、駐車場もまた仮に道路も閉鎖しないといけない。また平城遷都1300年記念事業中に緑化フェアの事業もやると。そしたらいろんなところでいろんな交通渋滞が起きるので、できましたらこれ要望ですけども全体像としての交通渋滞緩和政策を早急に立てられて、観光の案内板を早急に設置されることができないのかどうか。もしそういう計画があれば教えていただきたいし、なければ要望にさせていただきます。
 
○安井委員長 ただいまの質問で、いいですか。
 
○橋本副知事 森川副委員長からもっと遠方から来た方にもわかりやすい道案内をすべきじゃないか、あるいは駐車場の確保等のご質問がありました。
 主なプロジェクトという資料がありますが、実は土木部の方で取り組んでおりますので土木部のときに詳しくご説明をさせていただけたらと思います。
 すみません、きょうの資料には入ってないようでございます。主なプロジェクトの中で奈良公園の案内サインの整備ということで、例えば第二阪奈有料道路でおりられたらまず大きな奈良公園はこっちですよという標識を1つつくります。奈良公園の方へ来ていただいたら、例えば奈良公園の中でも著名なところの少し大きなのをつくる。一番手前来ていただいたら、例えば東大寺はこちらですという案内サインをきっちりと整備しようということで、平城遷都1300年祭に向けて今それを今年度からきっちり整備していこうと考えておるところでございます。それを全県に広げようと、今案内サイン見ていただきましたら、例えば近鉄奈良駅でもおりていただいたら数が多過ぎて全然わからないという状態になっておりますので、それをもっとすっきりしたものに、まさに森川副委員長がおっしゃったように大きな地図から中ぐらいの地図、そして一番目的地がはっきりわかるような誘導の仕方をやろうとしておりまして、これは平城遷都1300年祭に向けて奈良公園を中心にさせていただきます。それを一つのモデルにして全県下に取り組んでいくという形を考えております。
 それからパーク・アンド・バスライドにつきましては平城宮跡を観光の玄関口にしたいということで、渋滞対策等を考えると中町を将来的にパーク・アンド・バスライドの基地として整備をして、また直売所なり道の駅等のように楽しんで帰っていただけるような形にしたいと考えておるところでございます。以上でございます。
 
○安井委員長 ほかにございませんか。
 ないようでございますので、これをもって地域振興部、文化観光局、平城遷都1300年記念事業推進局の審査を終わります。
 明、3月17日火曜日は午前10時30分より、商工労働部、農林部の審査を行います。
 これで本日の会議は終わります。ご苦労さんでした。