2月26日 幹線・交通対策特別委員会

幹 線・交 通 対 策 特 別 委 員 会 記 録
開催日時  平成21年2月26日(木)  13時32分~14時29分
開催場所  第1委員会室
出席委員  8名
        新谷 綋一 委員長
        藤野 良次 副委員長
        上田  悟 委員
        山村 幸穂 委員
        荻田 義雄 委員
        田尻  匠 委員
        中村  昭 委員
        小泉 米造 委員
欠席委員  なし
出席理事者   川﨑土木部長、宮谷まちづくり推進局長
          松岡交通部長 ほか、関係職員
議  事
(1)2月定例県議会提出予定議案について
(2)その他
 
会議の経過
 
○新谷委員長 それでは、ただいまの説明、報告、またその他の事項も含めまして、質疑を行いたいと思います。ご質問ございませんか。
 
○田尻委員 それでは、数点質問をいたしたいと思います。
 平城遷都1300年祭に向かって、この奈良市を中心としながら、いろんな道路網の整備が進められてまいりました。いよいよあと10カ月で本番が始まろうといたしておりますが、そんな中で、いろいろ取り組んでまいられました道路の完成あるいは供用の時期についてお尋ねをしたいと思います。
 1つ目は、第二阪奈有料道路において、今、急ピッチで最終段階なのか途中なのか、その辺で高架事業が始まってございますが、菅原宝来地域での工事完成あるいは供用開始について、時期はいつごろと県は考えておられるのか、この点について1点お尋ねをしたいと思います。
 2点目は、同じく油阪交差点付近、JR奈良駅の周辺でJRの連続立体交差事業も着々と進んでまいりました。いよいよある意味のメインでもあります油阪地域で今、最終段階の整備が進んでおると思いますが、供用開始はいつと考えておられるのか、この点についてもお尋ねをしたいと思います。それとともに、JRの連続立体交差事業の中で、桜井線がおくれておりますが、これは高架も含めて、いつ全面的な完成になるのか、この点について県はどのように考えておられるのかお尋ねします。
 それと、先ほどの土木部次長からの説明の中にございましたが、西名阪自動車道と京奈和自動車道の接続部分でありますが、これはなかなか一気に完成は今の段階では難しいのかなと、このように私は感じ取ったんですが、これは2010年には間に合わないという、こういう認識でとらえていいのかどうか。この2点について、お伺いをいたします。
 最後に、第二阪奈有料道路のETCがこの4月の16日の午前0時から利用開始になります。そういう点では、何度もこの委員会あるいは本会議等を通じて申し込み、あるいはいろんな関係の方も要請されてきて、当然時の流れとしてETCが導入されることは非常に当たり前と言えば当たり前ですが、間に合ってよかったなという、そんな思いがあります。そんな中で、全国の高速道路の割引、あるいは今現在、南阪奈道路の割引がございます。経営母体が違うと言えばそうかもしれませんが、この第二阪奈有料道路についてもETCが導入されますと、一般の方がこれが奈良県道路公社あるいは大阪府道路公社が運営をしている、そういうのは一切わからないところであります。やはりこの点についても割引の導入を考えるべきだと、私はこのように強く思っております。この点についてどのようにお考えなのか。以上、含めて数点にわたりますが、ご答弁をお願いをします。
 
○池田道路建設課長 それでは、委員ご質問の4点のうち3点、大宮道路の供用について、及び西名阪自動車道と京奈和自動車道のジャンクションの供用について、第二阪奈有料道路のETCの割引について答弁させていただきます。
 1点目、大宮道路についてですが、これは現在、大阪行き高架橋の上部工事及び奈良行きの高架橋の下部工事を施工中でありまして、この平成21年春ごろには、大阪行きの高架橋、これがつくられまして、このうち大阪行きの1車線、これを供用しまして、平面4車線、高架が片道ですが1車線の計5車線の供用を行う予定であります。その後、奈良行きの高架橋の上部工の工事を進められる予定ですが、このときに奈良行きの平面道路の1車線、これを規制するかわりに、新たに今度できます大阪行き高架橋の1車線を奈良行き線として供用し、平面3車線、高架2車線の計5車線の供用を行うと予定しております。
 2010年の平城遷都1300年祭の春のフェア、この期間までには高架2車線、平面4車線の計6車線という形で暫定供用を行いまして、その後、地元の強い要望でもあります早期完成を図るため、期間中においても工事を進めまして、平成22年度末までには完成できると考えております。西名阪自動車道と京奈和自動車道をつなぎますジャンクションについては、2010年までには間に合わないと。平成25年を目指して、ネクスコと国と県、地元一体となってこの事業進捗を図るよう努力しておるところでございます。
 第二阪奈有料道路のETCの割引についてですが、ETCの割引導入という声があるということは当然だと思っております。ただし、第二阪奈有料道路につきましては割引の検討をしておったのですが、割引しますと減収分の補てんをどうにかしなければならないと。この減収補てんの費用について、あるいは割引価格初期費用につきまして、一緒に管理してます大阪府と調整を検討してきましたが、大阪府側との調整がつかないため、今回ETC割引をやることを見送ることとしました。今後、何らかETC割引できるやり方がないかということを引き続き大阪府と検討していきたいと思っております。
 
○福永地域デザイン推進課長 私の方から、JR連続立体交差事業等の進捗状況についてご説明いたします。
 JR連続立体交差事業でございますけれども、昨年、関西線の高架切りかえを行いまして、残る桜井線につきましては、来年の春に高架切りかえということで工事を進めておるところでございます。あわせまして交差しております大宮道路につきましては、現在、高架橋の撤去等を行っておりますが、その後、今後、電線共同溝の工事等を行いまして、油阪の交差部、大宮道路については来年の春に完成ということで工事を進めているところでございます。以上でございます。
 
○田尻委員 今、答弁をいただきましたが、せっかく2010年の1月1日から平城遷都1300年祭ということで知事はじめ関係機関の皆さん方や、あるいは住民、地域の皆様方を含めて、この平城遷都1300年祭を盛り上げようということで協力をしていただいたところですが、今の答弁を聞きますと、ことし中にできるならよかったな、すかっとするなという思いですが、どうもすかっとしないという答弁ですね。やはり目的を持って進めたやつは、ここに間に合うようにもちろんやってこられたんでしょうけど、結果としては間に合わない、あるいは京奈和自動車道、西名阪自動車道については平成25年となりますと、またもっと先に行くのかなと、こんな思いもありますし、ちょっとこの辺についての認識は、それでいいと思っておられるのか、仕方ないと思っておられるのか、この辺の感性として土木の関係の皆さんにもう一度聞きたいと思っております。
 それから、今、答弁いただいた中で、油阪交差点付近のところ、私の感性では、もうあしたかあさってか、極端に言えば、春、4月にはすかっとした形で若草山が見えるかなと、こう思っておりましたが、まだそれから1年かかるというのは、あこにまた何かつくるんでしょうか。その辺はどういうことでこうなるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
 それから、ちょっと言い方はきついかもわかりませんけど、第二阪奈有料道路の割引については、今の答弁を聞きますと、大阪府が調整に乗らないから、大阪府が嫌だからというふうに私はとったんです。反対に裏を返したら、奈良県は割引したいけど、大阪府が嫌だから奈良は乗れないと、こう私はとったんですが、この認識に間違いがないのかどうか、もう一度お願いします。
 
○池田道路建設課長 1つ目、目標を持って事業を進めるべきという質問というより、おしかりだと思っておりますが、ご指摘のとおりだと思っております。特に大宮道路につきましては、要するに直結するということで何とか間に合わせたいという努力はしておったところですが、まずこれについては、平城遷都1300年祭については1月からですが、お客さんに来てもらうフェアが春ということで、まずそこを目標としまして、そこで何とか高架2車線だけでも使うことによってアクセスがかなりよくなると思っておりますので、それを目的に修正させていただいたと。当然ほかの事業についても、目標を持って進捗管理を徹底しながらやるべきだと思っております。
 もう一つ、ETC割引については、大阪府のせいにしたような答弁しましたが、当然大阪と奈良、両方でやっていかなきゃならないという中で、大阪府は財政の改革をやってまして、府のお金を出して割引をするといったようなことは、なかなか難しいということは聞いております。奈良県としましては、じゃあ奈良県単独でできるかということを考えましたが、それについてもやはりかなりの投資になってしまうということで、奈良県単独での実施は厳しいと。ただ、何らか実施できるやり方はないかということは、これは考えていきたいと思っております。
 
○福永地域デザイン推進課長 JR連続立体交差事業につきましても、当初、2010年に間に合うようにということで取りかかったわけでございますが、当時、一番最初に着手したころに阪神・淡路大震災がございまして、それを踏まえてJRの高架橋の耐震設計の見直し等がございまして、そういったことから若干事業がおくれたという事情がございます。そういった中で、現在のところ工事を鋭意進めておりますが、平成22年の春の平城宮跡のフェアに間に合うまでには何とか切りかえたいと思っておりますが、なかなか年内の切りかえ完成というのが難しい状況という形になっております。
 油阪交差点の部分につきましては現在、高架橋の撤去をしておりますが、この後、大宮通り、幹線道路でございますので、4車線を通しながら歩道の整備でありますとか、電線共同溝の整備を行うということになっておりまして、工程的に現在のところ来年の春までかかるという形になっております。以上でございます。
 
○田尻委員 1つは、認識の中で、私どもは東京や、あるいは県外へ行って、平城遷都1300年祭に来てくださいよと、いつですかということで、1月1日からだという、そういう言い回しをしてまいりました。このことに間違いはないと思いますが、どうも今聞いてると、春のフェアには、春のフェアにはと。ならば4月1日からと決めた方がよかったんじゃないかと。それはちょっと私は、県当局が言われる言葉ではないと思いますが、この点については、皆さん方では答弁がしにくうございましょうから、代表質問の中で知事に聞きたいと思います。
 それから、油阪交差点の件は、きちっとはそうなんだかもしれませんが、せっかくいろんな整備が皆さん方のご努力あるいは関係機関の皆さん方の用地買収等の協力も含めてでき上がってまいりました。ところが、あそこが混んで、あそこまでが物すごく込むんですよね、今現在。だから、そういう意味では、生活道路や、あるいは日々の皆さん方の道という観点の中で、これは平城遷都1300年祭に間に合うのは当然ですが、それ以前に本当に渋滞の緩和のためにも早くするべきだと。そしたら、周辺の皆さんも、なお一層ご協力の度合いもふえるんじゃないかと、このように思っておりますので、その点は答弁は結構ですので、思いをしっかりと反映をしていただきたいと思います。
 それから、第二阪奈有料道路の件ですけど、道路建設課長、役所の皆さん方はいろんな考えがあると思うんですけど、例えば割り引くとその減収はどうするんですかという、これは数字の上ではそうですけど、ある意味では、割り引いたら反対に交通量がふえるという、こう発想はありませんか。私どもは、あそこは自宅を含めて近いもんですから、よく利用いたしますか、しかし、片道800円は、正直言って少し高いと思います。ですから、急ぐとき、行きは第二阪奈有料道路でお世話になりますけど、帰りは旧の阪奈道路の山を登って帰ってまいります。これが割引あったら、往復帰ったら大分時間的にはいいんだなと。しかし、これは私自身が思ってるだけであって、たくさんの人が大阪や、今申し上げた東大阪を含めてやっぱり車で通勤しておられるんです、特に私どもの家の近所では。聞きますと、これだけの景気が悪くなると、使いたいけどやっぱり使わないんだと、帰りは下を通るんだという、そういう方が大変多い。だから、そういう発想も含めて私は考えられるべきだと思いますし、根拠がなしに申し上げてるんじゃなくて、今、高速の100回券では、1回当たり640円でしょう。800円の券が100回で6万4,000円で売ってるじゃないですか。実質割引してるじゃないですか。そこの近鉄奈良駅のコインショップというんでしょうか、そこへ行けば1枚650円で売ってるじゃないですか、今現在。これが終わってすぐ買いに行けば、650円で奈良でも売ってる、大阪では640円。だから、そのように市場では、もうそういう価格で売りに出てるということも含めて私は、ETCのことについてやはり同じ歩調はとるべきだということを思っております。きょうよい回答がもらえるとは思いませんが、そういうことも含めて、なお一層強くご検討をいただくことをお願いをしておいて、私の考えや思いも含めてお伝えをします。終わります。
 
○新谷委員長 ほかございませんか。
 
○山村委員 では、渋滞対策についてお聞きしたいと思います。平城遷都1300年祭のお話が出ましたが、それに向けまして、県では、パークアンドライドということで具体化をことし進められるとお聞きしております。中町の駐車場の案も提案されておりました。この渋滞対策の計画ですね、大きくは幹線で3カ所でそれぞれ入ってくる車をとめて、その後、バスで案内すると聞いてるんですが、具体的にそれぞれ何台ぐらいとめられて、あと観光客の方をどのようなルートで、どういう方法で市内に誘導されて案内されるのかということを1つお聞きしたいと思います。
 それと、2番目に、中町の駐車場のことなんですけれども、一応場所的には第二阪奈有料道路をおりたところということになっております。第二阪奈有料道路から来られる方がそこに誘導されると。それから、富雄川沿いの道路を通っておられる方、そっちの方から来る方も、そこでとめられるということになるのかなと思うんですが、阪奈道路からはかなり離れております。大阪方面から来られる方は、第二阪奈有料道路も入ってこられますけれども、先ほどもお話でありましたが、やはり阪奈道路を使ってこられる方も相当おられると思うんですが、そこら辺で、バスで案内をされるときに本当にスムーズに渋滞に巻き込まれずに行くことができるのかなとも思うんですが、その辺どのようにお考えになっておられるのかお聞きしたいということがあります。2点です。
 それからもう一つは、中町の駐車場の今回の予算に出ている建設は約20億円と聞いているんですが、そこに道の駅構想というのがあると聞いてるんですが、それを見ましたら相当広い駐車場になります。場所的には、すごく利用する方の予測という点で言うと、どうかなと私は思うんですけれども、その辺、この道の駅構想というのはもう決まっていることなのか、いつそれをされるのかということをお聞きしたいと思います。
 それからもう1点は、来年、いよいよ平城宮跡をメーン会場にした平城遷都1300年記念事業が始まるわけですが、その場合に、平城宮跡周辺の住民の方々からは、周辺道路の渋滞あるいは交通対策、どうなるのかなということを聞いております。その辺はどのようになるのか。実際に平城宮跡内を道路も通っておりますけれども、それは住民に支障なく、お祭りの間も自由に通行可能なのか、そこら辺のところもお聞きしたいと思います。以上です。
 
○池田道路建設課長 山村委員の中町のパークアンドバスライドの質問について、答弁させていただきます。
 具体的に3カ所の駐車場、何台、どういうルートという質問については、これは大阪方面から中町、駐車場規模で約1,000台と、京都方面から木津川市で500台と、南側からは九条、大和郡山市内ですね、約600台の駐車容量を考えております。ここからバスに乗っていただいて平城宮跡まで案内するわけですが、このルートについては大体は国道24号であるとか大宮通りを通ってくるということを想定しておりますが、詳細にどういうルートを通るかということについては、渋滞の状況によって最適な経路というのは、これは詳細に精査しなければならないと思ってまして、平成21年中にこの詳細な調査をしてルートを検討したいと思っております。
 次、中町の駐車場に阪奈道路からもスムーズに誘導できるのかということですが、この中町の場所については、第二阪奈有料道路と枚方大和郡山線の結節点に位置するわけですが、この枚方大和郡山線、国道163号であるとか、この阪奈道路と接続しておると。これを介しましてスムーズに中町に誘導できるだろうと思ってます。しかし、しっかり案内をして、ちゃんとわかりやすく誘導するということは、これからどうやればスムーズな誘導ができるかということを詳細にこれは検討していきたいと。どこにどういう誘導をすれば利用者が迷わないかということをこれから検討していきたいと思っております。
 中町の道の駅としての場所的にどうかというご質問ですが、中町という場所、先ほど言いましたように、枚方大和郡山線と第二阪奈有料道路の交点にあると。この両者は、それぞれ2万台近い、あるいは2万台を超える通行量が通っておりまして、こういった幹線道路の利用者に対して休憩機能的に、あるいは地域の情報発信として非常にいい場所にある、役立つ位置にあると考えております。
 最後の平城宮跡周辺の交通については、平城宮跡の周辺あるいは宮跡内については、これは平城遷都1300年記念事業協会の方で検討しておるところだと聞いておりますが、聞いておるところでは、平城宮跡内の市道、これはフェア期間中は交通を遮断せずに通行を確保すると聞いております。
 
○山村委員 これから観光客を案内するルートでありますとかを考えていただくということでありますので、今どういうことかというのはちょっと私も何とも言えませんが。しかし、いずれの場所も幹線といいますか、実際にお客さんが来る車の道路から少し離れてるところにあると思いますので、これ誘導するというのが、そこに行っていただくというのが非常に難しいかなと思いますので、相当早くから準備して、そういうことがありますよということを知らせなかったら、ちょっと難しいんじゃないかなということを懸念しております。それと、観光客の方がバスに乗られるというのは、ただ渋滞に巻き込まれないだけではなくて、バスに乗っていった方が有利だということがないと当然乗りかえてくださらないので、乗ったバスがどういうルートを通って、どこに行くのか。そのバスに乗ることが、奈良観光全体ですよ、うまく利用できるのかどうかということがどうしても問われると思うんですね。ただ平城宮跡だけにぱっとつけて、そこでおりてもらったら、後は知らんではなくて、やっぱり車を置いて来られた方が奈良市内の中を十分巡回できるような巡回バスルートにされるとか、何かそんなような付加価値がなかったら利用してもらえないと思うんですが、そこら辺は渋滞対策で考えることなのか、もっと別のところで考えるとこなのか、協働して考えていただきたいと思います。でないと、せっかくこれをやっても効果が薄いのではないかと思います。その辺考えていただきたいということをお願いしたいと思います。
 それともう一つ、中町の駐車場の件なんですが、これ地元の方からもご意見をいただいてるんですけれども、ある方は、あの場所が第二阪奈有料道路の下にあって、当然平城遷都1300年祭のときにたくさん来られたとしたら有効だと思うんだけれども、その後1年過ぎて、それからずっと将来あこにあんな大きなものがあって、それが効果的に使えるのかどうかという点で、自分はそこに農地をたくさん持ってると、私は農業を続けていきたいと。だから、一時的にお貸しするのはいいけれども、買い上げてもらうのはどうもと。農業を続けるということで、あんまり恒久的なものをつくるよりも、効果から考えても一時的な駐車場として使われるというふうにする方がいいのではないかということで希望を述べておられます。同様の声は農家以外の方からもたくさん私のところには寄せられてるんですが、20億円余りかかる莫大な投資ですよね。それが将来生きてこなかったらやっぱりもったいないと思うので、そこのところを一時的なイベントのために使うんだったら、割り切ってそうするというふうなやり方に変えるべきではないのかなと思うんですが、将来に対して、そういうものをずっとつくっておくことに関しての見通しはどうなのかということをお聞きしたいと思います。
 それと、先ほどお聞きした中で、道の駅構想ですね、これは単なる構想なのか、いついつから実行しますと決まった話なのか、そこんところを確認しておきたいと思うんですが、そこをちょっと教えてください。
 
○池田道路建設課長 ご指摘ありましたが、まず3カ所の駐車場とも幹線道路から遠くて、誘導がどうかというお話ですが、これについては、それでも誘導できる案内がうまくいくように、どれぐらい手前からやれば十分かということを検討し、ほかのイベントの事例等も踏まえて、それでも誘導をうまくできるやり方というものを先に計画、検討していきたいと思います。平城宮跡から次の奈良公園等ですが、3カ所の駐車場からのアクセス、シャトルバスは、まず平城宮跡に行くということを現時点では考えております。ただ、せっかく平城遷都1300年祭に来ていただいた方、それだけで帰っていただくのではなく、できれば奈良公園等々、観光へ来ていただきたいという思いは当然あります。ここのアクセスについては、今のところは既存の路線バスを使って移動をいただくということになると考えておりますが、これがスムーズにいくように、うまく案内・誘導しまして、平城宮跡から迷わず簡単に行けるように平城遷都1300年記念事業協会とも一緒に連携して検討しておるところです。
 中町の道の駅的な整備構想、これはどういったものにしていくかと。今後の進め方や具体的な中身について、これは奈良市や地元も当然入れまして、また関係機関も含めまして意見交換をして検討していきたいと考えております。奈良市市や地元も入れて、どういったものにするのがいいかというのをこれから考えていくところですので、いつからというのを現時点で申し上げることはできないと思っております。以上でございます。
 
○山村委員 私、聞いたのは、道の駅のことも聞きましたけど、だから、一時的な駐車場にして、恒久的にする必要はないんじゃないかなと思うけれども、それについてはどうかということを聞いたんですが、それはお答えなかったんじゃないですかね。
 
○池田道路建設課長 先ほど言いましたが、中町の位置、これは第二阪奈有料道路と枚方大和郡山線と、これどちらも2万台ぐらいの交通が通るところでありますし、また第二阪奈有料道路あるいは阪奈道路、枚方大和郡山線を介しまして阪奈道路を通って外部から人が来られるところのゲートウェイになると。ここに道の駅的なゲートウェイというものを整備するということは、これは道路利用者にとっても利便性の高いものになると考えております。
 
○山村委員 ちょっと違うんですけどね。私、道の駅と平城遷都1300年祭の駐車場というのを分けて考えてるんですけど、そちらは一体と思っているんですね。だから、平城遷都1300年祭として1年間使っていただくのはいいけども、その後どうかということを言ってるんですけど。
 
○新谷委員長 後も利用できるかどうかや。後どうすんのよという、跡地利用や。
 
○山村委員 だから、その後は、ここは道の駅と言われてるんですけどね、私はそれは反対なんだけども。とにかく。
 
○新谷委員長 それはそれとして。
 
○山村委員 それはそれとしてどうかという、何か20億円もかける出資が何か将来生きてこないように思うから、聞いているんです。
 
○池田道路建設課長 この中町は、先ほど言いましたように道の駅的な利用もしていく、また奈良市の中心市街地の渋滞対策の協議会でも、恒久的なパークアンドバスライドやるための駐車場を設置すべきという提言を受けておりまして、そのパークアンドバスライドの機能としても使っていくと。ただ、詳細な道の駅的な使い方等については、利用等も含めてこれから検討していくと。ただ、平城遷都1300年祭においては、ここを平城遷都1300年祭の会場に行かれる来訪者の方への一時的な駐車場として活用するというものであります。
 
○新谷委員長 大体わかりましたか。
 
○山村委員 県の考えはわかりました。私の意見は、平城遷都1300年祭のときの駐車場として一時的に使うという方法で、場所がここしかないということですから、こういうところを利用されるということも苦肉の策として、ないといかんかなと思います。がしかし、将来もあの場所で恒久的に駐車場として使っていかれるということについては、ちょっと疑問があります。しかも、今平城遷都1300年祭で使うと言われていた部分の面積の倍ほどの面積になるんですよね、計画案を見ましたら。ということは、投資は20億円どころか、倍ほどかかるんじゃないかなと思うんですけれども、そういうものが通行量が2万台、2万台で、道の駅が本当に要るのかなという。
 
○新谷委員長 間にあわない。間にあわうのか。よけいな話、こっち側の。
 
○山村委員 いやいや、それは間に合わないんです。それは全然違うんですよ。その後にということなんですから。2万台通ってるというけども、第二阪奈有料道路を通ってる人は上を通っていてて、もうすぐ行ったら奈良市内に着くんですよね。わざわざここでおりてとまるのかなと。それよりも、もっと奈良に行って奈良観光をする時間を十分とらないと、ここでおりて行ってたら、また帰っちゃうんかなという感じがしますけれども。第二阪奈有料道路を使ったら行ってしまうから、ここでおりませんよね。奈良市内まで行ってしまうということになって、そこでおりる意味がなくなってくると思いますし、そういうことでいっても、これ本当に採算の見通しがあるのかどうかということを詳細な検討や調査もなく、もうそういう方向で進むと決められるということには問題があると思います。これだけ巨額の投資をするということですから、やっぱり果たしてそれが見込みあるものなのかどうなのかということを、もう少し収益の見込みなり利用の見込みなり、わかるように説明していただかないと、とても理解できないと。特に地元の住民の方は、なおさら理解できないと思います。これは意見として申し上げておきたいと思います。
 それと、平城宮跡周辺の一番住民が住んでる方のところの問題については別途検討していただいてるということですので、それはこれ以上ここでは申しませんが、ぜひ住民の支障が出ないように、渋滞対策をやっていただきたいということをお願いしておきます。以上です。
 
○新谷委員長 ほかございませんか。
     (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、ないようでございますので、後はやっぱり予算委員会で議論してもらうとして、きょうの質疑はこれで終わります。
 なお、委員の皆さん方には、定例県議会に所管にかかわる問題が提案されました場合、3月の10日なんですが、10時30分から本委員会を開会したいと、こう思いますので、ひとつよろしく日程を入れてください。なかった場合は、それ関係ありませんが。
 それでは、これをもちまして本日の委員会を終わります。
 ご苦労さんでございました。