平成21年度 南和圏域地域自立支援協議会

平成21年度 南和圏域地域自立支援協議会

五條・吉野地域自立支援協議会  組織図   66KB

全体会、運営委員会、事務局会議
4/28 平成20年度第3回全体会
・平成21年3月開催予定が延期になり、平成20年度の締めくくりとして開催されました。
・相談支援事業者、各部会からの報告、平成21年度新体制等について、熱心な議論が行われました。
7/1 運営委員会
・部会からの報告
・委員改正に関する関係機関への参画依頼等
・協議会の本年度年間計画
・特別対策事業の活用について(研修会、資源情報冊子作成等)
以上のテーマで検討しました
12/22 平成21年度第1回全体会(吉野病院)
・「地域ケアシステムの構築と相談支援事業について」というテーマにて、協議会で講演会を開催しました。委員改正に伴う新規参画委員も含め、地域自立支援協議会の共通理解を深めるために実施したもので、講師に中村良氏(滋賀県社会福祉事業団 企画事業部 地域ケアシステム担当)をお招きしました。中村氏からは、滋賀県の仕組みについての詳しい説明があり、「自立と共生の地域社会つくり」の視点はどの地域でも同じ、地域性を考慮しながらも地域全体で目指していくべき方向であるとのお話をしていただきました。また、その後の協議会の議論にも加わっていただき、相談支援事業所の報告から課題を抽出していくプロセスの在り方など、事例等を用いながらご助言も受けました。本協議会は、組織の再構築を目指す時期であり、地域に根付かせていくためにもより良い方向にモデルチェンジしていかなければなりません。今後の新しい地域ケアシステム作りに期待したいと思います。
*忘年会・・協議会終了後、事務局と参画委員10数名で忘年会を行いました。今回で3回目となり恒例になりつつあります。個々のプライベートな一面も知ることで、お互いの関係や繋がりが少しずつ太く強くなってきている様に感じます。

3/29 五條・吉野地域自立支援協議会及び南和圏域内の地域自立支援協議会ヒアリング

・大阪障害者雇用支援ネットワーク(研究事業の聴き取り調査)

「奈良県南和圏域の取り組み」について

運営会議(ケース検討会)
5/21
・特別対策事業の実施案、今年度の取り組みについて
・個別事例についての検討会を実施
2/2
・自立支援協議会の今後の方向性について議論しました。部会活動の将来展望が見えにくく、新たに地域課題を把握する仕組みつくりが必要であるとの意見がでました。当面は、相談支援事業の活動や個別支援会議から見えた課題や困難事例について、定期的に話し合いを持っていくことになりました。将来的には、「地域課題懇談会」の様なものを設置し、地域全体で検討していくシステムも必要との見解に至りました。自分の印象としても協議会運営が一歩前進したように感じました。

3/11

・個別の困難ケースへの支援について(地域課題の抽出)
・部会の報告

・来年度の組織体制


療育・教育部会
6/12(打ち合わせ会)
・今後の部会運営について
10/13
・ 事務局、部会長、保健所、療育C、圏域Mにて今後の部会運営と、22日部会の議題整理について打ち合わせを行いました。
10/22
・参画委員による事業所紹介では、障がいのある子どもの塾(相談所)を個人経営されている「育ち・学びの支援ケロハウス」さんの紹介がありました。また、療育・発達圏域支援事業のコーディネーターからこれまでの活動報告及び、今後の役割についての考え方等の説明があり、コーディネーターの活用方法についても意見交換が行われました。その他、地域での支援体制について数多くのテーマについて議論が行われました。

就労支援部会
4/15
・今年度より、一般就労と事業所内就労の2つのワーキングチームに分け、課題別に検討していくことになりました。一般就労では、実習や就労を受け入れてもらえる企業の情報拠点「チャレンジバンク(仮称)」創設案の検討や、事業所内就労では、工賃アップの取り組み、社会資源紹介のパンフレット作成など多くの意見が出ました。
5/20
・一般就労支援ワーキングチームでは、前回に引き続き実習や就労の受け入れ可能企業の情報拠点「チャレンジバンク(仮称)」創設案の検討を行いました。
事業所内就労支援ワーキングチームでは、社会資源紹介のパンフレット作成の具体案について検討しました。また、圏域内で障害のある方を雇用している企業のDVD鑑賞なども実施しました。
6/29(打ち合わせ会)
・次回以降の部会での取り組み、テーマについて議題の整理を行いました。
7/15
《一般就労グループ》
・実習や職場体験ができる企業の情報収集について
・企業向けのパンフレットやリーフレット作成  等
《事業所内就労グループ》
・資源紹介冊子について議論してきましたが、協議会全体で資源冊子を作成することになり、一旦活動を休止し、検討課題が発生した時点で招集する事になりました。
9/2
・職場実習先の新規開拓について議論しました。企業開拓を課題としている委員の意見が多く、今後は具体的な進め方について検討していくことになりました。
10/14
・ハローワーク下市にて端末機をお借りして、地域内の企業求人票の検索作業を行いました。訪問予定企業を絞り込み、職場実習協力企業の開拓用訪問先リストを作成しました。10/27日には、2グループに分かれて第1回職場実習企業開拓を実行することが決定しました。
10/27
・「職場体験実習のお願い」という企業訪問用のリーフレットを作成し、2グループに分かれて、地域の企業開拓に向けローラー作戦を実行しました。今回は、大淀町と五條市の企業を中心に実施しました。結果、新規協力先企業1社を含め、数箇所の企業や事業所が協力していただけるとの情報を得ました。企業開拓に参加した委員の中には、初めて企業訪問する方もいて、実習協力先開拓の目的以外にも、今後に向けた貴重な体験の機会になりました。今後は、継続的な取り組みにするための方法、開拓後の企業情報をどのようにして共有するのか、実習を受けいれることで企業側にどのようなメリットが得られるのか等について検討していく予定です。
11/18
・前回の職場実習企業開拓の結果報告と今後の実習の進め方について
・2回目以降の企業開拓の準備等について
・下市ハローワークより・・11月より、障害者専門支援員が一名配置されました。
12/16
・部会参画事業所から、部会の取り組みで実習先開拓をした企業への実習体験者の報告がありました。報告を経て、今後の企業開拓の方針についての議論を行いました。結果、企業開拓は継続して行う。但し、受け入れ先に対しての説明は、実習受け入れ企業のリスト作成に対し協力依頼することを前提で行い、許可を得てパンフレットに企業名を記載していくことに決定。実際に対象者がでてくれば、リスト先の企業と話を進めていくことになりました。
→1月には、2グループに分かれて企業開拓を実施する予定です。
1/18,25
*職場実習企業開拓・・18日と25日2班に分かれて企業開拓を実施しました。18日は橿原方面、25日は御所方面と、南和地域からは少し足を延ばしながら行いました。協力先も数件獲得し、実習協力企業のリスト作りにも反映できつつあります。
1/20
*ハローワークから、働く障害者の実態から見えた個別についての課題提起があり、対応方法について委員間で議論しました。
*職場実習企業開拓については、今後も継続して実施していくことになり、将来メンバーが変わっても共通認識のもと実施できるようにと、マニュアルつくりを行うことに決まりました。
2/17
・ 職場実習企業開拓の報告及びマニュアル作成について
・ 部会の今後の方向性について
・ 企業との懇談会・・地域内の企業担当者にお越しいただき、障害者就労の在り方などについて意見交換を行いました
3/17

・なら就業・生活支援センターコンパス 小島センター長講演

「奈良市地域自立支援協議会就労支援部会の取り組み状況、及び奈良県の障害者就労の現状について」

・五條・吉野就労支援部会の来年度の方向性について

生活支援部会
4/23 
・社会資源紹介のパンフレット作成や、サービスに繋がっていない当事者・家族へのアプローチ方法などについて意見交換が行われました。
9/15
・奈良総合法律事務所佐々木育子弁護士(圏域担当弁護士)にお越しいただき、権利擁護支援についての勉強会を行いました。個別事例を用いて、法律相談や、困難事例へのアプローチ方法について分かりやすく説明していただきました。地域への周知や理解を深めていくため、今後も定期的に法律相談会を開催するなど、様々な意見交換がありました。

資源紹介情報冊子検討委員会発足
7/22
・協議会に参画している全ての事業所、メンバーの方に呼びかけをし、情報冊子作成の検討委員会を発足しました。10数名の方の参加希望があり、協議会全体の取り組みとして地域の社会資源の情報収集等を行っていくことになりました。また、情報収集エリアを南和圏域全域に拡充することになり、皆さんのご協力を得ながら、当事者やご家族にとって分かりやすい物を作っていきたいと思います。
9/1
・2回目の検討委員会が行われました。冊子は、就学前~学齢期と、成人期の資源紹介を分けた2部構成にする事で方向性が固まりました。
3/15
・冊子の構成もほぼ終わり、最終チェックを行う予定です。全圏域対象の冊子構成になっています。この冊子が一人でも多くの方の手に渡り、情報提供できると嬉しく思います。
4/6 
パンフレットの最終案が完成し、4月下旬頃から南和圏域内事業所等に配布予定です。この冊子がどれぐらいの人の手に渡るのか本当に楽しみです

 

十津川村地域自立支援協議会  組織図   50KB

5/22
・精神障害者の地域生活支援について
・サポートブック「ひまわりノート」の最終チェック
・就学支援をしている児童の近況報告と、今後の支援体制について
以上のテーマで熱心な議論が行われました。
7/3

       
     (グラウンドへのスロープ)                   (保育所と小学校の架け橋)

 
   第2回十津川村地域自立支援協議会が行われました。十津川村では、昨年から、一人の肢体不自由のある子どもの支援について検討してきました。就学のテーマでは、当初は、地域の小学校での受け入れ態勢を前提に検討していたため、現在そのための設備整備も進められています。

4月に、特別支援学校の入学式が自宅で行われ、現在は、特別支援学校の訪問教育により、週3回自宅で授業を受けています。そして、多くの方の協力があり、「もう一つの入学式」として、地域の小学校の入学式にも他の子ども達と一緒に参加し、名前もしっかり呼んでいただくという素敵な配慮があり、感動の入学式が行われました。
 7/3は、バリアフリー化のために整備していた保育園と小学校を結ぶ連絡橋やスロープが完成したので、特別支援学校の担任の先生を含め、協議会参加者全員で小学校を見学し、教頭先生から丁寧に説明を受けました。将来の受け入れも可能にした素晴らしい架け橋が完成し、特別支援学級が設置される予定の教室も整備されていました。そして、一年生の教室には、本児の名前が貼っているタオル賭けや、ロッカー、くつ箱もありました。また、玄関には一年生の児童一人ひとりが書いたメッセージがあり、毎月書き換えて、友達みんなが一緒に通学できる日を心待ちにしている様子が伺えました。一年生担任の先生の温かい配慮で、いつも忘れないようにメッセージを発信しているとの事です。
2学期からは、小学校への交流教育も始まる予定で、同級生と一緒に学べる機会が待っています。
「日本一人に優しい村、十津川村」を実感した、とても気持ちのいい、嬉しい一日でした。


(十津川村三村小学校のこども達からのメッセージ)

 8/20
 (1)精神障害者家族会(山吹会)との意見交換
 (2)重度肢体不自由児の支援体制
 (3)サポートブック「ひまわりノート」について
*今回は、山添村自立支援協議会の事務局、委員の方が傍聴されました。協議終了後、山添村と十津川村による意見交換会があり、互いの情報交換等が行われました。
10/2 事務局会議
10/8  こだまの里にて開催予定でしたが、大型台風18号の影響で中止になりました。
 11/27   十津川村地域自立支援協議会
1.地域自立支援協議会運営機能強化事業・・先進地視察について
2.今後の協議事項について・・各委員より課題提示し、事務局にて整理していく
2/10
<1>精神障害者当事者会D&Pとの意見交換・・今回は4名の当事者の方にお越しいただき、生活上の困り ごとや不安について一人ひとりお話をしていただきました。
<2>山添村地域自立支援協議会との懇談会・・今回は山添村村長さんをはじめ10数名の関係者の方が訪 問され、人口規模が近い自治体同士の意見・情報交換が行われました。十津川村村長も出席され、当事者との意見交換の機会もあり、今後の地域の目指す方向性について熱心な議論が行われました。



(十津川村地域自立支援協議会・・山添村との懇談会開始前の様子)

2/23~24 先進地視察・・山添村(障害者支援施設セルプたいようの家、どうで)、大阪市東住吉区(どうで事業所)、奈良市(仔鹿園)を訪問しました。
・ 山添村との交流もより深まり、委員の皆さんも大きな刺激を受けておられました。山添村には、中山間地域が目指す、盛りだくさんのアイデアを含んだ、新しい取り組みの実践があります。十津川村でも参考にしていただき、地域性に合った実践に繋がるといいなあと思います。
3/24

・H21年度の総括

・H22年度の活動方針

・精神障害者への支援について

・ひまわりノートの普及啓発について

川上村地域自立支援協議会
3/26

・障害福祉、相談支援事業の年間状況報告

・障害福祉サービスの今後の情報提供の在り方ついて(当事者への情報提供)

東吉野村地域自立支援協議会
 6/24
・委員改正による委嘱式
・知的障害者への個別訪問によるニーズ調査について
・村内の資源開発について
2/16
・今年度、第2回目の協議会が行われました。委託相談支援事業所より、訪問調査による結果報告がありました。今回は療育手帳所持者が調査対象で、生活実態の調査結果が明らかになりました。6つの課題提起があり、ホームヘルプサービス・移動サービス・ショートステイの充実、通所サービスや就労の機会の創出、現在入所施設を利用されている方の意向などについて議論が行われました。今後は聴き取り調査の対象者を拡げながら、村内の障がいのある方の生活について協議されていく事を期待します。

お問い合せ先:奈良県福祉医療部障害福祉課
〒630-8501 奈良市登大路町30番地
TEL:0742-22-1101(代表)  FAX:0742-22-1814
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