平成21年度

平成21年度 今月のつぶやき バックナンバー

平成22年4月
 

私事ですが、3月末で圏域マネージャーを退任しました。

 自分としては、先月の「つぶやき」が最後の意気込みでしたが、4月も「つぶやく」ことになりました。(笑)4年間の圏域マネージャー業務は本当に充実した期間でした。多種多様な業種の方々との出会いから色々学ばせていただくことが多く、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。書類の整理をしていて、4年間で名刺交換した人は1000人近くにも及び、相談支援は人脈と情報が重要だと改めて痛感しました。

 本来であれば、今後も引き続き活動していくことが職責を全うすることなんだろうと思

いますが、今後は、別の立場から奈良や南和の地域福祉にご協力できればと、それで自分を育てていただいた多くの方々への恩返しになればと思っています。南和圏域は、新しい人材が、自分とは異なる切り口で相談支援体制を充実していくはずと大きな期待感を持っています。自分にはなかった新たな発想や取り組みで、誰もが住みやすい地域に発展していく事を望んでいます。自分もその協力は惜しまないつもりです。

 私は、これからは当事者にもっと近い立場から、皆と一緒にゆっくり歩んで行きたいと思っています。自分が岐路に立ったとき、いつも指針にしている思想が、茨木のりこさんの「自分の感受性くらい」です。ご存知の方も多いと思いますが、言葉の発する重さや深さについて感じさせてくれますね。皆さんも改めて読んでみてください!

ぱさぱさに乾いてゆく心を

ひとのせいにはするな

自ら水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを近親のせいにはするな

なにもかもが下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを暮らしのせいにはするな

そもそもがひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい自分で守れ

ばかものよ

 

*今後は、いつでも開き直れる自分を持った「大馬鹿者」であり続けたいと思います☆
 本当にありがとうございました!!

平成22年3月「なんでそんなに前向きなの? 後ろ向きだと歩きにくいだろ!」
           Byがばいばあちゃん 
               

 流れ星を見て願い事を唱えると夢がかなうと言いますよね。しかし、いつ流れてくるかわからない流れ星を見た瞬間に、自分の夢を言い切るなんていうことは、365日24時間その夢のことを考え続けていなければできません。「夢は見るものではなく、追いかけるもの」で、いつも願い努力していれば、想いが伝わり叶うのかもしれませんね。

 2月の事ですが、夢の祭典「バンクーバーオリンピック」が終わりました。フィギアの高橋選手の生き様や、日本選手の素晴らしい演技、レースなど、数多くの感動的な場面がありました。19歳のキムヨナ、浅田選手が背負う国民の期待、自分との闘いのプレッシャーは、想像を絶する世界です。私は、その中でも女子モーグルの上村選手をとても応援していました。残念ながらメダルには届きませんでしたが、大きな感動を与えてくれました。「なんで一段一段なんだろう!!」というインタビューに共感し涙した人も多いのではないでしょうか(私もその一人です)。それは、上村選手が、夢に向かって人一倍努力し、長い間困難に立ち向かってきたことを多くの人が知っていて、その人間性にも共感できるからだと思います。今回もメダルは取れなかったけれど、それでいて、夢を追いかけることやスポーツの素晴らしさを伝えてくれる人はそう多くはいません。バンクーバーでは、「国民の期待」から、「みんなの願い」へと変化していったからこそ、皆に大きな感動や夢を見させてくれたのだと感じます。スポーツって本当に魅力的ですね☆
 
 私たちも同じ様に「理想の地域つくり」という目標に向かい進んでいます。山の頂も見えない険しい道かも知れません。息が切れそうになりあきらめかけている仲間や、生きづらさを抱えながらもがんばっている仲間達に声をかけながら、また、別のルートから同じ山に登っている同志とも連携をとりながら、垣根を越えて歩んでいければと思います。頂上から見た自分達の足跡や景色はどんなに素晴らしい世界でしょうね☆

 今年度最後の「つぶやき」になりました。地域の関係機関はじめ多くの方との出逢いに始まり、色々ご協力もしていただき、また一緒に地域つくりが出来たこと本当に感謝しています。また、私自身多くのことを学べる機会となりとても嬉しく思っています。今後一つでも二つでも「光」が見えて、「地域に新しい風が吹く」ことを願っています。砂漠がすぐに森になることがないように、「一段一段」の積み上げで、芽が出て花が咲き、やがて大きな実りが実現できるのだと、そんな日が来るといいなあと心から願っています☆
 (長~いつぶやきになりすいません・・笑)


 

平成22年2月「ドン・キホーテ?ハムレット?」

 先日、ある事業所の方と同行していた時の話です。その方は、私の仕事のモットーは「明日できることは無理して今日することはない!」「今日できることを精一杯するだけです」とおっしゃられていました。自分を追い込まず、自分自身を大切にし、長く上手に付き合っていくのにいい考え方だと思いました。

 ある説によると、人間はその生き方や物の考え方により、大別して二つのタイプに分かれると言われているそうです。一つはドン・キホーテ型の人間、もう一つはハムレット型の人間があるのをご存じですか?
ドン・キホーテタイプの人は自分の夢を追って生き、思慮はやや浅いが実行力があります。時に被害妄想に陥って常軌を逸した行動に走ることがあります。
反して、ハムレットタイプの人は、すべての物事に慎重で、石橋を叩いて渡るタイプです。頭は切れるが実行力に欠ける点があります。
ドン・キホーテ型はお人好しで楽天家、ハムレット型は臆病で道を歩いていても空から何か落ちてこないかと心配する性質、どちらが良い訳ではありませんが、世の中には双方のタイプの人がいるといえそうです。

 折にふれて、「俺はどっちのタイプかなあ?」と奥さんに聞いてみました。「どっちでもないんちゃう!!」と素っ気なくかわされて答えが返ってきました。結局、「どっちつかずの中途半端な人間」というところでしょうか(笑)。。。まあ、人生ではどちらの考え方も重要だということで納得することにしました。目標は「柳の木のように」です。右に左に振られて一見軟弱そうに見えるが、本当は、柔軟で強い力もしなりでかわし、信念のある決して折れることのない揺るぎない心を持っているということです!!

 皆さんは、どんなタイプですか?

平成22年1月「より良い選択、洗濯とは・・・」

 新年あけましておめでとうございます!
皆さんはどのような年末、年明けを迎えましたか?毎年クリスマス前になるとキリスト教の布教活動をしている方が訪問されますよね。熱心に説明するのを聞いていると、信仰心は素晴らしいと感じます。(私はクリスチャンではありませんが・・)そして、クリスマス当日、息子達はいつになくそわそわしていて、何度も玄関先へ行きサンタさんのプレゼントを待っており、目当てのプレゼントが届くと家中に歓声があがりました。いつまでも、サンタさんを信じる純粋で夢のある子どもでいて欲しいと思うのはどこの家庭でも同じですね。

 そして、我が家では、大晦日は「笑い」で年越しをするのが恒例になりつつあります。家族でダウンタウンの番組を見ながら皆で大笑い、一年の苦労や悩みも吹き飛びました。笑い納めと初笑いで無事に年を越しました。(子ども達は途中で寝てしまいましたが・・)

 政界では、日本の来年度予算案は過去最大92兆円、国債発行額は44兆円を超えるそうです。この国の将来ビジョンは本当に大丈夫なのでしょうか?膨らむ支出と借金大国の行く末は・・・このつけは、近い将来必ず増税となり、国民が負担を強いられることになるでしょう。。。この現象が一時的なものであることを望みます。そして、今後日本はどのような国創りを目指すのか!社会保障は中福祉中負担?国民のコンセンサスは?その選択と舵取りが重要です。政治家や官僚任せではなく、我々一人ひとりがこの国の将来について考え、次世代以降の子ども達にどんな未来や夢、希望を用意できるのかを考えることが、今を生きる私たち大人の責任です。今年のNHKの大河ドラマでは「龍馬伝」が始まりました。もし、この世に坂本龍馬がいれば、現在の日本にどんなアイデアをもたらしてくれるのでしょうか?「日本を今一度、洗濯いたし申し候・・・」、誰もが安心して暮らせる社会の実現が望まれます。
ともあれ、今年も心機一転頑張っていきたいと思います。


平成21年12月「ぼやきは・・ほどほどに??」

 「ぼやき」と言えば、前野村監督の代名詞ですよね!その野村監督が「ぼやき」について説明されていました。自ら「なぜぼやくか分かりますか?」と相手に問いかけ、「理想が高いからぼやくんです。そして、その理想と現実がなかなか埋まらないからぼやくんです」と・・・
 70歳を過ぎてなお現役にこだわり続け、理想を追求された野村監督ならではの名言だと思います。最近、自分自身もぼやきが多くなってきたなあと感じていて、感謝の気持ちが欠けていたり、歳のせいかなと思ったりもしていました。勿論それもあるのだと思いますが。。。

 皆さんは日々いかがお過ごしですか?ぼやくことはありませんか?相談支援など福祉の現場で働いている人は、理想の地域つくりや利用者さんの支援の質の向上を目指し日々励んでおられることと思います。そして、上手く進まない事や、課題の解決法が分からずに悩んだり、ストレスを抱えることも多いと思います。そんな時はみんなで大いに「ぼやき」ましょう!!
ちなみに、うちの奥さんが自分に対して日々ぼやいているのは、理想が高いからなのかなあ???

*早いもので今年も年の瀬を迎えましたが、皆さんにとってはどんな一年でしたか?
2010年が皆様にとって幸多き年でありますよう願っております。
良いお年をお迎えください☆



平成21年11月 「ちょっと損をする気持ち」
 

今回は、聖書の話を少し・・・
皆さんはイエスの弟子のベテロを知っていますか?あるときこのベテロがいいました。
「イエス様は人を許してあげなさいというけれど、誰かが私に意地悪をしたり、嫌な事をしたら、いったい何回まで許してあげればいいのですか?7回までですか?」そう聞きました。
皆さんは何回までなら、人に嫌な事をされても許せますか?
2回、3回、または5回の人もいますか?若しくは1回でも許してあげないという人もいると思います。7回も許すのは大変な事です。でも、イエスは、7回じゃなくて、ず~っと許してあげなさいとベテロに言ったのです。その後イエスは、ベテロに対し、とある国で王様の家来が勝手に使い込んだ多額の借金を王様がすべて許したという話をされたそうです。王様は家来から6000億円もの損をしてもこの家来をかわいそうに思って許してあげたのです。しかし、なんとこの家来は、その後、1万円も損をしたくなくて、お金を返さなかった友達を許せずに牢屋に閉じ込めた・・というお話です。一人ひとりが寛大な心を持ちながら、少しずつ損をするような気持ちでいればみんなが幸せになれそうです。そんな気持ちで、子どもや若い人たち、大人もボランティア活動などに参加する 。。。そんな「ちょいボラ」と「ちょっと損をする気持ち」、「人を許せる気持ち」が現在社会にはとても大切だと思います。「いい町つくり」に反対する人なんていないですよね!「ITネットワーク」よりも、「ヒューマンネットワーク」の輪が広まっていく事を望んでいます。また、ある精神科医は、「寛容性について」こう論じています。
「愚か者は、許さず、忘れない」 「単純な者は、許し、忘れる」 「賢者は、許し、忘れない」
許して、受け入れることって難しいですよね。皆さんはいかがですか?

平成21年10月 ~がんばれ、日本の子どもたち~

 
秋といえば、お祭り、運動会の季節ですね。9/26日、我が家でも保育園と小学校の運動会がありました。同日開催という不運もあり、夫婦別々に子どもの応援に行きました。私は小学校の運動会、妻は保育園という役割分担で参加しました。長男が通う小学校は、全校生徒が1300人を超える県下一のマンモス校です。私は田舎で育ったこともあり、全校100人程の小さな小学校で、小規模な運動会の和気あいあいとした雰囲気がとてもいい思い出として残っています。

 長男は初めての小学校の運動会で、規模が大きくなると、子どもの出場種目も少なく、応援の保護者も溢れかえり、どうなるのだろうと思っていました。当日、私の帰宅が遅くなり、夜中の2時頃学校前を通ると、既に校門前で席を取っている保護者もいたほどです。(お父さんご苦労さま!!)

 運動会は、子どもがどこにいるか分からない開会式から始まり、少し不安になりました。しかし、1学年全員での演技などはとても奇麗で、一人ひとり一所懸命頑張っている姿を見ていると大きな感動を覚えました。また、応援合戦は人数が多くてとても迫力があり、全員を統率するのも大変だと思いました。先生方や上級生を中心に熱心に練習したのが伺えてこれまた感動的(最近良く感動します☆)で、将来の日本を背負う子どもたちの姿がとても頼もしく思えた一日でした。ちなみに、うちの息子も楽しみながら参加していてホットしました。


平成21年9月 「あついのがすき??」

 8/30(日)、日本列島が衆議院選挙で揺れた日の夜、私は万博公園にいました。ウルフルズの夏の恒例イベント「ヤッサ」に参加していました。今年で11回目、妻と一緒に殆ど毎年参加しています。(ちなみに奥さんは11回皆勤です)。

 実は、残念ながらこのライブも2年続けて行けなかったのですが、今年は絶対参加するつもりでした。ところが、5月頃に妻から「あんたの分のチケット取ってないよ。行くつもりやったん!!」と宣告され、大ショック!!仕方なく気を取り直して来年参加しようと思っていたところ、「今年のヤッサでウルフルズ活動休止!!」の知らせが。。。「なんという不運!」「最悪のシナリオ!」

 そんなこんなで殆ど諦めていたライブ前日の夜、知人から、「チケット一枚余ってて、誰か行きませんか?」と声をかけられるという「偶然」「キセキ」が起こりました。これは「シンクロニシティかも(先月の続き)・・【必然だ】」と勝手に思い、急遽、子ども達を義父に預ける準備をして参加できました。(お義父さんお世話になりました。。。)

 そして、ライブは最高でした。私の魂と心を揺さぶられ、多くの勇気と元気を与えて頂きました。勝手ながらも同世代を生きてきたメンバーの人達の情熱と心意気に共感しながら、感動で胸がとても熱くなりました。この「活動休止」の決断に至るには様々な葛藤や悩みがあったことと思います。メンバーの心も身体も、もう新しいものを創り出せないくらいに疲れているとの事です。「誰でも疲れたら休めばいい」「ゆっくり休んで、また歩き出せばいい」のだと思います。近い将来、元気な姿で復活し、私達を再び勇気づけて欲しいと思います。

~ウルフルズ、バンザイ~



平成21年8月 「シンクロニシティ」

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十津川ほのぼのサロンの様子

 最近、「意味のある偶然」というのに遭遇することが多いなと感じています。例えば、とある会議で20数年ぶりに昔の恩師と偶然再会したり、こんな事が起こればいいなあと思っていたことが不意に実現するといったことがありました。

 皆さんは、「シンクロニシティ」ってご存知ですか?スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングは、世界に溢れるこの「意味のある偶然」に注目し、世界で初めて論文を発表しました。「シンクロニシティ」はユングがつくった言葉で、直訳すると「共時性原理」、“意味のある偶然の一致”のことです。世の中には、日常でも、科学では説明のつかない不思議な偶然がたくさんあります。皆さんも経験はないでしょうか?例えば「噂をしていた人が突然現れた」「遠い旅先で知人に偶然出会った」「必要としていた物が貰った」「頭で考えていたことを、隣りの人が急に話し始めた」「自分で買ったり、人から貰ったりして、同じ物が集まった」等、数えだしたら切りがありません。しかし、こんな日常の些細な偶然から、歴史的事件や、勘・予知などの直感、超能力的なもの、また、地球が存在する偶然も実は同じ種類の秘密から成り立っている、という事なのです。

 私達も人と人のつながりの中で仕事をしており、不思議な出会いがたくさんあります。不思議な出来事とは、むしろ、「必然なこと」と考えていいのかもしれません。また、「シンクロニシティ」は、日本語で例えると「縁は異なもの味なもの」というところでしょうか。これからも、「意味のある偶然の一致」に数多く出会える事ができればと思います。人と人をつなげる細い糸を、より太く、強くしていく事が、“ネットワークつくりの真髄”といえるのかもしれませんね☆


平成21年7月 「ときめ木」

  最近、学校関係(幼、保、小、中学校)を訪問する機会が多くなりました。授業参観に始まり、児童や先生と一緒に給食を食べたり、先生や保護者との勉強会を実施したり、とても有意義な時間を過ごしています。また、田舎の学校を訪れると、まだ昔の雰囲気が残っており、自分の子どもの頃を思い出し、何か懐かしい感覚にもなり、私の心も癒してくれます。
  ところで、皆さんは「トキメ木」の話って知っていますか?人と人の間には「トキメ木」という気が立っていて、それには、どちらかが「水」をあげなくても、与えすぎても枯れてしまうそうです。その「ときめ木」がいきいきしていると、いつまでもときめいているという「魔法の木」なのです。恋愛関係の男女や、夫婦、友達、仕事など、様々な環境の中で、人と人はより良い関係を保ちながら暮らしています。普段からお互いを思いやる気持ちって大切ですよね。
  最近の私は、仕事から帰ると、妻から「泡のでる水」を与えてもらい、それが元気の源になっています。ちなみに妻が一番元気になる「水」は・・・おカネ???(笑)
   そして、うちの子ども達はというと、「ガチャガチャ」がブームで、「動機付けの水」にもなっています。コインを入れて、カードや玩具がコロンと出てくる「あれ」です。
   ちなみに皆さんはこれを何と呼んでいましたか?自分の中学時代に少し話題になった事がありました。「ガチャガチャ」が少し南の地域に行くと、「ガッチャンコロコロ」になり、更に田舎に行くと、「ガッチャンコロコロコロリンコ」と、出てくる様子まで説明するというなんとも丁寧な言い回しに変わるのです。「ほのぼの」とした風情を感じる話でした。。。 


平成21年6月 「応援」

 5月のある週末に、テレビで、ドラマ「ROOKIES」の再放送をやっていて、なんとなく観ていたのですが、完全にはまってしまいました。早速レンタルに通い、最初から観たのですが、毎回感動的で泣けました。ご存じの方も多いと思いますが、高校野球で不祥事を起こした学校が、佐藤隆太さん演じる熱血監督によりメンバーが立ち直り、一度あきらめかけた夢「甲子園」を再度目指すというストーリーです。もともと単純な性格の私にはハマリ物でした。先日、子どもと一緒に映画完結編「卒業」も観てきたのですが、またまた泣けました。その中のドラマの一場面で、監督が「俺は、あいつらの夢を最後までずっと応援してやるつもりです!」というセリフがあって、それを聞いていると、自分達の仕事や役割とよく似ているなと感じました。相談・支援は、相談(夢や希望、思い)を受け止めて、支援(応援)することですよね。自分は、ちゃんと応援出来ているかなあと思いました。みなさんは、いかがですか?人の夢や可能性、人生を応援(支援)できるこの仕事は、本当に素晴らしいと思います。ずっとそう感じながら頑張っていけるといいですよね☆

平成21年5月 「回り道」

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愛媛県四国中央市富郷町津根山

 GWに家族旅行で四国に行きました。愛媛県四国中央市富郷町を訪れると、津根山という所があります。新緑のこの時期に、3年程前から山肌に日本列島の様な光景が見られるようになったそうです。自然にできたもので、観光客の話題になっているとの事です。自然が創り出す現象は、神秘的で本当に不思議です。そして、自然の偉大さにも感謝の気持ちが湧いてきますね。

また、日常でも、普段車で通っている道をゆっくり歩いてみると、全く別の景色に感じたり、新たな発見をする事があります。急いで通り過ぎたり、近道だけを探したりしていると気づかないことが、回り道や遠回りをする事で見えたり、新しく発見できる事も多いように感じます。時にはゆっくり歩いてみたり、回り道をしてみてもいいかもしれませんね☆

*豆知識・・・気候も良くなり、皆さんもバーベキューをする機会も多いのではないでしょうか?そこで、簡単に火をおこせる方法を伝授します。
準備物:炭、ティッシュペーパー、サラダ油、アルミホイル
方法:まず、コンロに炭を入れ、サラダ油を浸したティッシュペーパーに火をつけて上に置き ます。そして、アルミホイルをかぶせて10分程たつと、炭に火がついています。驚くほど簡単なので、皆さんも是非試してみてください。(少し煙が出るので、周りに注意が必要ですが・・・)

 


平成21年4月

  「一期一会」・・言葉の意味は、茶道の精神性を説いた用語の一つで、今日の一会は生涯に二度とない会と思い、主客ともに親切、誠意を持って交わることが肝要であるという心得を教えたものという事で、皆さんもよくご存じのことと思います。

 

4月になり、南和圏域の名所「吉野山の山桜」も、きれいな桜色で山一面を染め、本格的な春の訪れを感じさせてくれています。「サクラ」は日本の国花でもあります(皆さんご存じでしたか?)。
 そして、春は出会いと別れの季節ですね。私もこの3月は、公私共に多くの別れを経験しました。出会いは別れの始まりだといいますが、親しい人や、お世話になった人との別れは、仕事、プライベートともに本当に寂しいものですね。「またやればいい!」「明日言おう!」「今度行こう!」と先延ばしにすることで、後悔することは本当に多いです。そして、別れは突然訪れることもあります。「あしたやろう~」は、「バカやろー」です。「今できること、思ったことは、今やろう」後悔は少ない方がいい・・・

人生は、長い地球の歴史から見れば、瞬きをするくらいの一瞬の出来事なのかもしれません。その限られた時間と環境の中で、「自分に今できること」「与えられた役割」は何かを考え、精一杯実践していくことがとても大切だと感じています。

4月は出会いの季節です。皆さんも、様々な場面で、多くの人と出会い、新しい体験・経験をされることでしょう。そんな素晴らしい出会いに期待し、今年度も「心機一転」頑張っていきましょう。私も「出会い」や「時間」を大切に、「前へ、前へ、一歩ずつ進んでいきたい」と思います。一日一日大切に生きていきたいものですね☆

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