原水池

原水池

(げんすいち)

原水池写真

 ダムから流(なが)れてきた水は、接合井(せつごうせい)で、粉末活性炭(ふんまつかっせいたん)をいれられた後(あと)、ようやく桜井浄水場(さくらいじょうすいじょう)にやってきます。

 浄水場(じょうすいじょう)に入(はい)ってきた水は、まず原水池(げんすいち)という池(いけ)に、ためられます。写真(しゃしん)に写(うつ)っているのが原水池(げんすいち)です。原水(げんすい)とは、きれいになる前(まえ)の水という意味(いみ)です。

 原水池(げんすいち)に原水(げんすい)をためておくことで、ダムから流(なが)れてくるより多(おお)くの原水(げんすい)が必要(ひつよう)になった場合(ばあい)でも、原水(げんすい)が足(た)りなくなることを防(ふせ)ぐことができます。

 原水池(げんすいち)には、19,600m3(りっぽうメートル)の原水(げんすい)をためることができます。この量(りょう)は、小学校(しょうがっこう)のプールで、50杯(はい)以上(いじょう)になります。