フロック形成池

フロック形成池

(フロックけいせいち)

フロック形成池写真

 混和池(こんわち)で凝集剤(ぎょうしゅうざい)を入れられて、よくかき混(ま)ぜられたた水は、フロック形成池(けいせいち)に入ります。写真(しゃしん)に写(うつ)っているのが、フロック形成池(けいせいち)です。

 フロック形成池(けいせいち)は、凝集剤(ぎょうしゅうざい)の力(ちから)が働(はたら)くところです。フロック形成池(けいせいち)の中では、大きな羽根が、ゆっくり回(まわ)りながら、水をかき混(ま)ぜています。写真(しゃしん)の下のほうに、羽根(はね)が薄(うす)くみえています。

 混和池(こんわち)でできた、汚れ(よごれ)のちいさなツブツブは、ゆっくりかき混(ま)ぜることで、おたがいにぶつかりあいながら、だんだん大きな汚れの塊(よごれのかたまり)になっていきます。あまり速(はや)くかき混(ま)ぜると、こんどは、汚れの塊(よごれのかたまり)が、壊(こわ)れてバラバラになるので、調整(ちょうせい)しながら、ゆっくりかき混(ま)ぜます。

 浄水場(じょうすいじょう)に入ってくる前(まえ)に、粉末活性炭注入設備(ふんまつかっせいたんちゅうにゅうせつび)で入れた、粉末活性炭(ふんまつかっせいたん)は、ほかの汚れ(よごれ)といっしょになって、塊(かたまり)になっていきます。