つぶれない働き方

作成日:平成25年12月25日


働く女性応援講座 開催日:平成25年11月9日・16日・30日(土)

つぶれない働き方
~職場でのコミュニケーションをスムーズに~

講師: 舟橋正枝氏  産業カウンセラー セクシャルハラスメント・パワーハラスメント防止コンサルタント
    

            

第1回目 職場の人間関係でつまづかないために
     ~とらわれた感情を手放す~
11月9日(土)14:00~16:00

 一日の大半を過ごす職場。そこでは様々な人間関係や出来事があります。私たちの悩みはある人や出来事の悪い面に注目することで生まれます。しかし、悩みのきっかけとなった人や出来事にも良い面はあります。
 悩んでいる最中は、視野が狭くなり、別の面を見ることができなくなります。そこで、悩みを客観視するために、グループになって自分の悩みを話し、その話を別の人が「自分の性格」「相手の性格」「出来事」に分類して書き出し、それぞれの良い面・悪い面を考えるワークをしました。話すだけではなく、文字にすることで悩みから距離を取る練習になりました。 
 
(参加者の声)
・グループで話すことで自分を客観的に見ることができるようになった気がする。
・普段は人の話を聴いてばかりなので、自分の話を聴いてもらえて良かった。
・悩みを可視化させると分かりやすくなることに気づいた。
 


第2回目 自分を守るセルフケア ~ストレス対処法~
11月16日(土)14:00~16:00

 今回は悩みをためないための具体的な考え方や方法を学びました。
 出来事をどのように考えるかで、生まれる感情の快不快が変わります。そこで、自分の悩みを「出来事」と「考え方」と「感情」に分けて書き出し、「考え方」を「より楽になる考え方」に変える練習をしました。
 また、言いたいことが言えないとストレスがたまります。自分も相手も尊重しながら、自分の気持ちや考えを表現する方法を学びました。それはIメッセージといって、「私は~と思う」というように「私」を主語にして話す方法です。
 そして、悩みから生まれるマイナスの感情に流されずに気持ちを切り替えるには、こまめに深呼吸やストレッチをするのが有効です。
 以上の方法は普段の生活の中で使うことで身につけることができます。

(参加者の声)

 ・ワークすることで客観的に見ることができると、考えが広がるのが実感できた。
・講座で学んだIメッセージを始めて、周囲との人間関係を築いていきたい。
・みんな辛い思いをしながら頑張っているのが分かり、自分だけではないと思えてよかった。



第3回目 あなたが働く意味は何ですか?
     ~価値観のチェック~
11月30日(土)14:00~16:00

 人間関係で悩んでいる時は、自分には状況を変える力はないと思ってしまいがちです。そこで、グループになって、「私が今までしたこと・今しつつあること」を話しました。違う年代の人が様々な状況の中、状況を変えるために皆なにか行動していることを知り、小さなことでもできることはあると気づきました。
 また、行動するとき一般的に良いと考えられていることをしても、自分の気持ちが納得していなければ、かえって違和感が残ります。そこで、自分の気持ちを正確につかみ、気持ちに添って行動する練習を重ねると、気持ちと行動が少しずつ一致してきます。
 職場で良い人間関係を築くために、目標と現状を比較し、そのギャップを埋めるために、自分が何をするかを考えました。「Iメッセージ」や「ストレス対処法」や「考え方を変える」など、この講座で学んだことをヒントに、これから自分が身につけたいことを手近な目標としました。
 3回の講座を通して、悩みに振り回されず、状況を変えるために行動する具体的な方法を学びました。
 

(参加者の声)
・不安を抱えながら行動することも大切だと思った。
・いろいろな世代の女性の話が聞けたので参加した甲斐があった。
・講義とワークがあったので、心と体の両方で身についたと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



講座風景

 


▲講座・イベントTOPへ

▲はたらく女性応援サイトならTOPへ

お問い合わせ

女性センター
〒 630-8216 奈良市東向南町6
女性センター TEL : 0742-27-2300