毎日を気持ちよく働くためのコミュニケーション講座

 

                         作成日:平成26年11月27日



 働く女性応援講座Ⅲ 
 開催日:平成26年10月18日・25日・11月1日(土) 

 
 毎日を気持ちよく働くための 
  コミュニケーション講座
 

 講師: 横山 由紀子氏  コミュニケーション・サポーター 


仕事をする中で、自分の意見はキチンと伝えたいけれど、余計な摩擦は起こしたくない。
毎日を気持ちよく働くためのコミュニケーションについて、コミュニケーション・サポーターの
横山由紀子さんを講師にお招きして、3回連続講座を行いました。

                           
                               講座風景                      

第1回目:平成26年10月18日(土) 14:00~16:00
     ~職場で程よい距離感を保つために~

1回目は、コミュニケーションを取る前の関係作りの大切さと、違和感が残る会話の原因を探る考え方を学びました。
コミュニケーションで大切なのは、何を言うかではなく、誰が言うかです。まずは相手と自分の間に心の橋を架けて、自分の言葉が相手に届きやすくなるように準備します。そのためには、こまめな挨拶が有効です。
次に、なにかズレていると感じる会話について分析しました。会話している人が互いに期待している態度で相手から反応が返ってくると、会話はスムーズに進み、互いの心の距離は近くなります。反対に、お互いが期待した態度で相手から反応が返ってこない場合はズレた会話になり、互いの心の距離が遠くなります。会話をしている時、自分が相手にどういう態度を期待しているか、相手は自分にどういう態度を期待しているかを図に描いて考えました。相手とどんな関係を作りたいかによって、自分の態度を選ぶことができます。


(参加者の声)
・理論だけでなく実践を教えてもらえるのでスキッとした。
・丁寧な言葉で返していれば問題ないと思っていたが、相手が望む型で返してもよいことを知った。
・人との関係で、自分がどうしているのか、どうしたいのかが分かった。


第2回目:平成26年10月25日(土) 14:00~16:00
     ~「あなたの意見はわかった」と言ってもらうために~

2回目は、相手の話を聴くことと、相手に上手に意見を伝える方法を学びました。
相手になにか伝えたい場合、まずは相手が人の話を聞くことが出来る状態を作ります。そのために先に自分が相手の話を聴きます。話を聴く時に大切なのは、相手の気持ちを受け止めることです。
相手が人の話を聞くことが出来る状態になってから、相手が受け取りやすい言い方で話します。「私」を主語にして話すと、相手は責められた感じがせず、受け取りやすくなります。また、質問をするときも、失敗の原因を追求する言い方よりも、今回の失敗を教訓に、これからどうしたらよいかを相手が考えられるような質問をする方が、お互いに前向きな気持ちで話し合えます。

(参加者の声)
・本では学べないことを学べた。
・いつも相手を責める口調だったことに気づいた
・意識して言い方を変えていきたい。


第3回目:平成26年11月1日(土) 14:00~16:00
     ~意見の合わない人とも気持ちよく働くために~

3回目は、「対立」の良い面と、対立が生じた時の対処法を学びました。
意見の対立は悪いことではありません。自分と考えが違う人がいるから、考えが広がります。自分が当たり前だと思っていることでも、相手にとっては当たり前ではないことがあります。だから、相手が理解出来るように伝えることが大切です。
意見が対立した時に人がとる行動には回避・押付・服従・妥協・win-winという5つのパターンが有ります。多くの人は1つの行動パターンを繰り返す癖があります。しかし、行動の選択肢は5つ有るのだと知っていると、状況によって使い分けることができます。

3回の講座とも、理論を日常に生かせるようグループで練習する時間があり、実用的な内容でした。

(参加者の声)
・今後に役立てたい。
・対立した時の選択肢が5つ有ると知り、1つだけでも実践してみたい。
・仕事だけでなく家庭でのコミュにケーションにも役立つ内容だった。

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