植物機能に関する研究

    県内農産物のブランド化を目指して、植物機能性の評価を行っています。

奈良県特産品の成分分析と調理・加工法の開発

 大和野菜のうち機能性の高い品目について調査、その中から、‘片平あかね’に血栓溶解活性、‘結崎ネブカ’に高血圧抑制効果がある可能性を見出しましたが、現在、近畿大学と共同で研究をさらに進めています。
  写真1 写真2 ‘結崎ネブカ’の出荷調製残渣(写真1)から抽出された血圧関連の酵素を阻害する活性成分を含む物質(写真2)
 

 【写真1】

 【写真2】


柿葉を利用した後発酵茶の開発に向けた課題解明

 
 柿葉の有効利用のため、機能性向上を目指した後発酵茶の開発を行っています。
  
写真3

 柿葉の後発酵茶(微生物発酵)の試作品

農産物の機能成分の分析

 農畜産物ブランド認証制度に機能性成分および栄養成分を利用できるかを検討するため、県内産カキのビタミンCおよびイチゴのアントシアニン等の分析に取り組んでいます。  
         柿イチゴ分析  カキ(ビタミンC)、
イチゴ(アントシアニン)の分析