管理者:奈良県県土マネジメント部
 
  白川ダムは、一級河川大和川水系高瀬川の支川楢川にある農業用の白川溜池(アースダム)の堤体を4.5m嵩上げし、堤高
  30m(既設25.5m)堤頂長516m(既設261m)に改築した治水ダムで、従前の農業用水貯水容量(86万m3)、および取水機能を
  損なうことなく、新たに洪水調節をおこなうための治水容量(50万m3)を確保し、高瀬川・楢川流域の洪水調節をおこないます。
  

1.洪水調節




 ダム流域における日雨量204mmのとき基本高水流量80m3/sのうち55m3/sを分流堰からダムに貯留し、25m3/sを流下させます。また、楢川の基本高水流量20m3/sのうち15m3/sをダムに貯留し、5m3/sを放流することで下流の洪水を防ぎます。



2.農業用水




 大和郡山治道地区、および天理市櫟本地区を主とする農地約550haのかんがいを目的として、86万m3の容量を確保します。



ダ  ム

貯 水 池



  河川名

   一級河川
   大和川水系高瀬川
   (間接流域)
   楢川(直接流域)

  天端幅

8.0

m



  位置

   左岸:天理市岩屋町

  湛水面積

0.18

km2



   右岸:天理市和爾町

  総貯水容量

1,560,000

m3



  地質

   第三紀~第四紀の
   白川池累層

  有効貯水容量

1,360,000

m3



  型式

   均一型アースダム

  洪水調節容量

500,000

m3



  堤高

 嵩上4.5m 30.0m

  農業用水容量

860,000

m3



  堤頂長

516.0

m

  計画堆砂容量

200,000

m3



  堤体積

850,000

m3

  設計洪水位

121.30

m



  新規盛立

540,000

m

  サーチャージ水位

120.30

m



  法面勾配

    上流 1 対 3.0
    下流 1 対 3.0

  常時満水位

117.30

m



  堤頂標高

123.50

m

  最低水位

109.10

m