
平城遷都1300年祭のメイン会場である平城宮跡会場の西側を流れ、平城京の時代、「西の堀河」と呼ばれて舟運を担っていた秋篠川において、舟下りイベント(舟運復活社会実験)を開催し、平城京から西の京まで乗船しました。
運行に先立ち、9月11日に試験運行を実施し、乗船された方々にアンケートを行ったところ、乗船者の9割が「楽しかった」と感じておられ、舟下りを楽しいと感じた方のほとんどが「舟下りそのものに観光資源としての魅力がある」もしくは「周辺史跡の観光資源の魅力向上に繋がる」という回答が得られました。
また、乗船者全体の約8割の方が、「舟運を体験したことで河川と触れあう機会を増やしたい」と感じておられることから、観光資源としての魅力向上を検討するとともに、河川環境への関心を高め、河川愛護意識の醸成に取り組んでまいりたいと思います。