
新年のごあいさつを申し上げます。
今年は、古事記成立1300年の古事記成立イヤーです。本居宣長「古事記伝」の中で、「凡て世(よの)間(なか)のありさま、代々(よよ)時々に吉善事凶悪事(よごとまがごと)つぎつぎに移りもていく理(ことわり)は、悉(ことごと)に此(こ)の神代の始の趣に依るものなり」という言葉と日本書紀の仁徳天皇の紀で、「百姓(おほみたから)貧しきは、朕(わ)が貧しきなり、百姓(おほみたから)富めるは朕(わ)が富めるなり。」という統治の形を表している一節があり、昨年、県が主催した日本と東アジアの未来を考える委員会の講義の一部をご紹介をしました。
古事記発祥の地であります本県にとりましては、ことさら神代の始めを思い出すにふさわしいいろいろな出来事があった昨今でございますので、心を広くやわらかく持って、気持ちを確かにして、いろいろな世の中の吉善事凶悪事(よごとまがごと)に向かっていけたらと思います。 本年もよろしくお願いいたします。
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