7月9日
「人民中国」雑誌社 知事インタビュー 北京で出版されている、唯一の日本語総合月刊誌「人民中国」からインタビュー依頼があり、知事室で取材をお受けしました。インタビュアーは東京支局長の賈秋雅(グー・チィゥヤー)氏です。同誌は、主に中国の経済、社会、観光、日中両国の往来などを記事として掲載されています。
今回の取材では、中国と日本・奈良との交流について、鑑真和上が日本に来られる前から韓半島を通じて交流があったことや、中国との交流は日本の文明の源になったことなどをお話ししました。
今年、上海万博が開催されていますが、奈良でも、平城遷都1300年祭を開催しており、何か不思議な縁を感じます。

7月8日
第21回紀伊半島知事会議を奈良で開催 毎年1回、三重県・和歌山県と奈良県の三県で開催している、紀伊半島知事会議を奈良市の県新公会堂で開催しました。例年であれば、県南部での開催となるのですが、「吉野・高野・熊野の国」の建国宣言を平城宮跡大極殿前で行うため、野呂知事(三重県)と仁坂知事(和歌山県)に奈良市内までお越しいただきました。
会議は、紀伊半島の交通体系、観光振興、医療連携などの共通の課題を討議し、協力・連携関係を築いていくことが目的で、今回は「世界遺産の保全と活用に関する連携」「交通体系の整備促進」「地デジ移行における難視聴世帯の解消」について共同して取り組むことに合意しました。また、地域振興、とりわけ地域おこしや地方分権について、それぞれの取り組みをご紹介いただき、参考にさせていただく点が多々提示されました。今後も三県の連携を深めていきたいと思います。

「吉野・高野・熊野の国」建国宣言をしました 紀伊半島知事会議終了後、平城宮跡大極殿前で「吉野・高野・熊野の国」建国宣言を行いました。建国の父として、野呂三重県知事・仁坂和歌山県知事・私が天平衣装を身につけて参加しました。
この国は、昨年の紀伊半島知事会議で、私から提案させていただき、以後その計画を進めてきました。そして、この度「もてなしと寛容、多様な文化と恵み、癒しと神秘」をテーマに、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」などの観光資源を活用し、地域の活性化を目指すための国家がここに誕生しました。
また、当日は、初代「国のシンボル」に書道家の紫舟さんを任命させていただき、「蘇り」という2文字を力強く揮毫(きごう)していただきました。
今後は、紀伊半島の一体的な発展につながるように、さらに連携して取り組んでいきたいと思います。

7月7日
私学振興大会に出席 県文化会館で奈良県私学振興大会があり、来賓として出席させていただきました。県内の私立中・高校関係者やその保護者約1300人が参加される中、これまで私学学校教育の振興に尽力された功績をたたえ、21名の方々に私学功労者表彰を授与いたしました。
1300年前の奈良は国際交流が盛んで、当時の先進的な技術や仏教、文化などが遣唐使によりもたらされ広まったことを考えると、国際交流として東アジア地域からの留学生受け入れなどを、教育の場でも積極的に取り組んでいただけないかと思っています。

奈良工業会通常総会に出席 奈良工業会の平成22年度通常総会が橿原市内で開催され、出席いたしました。奈良工業会は今年度創立25周年を迎えられます。毎年成績優良な従業員を表彰されており、今年は10名の方が受賞され、私は、「知事賞」を受賞された2名の方に表彰状を贈らせていただきました。
政府月例経済報告によりますと、景気は持ち直してきているということですが、失業率は高水準で推移しており、依然厳しい状況にあります。1300年前、奈良は中国・韓国をはじめとする東アジア諸国との交流が盛んで、さまざまな文化やモノが入ってきました。その中から「奈良三彩」や「奈良筆」などに代表されるよう、独自の工夫で新たなモノを作り上げていった「ものづくり」の技術があります。経済を支える基幹産業との気概をもって、その技術の伝承・普及と人材育成に取り組んでいただき、工業会の益々の発展をお祈りしています。

奈良県医師会総会に出席
平成22年度の奈良県医師会総会が橿原市内で開かれ、お招きいただき出席しました。県民のニーズに沿った安心・信頼の医療を提供するために、これまで医師会の皆さんとも連携して取り組みを進めてきました。救急医療体制をはじめ、医師・看護師不足や偏在など、多くの課題があります。県は、地域医療充実のため、今まで以上に重要な役割を担わなければならないと考えています。
今後も医師会のお力添えいただくことを、心から願っております。
近畿地区レンタカー協会連合会懇親会
奈良市内で近畿地区レンタカー協会連合会の総会があり、お招きいただきご祝辞を申し上げました。昨年度、次期開催地として平城遷都1300年祭が開催される奈良でとの希望が全会一致で決定されたそうで、大変ありがたく思います。
8日は平城宮跡会場などを視察されるとお伺いしました。お天気も梅雨の合間で大丈夫だそうですので、ぜひ、古の都を感じていただければと思います。
駐日各国大使が奈良県をご視察、歓迎のレセプションを開催
各国の駐日大使の皆さまに来県くださるようお願いしていたところ、東アジア諸国やルーマニアなど17か国の大使の方々にお越しいただきました。
来県当日、奈良市内で歓迎のレセプションを開催しました。10月に開催する「平城遷都1300年記念祝典」へのご案内と、今回の視察先以外の奈良の魅力もぜひ体感いただきたいと申し上げました。
今回は2泊3日の視察で、平城遷都1300年祭開催中の平城宮跡をはじめ明日香の石舞台や、明日香小学校で児童と給食を召し上がって交流いただくなど、この機会に奈良の魅力を味わっていただけるよう、さまざまな体験をご用意しました。
視察等でお世話になった皆さまには、この場から感謝申し上げます。
7月6日
三屋裕子さんとお会いしました 三屋裕子さんが知事室にお越しになりました。ご存じの方も多いと思いますが、三屋さんは元バレーボール全日本代表選手で、現在は、日本バレーボール協会理事を務める一方で、スポーツコメンテーターとしても広く活躍されています。お話を伺うと、認知症や寝たきりを防ぐ健康づくりを地域で行いたいとの思いから、2年ほど前から「健康寺子屋」を、まさしくお寺で開催し指導しておられるとのこと。
私も、最近はテニススクールに通っており、時間があればサイクリングなど、運動で身体のリフレッシュを心がけていますので、日頃の健康づくりなどについてアドバイスをいただきました。また、誰もが健康で長生きできるよう、住み慣れた土地で健やかに暮らしていけるよう、どうやってサポートしていくかについてもご意見をいただきました。
7月5日
世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会を開催 奈良には3つの世界遺産があります。4つめの世界遺産として暫定登録された「飛鳥・藤原」遺跡群を登録するため、明日香村・桜井市・橿原市と県が連携して設置している協議会を、奈良市内で開催しました。飛鳥・藤原が明日香立法の4期10年目が始まり、歴史を展示するというテーマで県の観光振興を図りたく、平城遷都1300年祭が終われば、「記紀・万葉」をテーマにプロモーションをしていきたい。また、国際的な理解を深めてもらうため遺跡に多言語の解説板を五カ年で設置する計画などが決められました。他にも、遺跡の保存や管理についての国際シンポジウムについても、内容や効果を検証していくということで、今後の課題となりました。

(あらい)
7月4日
「ならスポーツフェスティバル21」が開幕しました 県民によるポーツの祭典「ならスポーツフェスティバル21」が開幕し、県内各地で様々な競技が行われます。橿原公苑体育館であった総合開会式に出席しました。私も、学生時代サッカーやテニスをやっていましたので、たくさんの方に競技にご参加いただくことは嬉しい限りです。参加された皆さまには、スポーツを通じてお互いの交流と親睦を深めていただければと思います。
また、子どもから高齢者、初心者からトップレベルのアスリートまで、誰もがいつでもどこでもスポーツを楽しめるような環境を創っていきたいと思っています。

橿原公苑野球場(佐藤薬品スタジアム)をリニューアルしました スポーツフェスティバル開会式のあと、橿原公苑野球場のリニューアル記念式典に出席し、地元の社会人野球チーム「大和高田クラブ」と、名門「NOMOベースボールクラブ」の記念試合で始球式をしました。せんとくんにエスコートしてもらってマウンドに立ち、久しぶりに力一杯ボールを投げ込みました。
今回のリニューアルでは、グラウンドの水捌けを良くし、外野に人工芝を張ったのですが、芝生を歩いた感覚が以前の天然芝と全然違いました。
また、球場も「佐藤薬品スタジアム」という愛称になり、10日からは、高校野球奈良県大会が開幕します。今後もスポーツの振興の拠点として、多くの皆さんに親しんでいただき、この球場から野茂英雄さんのようなメジャーリーガーが生まれてほしいと思います。

7月3日~4日
「ERIAリージョナルネットワークフォーラム2010」を奈良県で開催 この度本県において開催されます、「ERIAリージョナルネットワークフォーラム」にご出席される、西村ERIA(東アジア・ASEAN経済研究センター)事務総長、スリンASEAN事務総長をはじめ、東アジア地域各国の皆さまを歓迎するため、奈良市内でレセプションを催しました。西村ERIA事務総長は俳句をたしなまれており、今回基調講演をいただく物理学者の有馬さんも俳人でいらっしゃることもあり、大いに話が弾みました。
翌4日に新公会堂で開催されました、フォーラムでは、パネリストの皆さんが、その成果を発表し、積極的な議論を展開していただいたことは、大変有意義であったと思います。また、西村事務総長から、東アジアの共同意識を高めるために、文化・経済面において貢献のあった個人・団体に贈られる国際賞「奈良コスモポリタン賞」の創設をご提言いただきました。大変栄誉あることと嬉しく思っています。
このフォーラムが、大陸との交流を通して様々な文化・文明を取り入れ、発展させた古人の知恵に学び、地域と未来をつないでいくため「東アジア共同体」の実現に向け、堅密なネットワークを築いていく一助になれば幸いです。

(あらい)
7月3日
東海奈良県人会総会以前、「ふるさとカフェ」にお越しいただいた、森精機製作所の森雅彦社長が東海奈良県人会の会長をされているご縁もあり、総会にお招きいただき、ご挨拶させていただきました。名古屋市内で開催されたのですが、愛知県の副知事が、いつも奈良県人会に参加されており、温かくサポートしていただいているのは、大変ありがたいものと思っています。
東海奈良県人会は、森会長の下、益々活動が盛んになってきているようです。県人会のご発展と、みなさまのご活躍をお祈り申し上げます。

7月2日
交通政策審議会 リニア中央新幹線の沿線の6都府県のヒアリングをするため、国土交通省交通政策審議会の中央新幹線小委員会が東京でありました。
奈良県だけでなく沿線各府県も、大阪までの早期開業を要請しました。私は、奈良駅の設置を強く要望しました。また、かねてから、駅の整備計画や建設費用については、地方公共団体の意見を反映させることが必要だと述べてきましたが、今回も、改めて、強く申し入れをしました。
また、完成後の延伸ルートとして、大阪~伊丹空港~敦賀をリニアでつなぐと、北陸新幹線との組み合わせで、環状新幹線になると提案しました。新幹線が輪でつながると、とても便利になると思います。
デフタ・パートナーズ 原丈人会長との面談 交通政策審議会終了後、デフタ・パートナーズ グループ会長の原丈人さんにお会いしました。原会長には、この5月に開催した「平城遷都1300年記念経済フォーラム」でご講演いただいたのですが、その時お話しいただいた、公益資本主義の考え方に驚きと感銘を受け、もっとお考えを聴かせていただきたいと思い、今回お時間を割いていただきました。
また、今描いている、東アジアの知を結集する「東アジア共同キャンパス」構想についてお話しし、奈良県ができることについても、ご意見をお伺いしました。
7月1日
愛の血液助け合い運動街頭献血キャンペーン 毎年7月から8月にかけて県内各地で実施されています「愛の血液助け合い運動」の一環で、近鉄奈良駅前での街頭キャンペーンに参加しました。赤いはっぴを着て、日本赤十字社やライオンズクラブなどの推進団体の方々といっしょに、ティッシュを配りながら、献血を呼びかけました。
特に夏場は血液が不足しますので、多くの方に、献血にご協力いただきますようお願いします。

6月30日
奈良県信用保証協会理事任命書交付式・感謝状交付式 県信用保証協会の理事を務めていただいた中上専務理事と鉛谷常務理事が退任されました。おふたかたは、長年にわたり中小企業の育成・発展に貢献され、また、戦後最大の世界的な不況の中、県内中小企業の支援のためにご尽力いただきましたことに深く感謝申し上げます。
新たに着任されました吉村理事には、依然、厳しい経済環境ではありますが、中小企業支援のため、力を尽くしていただきたいと思います。
6月29日
奈良県環境保全功労賞の授与 平成11年度に創設されたこの賞は、県内で環境保全活動に取り組み功績のあった個人や団体に贈られます。今年度は、「ECOKA委員会」「NPO法人 ASUKA自然塾」「桜井市大和川上流を美しくする会」「三和澱粉工業株式会社」の4団体が受賞され、知事室で表彰式を執り行いました。
今回受賞された方々のような活動は、県内の環境保全のために、誠に重要で貴いものであります。
日頃のみなさんの活動に感謝するとともに、こうした活動が広がることを期待します。

大阪矯正管区管内篤志面接委員研究会 29日、大阪矯正管区管内篤志面接委員研究会が9年ぶりに奈良市内で開催され、来賓として出席いたしました。近畿各地から来られた篤志面接委員の皆さまは、刑務所や少年院等の受刑者・在院者に面接し、社会復帰も手助けする民間のボランティアで、県内には30名程の方が活動されています。
複雑な課題を抱える受刑者・在院者にとっては、悩み事や人生の進むべき方向を相談できる頼れる存在だと思います。ご挨拶の中では、奈良時代の701年の大宝令で律令国家の骨格ができたことから、日本刑法発祥の時代として、奈良は関係が深いことなどを述べさせていただきました。皆さまのますますのご活躍をお祈り申し上げます。
「ミス納豆」表敬訪問 納豆食推進の親善大使「ミス納豆」の田代さやかさんが、知事室に来られました。
今年は平城遷都1300年ということで、平城京が遷都された「710」年と、納豆「710(なっとう)」の語呂にあわせ奈良への訪問となったそうで、13種類の納豆と納豆友好認定書をいただきました。
私は、大学生の頃に納豆デビューをし、白ご飯に納豆はよくいただきますが、田代さんからは、パンに納豆を乗せて食べる「なっとースト」を薦めていただきました。

県立3病院の病院長との意見交換県立3病院(奈良・三室・五條)の病院長と意見交換をしました。これまでから医療現場の実情等について定期的に意見交換をしてきましたが、医療や病院経営について私と病院長の考え方を確認し合う場として、回を重ねるごとに、目指すべき方向性が一致してきたと感じ、非常に有意義だと思っています。
建て替えを決めた県立奈良病院をはじめ県立3病院それぞれについて、今年度に一定の方向性を示していきたいと思っており、今回は、今後のあり方やそれに向けての取り組む姿勢などを話し合いました。
また、県立病院が県民の皆さまにより良い医療を提供し、信頼していただける病院であるためには、チーム医療の中核である看護師の役割の充実が不可欠であり、例えば、看護師の方を副院長として病院経営に参画していただくことも必要と考えています。
奈良県救急搬送及び医療連携協議会を設置しました 周産期の県外搬送などはかなり少なくなりましたが、依然、通報から病院収容まで時間がかかったりと、まだまだ奈良の救急搬送の現状は全国に比べよくありません。そうした問題を解消し、病院に的確に搬送できるよう一定のルールを検討・策定するという目的で、医療機関だけでなく消防機関とも連携した協議会を設立しました。
第1回目となります今回は、救急搬送の現状について報告があり、今後どういった方向で検討を進めていけばいいかを話し合いました。周産期のように良くしていきたいと思いますので、皆さんのご尽力に期待しています。
(あらい)
6月27日
鳥取県展示ブース視察 平城遷都1300年祭で6月27日から28日に開催されました「鳥取県の日」に、鳥取県の平井伸治知事がPRのため来場されました。
平城宮跡会場交流ホールで、「万葉有終の郷 鳥取県」として鳥取県の魅力をPRするイベントが開かれ、平井知事から、鳥取産スイカ「東伯がぶりこ」をプレゼントしていただき、早速試食しました。黒い皮のスイカでしたが、とても甘みがありおいしくいただきました。また、平井知事の案内で交流ホール内の展示を拝見し、まほろばステージでの白鳳太鼓の演奏も一緒に鑑賞しました。
平井知事とは、「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク」のメンバーとしてご一緒しており、今後も「ふるさと力」を活かして地域をどう生かしていくか、互いに取り組んでいきたいと思います。

第2回NARA万葉世界賞贈呈式 午後からは、NARA万葉世界賞の贈呈式が万葉文化館でありました。NARA万葉世界賞は、万葉集に関する研究などで功績をあげた方を称えるもので、今回が2回目になります。今回は中国の天津師範大学文学院教授の王暁平(わん・しゃおぴん)さんが受賞されました。古代中国の詩集「詩経」と万葉集の比較研究のほか、これまで読解が難しかった万葉集の中で引用された中国の漢詩について新しい解釈を加えたことなどが評価されました。王さんのお話のなかでは、万葉集に使われている漢字の中には「詩経」など中国の公式の書物に使われている漢字以外の、いわゆる俗字が多い、という点に大いに興味を持ちました。
王さんは受賞記念の講演で、「学生時代に万葉集に出会い、万葉仮名を見ていると漢字に新しい命が吹き込まれたようで、興味深く研究を続けてきた。」などとお話されていました。第1回受賞者のジェニ ワキサカさん、今回の王暁平さんの、更なるご発展を期待しています。

奈良県医師協同組合創立50周年記念式典 記念式典に来賓としてお招きいただき、ご祝辞を申し上げる機会をいただきました。
奈良県医師協同組合は、昭和35年、全国に先駆け病院への寝具提供を始められ、現在は、医療用寝具リースをはじめ、多様化するニーズに対応した事業を展開し、医療経営の一助として寄与されるとともに、業界の向上発展、地域経済の振興に貢献されています。
これまでの組合、組合員の皆さまのご努力に感謝いたしますとともに、今後のご発展をお祈り申し上げます。
6月26日
奈良県農業協同組合第11回総代会 奈良県農業協同組合の総代会が橿原市内で開催され、出席させていただきました。
あいさつで、日頃の農業政策への思いをお話しさせていただきました。永田会長もおっしゃっていましたが、奈良県の農業をどのように振興していくのかは、県農業政策の課題と思っています。また、奈良県の施策だけでは足りないところを、JAならけんと思いを共有することができれば、奈良県の農業がより発展するように思います。その中で一番大事なのが担い手の問題で、県の耕作放棄地は全国的にみても多く、担い手不足の解消に全力で取り組んでいきたいと思っています。
6月25日
奨学会理事会 東京にある学生寮「養徳学舎」を運営している、財団法人奈良県奨学会の理事会が開かれ出席いたしました。理事会では、評議員選任のほか、平成21年度の事業報告や平成22年度の運営方針について審議・承認されました。また、経済的な理由で寮生が学業を断念することがないよう設置された就学支援金の概要について説明がありました。
養徳学舎は、今年3月に新学舎が竣工しました。現在37名の寮生が入寮されていますが、勉学だけでなく、人間形成の礎の場になれば大変うれしいことです。
6月24日
イアン・フォーブス・ケネディ駐日ニュージーランド特命全権大使表敬 駐日ニュージーランド大使のイアン・ケネディ氏が来県されました。大使は、2009年5月に着任されましたが、日本への赴任は3度目ということで、日本語が堪能でいらっしゃいます。また、ニュージーランドでは和食がブームだそうで、お寿司が大好きとのことでした。
ニュージーランドも日本も島国で、大陸から離れているという共通点があることや、どちらも、大陸の影響を受けつつも、独自の文化が育ち、それを大切にする風土があることをお話ししました。
また、県庁に来られる前に、東大寺を見学し、金剛力士像をご覧になったということで、「阿吽の呼吸」というのは、素晴らしい言葉だとおっしゃっていました。

大和総研勉強会 「日本と東アジアの未来を考える委員会(弥勒プロジェクト)」の委員になっていただいている、大和総研理事長の武藤俊郎さんのお招きで、大和総研勉強会でお話する機会をいただきました。「平城遷都1300年祭に考える」と題し、奈良時代とは何かについて、中国・朝鮮半島とのゆかりに着目して、歴史コンテンツをもとに説明するとともに、東アジアの未来を考えるとして、今年開催します「東アジア地方政府会合」や、今後の奈良県の取り組みについてご説明させていただきました。
6月22日
日メコン古都シンポジウム及び知事主催レセプション 外務省主催の「日メコン古都シンポジウム」が、県新公会堂で開催されました。
シンポジウムには、日本とカンボジア、タイ、それにベトナムなどのメコン地域5カ国の州知事や遺跡センター所長をはじめとした代表の方々が参加され、文化遺産の保護や活用などについて意見交換が行われました。
私からは、かつての古い都は、グローバル化の中で遅れをとる傾向にあり、立地的な影響を受ける地域では経済が落ち込んでしまうため、地域間の経済格差を解消するということが共通の課題です。文化は多様ですが、生活スタイルや言葉の端々に、海のシルクロードから伝わった面影が残っているように、共通のDNAをもっている我々なので、良い未来が築けるものと考えていますとご挨拶申し上げました。
また前日は、平城宮跡「第一次大極殿」や「東大寺」をご視察いただいた後、奈良公園内のレストランで県知事主催の歓迎レセプションを開催、ご参加いただきました。

6月21日
建築家 隈(くま)氏との面談 建築家の隈研吾さんにお越しいただき、県営プールの跡地の活用をはじめとした、奈良のまちづくりや景観、奈良公園整備などについて、建築家としてのご意見をいただきました。
今回いただきましたご意見は、今後の事業等の計画立案に役立てていきたいと思います。
6月20日
アフガニスタン・イスラム共和国 カルザイ大統領来県 6月20日、アフガニスタン・イスラム共和国のカルザイ大統領が来県されました。
カルザイ大統領の来日は今回で4回目となりますが、奈良県へは初めてお越しになりました。国家元首がお越しになるのは、中国の胡錦涛主席以来となります。
当日は、カルザイ大統領の行程に随伴をさせていただきました。すっきりしないお天気でしたが、平城遷都1300年祭平城宮跡会場・第一次大極殿、東大寺、正倉院をご覧になられ、特に正倉院では、1300年以上前に、シルクロードを通じて奈良の地へ伝わった、アフガニスタン産出の美しいラピスラズリで装飾された宝物「紺玉帯(こんぎょくのおび)」など、両国の縁を示す宝物を興味深くご覧になり、日本と自国との交流の歴史に触れられました。
また、奈良公園内にありますレストランで、歓迎の昼食会を催させていただき、紺玉帯は、アフガニスタンと奈良との不思議な歴史的なつながりの証であることと、昔のアフガニスタンの方々が日本の文明化に貢献していただいたことへの感謝と、今、日本はアフガニスタンの発展のために感謝のお返しをしていると考えているとご挨拶申し上げました。
カルザイ大統領からは、アフガニスタンでは雨はとても良いことを示すということで、本日雨が降ったのは皆様のおもてなしの気持ちの表れですと、今回の訪問について深く感謝しているとおっしゃっていただきました。
最後に、奈良県滞在中の写真を記念に贈らせていただいたところ、カルザイ大統領から、身に着けておられた緑色のアフガニスタンの民族衣装チャパンを、突然贈呈され、自ら私に着せかけてくださり、大変感激いたしました。ご一行は、その日のうちに関西国際空港から帰国の途につかれました。
ご来県に際しては、外務省アフガニスタン・パキスタン支援担当大使の吉川元偉さんをはじめ、両国の外交当局の皆さまのおほねおりに心から謝意を表します。また、訪問先の正倉院、東大寺、平城宮跡の関係者の皆さまに深くお礼申し上げます。

(あらい)
6月18日
第2回 地域経済研究会 2回目となる地域経済研究会を開催しました。地域経済研究会は、主としてマクロ経済の視点から、統計情報を効果的に活用して奈良の経済・産業構造の特徴を把握し、社会経済情勢を踏まえながら、奈良県のあるべき産業構造を模索するため、今年度設立しました。
今回は、内陸県での産業の比較事項について説明の後、「奈良県のあるべき産業構造を検討するにあたって、どのような仮説を立てるべきか」を論点に、倒産の分析や、産業振興のためには大学が必要なこと、どんな状況なら次世代企業が奈良に来てもらえるのかなどを議論しました。地方に本社がある有力企業の例もあり、今後も検討していきたいと思っています。
県職労との意見交換会
本日、奈良県職員労働組合、奈良県水道労働組合の中央執行委員長をはじめ、代表者の職員と意見交換会を行いました。この意見交換会は、毎年、この時期に行っているものです。今年のテーマは「働きやすい職場づくり」ということで、(1)給与減額(2)ワーク・ライフ・バランスの実現(3)公務員制度改革などについて率直な意見交換を行いました。地方行政のあり方が、諸々議論されていますが、奈良県政は奈良県職員が責任を持って担うものとの認識で一致したことや、給与減額が8年間継続している現状など、現場の職員の声を聞くことができたことは有意義であったと思っています。職労の方々は、県職員の立場に立って、職場環境の改善に日々努力されているように感じました。
6月17日
陸上自衛隊第4施設団 岩谷要団長着任挨拶 陸上自衛隊の第4施設団長に就任された、岩谷要(いわや・かなめ)1等陸佐が来県されました。団長は、第4施設団の組織、京都府宇治市にあります大久保駐屯地の司令を兼ねられているということで、その管轄となります奈良県へ、着任のご挨拶のためご訪問くださいました。
知事、近畿地整局長会議 平成22年度第1回目の近畿地方整備局長との会議を、県庁内で開催しました。
局長から、今年度の国の「道路」「河川」整備等に係る直轄事業の概要と奈良県事業、新設された社会資本整備総合交付金についてご説明いただき、意見交換しました。
上総局長は奈良県土木部におられたということもあり、奈良県の現状については、よく理解いただいており、上北山道路や十津川村道路をはじめ、県内の道路整備についても、しっかりと取り組んでいただいているようです。
国の事業費については、昨年度より総額的にかなり減っており、また、財政再建という流れの中、来年度の道路全体の予算について大きな関心をもっています。国においては、まちづくりに資するような整備など、目標を持って整備をしてほしいと申し上げました。
6月16日
5月定例県議会閉会 県議会が今日閉会しました。提出した議案はすべて採択していただき、感謝申し上げます。議会は、地方民主政治の原点であり、最も大事なものだと思っています。毎回のことですが、どのような質問にも真摯に、丁寧にお答えしようと心がけ、答弁させていただいています。
また、今議会の閉会日には、県議会議長・副議長をはじめ、各常任委員会・特別委員会の委員の改選がありました。
6月15日
社会資本整備審議会第16回歴史的風土部会 部会審議 明日香村で歴史的風土部会があり出席しました。今回の部会では、「明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法」に基づく、第4次明日香村整備計画案を審議し、承認されました。今回は、古代国家の体制が形成された、明日香の持つ歴史を展示するための、貴重なご意見、ご教示をいただきました。感謝申し上げます。
部会審議に先立ち、約30分間、歴史展示についてプレゼンテーションを行い、「明日香とは何か」というテーマについて、世界とのゆかりという視点で紹介させていただきました。このプレゼンは、明日香で当時起こったことを、歴史と地理、つまり、時間と空間の両面から見て、解説しようという試みです。「歴史物の展示」から、「歴史の展示」へ成長するきっかけになればと思っています。
6月14日
奈良クラブ(サッカー関西1部リーグ所属)表敬訪問 サッカー関西1部リーグに所属する「奈良クラブ」の皆さんが来庁されました。「奈良クラブ」は、これまで県社会人リーグで活動を続けてこられた「都南クラブ」を改称し、2008年に発足したチームです。
奈良クラブには、選手兼コーチの矢部さんをはじめとした元Jリーガーの方々が在籍されており、トップレベルの経験を子どもたちに伝えるため、県内の学校・幼稚園、地域でサッカー教室を開催し、奈良からワールドカップに出場する選手をたくさん育てたいと幅広い活動をされています。
また、せんとくんがプリントされた、背番号710番のユニフォームをプレゼントしていただきました。私も高校時代にサッカー部に所属していましたので、懐かしく思いながら、「スポーツを楽しめる地域づくりのリーダーになってほしい」と申し上げました。
6月27日からは、関西リーグの後半戦がはじまるということですので、皆さんのご活躍を期待しています。将来、奈良県にもJリーグのチームが誕生すると本当に楽しいのですが。


6月12日
奈良県看護協会通常総会 平成22年度の奈良県看護協会通常総会が橿原市内で開かれ、来賓としてお招きいただきました。看護協会は、「より良い看護の提供」を目的に、昭和59年に設立され、現在、7,200名を超える会員がいらっしゃいます。
私は日頃から、医師と看護師は車の両輪で、それを引っ張るのが病院管理者、両輪は同じような力で回らないと車はまっすぐ動かないと思っています。医療行為において看護師の役割はなくてはならないものであり、看護師が不足している状況に対し、再就職支援や院内保育所設置等々、安心して働いていただける取り組みを推進しています。
また、看護師出身の方に副院長になっていただくなど、もっと病院経営についても声を上げていただきたいと思っています。今回の総会でお話しする機会をいただきましたので、そうしたことを申し上げました。
今後も奈良県の医療と看護の充実にお力添えいただくことを心から願っています。

日中韓 北東アジア航空自由化・域内協力に関するシンポジウム参加者との懇談 東京大学公共政策大学院の主催で、ホテル日航関西空港で開かれた「日中韓北東アジア航空自由化・域内協力に関するシンポジウム」に参加された皆さんが来県され、東大寺や平城遷都1300年祭平城宮跡会場を視察されました。
短い時間の意見交換でしたが、昔、国際航空についての仕事をしていた時のことを思い出し、航空自由化についての所論を多少申し上げました。アジアは、航空自由化があまり進んでいない地域ですが、これがどのようになっていくのか、関心があります。
また、このような交流が、今後の奈良県への観光客の来県につながることを期待しています。

総合観光学会第18回全国学術研究大会 総合観光学会主催の第18回全国学術研究大会が、県文化会館で開催されました。
総合観光学会は、観光の専門家の方々がつくられた団体で、今研究大会では、統一論題となった、各地における地域活性化の取り組みについて報告・発表されました。
今回、基調講演の機会をいただきましたので、「奈良県の観光の現状と今後の取組」と題し、開催中の平城遷都1300年祭や、県内各地にある国宝や重要文化財の数々を見てもらうこと、奈良を訪れた方々にもう一度訪れたいと思っていただけるよう、おもてなしの心で接し、楽しんで帰っていただくことを目標にしていると申し上げました。また、宿泊・オフシーズン対策・おいしいものを食べてもらうことなど、誘客を増やすための取組も紹介させていただき、お越しいただいた皆さまには、県内各地を周遊していただき、本物の歴史のすばらしさを味わっていただきたいと申し上げました。

(あらい)