奈良市川上町の森林におけるナラ枯れについて
8月に入り、奈良市川上町奈良奥山ドライブウェイ周辺の森林において遠景で赤茶色に変色した立ち枯れが見つかった。8月12日(木)に関係課により現地を調査したところ、コナラの幹からカシノナガキクイムシによると思われるフラス(虫糞と木屑が混ざった物)が発見されたため、虫の捕獲用粘着バンドを設置した。
また、8月19日(木)に県防災ヘリにより奈良奥山ドライブウェイ周辺を空中から撮影したところ、若草山東部の広葉樹林においてもナラ枯れが発見された。
8月20日(金)設置した粘着バンドを確認したところカシノナガキクイムシの成虫を確認したため、カシノナガキクイムシによるナラ枯れと判断。
今後、国・近隣府県から情報を収集し、関係課等と調整のうえ、景観や安全上問題のある木を特定し対策の実施を検討する。
○枯損樹種:コナラ他広葉樹
○枯損原因:カシノナガキクイムシの加害による枯損
○枯損区域:奈良市川上町 別図の区域
○枯損量:現在調査中
○全国の被害状況:平成21年度 27府県
○過去の奈良県のカシノナガキクイムシ被害:平成11,12年に十津川村南部にて発生。
被害量:平成11年度:被害面積 0.5ha
平成12年度:被害面積 0.05ha
*カシノナガキクイムシについて(森林総合研究所ホームページ)
ナラ枯れの原因とメカニズム(森林総合研究所ホームページ)