|
濁度 基準:2度以下であること。 |
|
- 水に浮遊する微粒子を濁りの程度で表したもので、標準液はポリスチレンで作成しています。
- 地下水では通常濁りはありませんが、鉄分などが多い場合は揚水後、酸化されて濁りを生じます。地質によりフミン質による濁りもあります。
- 濁りは水の清濁、汚染状態、水処理効果を判定する上で重要です。
|
|
|
|
色度 基準:5度以下であること。 |
|
- 水中の物質による呈色の程度を示します。水1L中に色度標準液(白金1mgおよびコバルト0.5mg)を加えたときの色を1度としています。
- 地下水が着色する原因はフミン質(地質や落葉・落枝などの植物のセルロースやリグニン酸が酸化される課程で生じる物質で腐植質ともいう)を主とする有機物である場合がほとんどです。
- 水の色は水の清濁、汚染の指標となります。
|
|
|
|
臭気 基準:異常でないこと |
|
- 水中の臭いの元となる物質の分子がガス化して気散し、または水蒸気とともに空気中に飛散し、これを吸気することで感じます。
- 水の臭気は、藻類が発生するカビ臭物質、鉄細菌、放線菌など生物の繁殖、工場排水、下水の混入などに起因します。
- 芳香性、植物性、薬品性、金属性、腐敗性の各臭気の他、土臭、カビ臭、魚介臭、不快臭などがあります。
|
|
|
|
味 基準:異常でないこと |
|
- 日本の水は硬度が低く溶存物質が少ないので比較的美味とされています。さらに無色透明、異味がなくミネラルを適当量含めば一般的においしい水であるとされています。
- 異味がする場合不純物の存在や微生物発生の指標となり、なんらかの異常があったという危険信号となります。
- 味は甘味、酸味、塩味、苦味が基本でその他、渋味、旨味、辛味などがあります。
|
|
|
|
pH値 基準:5.8以上8.6以下であること |
|
- 酸性、アルカリ性の強さを簡単な指数(水素イオン濃度の逆数の対数)で表したものです。pH7の時が「中性」でそれより数値が大きいと「アルカリ性」小さいときは「酸性」になります。
- 地下水は一般的に炭酸ガス(二酸化炭素)を含みますので弱酸性を示します。
|
|
|
|
硝酸態窒素および亜硝酸態窒素 基準:10mg/L以下であること |
|
- 水中に含まれる硝酸イオンと亜硝酸イオン中の窒素を合計した量を表したものです。
- 無機肥料、腐敗した動植物、生活排水、下水汚泥などに含まれる窒素化合物は水中や土壌中の微生物や化学的な酸化の影響によりアンモニア性窒素→亜硝酸性窒素→硝酸性窒素に変化します。
- 浅井戸は地表水や深井戸に比べて肥料や家庭排水、工場排水などの地下浸透による影響を受けやすく、数値が高く出る場合があります。
|
|
|
|
塩化物イオン 基準:200mg/L以下であること |
|
- 水中に溶解している塩化物中の塩素分のことです。
- 塩化物イオンは地質に由来して、自然界に広く分布し、量はある程度一定しています。
- 水中の塩化物イオンが250mg/Lを超えると塩味を感じると言われています。
- 高い値を示したり急に増加した場合は、し尿、下水、排水の流入が疑われます。
|
|
|
|
有機物(全有機炭素(TOC)の量) 基準:3mg/L以下であること |
|
- 水中に存在する有機物に含まれる炭素の総量を全有機炭素といいます。
- 有機物の主要成分が炭素であるため、有機汚染物質の指標となります。
- 有機物には、生物体内で作られる炭水化物、脂肪、たんぱく質などの他、無数の人工的に合成された有機化合物があります。
- 有機物全般による汚染を示します。
|
|
|
|
一般細菌 基準:100CFU/ml以下であること |
|
- 菌数が多い場合は、各種排水、下水などの汚水によって汚染された可能性が考えられます。
- 基準値を超えた場合、塩素消毒や煮沸滅菌してから飲用してください。
- 塩素消毒などによって基準値以下であれば病原細菌も消毒されていると判断できます。
|
|
|
|
大腸菌 基準:検出されないこと |
|
- 大腸菌はヒトや動物の腸内にいる細菌です。
- 大腸菌が検出されることは糞便汚染があったことを示します。
- 大腸菌の一部は病原性を持っています。
- 検出された場合生水の飲用はやめましょう。
- 塩素消毒や煮沸滅菌してから飲用してください。
|