7月更新
6月27日 メンタルケア協議会 第13回シンポジウム
社会的支援が行き届いていない膨大な数の人達への支援を考える
精神病を患っていながら、未治療・治療中断・ひきこもりの人達を「外来ニート」と呼ばれる。全国に300万人いるといわれるひきこもりの人達のうち、何らかの精神障害が原因となっているため、家から出られないという人が多数いると考えられる。また、通院はしているが「6ヶ月以上、就労、就学、通所などをしていない人」が40万人いる。このような人達に対してどのように手を差しのばしていくのかを討論された。
家族会、事業所、訪問看護、ドクターなどがそれぞれの取り組みを発表後、討論会があり、その中で少し驚いたのは、医療と福祉との考え方に差があることに気がついた。
福祉では相談支援員などが家庭を訪問するのは当たり前のように考えていたが、医療(精神)の場合、出向いて行くことが珍しく、医師の判断の下にワーカーや訪問看護があるいは医師自身が往診に行くということになる。ACTというシステムは医師、作業療法士、看護師、臨床心理士などがチームを組み、当事者のところへ何度も出向いて、治療する先進的な方法だという。
確かに精神のクリニックなどは予約をいれて受診しても待ち時間は長いが、診療時間は短く、面談と投薬での治療となり、待ちの姿勢となるため、患者が来なくなっても気にもしないことが多い(医療全般にいえることだが)。先進的な取り組みは「地域医療」でクリニックに常勤の(!)ワーカーを配置して訪問治療をすることだそうだ。しかし、大都市部ではクリニックを開業して維持していくには、常勤のワーカーを配置することが難しく、対応ができないようである。精神についての知識が薄かったので、先進的な話を聞くことができ、大変勉強になった。
6月更新
5月11日 居宅事業所勉強会「自閉症って?」
スターとライン主催で東和圏域の居宅事業所対象に、障害福祉サービスを拡大していくための勉強会を開催した。あらかじめアンケート調査をして、もっとも希望が多かった、自閉症について、元県立聾学校校長の小原 信先生を講師に招き、「自閉症って?」と題して講演をしていただいた。前半30分は自閉症児についてのDVDを見てもらい、残りの1時間半を講義というかたちにさせていただいた。参加者は平日昼間にもかかわらず20名程度あり、熱心に聞き入っている様子もみられ、事後アンケートでは、「もっと自閉症について知りたい」「パニック時の具体的な対応を教えてほしい」などの意見が寄せられた。
今後も勉強会を引き続き開催して少しでも沢山の事業所が障害福祉サービスに参画していただけるようにしたいと思う。
5月更新分
4月28日 人材育成検討会議
県の相談支援従事者研修や障害者ケアマネジメント指導者研修を受講していただいた方の中から、県のお手伝いをしてもよいとアンケートに記入していただいた方々に集まっていただき、今後の活動内容についての会議を行った。役割としては、国主催の研修への参加、県主催の研修の構成、県主催の研修時のグループリーダー、自立支援協議会で案件となっているもののワーキングチームへの参加などで、今後の奈良県での相談支援のリーダー的存在になっていただく為の研修を行い、ステップアップしていただき、県や地域での核になっていただくように今後3年間めどで行われるものである。
参加していただいた方はなかなか熱意を持っておられて、今後の活躍が楽しみである。
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