県民の皆さまへ

県庁内での出来事など、その眼で見、体験し、感じたことを直接、私自身の言葉で県民の皆様にお伝えしていきたいと思っています。お読みいただいたご感想やご提案等は、どうぞ「県政の窓」へお寄せください。

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2008年9月29日

1.ハンセン病施設の訪問

 9月24日に、岡山県にあるハンセン病施設の長島愛生園と邑久光明園を訪問し、奈良県出身の方々とお会いしてきました。
 ご承知の方も多いと思いますが、ハンセン病は、戦前、不治の病とされ、「感染力が強いもの」と誤った認識をされたため、強制隔離・収容という、大変厳しい措置がとられたものでした。

 戦後、特効薬「プロミン」が開発され、治る病気となり、また感染力も大変弱いものと分かり、今では外来治療によって完治する病気になるとともに、最近では、日本には新しく発病された患者は、ほとんどおられない状態となっています。

 訪問した日には、9名の方が私を出迎えてくださり、しばし、いろいろな話をお伺いすることが出来ました。昔、両園に入園された奈良県出身の方々はすべて高齢になっておられますが、長く入園されている方は、80年近く、園で過ごしておられるということでした。「10代で家族と離れて入園されたいきさつ」、「いまだにわきあがる奈良への望郷の想い」、「里帰り旅行の事情」など話は尽きぬことでしたが、これまでの長い期間のご無念さもおありになることも思うと、涙があふれそうになりました。今後、入園者の方々と折々のご交際、コミュニケーションを心に尽くして行っていきたいと思いました。


2.県議会開会

 9月22日に、9月県議会が開会されました。9月の補正予算のほか、重要な案件もあり、10月9日まで開会されます。県議会での議論は、地方行政の民主主義を確認する中心的な活動でありますので、心して議員の方々からのご意見に耳を傾け、また、県政の方向、内容についても議員の皆様にご説明して、ご理解を深めていただきたいと思います。