自治医科大学は、医療に恵まれないへき地等における医療の確保向上及び地域住民の福祉の増進を図るため、昭和47年に設立されました。
医の倫理に徹し、かつ、高度な臨床的実力を有する医師を養成することを目的とし、併せて医学の進歩と、地域住民の福祉の向上を図ることを使命としています。
学生は、在学6年間を通じ寮で起居を共にし、自律協調の精神と責任感を涵養します。また、出身都道府県との結びつきを強め、へき地等地域医療への認識を深めて人道的医療への使命感を固めるよう努力しています。
卒業後は、その修得した医学知識と医療技術と使命感を持って出身都道府県に戻り、地域医療に従事します。
自治医科大学には、入学者全員に対して、入学金・授業料などを貸与する修学資金貸与制度があります。
大学を卒業後、奈良県知事が指定する病院において臨床研修、引き続き奈良県知事が指定する公立の医療機関に医師として勤務し、研修期間と勤務期間の合計期間が修学資金の貸与を受けた期間の1.5倍に相当する期間(その勤務期間のうち2分の1は、へき地等の診療所に勤務)に達した場合は、返還を免除されます。
卒業後は、奈良県職員となって、研修やへき地勤務を行います。
奈良県においても、開学当初から毎年2、3名の生徒が入学し、現在も14名の在学生が医学の修得に励んでいます。また、平成23年3月に卒業した第34期生までの75名の自治医科大学卒業医師がへき地医療をはじめとする地域医療に携わっています。