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全国的にも保育士不足が叫ばれている中、子育て経験があったり、子育てに興味があって「そういう分野で働きたい!」と思っていても、保育士試験となるとかなりハードルは高いですよね。

しかし、少しでも「地域の子育ての力になりたい」、社会を良くする一員として「自分の経験を活かしたい」という気持ちを抱えていませんか??

そんなあなたに知っていただきたいのが「子育て支援員」という、平成27年度から始まった制度です。
まだ始まったばかりの『子育て支援員』ですが、今後いろんな可能性を秘めています。

この記事では、『子育て支援員』という制度について、奈良県庁子育て支援課の岡方(おかがた)主査にインタビューを行いながら、みなさんにわかりやすくお伝えしたいと思います。





「子育て支援員」というのは、ざっくり言えば「保育士試験はちょっとしんどいけど、でも子育て分野について学びたい!」という人向けの制度です。

奈良県庁子育て支援課の岡方主査
奈良県庁子育て支援課の岡方主査


「子育て支援員」について詳しく教えてもらえますか?
岡方:この制度がスタートした背景には、みなさんご存知のとおり、保育士をはじめとする子育て支援分野の人材不足があります。しかし、保育士試験となると、まず筆記試験が9科目…ハードルは高いですよね。

「子育て支援員」というのは、ざっくり言えば「保育士試験はちょっとしんどいけど、でも子育て分野について学びたい!」という人向けの制度です。

「子育ての経験がある」というのは、とても大きな一つのスキルだと思うんです。子育てを通して経験した喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、その全てが他に代えがたいスキルなんです。

そういう目で見れば、奈良県内には、まだまだ貴重なスキルが埋もれている状態だと思います。そういう方を発掘して、必要としている人に届ける、ということが大切だと考えています。






子育て支援員の制度は、奈良県独自の制度ではなく、全国共通の制度なんですか??

岡方:そうです。子育て支援員は国の制度なので、全国共通の制度です。修了に必要な研修についても、厚生労働省が細かく定めています。

研修内容等が全国で統一されているので、修了した都道府県以外の自治体でも効力を持ちます。つまり、奈良県が発行した子育て支援員の修了証は、全国で通用します。
 




全国的に、子育て支援員になってもらうための研修を行っているんですね!子育て支援員になると、子育て支援の分野で働けるんですか…?
岡方:子育て支援分野の一部の事業においては、子育て支援員であることが要件になっている事業もあります。しかし、子育て支援員に求められる役割は、基本的には補助的なものになると思います。

子育て支援員は保育士のような資格ではありませんので、現時点では、直接的に仕事に結びついているとは言えない状況だと思います。その理由は、子育て支援員という制度が、まだ広く認知されていないというのもあるかもしれません。

このことについては、奈良県の課題であると考えていますし、子育て支援員の活躍の場を広げるためにも、もっともっと認知度を上げることが必要だと思います。





なるほど…こうやって記事にすることも、子育て支援員の可能性や認知度を高める一つの方法かもしれませんね。
岡方:なかなかメディアで取り上げられないですし、こうやって説明できる機会も少ないので、本当にそう思います。





 

子育て支援員になるためには、「基本研修」と「専門研修」の両方を修了する必要があります。




では次に、子育て支援員研修について説明してもらえますか?
岡方:子育て支援員研修は平成27年度からスタートした研修です。

厚生労働省はこの研修を「保育や子育て支援の仕事に関心を持ち、子育て支援分野の各事業に従事することを希望する者等を対象に必要な研修を実施するもの」と定義しています。


研修内容について、具体的に教えてもらえますか?

岡方:子育て支援員になるためには、「基本研修」と「専門研修」の両方を修了する必要があります。「基本研修」は全ての受講者について共通の内容ですが、「専門研修」は、申込時に選択するコース・分類によって内容や時間が異なります。

コースは4つのコース、「地域保育コース」、「地域子育て支援コース」、「放課後児童コース」、「社会的養護コース」に分かれています。さらに「地域保育コース」、「地域子育て支援コース」は3つの分類に分かれています。






突然専門用語がたくさん出てきて、わからなくなりました…! 一つずつ説明してもらえますか。

岡方:確かにそうですね(笑)。
わかりやすく図にまとめたもの(下図)がありますので、それを使って説明します。



画像をクリックすると拡大します
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様々なコースがありますが、申込時には8種類の中から一つ選んでいただく形になります。
受講者のみなさんの経験や興味にあったものを選んでいただければと思います。
(地域型保育については、3つの事業で1つの分類になっています。)






平成27年度に研修を実施したときの様子などを聞かせてもらえますか?

昨年度の研修の様子

岡方:平成27年度は181名の方に参加していただきました。新しい制度にもかかわらず、多くの方に参加していただいて、本当に感謝しています。

講義についても、実際に研修を行った講師の方から「様々な研修を行っているけれど、ここまで熱意をもって受講してもらえることはあまりないです。」というようなコメントをいただくほどでした。この話を聞いたときは、私の手柄でもなんでもないですが、我が事のように誇らしかったです!!



平成27年度の研修の様子
平成27年度の研修の様子





子育て支援員になったみなさんが、周りの人に「なんだかあの人すごいんだけど、よく聞いたら子育て支援員なんだって!」と評価されて初めて、子育て支援員が社会に認知されたと言えるのだと思います。

最後にこの記事をご覧になっているみなさんへメッセージをどうぞ!
岡方:国の制度においても、子育て支援員が活用されるケースが増えてきています。

恐らくこれから活躍の場は、どんどん広がっていくのではないかと思っています。私は保育士キャリア認定制度(詳しくはこちら)という保育士を認定する事業も担当しているのですが、制度というのは創ることがゴールではなく、より実用的で現場に納得感があるものにしていくことが重要だと思っています。

この制度で言えば、「国の制度だから、県が修了証を発行したから、子育て支援員はすごいんだ!」という認知のされ方は、あまり本質的ではないと思います。子育て支援員になったみなさんが、周りの人に「なんだかあの人すごいんだけど、よく聞いたら子育て支援員なんだって!」と評価されて初めて、子育て支援員が社会に認知されたと言えるのだと思います。


いつか子育て支援員が当たり前に社会に認知され、活躍する時代が来たとしても、私は感謝を込めて、声高にこう叫ぶつもりです。
「子育て支援員が認知されたのは、制度が始まったばかりの時期に、熱意をもって参加してくれた人がいたからこそなんだ!」と。





よろしくお願いいたします!


(このことに関する問い合わせ先)
奈良県子育て支援課保育係
電話番号 0742-27-8604






編集後記(インタビューを終えて)

まだまだ認知度が足りない「子育て支援員」ですが、保育士が不足している今の社会にとって重要な存在であることを感じました。
もちろん研修をおこない、一人でも多くの方に子育て支援員になっていただくことも大切ですが、志のある方にいろんな形で子育て・保育の現場で社会をよりよくするための一員として活躍していただける場をつくっていくことはもっと大切だと感じました。

あなたが一歩踏み出すことや、この社会課題を理解していただくことが力になります。
何か不明な事などありましたら子育て支援課にお問い合わせください。




(記事投稿者)
奈良県県庁広報広聴課
放送制作係 辻本
電話番号 0742-27-8056

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