現在位置

  1. トップページ
  2. 県の組織
  3. 総務部知事公室
  4. 広報広聴課
  5. 奈良県フォトニュース
  6. あなたの子育て経験を社会の力に!研修参加者募集中
印刷用ページ表示 印刷する |

全国的にも保育士不足が叫ばれている中、子育て経験があったり、子育てに興味があって「そういう分野で働きたい!」と思っていても、保育士試験となるとかなりハードルは高いですよね。

しかし、少しでも「地域の子育ての力になりたい」、社会を良くする一員として「自分の経験を活かしたい」という気持ちを抱えていませんか??

そんなあなたに知っていただきたいのが「子育て支援員」という、昨年度から始まった制度です。
まだ始まったばかりの『子育て支援員』ですが、今後いろんな可能性を秘めています。

奈良県では、昨年度181名の方に研修に参加いただきました。
今年度も引き続き「子育て支援員」になるための研修を実施します。

この記事では、『子育て支援員』という制度と、そして今年度実施する「子育て支援員研修」について、奈良県庁子育て支援課の岡方(おかがた)主査にインタビューを行いながら、みなさんにわかりやすくお伝えしたいと思います。





「子育て支援員」というのは、ざっくり言えば「保育士試験はちょっとしんどいけど、でも子育て分野について学びたい!」という人向けの制度です。

奈良県庁子育て支援課の岡方主査
奈良県庁子育て支援課の岡方主査


「子育て支援員」について詳しく教えてもらえますか?
岡方:この制度がスタートした背景には、みなさんご存知のとおり、保育士をはじめとする子育て支援分野の人材不足があります。しかし、保育士試験となると、まず筆記試験が9科目…ハードルは高いですよね。

「子育て支援員」というのは、ざっくり言えば「保育士試験はちょっとしんどいけど、でも子育て分野について学びたい!」という人向けの制度です。

「子育ての経験がある」というのは、とても大きな一つのスキルだと思うんです。子育てを通して経験した喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、その全てが他に代えがたいスキルなんです。

そういう目で見れば、奈良県内には、まだまだ貴重なスキルが埋もれている状態だと思います。そういう方を発掘して、必要としている人に届ける、ということが大切だと考えています。






子育て支援員の制度は、奈良県独自の制度ではなく、全国共通の制度なんですか??

岡方:そうです。子育て支援員は国の制度なので、全国共通の制度です。修了に必要な研修についても、厚生労働省が細かく定めています。

研修内容等が全国で統一されているので、修了した都道府県以外の自治体でも効力を持ちます。つまり、奈良県が発行した子育て支援員の修了証は、全国で通用します。
 




全国的に、子育て支援員になってもらうための研修を行っているんですね!子育て支援員になると、子育て支援の分野で働けるんですか…?
岡方:子育て支援分野の一部の事業においては、子育て支援員であることが要件になっている事業もあります。しかし、子育て支援員に求められる役割は、基本的には補助的なものになると思います。

子育て支援員は保育士のような資格ではありませんので、現時点では、直接的に仕事に結びついているとは言えない状況だと思います。その理由は、子育て支援員という制度が、まだ広く認知されていないというのもあるかもしれません。

このことについては、奈良県の課題であると考えていますし、子育て支援員の活躍の場を広げるためにも、もっともっと認知度を上げることが必要だと思います。





なるほど…こうやって記事にすることも、子育て支援員の可能性や認知度を高める一つの方法かもしれませんね。
岡方:なかなかメディアで取り上げられないですし、こうやって説明できる機会も少ないので、本当にそう思います。





 

子育て支援員になるためには、「基本研修」と「専門研修」の両方を修了する必要があります。




では次に、子育て支援員研修について説明してもらえますか?
岡方:子育て支援員研修は昨年度からスタートした研修です。

厚生労働省はこの研修を「保育や子育て支援の仕事に関心を持ち、子育て支援分野の各事業に従事することを希望する者等を対象に必要な研修を実施するもの」と定義しています。全国的に実施されていて、奈良県では昨年度に引き続きの実施になります。10月1日から、子育て支援員研修の受講者募集を行っています。


 

 

 

研修内容について、具体的に教えてもらえますか?

岡方:子育て支援員になるためには、「基本研修」と「専門研修」の両方を修了する必要があります。「基本研修」は全ての受講者について共通の内容ですが、「専門研修」は、申込時に選択するコース・分類によって内容や時間が異なります。

コースは4つのコース、「地域保育コース」、「地域子育て支援コース」、「放課後児童コース」、「社会的養護コース」に分かれています。さらに「地域保育コース」、「地域子育て支援コース」は3つの分類に分かれています。






突然専門用語がたくさん出てきて、わからなくなりました…! 一つずつ説明してもらえますか。

岡方:確かにそうですね(笑)。
わかりやすく図にまとめたもの(下図)がありますので、それを使って説明します。



画像をクリックすると拡大します
画像をクリックすると拡大します


様々なコースがありますが、申込時には8種類の中から一つ選んでいただく形になります。
受講者のみなさんの経験や興味にあったものを選んでいただければと思います。
(地域型保育については、3つの事業で1つの分類になっています。)






多くの方から「どの分野を受ければいいのかわからない」という相談がありました。



これだけ選択肢があると、どの分野を受けたらいいかわからない方もいるんじゃないですか?

岡方:コースや分類の事業内容を理解するためには、ある程度の予備知識が必要となりますよね。

昨年度に研修を実施した際も、多くの方から「どの分野を受ければいいのかわからない」という相談がありました。子育て経験があったり、以前に関連のお仕事をされていて、「自分の経験を活かしたい!」と思っても、具体的にコース・分類を選ぶとなるとなかなか難しいと思います。






そういう方はどのようにコース・分類を決めたらいいですか?
岡方:募集と同時にコールセンター(TEL:0120-933-451)を開設していますので、コース・分類の選択を含め、何かわからないことがあれば、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

さらに、10月19日と10月26日に、今回の研修に関する説明会を実施します。そこで研修の概要や申込方法等を説明させていただく予定です。説明会では、質問の時間も設けられていますし、説明会終了後に講師と個別に相談もできますので、どれを選んでいいかわからないという方は、ぜひ参加いただければと思います。

事前予約は不要ですし、説明会に参加したからと言って、必ず研修に参加しなければいけないということはありませんので、お気軽に参加していただきたいですね。






説明会に参加することで、自分と同じ思いを持った仲間に出会うことができます。

事前に説明会があるのはいいですね。
岡方:昨年度の説明会には、私も出席したのですが、説明会後の質問も活発に行われていましたし、参加者の熱意をとても感じたのを覚えています。

この研修は、誰かに指示されたり、必要に迫られて参加するような研修ではありません。参加する動機はただ一つ、「自分の経験を活かしたい!誰かの役に立ちたい!」っていう思いだけなんですよね。そういう意味では、説明会に参加することで、自分と同じ思いを持った仲間に出会うことができます。

何か特別な一歩を踏み出す時に、同じ思いを持った仲間がいるっていうのは、とても大事なことだと思います。この説明会には、そういう役割もあるんだろうと思っています。





昨年度に研修を実施したときの様子などを聞かせてもらえますか?

昨年度の研修の様子

岡方:昨年度は181名の方に参加していただきました。新しい制度にもかかわらず、多くの方に参加していただいて、本当に感謝しています。

講義についても、実際に研修を行った講師の方から「様々な研修を行っているけれど、ここまで熱意をもって受講してもらえることはあまりないです。」というようなコメントをいただくほどでした。この話を聞いたときは、私の手柄でもなんでもないですが、我が事のように誇らしかったです!!



昨年度の研修の様子
昨年度の研修の様子





昨年度からの変更点などはありますか?

岡方:日程等については細かな変更はありますが、基本的には昨年と同じです。ただ、昨年度は教材費も含めて無料だったのですが、今年度は教材費については、実費となりました。 







子育て支援員になったみなさんが、周りの人に「なんだかあの人すごいんだけど、よく聞いたら子育て支援員なんだって!」と評価されて初めて、子育て支援員が社会に認知されたと言えるのだと思います。

最後にこの記事をご覧になっているみなさんへメッセージをどうぞ!
岡方:子育て支援員の制度も2年目に入り、国の制度においても、子育て支援員が活用されるケースが増えてきています。

恐らくこれから活躍の場は、どんどん広がっていくのではないかと思っています。私は保育士キャリア認定制度(詳しくはこちら)という保育士を認定する事業も担当しているのですが、制度というのは創ることがゴールではなく、より実用的で現場に納得感があるものにしていくことが重要だと思っています。

この制度で言えば、「国の制度だから、県が修了証を発行したから、子育て支援員はすごいんだ!」という認知のされ方は、あまり本質的ではないと思います。子育て支援員になったみなさんが、周りの人に「なんだかあの人すごいんだけど、よく聞いたら子育て支援員なんだって!」と評価されて初めて、子育て支援員が社会に認知されたと言えるのだと思います。


いつか子育て支援員が当たり前に社会に認知され、活躍する時代が来たとしても、私は感謝を込めて、声高にこう叫ぶつもりです。
「子育て支援員が認知されたのは、制度が始まったばかりの時期に、熱意をもって参加してくれた人がいたからこそなんだ!」と。

今年度の研修の募集は10月1日から始まっています。この記事を読んで、少しでも興味を持たれた方はぜひ、下記のHPをご覧になってください。

そのなかで質問・疑問等あれば、お問い合わせいただければと思います。募集期間は10月31日までとなっていますので、ぜひぜひみなさんのお申込みをお待ちしております!





よろしくお願いいたします!


 

平成28年度子育て支援員研修ホームページ(外部サイトに移行します)

 

(このことに関する問い合わせ先)
奈良県子育て支援課
保育係 岡方(オカガタ)
電話番号 0742-27-8604






編集後記(インタビューを終えて)

まだまだ認知度が足りない「子育て支援員」ですが、保育士が不足している今の社会にとって重要な存在であることを感じました。
もちろん研修をおこない、一人でも多くの方に子育て支援員になっていただくことも大切ですが、志のある方にいろんな形で子育て・保育の現場で社会をよりよくするための一員として活躍していただける場をつくっていくことはもっと大切だと感じました。

あなたが一歩踏み出すことや、この社会課題を理解していただくことが力になります。
何か不明な事などありましたら岡方主査やコールセンターにお問い合わせください。




(記事投稿者)
奈良県県庁広報広聴課
放送制作係 辻本
電話番号 0742-27-8056

この記事を読んで「いいね!」と思ったらお友達にシェアしていただけると嬉しいです。



このエントリーをはてなブックマークに追加

こちらで更新情報をお届けしています!

Facebookページ まるごと奈良県リンク先(Facebookサイトへ移動します) Twitter せんとくんのつぶやき(twitterサイトへ移動します)

スマホアプリ『ナラプラス』で奈良県の最新情報をゲット!

スマホアプリ「ナラプラス」

このアプリでは、奈良県の地域の話題、奈良の観光や食、文化など、おでかけの情報や、くらしに役立つ情報、災害情報などを中心に記事を配信しています。

アプリの紹介記事ページへ移動する

スマホアプリ「ナラプラス」

このアプリでは、奈良県の地域の話題、奈良の観光や食、文化など、おでかけに情報や、くらしに役立つ情報、災害情報などを中心に記事を配信しています。

アプリの紹介記事ページへ移動する

 

お問い合わせ

広報広聴課
〒 630-8501奈良市登大路町30
報道係TEL : 0742-27-8325
広報紙係TEL : 0742-27-8326FAX : 0742-22-6904
放送制作係TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係TEL : 0742-27-8327
相談ならダイヤルTEL : 0742-27-1100