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ジャポニスム2018公式企画 仏像展示「古都奈良の祈り」開催



政府主導による大型日本文化紹介行事
「ジャポニスム2018:響きあう魂」が開催されます

 


 

政府主導による大型日本文化紹介行事「ジャポニスム2018:響きあう魂」

 

 日仏友好160周年にあたる2018年、日本文化を紹介する行事「ジャポニスム2018:響きあう魂」が、政府主導のもと、フランス・パリを中心に実施されることとなりました。
 2018年7月から2019年2月までの開催期間中、歌舞伎・能・雅楽等の伝統文化の紹介や現代演劇・美術やマンガ・アニメ展、日本映画の上映など50を越える企画が実施され、インバウンド観光の促進、和食・日本酒等日本産品の海外展開にも貢献することが期待されています。

奈良県の取組

 
 奈良県が誇る国宝級の仏像を展示する「仏像展示『古都奈良の祈り』」は、「ジャポニスム2018:響きあう魂」の公式企画の一つに位置づけられています(概要については下記)。また、奈良出身で世界的に著名な映画監督である河瀬直美氏により吉野町で撮影が進められている新作映画が「ジャポニスム2018」のオープニングに合わせて上映される予定です。
 奈良県では、「ジャポニスム2018」を、海外の皆様に奈良への関心を深めていただき、奈良県への来訪を促す絶好の機会と捉え、当行事に積極的に参画することで他に比類なき歴史文化資源を有する「日本のはじまり」奈良の奥深い魅力を発信したいと考えています。
 

仏像展示「古都奈良の祈り」

 

 「日本」のはじまりの地と言われている奈良には、ユーラシア大陸における東西文化交流を背景に持つ仏像が受け継がれてきました。奈良に社寺では長い祈りの歴史とともに、その伝統に根差した造形文化が育まれています。
  本展では、名刹・興福寺で大切に守り伝えられてきた至宝のうち、「木造地蔵菩薩立像」(重要文化財)と「木造金剛力士立像(阿形・吽形)」(国宝)を厳選して展示します。普段は奈良を訪れなければ味わえない、眼前の仏像から放たれる美しさや迫力、その精神性の一端を伝える貴重な展示をとおし、シルクロードの東の終着点として日本文化の礎を築いた古都「奈良」の新たな魅力を紹介します。

 
【期   間】 2019年 1月23日(水)~ 2019年 3月18日(月)
【会   場】 ギメ東洋美術館
【主   催】 奈良県、ギメ東洋美術館
【共   催】 独立行政法人 国際交流基金
【特 別 協 力】 興福寺、奈良国立博物館、東京国立博物館、日本経済新聞社
 

詳しくは

 

  報道発表資料はこちら(pdf 226KB)

  「ジャポニスム2018:響きあう魂」の詳細は
  独立行政法人国際交流基金HP または 公式HP でご覧頂けます。
 

お問い合わせ

世界遺産室
〒 630-8501 奈良市登大路町30

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世界遺産係 TEL : 0742-27-2054