農業研究開発センター

農業研究開発センターでは、

1. 優良品種の育成(育種)

2. 加工商品の開発と加工技術の研究(加工)

3. 高品質に繋がる生産技術の開発(高品質)

4. 安定生産技術の開発(安定生産)

5. 省力化技術の開発(省力化)

6. 環境保全型農業技術の開発(環境保全)

7. 薬用作物の安定供給(漢方)

の7つの視点から、オンリーワンの研究開発を目指し、奈良ブランド力の強化を図っていきます。

新着情報

新型コロナウイルス感染拡大防止への対応について

近府県を対象地域とする「緊急事態宣言」が発令されている状況を鑑み、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、農業研究開発センター及び病害虫防除所(桜井市)、果樹・薬草研究センター(五條市)、大和茶研究センター(奈良市)、大和野菜研究センター(宇陀市)では、次のとおり対応しております。ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。なお、農業研究開発センター内に入居しております、なら食と農の魅力創造国際大学校アグリマネジメント学科及び薬事研究センターも同様の対応とさせていただいております。

なお、今後の状況によっては変更になる場合もございますので、最新の状況につきまして、当ホームページで随時ご確認ください。

【ご来館される方へのお願い】

・ご来所の際には、事前にご連絡をいただくようお願いいたします。

・当センターにご来所の際は必要最少人数としていただき、手指消毒・マスクの着用等のご協力をお願いします。

・当センター入口にアルコール消毒液を設置しておりますので、ご利用をお願いいたします。


【会議室の利用について】

・以下の施設の会議室を利用して、会議等を行われる場合については、中止、延期または規模縮小等の検討をお願いします。

   ・農業研究開発センター(桜井市)
   ・果樹・薬草研究センター(五條市)
   ・大和茶研究センター(奈良市)
   ・大和野菜研究センター(宇陀市)

 農業研究開発センター 季節の風景

(令和6年3月21日更新)

成果発表会を開催/本所 研究企画推進課

 215日(木曜日)に農業研究開発センター成果発表会を開催し、74名が来場されました。当センターが取り組んできた直近5年間の研究成果について6課題発表し、参加者から、「様々な知見を得ることができた」、「内容や資料がわかりやすかった」などの声をいただきました。また、併せて研究成果に関するポスターについて7課題展示し、参加者と研究員の交流を図りました。

 happyou paneru

(写真左から:発表の様子、ポスター展示)

 

県育成イチゴ品種の課題解決/本所 育種科

 現在、県内で栽培されている県育成のイチゴ品種として、「アスカルビー」、「古都華」、「珠姫」、「奈乃華」および「ならあかり」があります。各品種で生育特性は異なり、栽培中の生理障害などの対策が必要となっています。生産現場で発生している「奈乃華」の新葉の展開が止まる心止まり株の発生防止と厳冬期に生育が緩慢になる草勢低下対策について、課題解決を図っています。

    

(写真左から:新葉が展開した正常株、心止まり株、試験圃場での草勢低下対策の調査)