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作成日:平成20年9月18日
■キャリアを積み重ねるために
Q1.育児休業から復帰したばかりで、主任になる話が。
職場での責任が重くなり残業が増え家族に迷惑をかけるかも。それに子どもの急病で早退したら職場にも迷惑をかけるし・・。
Q2.同僚男性には与えられる研修や社外と接点を持つ機会がありません。
このままいつまでも同じ仕事をして、歳をとっていくのかと思うと将来が不安・・。
Q3.勤続7年。会社での昇進をめざし資格取得のため専門学校に通います。金銭的に補助があれば・・。
Q4.育児休業復帰後違う部署への配置転換の辞令が。どうしても元の製作現場に戻りたいのですが・・
Q5.現場をよく知らない上司のもとで、働くことに嫌気がさしています
Q6.私の勤務先はいまだにお茶くみは女性社員の仕事。会社の体質を変えていきたいのですが。
Q7.入社したばかり。男性に絶対に負けたくないので残業も仕事も同じだけするつもりです。




Q1.育児休業から復帰したばかりで、主任になる話が。
職場での責任が重くなり残業が増え家族に迷惑をかけるかも。それに子どもの急病で早退したら職場にも迷惑をかけるし・・。
A.子どもをもつと、職場で消極的にならざるを得ないことも理解できます。ただここで一度自分自身に問いかけてみましょう。

 責任のある仕事に就くことから逃げていませんか。
 「周りに迷惑を掛けるから」を言い訳にしていませんか。

 今の仕事にどれだけの時間と能力を提供できるかも大切だけれど、子育て等の経験は仕事の中でも活きてきます。
むしろ、「活かす」「役に立たせる」ようにすることが、会社に利益をもたらす時代になってきているといえます。
「あなただからできること」がいっぱいあるはず。だから、「家族や会社に迷惑を掛けるから」と消極的にならなくてもいいのです。何か制限があるならば前もって言っておくことは必要ですが、会社はあなたに子どもがいることをわかった上であなたを選んでいるのです。勇気を出してチャレンジしてみましょう。


Q2.同僚男性には与えられる研修や社外と接点を持つ機会がありません。
このままいつまでも同じ仕事をして、歳をとっていくのかと思うと将来が不安・・。
A.あなた自身がスキルアップしていきたい、と思っているなら上司に相談してみましょう。
仕事が回ってくるのを待つばかりでなく、積極的に発言したりあなたからの働きかけも必要です。研修に参加することであなたが得るメリット、会社が得るメリットを具体的に示して、申し出てみましょう。それと同時に、今の自分のためになることには、職場や上司の指示にかかわりなく休みを利用して参加すると次のステップがみえてくるかもしれません。


Q3.勤続7年。会社での昇進をめざし資格取得のため専門学校に通います。金銭的に補助があれば・・。
A.一定の条件を満たす在職者または離職者が、厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講し修了した場合、 教育訓練施設に支払った費用の一部を受けられます(教育訓練給付)。

対象となる人は、受講開始日現在で雇用保険の加入期間(支給要件期間という)が3年以上ある在職中の人又は退職から受講開始までが1年以内の人です。また退職後1年間のうちに妊娠、出産、育児、負傷等の理由で30日以上受講を開始できない場合には、最高3年間延長できます。(4年以内)

教育訓練給付制度では 、情報処理技術者資格、簿記検定、社会保険労務士資格などをめざす講座や、ビジネスキャリア制度の認定を受けているホワイトカラーの専門的知識・能力の向上に役立つ講座など、働く人の職業能力アップを支援する多彩な講座が指定されています。

●支給額:支給要件期間によって、割合や上限が違います
3年以上 教育訓練経費の20%(上限10万円、下限4千円)
▲問い合わせ先
 【ハローワーク】



Q4.育児休業復帰後違う部署への配置転換の辞令が。どうしても元の製作現場に戻りたいのですが・・
A.職場復帰に際し、元の職場に復帰できるよう配慮することが事業主に求められています。業務全体に支障がでないことがあなたの希望よりも優先されたのではないでしょうか。上司とよく話し合ってみてはいかがですか? 
違う部署への配置転換はあなたにとって予期しない出来事ですが、これをマイナスにするかプラスにするかは自分次第。仕事も育児も短距離走ではなく長距離走です。子育てがあなたの生活にプラスされると、従来と同じ働き方ではどこかに無理がかかります。あなた自身が広い視野で物事をみると同時に、子育てや介護中の社員が仕事や家庭のバランスをとって働き続けられる会社や社会であってほしいですね。


Q5.現場をよく知らない上司のもとで、働くことに嫌気がさしています
A.仕事への意欲を失われているようですね。上司の存在だけがその原因でしょうか?仕事のどのような場面で、上司のどのような態度が仕事を「しにくく」しているのでしょうか?会社での職位が上がると仕事全体の統括や調整など、現場で働く人にとっては上司の仕事はわかりにくいところもあります。あなたの上司が本当に「現場を知らない」のかどうか観察してみてください。その上で上司に現場の事実をわかりやすく報告したり意見を伝えることは「あなたの仕事」です。そのような取り組みをするうちにあなたの意見に耳を傾けてくれる人が現れるかもしれません。気長に取り組むことも時には必要です。


Q6.私の勤務先はいまだにお茶くみは女性社員の仕事。会社の体質を変えていきたいのですが。
A.あなたがいやだと思っているのはもちろん「お茶をいれること」ではなく「女性だけが」それをすることなのですよね。おそらくあなたの会社では、性別で仕事を分け女性の能力を色々な仕事に活かせておらず、結果「補助的な仕事」は女性がするものだという意識が流れているのでしょう。好きな飲み物を簡単に作ることのできるセルフサービスコーナーを作る、次の新入社員が入ってきたら「女性」ではなく「新人」がお茶くみをするなどの小さなルール作りを積み上げていかれてはどうでしょう。それとともに今男性の仕事になっている仕事にも積極的にかかわっていきましょう。会社の体質や人の考え方を変えるのは一朝一夕には難しいですよね。またトップの考え方ひとつで会社のルールが変わるような職場であれば女子社員全員で社長に直談判、という手もあります。いずれにせよあなたの職場での立場が悪くなっては元も子もありませんので、ストレスの少ない策を練ってみては?


Q7.入社したばかり。男性に絶対に負けたくないので残業も仕事も同じだけするつもりです。
A.あなたにとって仕事とはなんでしょう。男性との勝負なのでしょうか。おそらくそうではないのにそれでも「負けたくない」とおっしゃるのは、仕事をきちんとしたいという強い意思の現れであると思います。
男女にかかわらず、仕事をしてお給料をもらう限り「任された仕事を遂行する」「業務上必要であれば残業をする」というのは当たり前のことです。組織の中での仕事は会社の利益という共通認識のもと、同僚や上司とコミュニケーションをとりながら進めるものです。仕事ができることを自慢したり自己実現だけを求める場ではありません。それぞれの能力を引き出し高めあう場所にしていきたいものです。そのような気持ちで仕事を続けていくことで、結果として「誰にも」負けない仕事をされることでしょう。