**************************************** 県政公開ニュース
 
発表日 :平成20年6月13日
所属 :くらし創造部景観・環境局  自然環境課
担当 :自然環境係
電話 :0742-27-8757
内線 :2566
E-Mail :shizenk@office.pref.nara.lg.jp
URL :http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-2614.htm

「大切にしたい奈良県の野生動植物」を発刊              7月に記念シンポジウム、年度内に条例も
 
 奈良県では、このたび、奈良県版レッドデータブックとして第2冊目となる「大切にしたい奈良県の野生動植物」植物・昆虫類編を発刊しました。
 本県に生息・生育する野生動植物の現況を把握し、貴重な野生動植物種を選定・評価することにより、地域の自然特性を明らかにし、県民の郷土愛の高揚や自然保護思想の普及啓発を図る目的で、平成15年度から調査を実施してきました。この調査に基づき、平成18年3月に脊椎動物編(哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類)を発刊、今回はそれに次ぐものです。植物(維管束植物*)と昆虫類を合わせ957種を、絶滅のおそれのある種として選定・掲載しています。
 詳しくは、別添資料、平成19年11月28日発表報道資料(県内に生息する大切にしたい野生動植物リストを作成)、及び奈良県ホームページ
 http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-2861.htmをご参照ください。

1.本書の内容
1) 絶滅のおそれのある種(希少性のある種)として、植物(維管束植物*)753種、
   昆虫類204種を掲載
2) 具体的には、「絶滅種」、「絶滅寸前種」、「絶滅危惧種」、「希少種」、
  「情報不足種」の5つのカテゴリーに区分
3) 絶滅種には、「フジバカマ」、「アツモリソウ」など34種がある。
4) この他、希少性以外を観点にして選定した奈良県独自のカテゴリーとして、
  生物多様性の保全上注目される「注目種」61種、県民が大切にしている、
  もしくは大切にしたい「郷土種」5種、奈良県を代表する植物群落28群落を
  併せて掲載
  *維管束植物:「種子植物」と「シダ植物」の総称


2.本書の配布先
 公立図書館、自然系公共施設などへ閲覧用に配布、
この他500部を販売 (1冊2,000円)
3.今後の取り組み
 記念シンポジウムを開催、奈良県版レッドデータブックの普及版を作成・配布するなど、野生動植物の保護についての普及啓発に努めるとともに、平成18年度に有識者によって取りまとめられた「奈良県における希少野生動植物の保護のあり方に関する提言」や、先行している他都道府県の事例を参考に、特定の種の保護と、その生息・生育地の保全を、県民との協働で推進することを定める条例を制定します。
1) 記念シンポジウムの開催
  テーマ「大切にしたい奈良県の野生動植物を守るために」
  日時: 7月19日(土) 13:30〜
  会場: 奈良教育大学構内
2) 奈良県版レッドデータブック普及版の作成・配布
  小・中学校などへ660部配布
3) 「(仮称)奈良県希少野生動植物の保護に関する条例」の制定
  ・奈良県自然環境保全審議会自然保護部会の開催 
   第1回目: 6月20日(金)
  ・パブリックコメントの実施 8月上旬予定


  【この件に関して詳しくはこちらへ】
   http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-2861.htm