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現在、奈良県においては、車のすれ違い困難な区間や、市街地の交通混雑区間などの状況を示す指標である道路整備率が全国43位と非常に遅れており、道路の整備が重要な課題のひとつとなっています。 今回、 ◎整備の進む幹線道路ネットワーク ◎市街地の総合的な渋滞対策 ◎安全に通れるみちづくり を中心とした、ならのみちづくりについて紹介します。 |
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◎整備の進む幹線道路ネットワーク 平成18年には奈良県の幹線道路のひとつである、京奈和自動車道「大和区間」の一部および、「五條道路」が開通し、県内移動の際の時間短縮や渋滞の緩和が図られました。 どこへでもスムーズに行くことのできる道路ネットワークの実現を目指して道路づくりを進めています。 |
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◎市街地の総合的な渋滞対策 奈良県内では、特に平野部において、朝夕ピーク時などに各地で渋滞が発生し、経済活動に大きな影響を及ぼしています。 渋滞の解消は、道路の利便性が向上するだけでなく、交通がスムーズに流れることで燃費が向上し、CO2排出量が低下するなど、環境への負荷を低減する効果もあります。 |
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◎安全に通れるみちづくり 本県の南部山間地域は、急峻(きゅうしゅん)な地形のうえ、山崩れの恐れのある危険箇所が数多く存在し、災害等により通行出来なくなる事もあります。 また、大雨が降ると通行止めとなるため、山間集落の孤立化など地域社会に多大な影響を及ぼす事になります。 そこで、安全で快適な車輌通行を確保するため、未然に災害等の発生を防止する防災工事を進めています。 |
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道路整備は本県の最も重要な課題のひとつで、全国的に見ても遅れた整備状況にあり、まだまだ整備が必要です。 道路整備に期待される役割は、移動時間の短縮だけではなく、産業・経済振興、医療・福祉など多岐にわたっています。道路がその役割を十分に果たすためには、県の骨格となる幹線道路の整備だけでなく、それらをつなぐ道路相互のネットワークを活かすことが重要です。 本県の豊富な歴史文化遺産や自然保護との調和を図りつつ、安全で快適な道路整備を進めてまいります。 |
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